競馬独自論

はじめに

 

まず最初に、競馬に参加する上で最も重要であり競馬の本質である「マイナスサムゲーム」に重点を置き、話を進めて行きます。

この1番基礎的な部分を理解できないと競馬で勝つことは難しいです。

5年以上前から常に書き続けてきた事なので、昔からこのブログを購読している方は過去のものと内容が重複しますが、改めて説明させて頂けたらと思います。

そして今回の内容はあくまでも個人的な考え方であり、この考え方が全て正しいとは限りません。

100人予想家がいれば100人考え方は違うでしょうし、それぞれの色があって全然良いと思います。

ここから先は少し棘のある内容なども含みますが、クリーンに真正面から競馬予想している方々を否定するものではありません。

考えが自分と違う、不快だと感じる方はブラウザバックしてください。

ここから先はかなり長いです、全部読むのに15~20分くらい掛かると思います。

途中で飽きると思うので、暇な時に少しずつ読むのがオススメです。

 

競馬の本質とは

 

競馬で1年間通してプラス収支の人は全体の5%未満と言われています。

その理由に大きく関わっているのが「控除率」です。

控除率とはJRAの取り分で馬券を購入する場合、控除率(20〜30%)を購入金額から除いた残りの70〜80%を参加者で取り合う形になります。

このように運営側が手数料を徴収する仕組みを「マイナスサムゲーム」と呼びます。

JRAが的中者に対して報酬を支払うわけではなく、購入者全体で残った資金の70〜80%を分配する形になるので、元金の100%から計算すると馬券を購入した時点で基本的には勝てません。

プラス収支にすると言う事は、馬券購入時点で70〜80%の払戻率を最低でも20%〜30%人より多く取る必要があります。

これができる人が1番最初に書いた全体の5%未満となります。

簡単に言うならば競馬は「馬券購入者同士でお金の取り合い」をしている形となります。

 

 

この仕組みを絶対に覚えてください。

何度もこの後に重要な要素として登場してきます。

 

多数派の意見は基本的に負け

 

マイナスサムゲームである以上、ほとんどの馬券参加者が負けていることになります。

競馬で勝つには「少数派」に回る以外に勝ち筋はありません。

ただでさえ最初からマイナススタートで残った金額を参加者で取り合うのですから、多数派にいればいるほど負け続けます。

9割が負け側ですから大多数の意見は基本的に負けます、皆が右を向いているときに左を向いている人が競馬で勝てるのです。

その指標となるオッズ(人気)がありますが、これを左右しているのは基本的に専門紙です。

最近はX(旧Twitter)やYouTubeなどの影響もかなり出てきていると感じますが、専門誌の印をオッズに直した場合、当日オッズと致命的なズレが生じることは稀です。

専門紙(WEB含む)には様々な情報が記載されていますが、代表的な部分で言うと

 

・騎手や厩舎コメント
・近走着順や人気
・上がりタイム
・調教タイム

 

他にも沢山ありますが基本的には「数字」なんです。

近走の着順や上がりタイム、調教タイムが良い馬は必然的に人気になりやすい傾向にあります。

逆に近走の着順や上がりタイム、調教タイムが悪い馬は人気になりにくいです。

 

・数字で表せる部分は人気に反映されやすく(バレやすい)

・数字で表せない部分は人気に反映されにくい(バレにくい)

 

競馬で勝つにはオッズに反映されにくい=数字で表せるような単純な部分では勝負せず、オッズがバレにくい部分で勝負する必要があります。

ここを意識しながら馬券を組み立てていく事が非常に大切な要素となってきます。

記事の後半部分で実際の立ち回りやレース選択について触れていきたいと思います。

 

有料予想をやらない理由

 

ここまでを読んで有料予想がどれだけ自分にとって不利なのかすぐに理解できるはずです。

大前提として競馬は「マイナスサムゲーム」だからです。

参加者で残金を取り合います。

多数派にいたら基本的に負けます。

有料予想で買い目を提供することで、自ら人を増やすことになります。

購入者が増える=オッズが下がる

これは当たり前ですが、稀に個人が予想出したところでオッズなんか影響ないと言う人がいますが、総投票数が変動しているのにオッズに影響しなければ競馬として成立しないので凄く恥ずかしい発言だと思ってください。

分かりやすく私が有料予想をしたと仮定して説明したいと思います。

 

自信度SSSで限定50部noteを売りました。

1部550円(500円×50人=売上2.5万円)

推薦買い目は7番の単勝1万円

単純計算で購入者50人=50万円の購入
自身も同様に単勝1万円購入

実際これが的中しました。(本当に1着でした)
払戻=443000円

 

 

これを売らずに自分1人が買っていたらどうでしょうか?

