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競馬の本質とは

 

競馬で1年間通してプラス収支の人は全体の5%未満と言われています。

その理由に大きく関わっているのが「控除率」です。

控除率とはJRAの取り分で馬券を購入する場合、控除率(20〜30%)を購入金額から除いた残りの70〜80%を参加者で取り合う形になります。

このように運営側が手数料を徴収する仕組みを「マイナスサムゲーム」と呼びます。

JRAが的中者に対して報酬を支払うわけではなく、購入者全体で残った資金の70〜80%を分配する形になるので、元金の100%から計算すると馬券を購入した時点で基本的には勝てません。

プラス収支にすると言う事は、馬券購入時点で70〜80%の払戻率を最低でも20%〜30%人より多く取る必要があります。

これができる人が1番最初に書いた全体の5%未満となります。

簡単に言うならば競馬は「馬券購入者同士でお金の取り合い」をしている形となります。

 

 

この仕組みを絶対に覚えてください。

何度もこの後に重要な要素として登場してきます。

 

買い目を提示しない理由

 

大前提として競馬は「マイナスサムゲーム」だからです。

参加者で残金を取り合います。

買い目を提供することで、自ら取り合う人数を増やすことになります。

購入者が増える=オッズが下がる

これは当たり前ですが、稀に個人が予想出したところでオッズなんか影響ないと言う人がいますが、総投票数が変動しているのに対してオッズが変動しなければ競馬として成立しません。

分かりやすく私が買い目を提示したと仮定して説明したいと思います。

 

推薦買い目は7番の単勝1万円

これ50人の方が参考にしたとします=50万円の購入
自身も同様に単勝1万円購入

実際これが的中しました。(本当に1着でした)
払戻=443000円

 

 

買い目を提示した事により60万円以上損をしています。

予想を提供した側も、予想を参考にした側も「Lose-Lose」となります。

私の考える正しい予想の提供の仕方として、最終的な結論に至るまでにどれだけ質の良い考察を提供できるかであり、答え(買い目の提供)では無いと思っています。

これが本当に予想を提供する側と、それを参考にする側で「Win-Win」な関係だと思っています。

最近は「買い目を載せる事が正義」と思っている方が多いようですが、断言しますがその考えはマイナスサムゲームの真逆にいるので不正解です。

 

競馬にかかる税金とは

 

競馬の払い戻し金は「一時所得」となり、1年間で認められている特別控除の50万円を超える利益があった場合

原則として確定申告が必要になってきます。

2017年に一時所得ではなく雑所得として認められたケースもありますが、

これは超レアケースで、この判決に到るまで相当な時間が掛かりましたし最後に逆転判決が出るまでは一切認められていませんでした。

一応国税庁のホームページから引用すると

競馬の馬券の払戻金の所得区分については、馬券購入の期間、回数、頻度その他の態様、利益発生の規模、期間その他の状況等の事情を総合考慮して区分されます。
具体的には、馬券を自動的に購入するソフトウエアを使用して定めた独自の条件設定と計算式に基づき、又は予想の確度の高低と予想が的中した際の配当率の大小の組合せにより定めた購入パターンに従って、偶然性の影響を減殺するために、年間を通じてほぼ全てのレースで馬券を購入するなど、年間を通じての収支で利益が得られるように工夫しながら多数の馬券を購入し続けることにより、年間を通じての収支で多額の利益を上げ、これらの事実により、回収率が馬券の当該購入行為の期間総体として100%を超えるように馬券を購入し続けてきたことが客観的に明らかな場合は、雑所得に該当すると考えます。
なお、上記に該当しないいわゆる一般の競馬愛好家の方につきましては、従来どおり一時所得に該当し、外れ馬券の購入費用は必要経費として控除できませんのでご注意ください。

上記をわかりやすくまとめると

 

