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過去10年の好走馬

過去10年上記30頭

2014年は新潟開催のため2013年を繰り上げ採用、ここまで2桁人気の激走はなく大波乱は無し。

人気馬の好走率も非常に高く、過度な穴狙いは禁物で点数を絞って的中したいところ。

注目データ

上記の通り「圧倒的内枠有利」です。

やっぱりCコース替わりがデカすぎますね、シンプルにイン前がかなり有利になります。

過去に好走した30頭の4角の位置取りも確認してみましょう。

そこまで極端ではありませんが好走馬30頭中20頭が初角or4角5番手以内だった馬です。

4角10番手以下から馬券内に好走した馬は1頭もいませんので普通に前有利のレース

馬番に限れば30頭中18頭が1番～6番の馬で、過去10年全てで好走馬が出ているほど毎年走っています。

1番サリエラ

2番ラーグルフ

3番アウスヴァール

4番レーベンスティール

5番ステラヴェローチェ

6番アルビージャ

今年注目の6頭ですが、ここにレーベンスティールが入ってしまったことで面白みが半減しました。

それでも全体の半分以上がこの6頭内から出ていますので他の5頭もチャンス十分でしょう。

土曜日の中山バイアスについて

本日の(これは前日に書いているので土曜日時点)中山芝レースに注目してみてください。

中山9Rでとんでもない時計が記録されて調べなくては行けないなと感じました。

中山2R　1600m未勝利
ロードリベラシオン　1.33.0(34.3)
平均値比較　-2.4秒(-1.0秒)過去最速タイム-0.5秒更新
4角位置取り　1番手

中山4R　1200m1勝クラス
ステークホルダー　1.07.2(32.7)
平均値比較　-1.8秒(-1.9秒)過去最速タイ+上がり-0.6秒更新
4角位置取り　5番手

中山6R　2000m1勝クラス
ホウオウムサシ　1.59.6(33.4)
平均値比較　-1.9秒(-1.7秒)過去最速上がり-0.5秒更新
4角位置取り　7番手

中山9R　1200m2歳OP
エコロジーク　1.07.2(34.6)
平均値比較　-1.9秒(-0.2秒)過去最速タイム-1.3秒更新
4角位置取り　1番手

中山10R2500m2勝クラス
アドマイヤサジー2.30.6(34.8)
平均値比較　-4.2秒(-0.3秒)過去最速タイム-0.9秒更新
4角位置取り　2番手

もう説明する必要ないでしょう。

見ての通り「過去10年良馬場開催の過去最速タイムを全てのレースで塗り替えた日」なんです。

しかもちょっとやそっとじゃない、全て0.5秒以上です。

平均値の差を見て下さい、どれだけ時計が出やすい日だったか良くわかります。

最後の2勝クラスなんて有馬記念より全然速いですからね、笑ってしまうほどの異常馬場です。

エコロジークが記録した1.07.2秒は2歳日本記録を超大幅に塗り替えた歴史的な時計ですが、その時計に本当に価値があるのか、前後のレースも必ず時計比較しなければなりません。

これが正しいレース回顧です。

間違いなくエコロジークの次走は単勝1倍台前半の超圧倒的人気を集めるでしょうが、それは本日記録した時計がオッズに影響を与えているのが簡単に想像できます。

実力以上に時計面の数字で売れる＝過激人気は確実

なので私はこの馬の次走は買わないでしょう、長い目でみて競馬で勝ち切るためには人の逆(マイナスサムゲーム)をどれだけ突けるかです。

好走して当たり前のオッズを疑うのです、走ったところで痛くも痒くもない払戻金でしょうしリターンが低すぎる分、大金を投資するにはリスクが大きすぎます。

もちろん本当に強い馬がコンクリートのような今の中山芝を走れば当然このタイムになるでしょうから、間違っても弱いとは言いません。

あくまでも馬券的な目線を考えれば無理して次を買うような馬ではなく、そのレースで見極めて2走先、3走先で買うなどして1番万人の注目が集まる部分を避けて工夫するだけです。