オッズの変動はあっても50万円の大口投票は無いので110倍以上で買えています。
(画像の赤線ライン)

購入1万円=払戻1100000円

予想を売った時の差額
払戻443000円+note売上25000円=468000円
468000円-1100000円=-632000円

買い目を配布した事により60万以上損をしています。

しかもnoteの必要経費はゼロ、確定申告には売上の100%が課税対象

馬券だけならば的中票に使った組み合わせは100%経費計上として差し引く事ができます。

自分で自分の払戻を下げ、確定申告でも自ら不利な立場に行き、記事を作る手間やハズレた時のリスクなど含め何一つメリットがありません。

何故過去の的中馬券を使い、自信度SSSなど過大広告してまで人を集め予想を売るのか?

何故勝てる勝てると煽っておいて自分自身がその情報でプラスにしようと考えないのか?

答えは「勝てないから」です。

自分が勝てないので人からお金を集めるのです。

逆を言えば「本当に勝っているのならば予想を売る必要がない」のです。

勝ち続けているのなら軍資金がないという事はありませんし、その的中票に自分1人で大口を入れた方が多方面から見ても合理的です。

競馬で毎週勝っていますと言いつつ、予想を売り、わざわざ不利な立場に時間や手間を掛けて人を募る作業は「言ってることとやっている事が矛盾」しているのです。

過去に脱税で逮捕や裁判になったケースを見ると、年間の馬券収支がプラスになっていた方々は当たり前に予想を売っていたりはしませんでした。

中国の富裕層などは外部に情報を漏らす事は一切せず、システムを身内のみで運用していました。

本当に馬券だけで年間数千万円勝ちきっていた方々は予想を他者に販売して儲けるという選択は誰一人していないのです。

 

最近は「買い目を載せる事が正義」と思っている方が多いようですが、断言しますがその考えはマイナスサムゲームの真逆にいるので不正解です。

ここまで散々少数派に回ることが競馬で勝つための本質であることを説明してきたように、自らその少数派を増やすメリットは残念ながらゼロです。

買い目が1番信憑性が高いのは分かりますが、買い目がある=多数派に誘導している作業ですので1回勝てたとしても理論上の勝率は長い目で見て確実に下がります。

何度も言いますが、マイナスサムゲームである以上参加者は全員敵なんです。

お金の取り合いにも関わらず、横の人間に助け舟を出し続けた先は「負け」です。

これは私の主観的な意見ではなく、オッズが存在する以上マイナスサムゲームなので必ずそうなってしまいます。

むしろ買い目を出さない有料予想は他人同士で同じ票に集中させないメリットがあるので個人的には長期的に見て根本が腐りにくい本来のマイナスサムゲームとの向き合い方だと思います。

買い目を出したとしても人数をかなり少数に限定する事で工夫できますが、最終的な答えを売る作業、公開する作業は自分で自分の墓穴を掘っていることになります。

購入者側は答えに辿り着くまでの考察に納得できるのか、自分に無い視点から推薦馬を指名しているか、結果ではなく結論を出すまでのプロセスを重視してください。

なんの根拠もなしに簡単な説明と共に印と買い目だけ載せているような有料予想はもう目も当てられません。

 

増え続ける競馬ビジネス

 

SNSを見ると「自信度SSS、勝負レース!」など良く見掛けると思います。

先ほど書いた通り、自信がそれほどあるのならば自ら買って馬券で儲ければ良いだけです。

何故他人から別口でお金を搾取する必要があるのか?

もはや彼らの仕事は競馬の予想ではなくどれだけ当たっているように見せるかが勝負になってきています。

 

 

いわゆる業者と言われる人たちですが、グループLINEなどで業者同士が協力し合う場合もあり、Aが的中した事をBが宣伝し、Bが的中した時はBの宣伝、平均的に見て同業が的中し続けるように抜け目のない戦略が練られていたりもします。

 

 

最近ではスタイルの良い女性にギャラを支払い顔以外を露出させ、中身を操作しているのは業者(ただのオッサン)というビジネスモデルも普及しており、その手口の巧妙さは徐々にエスカレートしています。

 

 

もう5年以上前から存在しているJRAのPAT画面を本物と全く同じ表示で自由に的中馬券を作れる特設サイト、地方版も存在しており個人が的中馬券を偽造か見抜くのは100%不可能な時代に突入しています。

 

Screenshot

 

(操作ミスによる存在しない的中馬券を誤送信することでバレるお馬鹿さんもいますが…)

 