・馬券を自動購入できるソフトウェアを用いている

・偶然性の影響を減殺するために年間通じてほぼ全レースの馬券を購入している

・偶然性の影響を減殺するために多数の馬券(馬券種)を購入し続けている

・購入し続けることで回収率100%を必ず超える仕組みが客観的に明らかである

 

必ず回収率が100%以上になる仕組みを客観的に証明でき、尚且つ全レースを自動購入し、馬券種もほぼ全てを購入している。

個人的な感想ですが、上記を見て「ほぼ不可能」だなと思いました。

このことからシンプルに競馬は雑所得ではなく一時所得で申告が必要である。と言えます。

 

一時所得の計算方法

年間回収金額-必要経費-50万円(控除)×1/2=所得金額

例:(1000万円投資の回収率120%の場合)

1200万円-1000万円-50万円×1/2=75万円

この75万円に対して課税されます。

課税金額は38200円(その他控除などによって変わりますがあくまでも目安)

所得に掛かる税率は以下のサイトを参考に計算↓

https://keisan.casio.jp/exec/system/1433300854

注意しなければならないのが、必要経費にハズレ馬券を含まないという点です。

上記のように1000万円まるまる経費になるパターンはほぼ無いです。

正確に言うと的中した買い目のみが必要経費として認められます。

わかりやすく説明すると

 

単勝1点100万円購入→的中(3.0倍)→300万円の払い戻し

的中組数→単勝100万円の1点100万円が必要経費

三連単BOX各100円100万円分購入→(30000倍的中)→300万円の払い戻し

的中組数→三連単BOXの内訳の1組100円100円が必要経費

 

同じ払戻金でも必要経費の差が99万900円も差があるんです。

ここから先は、あくまでもわかりやすいように極端な例で説明します。

 

プロ馬券師A 回収率110%(主な馬券種 3連単BOX各100円)

プロ馬券師B 回収率105%(主な馬券種 複勝1点買い各1万円)

 

ここに2人のプロ馬券師がいます。

AとBの回収率を良く覚えておいてください。

どちらも年間回収率100%超えと素晴らしい成績、控除率を70%で計算すると一般の競馬ファンよりも40%多く払い戻しを受けている猛者です。

しかし買い方が少し違いますね、この買い方がどれだけ重要なことか説明します。

JRAの年間レース数は約3400レースあります。

上記2名のプロ馬券師は1レース同じ上限1万円で購入し、全て的中したとします。

 

Aは回収率110%ですから1万円×3400R=110%=3740万円の馬券利益

Bは回収率105%ですから1万円×3400R=105%=3570万円の馬券利益

Aは3400R×各100円(的中組み合わせ)=34万円が必要経費

Bは3400R×各1万円(的中組み合わせ)=3400万円が必要経費

 

一時所得の計算式

年間回収金額-必要経費-50万円(控除)×1/2=所得金額

Aの所得

3740万円-34万円-50万円×1/2=所得額1828万円
所得税の支払い金額 約461万円(あくまでも目安)

Bの所得

3570万円-3400万円-50万円×1/2=所得額60万円
所得税の支払い金額 約3万円(あくまでも目安)

 

税金を考慮した最終的な馬券収支

A 馬券収支+340万円 税金支払461万円
 手元残りマイナス121万円

B 馬券収支+170万円 税金支払3万円
 手元残りプラス167万円

 

あくまでも分かりやすいように極端な例で例えましたが、

必要経費が違うだけで税率が大きく変わりますから回収率で上回っていたAは馬券で勝っているのに税金を支払ったらマイナスです。

これ、実際本当にそうなるので現実は非常に残酷です。

理不尽だと思うでしょうが、これが現在の競馬の課税ルールになります。

この事から買い目としては「購入点数が少なければ少ないほど良い」というのが私の結論です。

もちろん全てのレースで単複だけで買うのは難しいですが、基本は単複を本線に考えるのが税金的なリスクも多少緩和されるのかなと思います。

 