話が長くなりましたが…

バイアス的な事を書くと、後方組は当たり前に厳しく好走馬15頭中13頭が4角5番手以内の馬

4角10番手以下の馬は1頭も馬券内に好走できませんでした。

なのでなるべく「外過ぎない先行馬＋2000～2200m戦の持ち時計上位馬」を狙いたいと思います。

推薦馬

▲ラーグルフ

良馬場4-1-1-4に対して稍重以下1-0-0-4(唯一勝ったのは未勝利戦のみ)と完全に良馬場専用機の馬で、直近3走は度外視しても問題ない。

4走前も濃いメンバー相手だったが明らかな前残り馬場で、スタートから終始後方にいたこの馬には向かない展開だった。

期待したいのが5走前、6走前の走りでこのコースはG1で好走したこともある超得意コース、中山の良馬場に限れば2-1-1-2、敗れたのは全て3歳戦で古馬になってからは全て連対している。

枠順的にもかなり良いところに入ったのと、本来は溜めて溜めて末脚爆発と言った馬ではなく、ポジションをある程度取ってからの好位差しなので鞍上にはゲートが開いてから下げずにポジションをキープして欲しい。

スロー濃厚なメンバーでこの枠は下げなければチャンスは大きいと思うのと、前走回避して陣営も望んでいた念願の良馬場中山競馬場、その重みを分かって騎乗して欲しいと思います。

馬場を見ても時計はしっかりと出ており、2000m～2200mの持ち時計を見ても全体の3位(好走馬の中では2位)と裏付けもあるので、これだけ人気落ちならワンチャンス期待したい。

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とにかく今回は前が手薄で後方待機の馬が多い中、本来先行して末脚を活かせる馬と言えばこれ。

理想は2走前のようなレースで、後のG1馬相手に引けを取らない先行力、末脚を披露してくれました。

3走前のように展開不向きの中で上がり最速を叩ける馬、距離短縮でポジションは取れそうですし枠順も周りが評価を落としてオッズが上がっていますので、今の異常な中山芝コースならむしろプラスだと思います。

もちろん揉まれ弱くタイトな競馬になるのはマイナスですが、もう物理的に外後方が不利な異常馬場なので能力依然に無理な位置にいるよりかは詰まり覚悟で最短コースの方がまだ可能性あります。

時計的な裏付けが心配で、このレースも物凄いタイムが出そうですが本来の距離に戻って、これまで大敗していた重い斤量から軽くなり色々と条件が好転する中で脚質的にも注目したいと思います。

◎レーベンスティール

前走は好スタートから下げる余裕もあり、直線は外目ロスありがらも安全策で軽く仕掛けると周りの馬を一気に置き去り、ゴール板付近では更に突き放しており圧勝だった。

新潟大賞典では陣営も認めるほど仕上がりが悪く、津村騎手もレース前のイレ込みが凄くてスタート1歩目からトモを落として何もかもが可哀想なレースでしたとコメント、度外視で問題ない。

それ以外の国内レースに限れば先行しても追い込み馬のような素晴らしい末脚も使えるし、中山2200mの舞台もセントライト記念を上がり最速で圧勝している舞台

中山芝は前に行ってある程度の末脚があれば、そのまま垂れずにゴールしてしまう馬場、この出走メンバーの中で先行してからの末脚を見た場合に最も抜けた存在だと思います。

今回は前も手薄で最高の枠を引いたので、新潟大賞典のようにレース前の入れ込みすらなければ普通に勝ち負けするレース、流石に相手が弱すぎるの一言で、人気ですがこの馬から行かせてください。

2200mの持ちタイムも1位、この馬場は全く問題にしないでしょうからオッズを見て単勝(現在2.0倍)にしようと思いましたが直前で1倍台になると思うので今回は複勝保険は無しでワイド2点予定です。

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