何故ここまでして業者は頑張るのか、答えは簡単ですが残念なことに儲かるからです。

フォロワー10,000人程度の業者でも有料noteの売上は月200万円以上です。

5万人以上の有名な業者の売上は月800万円以上、元競馬関係者はnoteだけで年間4000万円の売上があります。

それくらい予想を買う人間がいると言う事です。

最近では暴露系の方も多く、年間予想成績を調査してくださる方々がいますが何1つ回収率100%を超えるものはありません。

むしろ多数派を増やしているだけの作業なので本来70~80%に収束する回収率も40~50%前後まで落ち込んでいたり非常に闇が深い存在となっています。

スロットで言うならば設定1〜2を言葉巧みに5〜6に見せて沢山お客様に座って貰うのです。

儲からない台を儲かるように見せて沢山カモを集めてお金にするのです。

あなたは自分の台が設定6なら他人に格安で売りますか?私なら売ってくれと言われても売りません。

自分でひたすらぶん回します。

自信度Sなら何故自分で打たない?何故格安で売る?この「矛盾」に気づけない人は残念ながら一生搾取される側です。

何度も繰り返しますが、競馬はマイナスサムゲームという事を忘れてはいけません。

 

私が平場で勝負する理由

 

ここからは競馬で勝つために私が実際に意識している事と、レースに対する考え方を書いていきます。

あくまで個人的な考察にすぎないので全部が正しいとは限りません。

参考になる部分はしていただき、必要ない知識と感じる場合はブラウザバックお願いします。

私は勝負レースはほとんどの場合「平場」です。

メインレースが勝負レースになることは1年に1~2回あるか無いか程度

当たり前ですが、メインレースは平場のレースに比べて売上が高いです。

シンプルに参加人数(購入者)が多いのと、馬券購入者の購入単価が上昇します。

午前中の未勝利戦と重賞レースは2倍近く、G1レースにもなれば3倍以上も売上に差があります。

これは私の勝手なイメージですが、重賞レースは沢山の人が釣り糸を垂らして獲物を狙っているイメージです。

 

※重賞レースイメージ

 

未勝利戦は釣りが本当に好きな人が早朝からのんびりと釣り糸を垂らしているようなイメージです。

※未勝利戦のイメージ

 

同じ池の中(競馬場)なら人が少ない方が良く釣れそうな感覚があるのは私だけでしょうか?

特にメインレースはプロやSNSの猛者など馬券力の高い人や影響力の強い人が必ず予想しています。

現代は情報社会で、研ぎ澄まされた考察が手軽に誰でも手に入る時代

掲示板を見れば前走の敗因、厩舎の勝負度合いなど雰囲気は掴めますし、追いきりの見方がわからない人でも追いきり専門でやられている予想家は溢れるほどいます。

最近はレース直前にパドック解説してくれる親切な方も沢山います。

YouTubeでその週の重賞レースを検索すれば、どんなレース傾向か、どんな馬が注目なのかいくらでも出てくるでしょう。

前走や前々走のレース映像、去年の傾向など調べればいくらでも出てくるでしょう。

これは競馬ど素人の初心者でも、その道何十年の人の考察が簡単に手に入る時代を意味しています。

それでは平場のレースはどうでしょうか?

掲示板の投稿数はオープン馬に比べ10分の1程度の情報量、

未勝利戦までカバーしている追い切り情報や、過去のレース映像も基本的には有料が多いと思います。

YouTubeで○月○日、未勝利戦で調べて参考にできそうな情報は出てきますでしょうか?

ほとんど出て来ないでしょう。

重賞戦に比べて圧倒的に情報不足(情報量の減少)なんです。

シンプルに「参加している購入者のレベルが低い」のです。

もしくは質の良い情報を仕入れにくいとでも言いましょうか。

情報量が少ないと何がオッズに影響を与えるかは先に説明した通り

競馬新聞を見れば簡単、3着以内の馬は4着以下の馬に比べて目立つ色で配色されていますし、上がり最速だった馬、レコードで走った馬、前走タイム差など数字が沢山並んでいます。

他にも、高額馬がデビュー戦から売れ、調教で好タイム馬が売れ、厩舎コメントが強い馬が売れます。

重賞レースに比べて購入者の情報源が弱く、数字に頼りやすくなるのです。

もちろんメインレースも参加人数が多いため、オッズの変動が少ないメリットがありますからメインレースのみで勝負する方も全く否定しません。

お互いにメリット、デメリットがあるので自分のスタイルで良いと思います。

私は数字では表現され難い実際のレースリプレイを繰り返し視聴し、次の狙い馬を決めて馬券を購入していますが、重賞に比べて平場のレースは非常に回収し易いと実感しています。

もちろん参加者がメインレースに比べて少ないのでオッズの変動は通常よりもかなり影響がありますが、参加レースの数がメインと比較しても多いので数でカバーできます。

平場のレース回顧がメインレースに繋がってくる場合も多々あるのでメインレースよりも個人的には勝ちやすいと感じる平場を中心に立ち回っています。

 

買い方の重要性

 

単勝、複勝、馬連、馬単、三連複、三連単など様々な買い方がありますが、同じ意味合いになる馬券(同じ的中率)の買い方は多く存在します。

普段何となく馬券を購入されている方にはピンと来ないかもしれません。

 

