フェブラリーS枠順確定
1枠1番 エンペラーワケア
1枠2番 タガノビューティー
2枠3番 ミトノオー
2枠4番 ウィリアムバローズ
3枠5番 アーテルアストレア
3枠6番 メイショウハリオ
4枠7番 サンデーファンデー
4枠8番 ドゥラエレーデ
5枠9番 コスタノヴァ
5枠10番 アンモシエラ
6枠11番 ペプチドナイル
6枠12番 サンライズジパング
7枠13番 デルマソトガケ
7枠14番 ミッキーファイト
8枠15番 ガイアフォース
8枠16番 ヘリオス
本日の朝に枠順が確定して、今年は上記の並びで開催されます。
個人的な印象としましては昨年よりも圧倒的に今年の方がハイレベルなメンバー構成だと思います。
買いたかったエンペラーワケアが1枠に決まり、それ以外の有力馬はほぼ全馬が良い枠に入っているので非常に悩ましいところです。
1枠はやはり鬼門
東京ダートマイル戦のコース形状からスタートから芝を長く走れる外枠は有利で、真っ先に砂に突入する1枠はフェブラリーステークスに限らずとも通年で成績が悪いです。
このフェブラリーステークスを切り取って過去30年(過去20年でも母数が少なく更に10年遡りました)調べてみると、1枠から好走した馬は下記の6頭のみ。
グレープブランデー
カネヒキリ
サイレントディール
ノボトゥルー
ファストフレンド
メイショウモトナリ
6頭中4頭が当日1~3番人気以内、不利な内枠に入っても当日支持されていたほどの実力馬です。
この6頭の近走4角ポジションを見ると…
グレープブランデー JCD4角3番手
カネヒキリ 川崎記念4角2番手
サイレントディール 武蔵野S4角3番手
ノボトゥルー JCD4角3番手
ファストフレンド ※データなし
メイショウモトナリ ※データなし
3走内にG1戦を4角3番手以内で掲示板内、もしくは中央重賞を4角3番手以内で好走した馬でした。
ファストフレンドとメイショウモトナリは24年以上前の好走馬で、TARGETで見る限り地方のコーナー順位の記載がまだ存在しない程前の馬で評価が難しいので除外してカウントしています。
要するに1枠に差し、追い込み馬が入ったら相当厳しいという事です。
今年の1枠はエンペラーワケアとタガノビューティーですが、この時点で差し追い込みのタガノビューティーは相当厳しいのは伝わったと思います。
エンペラーワケアは4角4番手で条件を満たしており、3番手以内の条件を緩和すれば問題無さそうに見えます。
そもそも母数が少なすぎて(好走馬が本当に少なすぎる)あまり明確なボーダーラインは引けませんが、当日3番人気以内、逃げ先行馬であれば軸にはし難いですが全く好走できない訳でもないと思います。
G1となれば数センチ、数メートルをゴール前で争うので、1枠スタートは当然マイナス要素であることは間違いありません…
外枠の買い時とは
内枠が不利なら当然の事ですが、外はやはり好走傾向です。
8枠に限って好走条件を書いても良いのですが、やはりMAXで1年2頭しか該当馬がいないので母数不足で安定感がありません。
東京ダートマイル戦で全体の成績を見ると枠順の断層は6~8枠辺りがちょうど成績が良くなる境目です。
馬番でいうとちょうど2桁馬番に切り替わる辺りなので、そこにボーダーを引きたいと思います。
これまでの月曜日から毎日考察してきた記事を思い出してください。
・前走から距離短縮
・前走G1で3番人気以内
結局は直近の戦績が優秀な馬がそのまま好走傾向と書いた通りで、直近の戦績が優秀=前走で人気の馬が多く、馬券外や惨敗を記録していた馬は人気になりません。
そして代表的な好走パターンである「距離短縮」
1発目の記事から最大のポイントと書いたように個人的には最も重要視している要素です。