ちなみに私は年間収支プラス50万円も行った事ないから関係ない、そう思った方いると思います。

残念ながらプラスでもマイナスでも年間の払戻金額の合計が50万円を超ええていれば、ほぼ確定で納税対象者です。

月額に直すと4万円弱、一週間に直すと1万円弱の払戻を合計で受けていた場合、たとえ収支がプラスで無くとも確定申告が必要となります。

 

ブログの説明

 

最後に運営しているブログについて書きたいと思います。

 

・週末重賞考察

・鉄板ランク

・激走ランク

・総合ランク

 

主なコンテンツは上記の4つです。

これら1つ1つを説明していきたいと思います。

 

【週末重賞考察】

G1週では過去20年データをもとに毎日更新します。

1記事の平均訪問数は30,000人、1週間で約20万人が訪問しますので毎週この時期は自分としてもかなり気合いが入ります。

G2~G3の開催のみは少しボリュームは落ちますが、基本的に本命馬をレース発走前日~当日朝に公開しています。

 

【鉄板ランク】

10項目の重要ポイントから条件を満たす鉄板馬を馬場差関係なく毎週配信しています。

Sランク指定馬は過去9年間で累計好走率95.2%、1年間で2頭以上馬券外に飛んだことは2025年の1度のみです。

恐らく世の中にある鉄板系の配信の中でも相当レベルの高いものとなっています。

詳細はコチラ↓

鉄板ランク

 

【激走ランク】

1ヶ月あたり50時間はレース映像の見直しに時間を使い、数字で表現できない不利や掛かりなど様々な出来事を現場目線で情報収集しています。

そこから次走で狙える馬をピックアップしランク表記、コメント付きで毎週配信しています。

ブログ開設から指定条件で回収率100%を超え続けており当ブログのメインコンテンツでもあり自分にとっても重要なレース回顧となっています。

詳細はコチラ↓

激走ランク

 

【総合ランク】

新たに加わった全レース予想出馬表になります。

どの馬にオッズ妙味があるのか、その馬が穴を開ける可能性が高いのか推薦印付きで毎週配信しています。

現在ブログ開設から帯獲得報告が8件上がっているほど穴馬をピックアップするには非常に有効なツールだと思います。

自分スタイルで買い条件を探し出したり、実際のオッズなどを加味することで有用性を発揮します。

詳細はコチラ↓

総合ランク

 

コンテンツ全てが最終的な答えを書いているものではありませんので、活かすも殺すも受け手次第だと思います。

ブログに関しては別で運営していたものを含め10年以上になりますが、基本的に勝負レース以外の払戻金の一部は毎年功労馬支援牧場や被災地へ寄付させて頂いております。

 

 

私は競馬と身近な環境で育ち、同級生のお父さんは有名な騎手であったり、厩務員さんだったりと小さい頃から馬と関わって生きてきました。

身長などの関係から騎手になる選択はどう頑張っても出来なかったのですが、どんな形でも良いから馬に関わって生きていきたいと思っていました。

興味本位で始めたブログや牧場支援ですが、これが何年も続けられるエネルギーとなり自分にはかなり合っていました。

皆さんにもオススメしたいので誰でも気軽に参加できるサイトを1つ紹介しておきます。

 

・牧草バンク(https://namabokusobank.jp/)

 

数千円から引退馬を支援できるので是非覗いて見てください。

私は直接牧場とやり取りする事が多いですが、写真や記念品などが送られてきたりして満足度が非常に高いです。

 

 

ちなみに確定申告の際に必要経費として計上できるNPO法人で領収書を発行してもらうパターンも可能ですが、個人的にはあまりオススメしません。

それは自分が寄付したお金が直接競走馬に使われる可能性が低いからです。

やはり牧場に直接コンタクトを取るか、牧草バンクなど近況報告がしっかりと更新されている場所を活用して欲しいと思います。

メインレースの予想を無料で行っている事に関しては「完全に私の自己満足」なので体力的に続けられる内は頑張りたいと思います。