例えば、

単勝と同じ的中率
馬単1着固定総流し、三連単1着固定総流し

複勝と同じ的中率
ワイド1頭軸総流し、三連複1頭軸総流し、三連単マルチ1頭軸総流し

馬連と同じ的中率
馬単マルチ

馬単と同じ的中率
三連単1着2着固定総流しなど

 

最近ではフォーメーションなど複雑な配置も可能ですので同じ意味合い(同じ的中率)に変換する事は大体の場合可能になります。

しかし、的中率は同じでも払戻金額は全然違ってきます。

先週の日曜日中山2Rを題材に説明しようと思います。

※過去に書いたコラムを引用しているので、かなり前のレースになります。予めご了承ください。

 

このレースは1番人気の14番が勝利しました。
例えばこれを上記のように同じ意味合いを持たせた単勝と馬単で比較してみます。

・単勝1点
・馬単総流し15点(16頭立て)

この場合、投資金額を同じにすると

・単勝14番1500円
・馬単14番1着固定総流し各100円 合計1500円

単勝的中時の払戻=1500円×1.7=2550円
同じ的中率なら馬単はこの単勝の払戻を超え無ければいけません。

 

馬単オッズ

 

しかしどうでしょうか、単勝と比較した場合に損をする25.5倍以下の配当が5個もあります。

25.5倍以上の配当になるには、2着に7番人気以下の馬が好走しなければなりません。

ここでJRA全体の人気別好走率を見てみましょう。(画像はumameshi.comさん参照)

 

 

7番人気以下の馬が連対する場合、上記の数字を見ると、非常に難しい事なのが良く分かると思います。

実際にこのレースは、2着に16番が入り馬単の払戻は690円でした。

これを単勝と比較すると馬単を4点以内で的中した場合に単勝を上回る事ができます。

これは単勝を1つサンプルに説明しましたが、ワイドや三連複、三連単など全ての馬券で考え方は同じです。

このワイドを3点で買う場合と複勝1点で買う場合に、どちらが有利なのか、少し噛み砕いて有利になる馬券、または不利になる馬券をしっかりと見極める必要性があります。

金額が大きくなればなるほど、1年間トータルで比較した場合などに非常に大きな金額差が生まれる部分なので、他の馬券と天秤に掛けるクセをつけてください。

購入する馬券を細かく見ていくと、JRAのオッズのマジックによって、いかにハズレ馬券に誘導されているかよく分かります。

先週の日曜日中京10R雅ステークスを例に説明したいと思います。

 

 

例えば上記のレースを下記で予想したとします。

◎14番マリオマッハー
◯1番テンザワールド
▲2番メイショウダジン
☆6番タイガーインディ
△4番、12番、15番

買い目
馬単◎-◯▲☆△ 各1000円 計6000円
三連複◎-◯▲☆△ 各500円 計7500円

一般的によく見る光景です。
本命の◎マリオマッハーからの流し馬券
オッズが割れていて単系の配当が跳ねやすいので馬単で勝負、三連複で保険を掛ける形

 

結果

 

 

馬単 25.9倍×1000円=25900円的中
三連複 42.3倍×500円=21150円的中

これを◎の単複に直した場合
馬単に使った6000円を◎単勝6000円
三連複に使った7500円を◎の複勝7500円

単勝4.1倍×6000円=24600円的中
複勝1.7倍×7500円=12750円的中

 

馬単は2着に指定した馬が入らなければ紙クズです、単勝は2着にどんな馬が入っても的中します。

三連複は1〜3着全ての馬を当てなければ紙クズです、複勝は選んだ馬1頭が入れば他がどんな馬でも的中します。

この払戻の金額差を貴方はどう感じますか?

オッズが割れている(配当が優遇される馬単の馬券を的中している)
1番人気が勝っている(複勝の配当が安くなる)

これだけ単複にとって不利な条件が揃っているにも関わらずその差額は微々たるものです。

もし1番人気が飛んでいた場合の複勝配当などを考えるとその差額は更に縮まります。

 

16頭立の組み合わせ的中率一覧

・単勝 1/16 6.25%
・複勝 3/16 18.75%
・馬連 1/120 0.83%
・馬単 1/240 0.42%
・ワイド 3/120 2.50%
・枠連 1/36 2.78%
・三連複 1/560 0.18%
・三連単 1/3360 0.03%

 

これだけ自分で外れやすい馬券種にリスクを転換した割に、その払戻の差額を見ると利口な選択とは言えません。

少なくとも的中率が倍以上違うのに払戻は数%しか上がりません。

これを天秤に掛けるとしたら一方は継続的に払戻を受ける事ができ、一方は完璧に的中した場合のみ払戻を少し多くもらえる

年間トータルで見るとその的中率と差額がどちらに微笑むかは圧倒的に前者なんです。

微々たる金額差を取りに行く大多数の人が予定にない1頭の激走によって払戻の受けれない紙クズを手にするのです。

単勝複勝って儲からないイメージが非常に強いと思います。

◎を打ったその馬が強いと思ったのになぜ買えないのか?

