4歳で好走した馬一覧
2023年 イクイノックス
2023年 ジャスティンパレス
2022年 タイトルホルダー
2021年 レイパパレ
2021年 クロノジェネシス
2020年 モズベッロ
2016年 ドゥラメンテ
2016年 キタサンブラック
2015年 ショウナンパンドラ
2013年 ゴールドシップ
2013年 ジェンティルドンナ
2012年 オルフェーヴル
2012年 ショウナンマイティ
2011年 エイシンフラッシュ
2010年 ナカヤマフェスタ
2010年 ブエナビスタ
2009年 ディープスカイ
2007年 アドマイヤムーン
2007年 メイショウサムソン
2006年 ディープインパクト
2005年 スイープトウショウ
2005年 ハーツクライ
2004年 リンカーン
過去20年で上記23頭
昨年は年齢別考察で残った2頭がそのまま馬券内に好走
今年も同じ条件で絞って行きたいと思います。
好走馬の共通点
ここまで好走した全23頭は下記3項目の何れかに該当
A G1連対実績
B 年内G2以上2連対(1着含む)
C 年内連対率100%(OP以上1着含む)
2023年 イクイノックス【A】
2023年 ジャスティンパレス【A】
2022年 タイトルホルダー【A】
2021年 レイパパレ【C】
2021年 クロノジェネシス【A】
2020年 モズベッロ【B】
2016年 ドゥラメンテ【A】
2016年 キタサンブラック【A】
2015年 ショウナンパンドラ【A】
2013年 ゴールドシップ【A】
2013年 ジェンティルドンナ【A】
2012年 オルフェーヴル【A】
2012年 ショウナンマイティ【C】
2011年 エイシンフラッシュ【A】
2010年 ナカヤマフェスタ【C】
2010年 ブエナビスタ【A】
2009年 ディープスカイ【A】
2007年 アドマイヤムーン【A】
2007年 メイショウサムソン【A】
2005年 スイープトウショウ【A】
2005年 ハーツクライ【A】
2004年 リンカーン【A】
内訳としては、
A 19頭
B 1頭
C 3頭
ほぼ出走時点でG1実績がないと絶望的と言えるでしょう。
10番人気以下からも3頭激走していますので、上記条件は必須項目です。
今年の該当馬
今年の4歳馬をみてみましょう。
ソールオリエンス【A】
ベラジオオペラ【A】
出走馬が少なく、今年参戦予定の4歳馬は2頭のみ。
昨年は考察段階で7頭→イクイノックス、ジャスティンパレスのみまで絞れた項目ですが、ソールオリエンスとベラジオオペラは共にG1馬
ならば別角度から再度考察して行きたいのですが、まず最も重要かなと感じるのが「直近成績」です。
実はこの直近実績は4歳馬にとってかなり大切で、これまで好走した23頭中22頭の馬に「2走内OP好走」実績あり。
これを満たしていない2015年ショウナンパンドラが3着に入りましたが、割合で言うと96%の馬がクリアしており、未達は3着争いまでと少し評価を下げたい部分です。
ソールオリエンス なし
ベラジオオペラ あり
ソールオリエンスはかなり厳しく感じます。
4歳馬の面白い傾向は他にもありまして、
20年間でこの4歳馬のグループが好走した年は全部で15年ありまして、
そのうち8年が2頭以上揃って好走しているんですよね。
2023年 イクイノックス
2023年 ジャスティンパレス
2020年 クロノジェネシス
2020年 モズベッロ
2016年 ドゥラメンテ
2016年 キタサンブラック
2013年 ゴールドシップ
2013年 ジェンティルドンナ
2012年 オルフェーヴル
2012年 ショウナンマイティ
2010年 ナカヤマフェスタ
2010年 ブエナビスタ
2007年 アドマイヤムーン
2007年 メイショウサムソン
2005年 スイープトウショウ
2005年 ハーツクライ
昨年もイクイノックスとジャスティンパレスがセットで好走すると想定して、この組み合わせのワイドが大本線で勝負しました。
これだけセットで好走していると言う事は、分かりやすく世代のレベルが高い年は高確率で馬券内を独占していると言う事になります。
