過去30年のマイルCS
グランアレグリア
インディチャンプ
モーリス
ダイワメジャー
エアジハード
タイキシャトル
ノースフライト
過去30年全部で13頭走って上記7頭が好走
これなんだか分かりますか?
「同年の安田記念優勝馬」です。
なぜ私がここに注目するのかは最後までお付き合いください。
好走馬の安田記念での成績
グランアレグリア 3番人気1着上がり1位 -0.1
インディチャンプ 4番人気1着 0.0
モーリス 1番人気1着 0.0
ダイワメジャー 2番人気1着 0.0
エアジハード 4番人気1着上がり1位 0.0
タイキシャトル 1番人気1着上がり1位 -0.4
ノースフライト 5番人気1着上がり2位 -0.4
凡走した馬の安田記念での成績
ヤマニンゼファー 11番人気1着 0.0
アドマイヤコジーン 7番人気1着 0.0
ショウワモダン 8番人気1着 0.1
リアルインパクト 9番人気1着 0.0
ストロングリターン 2番人気1着上がり2位 0.0
モズアスコット 9番人気1着上がり1位 0.0
好走したパターンと凡走したパターンに面白いほど共通点があるのは見ての通り、
この30年の歴史で同年の安田記念優勝馬がマイルCSに駒を進めた場合
まず圧倒的に違うのは安田記念での人気
好走した馬全てが5番人気以内
凡走した殆どが6番人気以上
(※ストロングリターンについては後ほど詳細)
ここは見て取れると思います。
さらに優勝したときの着差で凡走した馬の最大着差はショウワモダンの0.1秒差
しかしこのショウワモダンは8番人気でした。
ここで1つ鉄板データが誕生するわけです。
同年の安田記念優勝馬が5番人気以内かつタイム差0.1秒以上だった場合
3-1-0-0
連対率100%になります。
これはこのマイルCSの歴史上30年揺るぎないデータです。
唯一安田記念で2番人気に支持されていたにも関わらず凡走してしまった馬
ストロングリターン 2番人気1着上がり2位 0.0
この馬は「6歳馬」だったという点
これが引き継がれるならば、安田記念優勝馬+マイルCS好走馬をもう一度みてみると
グランアレグリア 3番人気1着上がり1位 -0.1
インディチャンプ 4番人気1着 0.0
モーリス 1番人気1着 0.0
ダイワメジャー 2番人気1着 0.0
エアジハード 4番人気1着上がり1位 0.0
タイキシャトル 1番人気1着上がり1位 -0.4
ノースフライト 5番人気1着上がり2位 -0.4
上記全馬が5歳以下の馬
これがマイルCSを走ると…
同年の安田記念を5歳以下かつ5番人気以内で優勝した馬
6-1-0-0
どうですか?
これを知って同年の安田記念を無視してあなたは馬券を買いますか?
私はこの関連性が異常に高い同年の安田記念を毎年、今年この馬がマイルCSにでてきたら決まりだなと思いながらレースを観ています。
しかし、1つ問題が発生しております。
今年の安田記念優勝馬は、
ロマンチックウォリアー
そうなんです、海外馬なんです。
当然ここに出走してくることは無く、今年は該当馬なし。
と、なるところですが…
ならば別角度で行きます。
ここで私が注目したいのが「連対馬」ならどうなのか?
同じデータ派の多くは0-0-0-30のような数字を並べただけの考察、
誰もやらないであろう安田記念の過去30年出走馬510頭
マイルCS過去30年出走馬520頭調べてきました。
安田記念2着馬について
セリフォス
シュネルマイスター
グランアレグリア
アエロリット
ヴァンセンヌ
グランプリボス
テレグノシス
ジェニュイン
安田記念勝ち馬については上で考察した通り、
2着馬かつ同年のマイルCSへ駒を進めたのは全部で8頭
この内、マイルCSで好走したのは
グランアレグリア
テレグノシス
上記2頭
この2頭の共通点は安田記念優勝馬とほぼ同じ
グランアレグリア 1番人気2着上がり1位
テレグノシス 4番人気2着上がり3位
更にどちらも5歳以下の共通点クリア
逆に凡走した5頭を見てみると
セリフォス 4歳馬
シュネルマイスター 4歳
アエロリット 4歳
ヴァンセンヌ 6歳
グランプリボス 6歳
ジェニュイン 5歳
ヴァンセンヌとグランプリボスは年齢がこの時点でアウト
セリフォスとシュネルマイスターとアエロリットとジェニュインの共通点は
セリフォス 3番人気4角5番手
シュネルマイスター 2人気4角10番手上がり4位
アエロリット 5番人気4角3番手
ジェニュイン 5番人気4角4番手
馬券内に入った2頭は共に人気を背負って上がり3位以内
要は安田記念で差し届かなかった馬はマイルCSで差し届いている状況
これを安田記念の優勝馬にも当てはめてみると
グランアレグリア 上がり1位
インディチャンプ 4角5番手
モーリス 4角3番手
ダイワメジャー 4角4番手
エアジハード 上がり1位
タイキシャトル 上がり1位
ノースフライト 上がり1位
4角5番手以内で押し切ったか、4角6番手以下から上がりを使って勝ち負けしたか
2着馬を複合すると下記になります。
・3歳~5歳かつ安田記念で5番人気以内
・4角5番手以内で優勝or4角6番手以下で上がり3位以内かつ連対
この2ポイントに当てはまる同年安田記念出走馬を見てみると
1着グランアレグリア
1着グランアレグリア
2着インディチャンプ
1着モーリス
1着ダイワメジャー
3着テレグノシス
1着エアジハード
1着タイキシャトル
1着ノースフライト
過去30年マイルCS成績
【7-1-1-0】好走率100%
2ポイントに該当しない安田記念出走馬を見てみると
8着セリフォス
5着シュネルマイスター
13着モズアスコット
12着アエロリット
14着ヴァンセンヌ
6着グランプリボス
8着ストロングリターン
5着リアルインパクト
17着ショウワモダン
7着アドマイヤコジーン
9着ジェニュイン
5着ヤマニンゼファー
過去30年マイルCS成績
【0-0-0-12】好走率0%
完全に裏が取れましたね、過去30年と言う長い歴史を振り返っても例外が1頭も出ずにここまで来ています。
火曜日限定記事
本日は同年安田記念出走馬について、マイルCSで狙いたいパターンについて考察してきました。
ここまでの考察で狙いの馬、そして個人的に気になっている海外馬チャリンについての短評を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
またこの辺りは最終考察で詳しく触れたいと思っていますのでお楽しみに。