それは配当金の安さです。

払戻確定後の三連単などのインパクトのある配当や、こんなにガチガチな銀行レースじゃ三連単じゃないと全然つかない、などの勝手なイメージで自ら馬券が外れやすい馬券種へと転換されていくのです。

リスクと回収を天秤にかけたとき、JRAのオッズによりほとんどの人がリスク側に向きます。

 

馬券種別控除率一覧

単勝 20%
複勝 20%
枠連 22.5%
ワイド 22.5%

馬連 22.5%
馬単 25%
3連複 25%
3連単 27.5%
WIN5 30%

JRAの取り分が低ければ低いほど長期的に見て勝ちやすいので単勝、複勝は最も勝ちやすい馬券種である事は客観的に見てもわかります。

 

SNSでは良く目にする有名SNS予想家の「三連単マルチ」

配当が大きく跳ねる可能性もあるので全否定はしませんが、私なら基本買いません。

確定申告を毎年行っていると痛感しますが、これほど自分の首を絞めている馬券はないと思っています。

儲かっているように見せ掛け、インパクトを残すのが彼らの仕事なので仕方ないことではありますが…

 

例えば

三連単マルチ2頭軸流し
A.B-CDEFGH 各2000円
36点 72000円

上記馬券を買うなら

三連複2頭軸流し
A.B-CDEFGH 各12000円
6点 72000円

 

私なら合計投資金額が同じである3連複の馬券で三連単よりも各点数6倍の金額で購入します。

過去のレース結果を暇な人は調べてみてください。

三連複の払戻に×6をして三連単の払戻金額を超えるレースを数えてみてください。

かなりレアケースだと思います。

予想の印の順番にもよりますのでケースバイケースではありますが個人的には購入点数が少なければ少ないほど良いと感じるのでこの場合ならワイド1点で購入すると思います。

多点数買いがどれほど不利な事なのか、次の税金の記事で説明していきます。

 

競馬にかかる税金とは

 

競馬の払い戻し金は「一時所得」となり、1年間で認められている特別控除の50万円を超える利益があった場合

原則として確定申告が必要になってきます。

2017年に一時所得ではなく雑所得として認められたケースもありますが、

これは超レアケースで、この判決に到るまで相当な時間が掛かりましたし最後に逆転判決が出るまでは一切認められていませんでした。

一応国税庁のホームページから引用すると

競馬の馬券の払戻金の所得区分については、馬券購入の期間、回数、頻度その他の態様、利益発生の規模、期間その他の状況等の事情を総合考慮して区分されます。
具体的には、馬券を自動的に購入するソフトウエアを使用して定めた独自の条件設定と計算式に基づき、又は予想の確度の高低と予想が的中した際の配当率の大小の組合せにより定めた購入パターンに従って、偶然性の影響を減殺するために、年間を通じてほぼ全てのレースで馬券を購入するなど、年間を通じての収支で利益が得られるように工夫しながら多数の馬券を購入し続けることにより、年間を通じての収支で多額の利益を上げ、これらの事実により、回収率が馬券の当該購入行為の期間総体として100%を超えるように馬券を購入し続けてきたことが客観的に明らかな場合は、雑所得に該当すると考えます。
なお、上記に該当しないいわゆる一般の競馬愛好家の方につきましては、従来どおり一時所得に該当し、外れ馬券の購入費用は必要経費として控除できませんのでご注意ください。

上記をわかりやすくまとめると

 

・馬券を自動購入できるソフトウェアを用いている

・偶然性の影響を減殺するために年間通じてほぼ全レースの馬券を購入している

・偶然性の影響を減殺するために多数の馬券(馬券種)を購入し続けている

・購入し続けることで回収率100%を必ず超える仕組みが客観的に明らかである

 

必ず回収率が100%以上になる仕組みを客観的に証明でき、尚且つ全レースを自動購入し、馬券種もほぼ全てを購入している。

個人的な感想ですが、上記を見て「ほぼ不可能」だなと思いました。

このことからシンプルに競馬は雑所得ではなく一時所得で申告が必要である。と言えます。

 

一時所得の計算方法

年間回収金額-必要経費-50万円(控除)×1/2=所得金額

例:(1000万円投資の回収率120%の場合)

1200万円-1000万円-50万円×1/2=75万円

この75万円に対して課税されます。

課税金額は38200円(その他控除などによって変わりますがあくまでも目安)

所得に掛かる税率は以下のサイトを参考に計算↓

https://keisan.casio.jp/exec/system/1433300854

注意しなければならないのが、必要経費にハズレ馬券を含まないという点です。

上記のように1000万円まるまる経費になるパターンはほぼ無いです。

正確に言うと的中した買い目のみが必要経費として認められます。

わかりやすく説明すると

 

