注目馬その1
カニキュル(想定オッズ3番人気)
新馬戦は最終のゲートインで外を向いたときにゲートが開いてしまったので若干の立ち遅れ、8枠で前に壁が出来なかったことも影響して出負けもすぐに先行ポジションへ
4角を手応え良く回った順番通りゴールインしており、中山の急坂もあってシュバルツクーゲル(次走東スポ杯2歳S2着)にキレ負け、惜しくも2着に敗れた。
2戦目は東京コースに舞台を移しての未勝利戦、スタートで右に寄れてしまい後方からの競馬に、4角出口でスムーズに外に出すと直線は若干内にもたれながらも上がり34.1秒の最速で2着以下に2馬身半の差をつける圧勝
3戦目は新馬戦同様中山に再度戻ってのフラワーC、スタートから行きたがる様子も後方で上手く脚を溜め直線は外目から長く良い脚を使うもインを上手く捌いた馬が上位で短い直線もあって後方から届かず6着に敗退した。
4戦目のフローラSは8枠発走もあり出遅れて後方だが前に壁が出来ずにかかり気味、コーナーも全て外で受けて直線も14頭中最も外から追い込んだ。
上がり最速の34.0を使ったがイン前が止まらない中で3着に敗退も、後方組では唯一馬券内に走っており前半スムーズさを欠いた上で相当強い内容だった。
5戦目も東京コースで1勝クラス、これまでとは比べ物にならないほどの好スタートを決め、少頭数だったこともありスンナリと先行しインで脚を貯めると、直線は前が開くのを待って上がり33.3の最速を使い古馬相手に完勝
この馬の全レースを見る限り器用さが無いので曲がりながらの加速はイマイチ、中山コースは全て敗退しているように圧倒的に左回り巧者感が強い。
適性外の舞台でも何となくこなして来たが、新馬戦とフラワーCの中山2戦はほぼ度外視しても良いくらい左の内容が良い。
左回りは全て上がり最速を使っているが、一気にギアチェンジするよりもスピードが落ちない長く良い脚を使うパターンが最も適していると思うので1枠を引いた事で戸崎騎手にはある程度ポジションを取って欲しい。
荒れた内側が極端にタイトになる可能性は少なく直線もスペースがあると思うので、まずは1番大切なスタートさえ決めてくれれば馬券内は高確率と見ています。
最も評価しているフローラSは全てがスムーズに行った上位よりも、アクシデントが重なったクリスマスパレード(前走紫苑S◎1着)など、不利な展開から上位に顔を出した馬を狙いたい。
紫苑Sを使うプランから陣営も認める左回り巧者感からローズSへ目標変更、賞金的にもここでの加算は絶対条件、秋に向けて本気で取りに来ているので要注意の1頭です。
注目馬その2
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新馬戦は外枠スタートで横の馬がすぐにインに切れ込んだので顔を上げて抵抗、ズルズルと下がって後方からのポジションになった。
4角も大外をぶん回して追い込んだが、馬場状態が良い新馬戦独特のスローペースでイン前が止まらず上がり最速を使うも惨敗
2戦目はある程度ポジションを取って直線は荒れた内側を避けて馬場の真ん中から好位差し切り勝ち、こちらも上がり最速でのデビュー勝ち。
3戦目はこれまでのメンバーと比較すればかなり格上だが、直線は後方からスペースが厳しいながらも馬群を縫って勝ち馬の次に長く良い脚を使って好内容、このメンバーでも十分やれる地力は示した。
4戦目は出遅れ後方で右に左に進路を迷っておりスムーズさを欠いて惨敗、5戦目も前走からの疲れが残っていたことに加え脚が貯まらないハイペースで惨敗
6戦目は十分な休養を取って休み明け初戦、前で粘る馬を後方から1頭だけ別次元の末脚で差し切り勝ち、1000m通過からスピードは上がる一方でラスト3ハロン11.8-11.5-11.3の加速ラップ、上がりは唯一の33秒台を記録しており相当強い内容だった。
これまでの惨敗には理由が付くものが多く1度立て直してこの馬が持つ最大の武器である末脚を活かせる左の長い直線となれば注目したい。
中間の追い切りも前走をひと叩きした効果は絶大で、こちらも賞金的には加算が絶対条件の身、現在の想定オッズが10番人気以下となればリスクよりもリターンが圧倒的、この馬の末脚に期待しても損は無さそう。