そこで心配なのが今年の4歳世代のレベルですよね…
皆さんご存知の通り今年のこの世代はレベルが低いで有名なので、ソールオリエンスが馬券外と考えるとベラジオオペラ単体の好走率も過去ベースで見ると結構厳しいかなと言う印象です。
まとめ
本日は年齢別データから4歳馬について考察してきましたが、今年買える4歳馬は…
ベラジオオペラ
上記1頭のみ。
しかし23頭中16頭がセットで好走している事を考えると、今年は昨年も世代レベルの高さを証明した5歳馬に有利な状況かなと感じます。
水曜日限定記事
本日のラストは出走間隔について書きたいと思います。
4歳馬に限った話ではないですが、直近のトレンドになりつつあるので取り上げたいと思います。
好走馬をズラッと眺めていてある事に気が付きました。
「年明け1戦以下の馬が少ない」
上半期ラストのG1ですから1年の半分がこの時点で過ぎていることになります。
好走馬の多くが年明け2戦以上使って宝塚記念を3戦目以降で出走→好走の流れです。
実は2020年の1番人気サートゥルナーリアを消し判定にしたのですが、まさにその理由が年明け1戦しか消化できていなかった事です。
少しローテーションについて過去10年ベースで調べてみました。
2023年
1着 イクイノックス 1戦
2着 スルーセブンシーズ 2戦
3着 ジャスティンパレス 2戦
2022年
1着 タイトルホルダー 2戦
2着 ヒシイグアス 1戦
3着 デアリングタクト 1戦
2021年
1着 クロノジェネシス 1戦
2着 ユニコーンライオン 3戦
3着 レイパパレ 1戦
2020年
1着 クロノジェネシス 2戦
2着 キセキ 2戦
3着 モズベッロ 3戦
2019年
1着 リスグラシュー 2戦
2着 キセキ 1戦
3着 スワーヴリチャード 2戦
2018年
1着 ミッキーロケット 3戦
2着 ワーザー 3戦
3着 ノーブルマーズ 5戦
2017年
1着 サトノクラウン 2戦
2着 ゴールドアクター 2戦
3着 ミッキークイーン 2戦
2016年
1着 マリアライト 2戦
2着 ドゥラメンテ 2戦
3着 キタサンブラック 2戦
2015年
1着 ラブリーデイ 5戦
2着 デニムアンドルビー 2戦
3着 ショウナンパンドラ 2戦
2014年
1着 ゴールドシップ 2戦
2着 カレンミロティック 3戦
3着 ヴィルシーナ 3戦
好走馬30頭中24頭が年明け2戦以上消化しています。
1戦で好走した6頭には面白い共通点があり
ヒシイグアス 前走大阪杯4着(0.3)
デアリングタクト 前走ヴィクトリアM6着(0.5)
クロノジェネシス 前走ドバイSC2着
レイパパレ 前走大阪杯1着
キセキ 前走大阪杯1着
「年明け最低でも1戦以上かつG1好走or0.5秒差以内」
ちなみに過去10年で上記条件未達で凡走した人気馬は
2022年 6着 エフフォーリア 1戦 1人気
2020年 4着 サートゥルナーリア 1戦 1人気
2020年 17着 グローリーヴェイズ 0戦 5人気
2019年 5着 レイデオロ 1戦 2人気
2018年 8着 キセキ 1戦 2人気
2015年 11着 ラキシス 1戦 2人気
これだけの人気馬が飛んでおります。
ちなみに2022年のエフフォーリアもサートゥルナーリア同様にブログで自信の消し宣言をした通り少ない印の中で推薦馬を決める際に馬券的中へ大きく貢献してくれています。
前走国内最大着差0.5秒以上はデアリングタクトが最高の3着となっており、過去10年で条件未達の馬は連対できず人気馬は飛び傾向
そのデアリングタクトは怪我で長期離脱、前走のヴィクトリアマイルは脚元の不安から全く万全な調整では無く、明確にレースを使えない理由があったことなどを考えると…
年明けから複数レースを使えている馬の方が信頼度はかなり高いかなと思います。
更に前走馬券外+年明け1戦以下の馬は1頭も勝ち馬が出ておらず苦戦傾向ですし、人気馬が取りこぼすならここかなと思います。
今年条件的に厳しそうな印象を受ける2頭を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。