【菊花賞】過去20年データ考察第四弾 前走条件戦から好走した10頭の共通点を解説

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前走条件戦から好走した馬

 

2023年 1着 ドゥレッツァ
2021年 3着 ディヴァインラヴ
2020年 2着 アリストテレス
2018年 3着 ユーキャンスマイル

2017年 3着 ポポカテペトル
2014年 3着 ゴールドアクター
2013年 3着 バンデ
2010年 3着 ビートブラック
2009年 1着 スリーロールス
2004年 1着 デルタブルース

 

昨年はほぼ全てのデータ予想家が「過去10年で前走条件戦の馬は勝ちゼロで消し」と書いていました。

過去20年で見れば2009年1着スリーロールス、2004年1着デルタブルースが勝っているので、このような数字は鵜呑みにしないようにとブログで注意書きした通り、昨年はドゥレッツァが快勝

今年も条件から参戦する馬のレベルは高いと感じているので、しっかりと考察して行きましょう。

 

 

好走馬の前走

 

基本的には前走5番人気以内で1着が最低ラインです。

これは全馬10頭該当していますので、ここから漏れる馬は問答無用の消し

一応最低ラインのビートブラックに合わせているのですが、当日勝ち負け(連対)するには3番人気以内は欲しいところです。

 

早速今年の該当馬を見ていきましょう。

 

ピースワンデュック

ノーブルスカイ

アスクカムオンモア

ハヤテノフクノスケ

シュバルツクーゲル

ヘデントール

アドマイヤテラ

 

上記7頭

昨年の倍以上が出走しますし、勝ち上がってきた内容もかなり強く例年以上に強敵揃いだと思います。

この中で過去20年全ての同ステップ好走馬が満たしていた

5番人気以内で勝ち上がりを満たしている馬は

 

ピースワンデュック 2番人気1着

ノーブルスカイ 5番人気1着

アスクカムオンモア 2番人気1着

ハヤテノフクノスケ 1番人気2着

シュバルツクーゲル 1番人気1着

ヘデントール 1番人気1着

アドマイヤテラ 1番人気1着

 

減点対象はノーブルスカイの5番人気とハヤテノフクノスケの前走敗退です。

これだけ今年は揃っている中でマイナス要素がある2頭は消しに近い存在になりそうです。

 

 

前走の位置取り

 

ドゥレッツァ 7番手 上がり1位
ディヴァインラヴ 3番手 上がり2位
アリストテレス 1番手 上がり3位
ユーキャンスマイル 5番手 上がり1位

ポポカテペトル 3番手 上がり5位
ゴールドアクター 2番手 上がり2位
バンデ 1番手 上がり1位
ビートブラック 4番手 上がり3位
スリーロールス 2番手 上がり1位
デルタブルース 2番手 上がり1位

 

好走馬の前走4コーナー位置取りをみると比較的前にいた馬が多い印象

基本的には4角4番手以内かつ上がり3位以内ですが、それより後ろは他馬よりも上がりが0.5秒速かったドゥレッツァが例外扱い

ポポカテペトルは上がりが使えていない分、本番は3着と勝ち負けできていません。

 

ピースワンデュック 5番手上がり1位

ノーブルスカイ 1番手上がり2位

アスクカムオンモア 6番手上がり1位

ハヤテノフクノスケ 5番手上がり2位

シュバルツクーゲル 6番手上がり1位

ヘデントール 3番手上がり2位

アドマイヤテラ 5番手上がり1位

 

5番手で上がり最速ではなかったハヤテノフクノスケは問答無用の消し

その他は全て上がり1位~2位で、特に後方にいた馬はしっかりと上がり最速を記録しています。

毎年ここで残る馬は1~2頭ですが、今年はかなり残っています。

 

 

過去の戦歴

 

TARGETの過去20年の同パターン好走馬1頭1頭を見ていると、

 

ドゥレッツァ 連勝馬
ディヴァインラヴ 連勝馬

アリストテレス 連勝馬
ユーキャンスマイル 当日3着
ポポカテペトル 当日3着
ゴールドアクター 連勝馬
バンデ 前走-1.0秒差
ビートブラック 当日3着
スリーロールス 前走-0.7秒差
デルタブルース 当日1着

 

20年前のデルタブルースは拾えませんが、残りの19年は連勝馬or前走圧勝馬しか連対圏に入れていません。

また、どちらにも該当せず2200m以上のダービートライアル(青葉賞、京都新聞杯)未出走馬はビートブラックのみ。

この辺りを見ていきたいと思います。

 

ピースワンデュック 連勝馬

ノーブルスカイ 前走-0.5秒差

アスクカムオンモア 該当なし

ハヤテノフクノスケ 該当なし

シュバルツクーゲル 前走-0.4秒差

ヘデントール 連勝馬

アドマイヤテラ 前走-0.3秒差

 

前走着差をどこで線引きするのか難しいですが、一応2馬身以上差のあった馬はOKにしています。

0.5秒以上で線引きするならシュバルツクーゲルとアドマイヤテラは3着まで

過去10年は前走着差よりも連勝馬しか連対できていない点を考慮しても少しマイナスかなと感じます。

 

 

まとめ

 

本日は前走条件戦から好走した馬について考察してきましたが、正直ほぼ全馬が好走できるレベルにあると思います。

過去20年でも相当レベルの高い前走条件戦組が揃った印象で、厳しく線引きをするなら今年勝ち負けできるラインで見ると…

 

 

ピースワンデュック

ヘデントール

 

 

上記2頭のみ

やはり10年以上連勝馬しか勝ち負けできていない点を含め条件完全クリア馬は絞るとこの2頭かなと思います。

他で3着争いなら可能だと思うのはシュバルツクーゲル、アドマイヤテラの2頭です。

 

 

木曜日限定記事

 

2023年 1着 ドゥレッツァ
2021年 3着 ディヴァインラヴ
2020年 2着 アリストテレス
2018年 3着 ユーキャンスマイル

2017年 3着 ポポカテペトル
2014年 3着 ゴールドアクター
2013年 3着 バンデ
2010年 3着 ビートブラック
2009年 1着 スリーロールス
2004年 1着 デルタブルース

 

2023年のドゥレッツァ、2014年のゴールドアクターを除き前走条件戦だった馬は、ほぼ全て関西馬だったですよね。

この例外を作った関東馬2頭に共通しているのが○○だったこと。

関東馬に限らず過去10年で勝ち負けした馬は全て○○だったことが共通していますし、過去20年で見てもスリーロールスとデルタブルースは3走内で2勝している点も含め直近の戦績が非常に大切な要素になってきます。

○○に入るキーワードと最終的に今年買える条件戦組を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。

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