激走ランク

 

 

激走ランクとは

 

レース回顧から次走お金になる馬を毎週配信しています。

JRAの競争終了後から約1週間毎日レースリプレイを確認し、実力以上に着順を落としてしまった馬をピックアップ

次走の買い条件などを記載して一覧表示で提供しています。

レース回顧ですので当日に買える馬をリアルタイムに推薦している訳ではないのでご注意ください。

あくまでも次走になります。

 

レース回顧のやり方

 

・スタート

・初角

・道中

・3~4角

・直線

・ゴール前

 

私はこの6つに分けてレース映像を見ています。

 

スタート

 

スタートでの不利は「出遅れ」「ゲート内立ち上がり」「スタート直後挟まれ」などが挙げられます。

個人的にはこのスタートから間もない位置での不利はそこまでお金にならないと考えています。

何故なら出遅れる馬は次走も出遅れる確率が高く、出遅れの場合は見た目のインパクトが大きく競馬新聞にも出遅れと記載されるからです。

次走の期待値を上げることが目的ですので、誰が見ても○○と言った部分は価値としては低くなります。

短距離では致命的な不利になりますが距離が長くなればなるほどその影響は少なくなります。

大切なのはその馬の過去競争をしっかりと確認し、突発的なものなのか慢性的なものなのか見極める必要があります。

スタート直後、両サイドの馬に挟まれてポジションを下げる不利もありますが、人間で例えると歩いているときに肩がぶつかるのと

全力疾走しているときに肩がぶつかるのとではどちらが不利でしょうか?

最もスピードが出ていないスタート直後というのは見た目のインパクトは大きいですが不利の度合いとしてはかなり低めなのです。

ここで評価できる不利というのは、常にスタートを決めていた馬が突発的な出遅れで本来のポジションが取れなかった場合が評価し易いです。

もちろんケースバイケースで必ずこれと言った物はありませんが出遅れを評価しすぎているようでは競馬は勝てません。

 

初角

 

1コーナーの入り方は能力が拮抗している未勝利戦などでは重要な要素で、特にダート戦では先行争いが激しくなりがち。

最初のコーナーを厳しいポジションとイン2列目の楽なポジションで回った馬とではその後に響いてくる負荷が違ってきます。

最初のコーナーまでの距離が短い中京ダート1800mなどに良く見られますが、先行争いを外で受けた馬と内で受けた馬では負荷が全然違います。

コーナーを周回している最中なら尚更、前半のポジションを決める大切なコーナーワークは必ず見るようにしましょう。

ここで評価できるケースは「ハイペースで外追走」がメインになってくると思います。

注意したいのが、何でも外を評価するのではなく必ずLAPタイムと比較し緩い流れの外追走を過大評価しないように注意しましょう。

馬場によって逆に外が有利になるケースもありますのでそちらも要注意です。

 

道中

 

ここで私が評価しているのが「掛かり」「上げ」「下げ」の3つ

最も評価しやすくお金になりやすいのが道中の掛かりです。

数値で表現しにくく紙面などに載りにくい割に馬への負担が大きく不利の度合いが大きいからです。

こちらもしっかりとレースLAPと照らし合わせて、どんなLAPで掛かってしまたのか把握してください。

スローで掛かるなら次走距離短縮が面白いですし、ペースと関係なく外枠発走で前に壁ができずに行ってしまたのか

そのときの映像や過去のレース映像を何度も繰り返して原因を特定しましょう。

掛かりの度合いは騎手の膝を見るようにしています。

騎手によってばらつきはありますが、膝が直線的であればあるほど負荷が大きいと判断しています。

例えば綱引きをするときに肘を曲げながら引っ張る人はいませんよね、腕をまっすぐにして後ろに体重を掛けた方が力が入ります。

馬の制御も同じで行きたがる馬を腕だけで抑えれるのは負荷小、膝が直線的で体重が後ろに傾いているのは負荷大となります。

 

道中の上げ、下げは意図的にポジションを上げたのか、下げたのかがポイントです。

前の馬の影響を受けてポジションが下がってしまった場合は当然評価できます。

マクリ気味に上がっていくのもレースLAPを比較して評価できる場合が多いです。

特に上げ下げはレースLAPと密接な関係がありますので、スローで楽な追走でポジションを上げた馬よりも

レースLAPが速く負荷が多いときに動いた馬を評価するようにしましょう。

 

3~4角

 

ここから勝負の直線を迎える位置ですので見どころです。

「内外」「前壁」「横壁」の3つのポジショニングに注意しながら見ていきます。

まずは内を通った馬が有利だったのか外を通った馬が有利だったのかをレース全体通して判断します。

その日のバイアスなどから内有利を外周回した馬は当然評価できますし、外有利を内から捌いた馬は評価できます。

逆で内外で恵まれた馬も必ずいるので偽物を評価しないようにしましょう。

そして力の無い馬が置かれる場面でもあるので下がってきた馬によって追い出しが遅れた馬がいないかも確認します。

ラチ沿いや馬群の密集で横移動が出来ず追い出し体勢に入れない馬も要チェック

特に後半11秒LAPが並ぶようなスローペースでは4角出口の準備で着順が変わってくるほど重要です。

 

直線

 