単勝1点100万円購入→的中(3.0倍)→300万円の払い戻し

的中組数→単勝100万円の1点100万円が必要経費

三連単BOX各100円100万円分購入→(30000倍的中)→300万円の払い戻し

的中組数→三連単BOXの内訳の1組100円100円が必要経費

 

同じ払戻金でも必要経費の差が99万900円も差があるんです。

ここから先は、あくまでもわかりやすいように極端な例で説明します。

 

プロ馬券師A 回収率110%(主な馬券種 3連単BOX各100円)

プロ馬券師B 回収率105%(主な馬券種 複勝1点買い各1万円)

 

ここに2人のプロ馬券師がいます。

AとBの回収率を良く覚えておいてください。

どちらも年間回収率100%超えと素晴らしい成績、控除率を70%で計算すると一般の競馬ファンよりも40%多く払い戻しを受けている猛者です。

しかし買い方が少し違いますね、この買い方がどれだけ重要なことか説明します。

JRAの年間レース数は約3400レースあります。

上記2名のプロ馬券師は1レース同じ上限1万円で購入し、全て的中したとします。

 

Aは回収率110%ですから1万円×3400R=110%=3740万円の馬券利益

Bは回収率105%ですから1万円×3400R=105%=3570万円の馬券利益

Aは3400R×各100円(的中組み合わせ)=34万円が必要経費

Bは3400R×各1万円(的中組み合わせ)=3400万円が必要経費

 

一時所得の計算式

年間回収金額-必要経費-50万円(控除)×1/2=所得金額

Aの所得

3740万円-34万円-50万円×1/2=所得額1828万円
所得税の支払い金額 約461万円(あくまでも目安)

Bの所得

3570万円-3400万円-50万円×1/2=所得額60万円
所得税の支払い金額 約3万円(あくまでも目安)

 

税金を考慮した最終的な馬券収支

A 馬券収支+340万円 税金支払461万円
 手元残りマイナス121万円

B 馬券収支+170万円 税金支払3万円
 手元残りプラス167万円

 

あくまでも分かりやすいように極端な例で例えましたが、

必要経費が違うだけで税率が大きく変わりますから回収率で上回っていたAは馬券で勝っているのに税金を支払ったらマイナスです。

これ、実際本当にそうなるので現実は非常に残酷です。

理不尽だと思うでしょうが、これが現在の競馬の課税ルールになります。

ちなみに私は年間収支プラス50万円も行った事ないから関係ない、そう思った方いると思います。

残念ながらプラスでもマイナスでも年間の払戻金額の合計が50万円を超ええていれば、ほぼ確定で納税対象者です。

月額に直すと4万円弱、一週間に直すと1万円弱の払戻を合計で受けていた場合、たとえ収支がプラスで無くとも確定申告が必要となります。

これ、ほとんどの競馬ファンに該当すると思うんですよね、本当に理不尽だと思います。

 

実際の立ち回りについて

 

馬券を買っている方なら「一度は帯を取りたい」そう思う方は多いと思います。

100万円の馬券を的中する人は、その1回の的中は確かに素晴らしく話題にもなりますが、その前後は完全に無視されて評価されます。

100万円の配当に網を張り続けていた場合、1回の的中までに相当な金額が使われているでしょう。

そして的中した後も網を張り続けるでしょう。

これではせっかくの100万円の利益も、前後をしっかりと集計し上で書いたように全て確定申告したら…

手元に残るのは100万円では無いはずです。

あくまで私の考え方ではありますが「間接的に帯を取る」のが一番理想的だと思います。

1回の的中でロマンを求めるのではなく、着実に1万円、2万円を積み重ねて最終的に100万円を取り切る

それが私の帯の取り方です。(実際には帯封はありませんが手元に残らなきゃ意味がないので)

税金の部分で説明した通り経費計上の面でも圧倒的に有利だからです。

100万円の利益を残すとしたら1ヶ月4~5週として土日でプラス2万円程度の利益を12ヶ月続ければ100万円に届きます。

私はこの「土日で2万円のプラス収支」というのを1つのゴールにしています。

2万円の利益を獲得するにはどうすれば良いか?