この代表的な2ポイントを2桁馬番を引いた馬に当てはめて見ましょう。
キングズソード
ソダシ
ミューチャリー
ケイティブレイブ(20年)
デルマルーヴル
オメガパフューム
ケイティブレイブ(17年)
ワンダーアキュート(15年)
ホッコータルマエ
ベルシャザール
ワンダーアキュート(13年)
ワンダーアキュート(12年)
トランセンド(12年)
トランセンド(11年)
フリオーソ
シルクメビウス
メイショウタメトモ
サクセスブロッケン
ヴァーミリアン
ブルーコンコルド
カネヒキリ
強烈な縛りではなく母数を確保するのに条件をシンプルにした分、結構な該当馬になりましたが上記21頭が2項目該当の2桁馬番です。
試しにベタで買ったときの成績を調べて見ましょう。
過去20年
【4-4-4-9】
単勝率19.1%
連対率38.1%
複勝率57.1%
単勝回収率139.1%(2920)
複勝回収率231.9%(4870)
完全に機能していますね。
これだけ母数確保した中でベタ買いでも過去20年でプラス収支、毎年平均で1~2頭しか該当馬がおらず狙いも決めやすい中で約6割が好走しているので完全に買い時はここで間違い無さそうです。
今年の該当馬
早速今年の該当馬を探していきましょう。
まずは2桁馬番を見事に引いた7頭は以下
5枠10番 アンモシエラ
6枠11番 ペプチドナイル
6枠12番 サンライズジパング
7枠13番 デルマソトガケ
7枠14番 ミッキーファイト
8枠15番 ガイアフォース
8枠16番 ヘリオス
この中で前走G1に出走していた馬は2頭のみ。
ペプチドナイル
ガイアフォース
どちらも距離短縮で狙い目ですが、前走3番人気以内を満たす馬は…
ペプチドナイル
(チャンピオンズC 3番人気)
今年は上記1頭が狙い目です。
このペプチドナイルの良いところはもう1つあって、それは「継続騎乗であること」です。
エンペラーワケア 乗り替り
コスタノヴァ 乗り替り
サウジCの影響で上位人気が乗り替り。
過去20年の決着を見てもフェブラリーSで乗り替り馬のワンツー決着は1度もありませんでした。
今年その決着になる可能性も大いにありますが、継続騎乗の馬が必ず勝ち負けして馬券内に好走しているので今回の継続騎乗は個人的にかなりのプラス材料だと感じています。
金曜日限定記事
さて本日は週末ということもあり、結局どの馬が勝つんだという事で「優勝馬」に限定したデータを最後に紹介して終わりにしたいと思います。
過去20年60頭を1つ1つチェックして来ましたが、2着馬3着馬はマイル実績がない馬や、芝で活躍しておりダート実績の少ない馬でも馬券内なら結構走っているなという印象でした。
しかし、やっぱり優勝馬というのは別格で圧倒的に「東京ダート重賞実績」のある馬ばかりでした。
ペプチドナイル
レモンポップ
カフェファラオ(22年)
カフェファラオ(21年)
モズアスコット
インティ
ノンコノユメ
ゴールドドリーム
モーニン
コパノリッキー(15年)
コパノリッキー(14年)
グレープブランデー
テスタマッタ
トランセンド
エスポワールシチー
サクセスブロッケン
ヴァーミリアン
サンライズバッカス
カネヒキリ
メイショウボーラー
上記20頭のうち16頭が東京ダート重賞好走馬(4歳以下はOP好走馬)でした。
残り4頭ですが、シンプルに前走成績の良い馬で
・2走内OP以上を上がり最速勝ち
・前走重賞勝ち馬
上記の2択
ちなみに全馬が前走単勝1~6番人気以内で東京ダート重賞実績の無かった4頭は前走1~3番人気に支持されていました。
東京重賞実績の無いサンライズジパングにとってはかなり痛いデータですね…
上記条件を満たす馬を次回ブログ更新まで人気ブログランキングへ掲載しておきます。
それではまた明日会いましょう!お楽しみに。