全馬がゴール板めがけて全力疾走している部分で、トップスピードに乗っている状況での不利は最も着順に影響します。

しかしこの部分での不利は多くの方が注視しますので負荷も大きいですがバレやすい部分でもあります。

例えば「前が壁」これは一番負荷の大きい不利ですが同時に次回のオッズにも評価されやすく、

現代の情報社会では掲示板などを見ると前走レースを見ずとも直線不利があったんだなと分かってしまいます。

前走前が壁だったから今回は突き抜けるだろうという馬券購入者の単純な脳みそは、ポジティブなアドレナリンが出ていますので基本的に都合の良い解釈をします。

ですので1つの不利だけで馬を評価せず、必ず総合的な判断をするようにしてください。

特に私が評価する部分は4角出口からゴール板までの位置関係です。

こちらもレースLAPを照らし合わせながら厳しいレースをした馬に評価点を与えれるようにしてください。

 

ゴール前

 

個人的にはレース回顧をする上で最重視する部分です。

具体的には「ゴール板から前後50m」ゴール板を過ぎても評価対象なのです。

結局派手な出遅れをしようと道中でどんな不利を受けようと、直線でどれだけ壁になろうと

「ラスト50mでどれだけの脚を使っているか」これが私のレース回顧の中で最も重要な評価ポイントとなります。

具体的には前の馬との脚色比較です。

ここでポイントなのが余力の無くなった馬が垂れてくると視覚的に伸びているように見えるのですが

そちらは評価しないように。上位入選した馬の脚と同じ終いを使えていたらOKです。

ゴール板を過ぎてから余力で前の馬を抜き去っていたら激アツです。

何故ならゴール後の脚など、どこの紙面にも載っていない(バレにくい要素)だからです。

とにかく紙面上に載らないポイントをどれだけ見抜き正しく評価できるかが競馬で勝ち切るために必要な要素です。

誰でも手に入る情報は競馬がマイナスサムゲームである以上価値はないのです。

 

まとめ

 

ここまでのレース回顧はごく一部の例です。

「○○をやっておけば大丈夫!」といったシンプルなものではありません。

様々な要因を総合的に判断し複雑に絡み合った1つのレースを細かく噛み砕いていく必要があります。

その型にはまった物ではないからこそ、現代競馬の中では非常に価値の高いものとなります。

誰でも簡単に真似できる要素ほど脆いファクターです。

毎週30時間以上掛けて平場のレース映像を繰り返し観ている人はどれだけいますか?

誰もやらないからこそ勝てるのです。

 

長くなりましたが、上記項目を1つ1つレース映像を何度も見直して次走でお金になりそうな馬をピックアップしていきます。

レース選択に関しては新馬戦、障害戦、メインレース(G3,G2,G1)は評価しません。

新馬戦は各厩舎の仕上げに高低差が多く、脚元の不安からダートを先に使ってくる厩舎もいるので非常に評価が難しいからです。

ほとんどの場合がスローペースになるのもあり、よほどの事がない限りパスします。

障害戦は説明不要ではありますが、平地に比べ落馬の確率が高いのでリスクの排除です。

メインレースに関しては各厩舎の目標でもあり、基本的に一杯に仕上げてきます。

そうなるとそこで評価した次走はメインに比べデキ落ちの可能性が高くパフォーマンスの面で次回の期待値が下がるからです。

もうひとつがメインレース回顧は予想家の大半が行っており、知識のない人でも簡単に情報が手に入ります。

先にも書きましたが誰でも簡単に手に入る情報ほどオッズに反映されやすいので価値は低いのです。

 

実際に上記のレース回顧で次走買い条件に当てはまった馬の単複勝負だけで十分な利益が出ます。

もちろん買いの条件は当日の馬場やハナを切る馬の数、ペース、オッズや出走間隔など様々な要因があり判断は難しいですが

それでも毎月安定した収益を生み出してくれる、自分にはこれがなければ競馬ができないほどの重要なツールです。

※記事を書いている2022年9月末現在

収支は全て激走ランク(次走買い推薦馬)に無料掲載した馬の単複のみ

 

 

次走の出走タイミングを知るには

 

様々な無料サービスが存在しますが、私のおすすめはnetkeibaかJRAVAです。

 

 

お気に入りに登録しておくことで、次走の出走タイミングが分かりますので馬券の購入がスムーズです。

メモ機能などを活用して次走はどんな条件で買いなのか、前走は何があったのか書き溜めておくことで馬券力の向上に繋がります。

私は常に100頭近い次走注目馬を登録しており、当日の馬場やメンバー構成、展開、オッズなどを考慮して最終的に買う馬を絞ります。

 

 

閲覧方法

 

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※10回に1回程度の割合で稀に迷惑メールフォルダに振り分けられるときがあります。時間が過ぎても届かない場合は迷惑メールフォルダを確認してください。

 

 

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先週分のレース回顧となりますので配信日から前の週のレース日付となりますのでご注意ください。

 

 

登録の解除について

 

該当馬が好走した場合に登録を解除するのか、凡走した場合に登録は継続するのか、非常に悩ましい問題です。

結論としては「自分で判断するしか無い」です。

むしろロボットのように、好走したから消す。好走できなかったから継続する。クラスを卒業するまで追いかけるなど、決まり切った状況があること自体マイナスサムゲームの中では不利になるでしょう。

なぜ好走したのか?なぜ凡走したのか?毎回出走するメンバーやコースや距離や砂質や芝の状態やペースや天候や風向きや気温など違う中で臨機応変に対応していくしかありません。

本当に買い条件が揃っての凡走か、好走かを見極めて次回追いかけるのか、そもそもレース回顧が正しいジャッジだったのかなどご自身で考えてみてください。

最終的な着地点は自分でレース回顧ができるようになり、押し引きの判断含め自分1人で完結できるようになることです。

他人の敷いたレールの上で競馬をしていたら必ず負けますので、自分が学んで強くなるしか勝ち目はありません、それが競馬の本質です。

レース回顧はあくまでも他人の競馬メモを覗き見している程度の感覚で活用していただけると幸いです。