それはゴールから逆算して組み立てることで一気に現実的になります。

現在この部分を書いているのは2022年10月31日ですので、それまでの平場成績を御覧ください。

 

大勝ちもあまりありませんが、安定して収益を出せているのがわかります。

これは全てゴールから逆算し、ルールに従って馬券を購入しているからです。

基本的には1頭で2万円の利益が出れば一番楽なのでここを狙いに行きますが、なかなか難しい日もあります。

該当馬が多く、なおかつ前半ハズレてしまい結構ゴールを意識した立ち回りをしたのが4月4週目(4月23日~24日)

こちらを例にして説明したいと思います。

 

この日の激走ランクラインナップは土曜日5頭、日曜日1頭

全て時系列に並べます。

土曜日

東京5R◎ミラモンテ
阪神7R◎サンライズゴラッソ
阪神8R◎ゼンノミチザネ
阪神11R◎イズジョーノキセキ
東京12R◎フィールザワールド

日曜日

東京5R◎ワープスピード

 

推薦理由は無料掲載している激走ランクより下記
※クリックで画像拡大

 

日曜日の推薦馬が少ないので何とか土曜日で利確したいところ。

土曜日で利確しても日曜日で負ける可能性も考慮して日曜日の購入資金合わせて2万円+2万円(日曜分)=4万円の利益が最終的なゴール

4月の前半でほぼ利益が出ていますのでこの週は全て単勝で購入しています。

 

土曜日

購入スタート(全て単勝2万円想定)
東京5Rミラモンテ17.7倍購入

想定利益+157,000円→的中で終了
結果→ハズレ続行

阪神7Rサンライズゴラッソ2.0倍購入

想定利益→0円→的中続行
結果→的中続行
(合計投資40,000円-払戻計40,000円)

阪神8Rゼンノミチザネ4.2倍購入

想定利益→62,000円→的中で終了
結果→的中終了
(合計投資60,000円-払戻計122,000円)

阪神11Rイズジョーノキセキ見送り
東京12Rフィールザワールド見送り

62,000円終了

 

日曜日

購入スタート(全て単勝2万円想定)
東京5Rワープスピード2.3倍購入

ハズレの場合→目標達成終了
(62,000円-20,000円=42,000円)
的中の場合→目標達成終了
(62,000円+20,000円=82,000円)
結果→的中終了

 

ゴールから逆算して次回の購入金額は据え置きか、減額か増額か

次のレースは的中したら終了か続行か

次の日の該当馬は見送りか続行か

全てをゴールから逆算して計算します。

本来はもっと細かく、後半のレースの勝負度合いや回収見込みなど考慮して立ち回りますし、

月の前半なのか後半なのか、それまでの収支も合わせて押し引きしています。

ゴールに着地できずに土日負け越した1月8日~9日、2月19日~20日

土曜日負け越して日曜日の着地を意識してプラス転換させた日も沢山あります。

それ以外は基本的に1~2Rで全て目標を達成できるように1発目の購入というのはかなり意識しています。

マイナスでも土曜日の利益を確保しながらの日曜日とこれまでの収支(画像)を時系列に見れば立ち回りは少し伝わるかなと思います。

とにかく1日1日で利確を意識、土日トータルでの立ち回りをゴールから逆算し、それを毎月積み重ねて行きます。

しかしほとんどの方はどうでしょうか?

ゴールを意識せずに朝から馬券買っていませんか?

無差別に何か来そうだから、とりあえず3連複や3連単で万馬券が引っかかればいいかな的な考えで1日競馬していませんか?

儲かったから次のレースもやる、負けてるから3連単で勝負など、場当たり的な購入で気づけば今日もマイナス…

それは間違いなくゴールを意識していないからです。

競馬ライト層ならそれでもいいかもしれません、のんびりと1レース数千円で楽しむ。

私は全然否定しません。

しかし競馬で勝ちたいと心底思うのなら逆算してしっかりと考えて行動しなければ間違いなく勝てません。

人と同じ事をしていても95%が負ける世界、どれだけ人の逆に行けるか考えるのです。

毎月レース映像を繰り返し50時間以上観て細かい位置取り、掛かりや不利などチェックしてる人が何人いますか?

過去20年の出走した300頭以上の馬を1つ1つ戦歴のチェックをしている人が何人いますか?

人がやらない事に必ず妙味があります。

 

ブログの説明

 

最後に運営しているブログについて書きたいと思います。

 

・週末重賞考察

・鉄板ランク

・激走ランク

・総合ランク

 

主なコンテンツは上記の4つです。

これら1つ1つを説明していきたいと思います。

 

【週末重賞考察】

G1週では過去20年データをもとに毎日更新します。

1記事の平均訪問数は15,000人、1週間で約10万人が訪問しますので毎週この時期は自分としてもかなり気合いが入ります。

G2~G3の開催のみは少しボリュームは落ちますが、基本的に本命馬をレース発走前日~当日朝に公開しています。

 

【鉄板ランク】

10項目の重要ポイントから条件を満たす鉄板馬を馬場差関係なく毎週配信しています。

5年間累計で全体の好走率は80.0%、10頭中8頭が馬券内に走ります。

Sランク指定馬は累計好走率95.2%、1年間で2頭以上馬券外に飛んだことはありません。

恐らく世の中にある鉄板系の配信の中でも相当レベルの高いものとなっています。

詳細はコチラ↓

鉄板ランク

 

【激走ランク】

1ヶ月あたり50時間はレース映像の見直しに時間を使い、数字で表現できない不利や掛かりなど様々な出来事を現場目線で情報収集しています。

そこから次走で狙える馬をピックアップしランク表記、コメント付きで毎週配信しています。

ブログ開設から指定条件で回収率100%を超え続けており当ブログのメインコンテンツでもあり自分にとっても重要なレース回顧となっています。

詳細はコチラ↓

激走ランク

 

【総合ランク】

今年から新たに加わった全レース予想出馬表になります。

どの馬にオッズ妙味があるのか、その馬が穴を開ける可能性が高いのか推薦印付きで毎週配信しています。

現在ブログ開設から帯獲得報告が4件上がっているほど穴馬をピックアップするには非常に有効なツールだと思います。

自分スタイルで買い条件を探し出したり、実際のオッズなどを加味することで有用性を発揮します。

詳細はコチラ↓

総合ランク

 

鉄板・激走・総合ランクについては毎週配信される無料メルマガに掲載→コチラ

全て無料提供になります。

現在有料予想は一切行っていません。

コンテンツ全てが最終的な答えを書いているものではありませんので、活かすも殺すも受け手次第だと思います。

ブログに関しては別で運営していたものを含め10年以上になりますが、基本的に勝負レース以外の払戻は功労馬支援牧場や被災地へ寄付させて頂いております。

 

 

メインレースの購入馬券がショボいと良く言われますが、そもそもメインレースで大勝負や!ここで1発!という考えで馬券は買っておらず、今週も牧場に支援できたら良いなという感覚で参加しています。

なので確実に支援金を贈れる単勝や複勝が中心で的中率を重視しています。

馬券で勝負となれば間違いなく平場ですし、有料予想をやっていない身としては高額馬券をSNSにアップするメリットが1つもないのです。

そもそも高額馬券に尻尾をフリフリしちゃうような人は競馬に向いて無いと思うので、メッキで塗り固める作業は自分には必要のない要素だと思っています。

私は競馬と身近な環境で育ち、同級生のお父さんは有名な騎手であったり、厩務員さんだったりと小さい頃から馬と関わって生きてきました。

身長などの関係から騎手になる選択はどう頑張っても出来なかったのですが、どんな形でも良いから馬に関わって生きていきたいと思っていました。

興味本位で始めたブログや牧場支援ですが、これが何年も続けられるエネルギーとなり自分にはかなり合っていました。

皆さんにもオススメしたいので誰でも気軽に参加できるサイトを1つ紹介しておきます。

 

・牧草バンク(https://namabokusobank.jp/)

 

数千円から引退馬を支援できるので是非覗いて見てください。

私は直接牧場とやり取りする事が多いですが、写真や記念品などが送られてきたりして満足度が非常に高いです。

 

 

ちなみに確定申告の際に必要経費として計上できるNPO法人で領収書を発行してもらうパターンも可能ですが、個人的にはあまりオススメしません。

それは自分が寄付したお金が直接競走馬に使われる可能性が低いからです。

やはり牧場に直接コンタクトを取るか、牧草バンクなど近況報告がしっかりと更新されている場所を活用して欲しいと思います。

予想や各コンテンツの配信を無料で行っている事に関しては「完全に私の自己満足」なので体力的に続けられる内は頑張りたいと思います。

少し脱線しましたが競馬予想に話を戻して…

私がブログで重要視していることは「競馬は点ではなく線である」という事です。

1つのレースを見れば結果的にハズレる事は仕方ないですが、その1つの敗戦が後に何倍にもなって返ってくるチャンスがあるのが競馬です。

例えハズレてもまた買える条件で蛇のようにチャンスを待てば良い。

しかし多くの人がその考えがありません。

基本的に競馬で負け続ける人は結果しか見ていないからです。

考えが短期的で思考が常に浅く、余裕がないのです。

目先の視点がなく目の前の結果が全て、長期的に考える能力が著しく欠陥しています。

もうこれはその人の「性格」なので正直どうしようもありません。

この地球上で最も稼いだ投資家であるウォーレンバフェット氏は、勝つために重要なのは「性格である」と断言しています。

これは予想家にも、馬券購入者にも同じ事が言えると思います。

個人的に予想家は「人柄」だと思っています。

その人が馬券を的中したときにどんな報告をするのか?馬券を外したときにどんな言葉を口にするのか?

結果が分かった後から他人を批判する馬券的中者、自信度Sと言いながらカスリもせず過去の的中報告を連続でポストし無かった事にする予想家

その人がどんな姿勢で予想してきたのかレースが終わった後の立ち振舞で良く分かると思います。

これまでもこれからも搾取する側とされる側の構図は一生変わらないと思いますが、是非これからはクリーンにやっている予想家を参考にしてください。

長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。

また週末の競馬で会いましょう!