マーメイドS枠順確定
1枠1番 ベリーヴィーナス
1枠2番 ジューンオレンジ
2枠3番 ピンハイ
2枠4番 ミッキーゴージャス
3枠5番 ラヴェル
3枠6番 ホールネス
4枠7番 マリネロ
4枠8番 セントカメリア
5枠9番 コスタボニータ
5枠10番 ゴールドエクリプス
6枠11番 インザオベーション
6枠12番 タガノパッション
7枠13番 アリスヴェリテ
7枠14番 エリカヴィータ
8枠15番 エーデルブルーメ
8枠16番 ファユエン
本日枠順が確定しました。
今週はこの1鞍しか重賞(グレード)が無いので必然的に注目が集まります。
枠順について考察していきたいと思います。
京都2000mについて
京都2000mで開催されるOP以上のレース
・京都2歳S
・アンドロメダS
・秋華賞
・若駒S
上記4つしかありません。
しかも年齢別で出走可能な条件を見てみると…
・京都2歳S→2歳
・アンドロメダS→古馬
・秋華賞→3歳
・若駒S→3歳
アンドロメダSを除いて全て2~3歳戦になります。
アンドロメダSはOP戦ですから古馬のグレードレースは過去10年で今回のマーメイドSが初となります。
かなりサンプル不足なので考察も難しくなってきます。
更に今週は京都Dコース替わりとなればAコースで開催される若駒S、秋華賞とは傾向が変わってくるでしょうし、近い馬場で行われる京都2歳Sは2歳戦です。
となるとアンドロメダSくらいしかサンプルとして使えそうなレースがなく、出走頭数16頭以上に限定すると2023年、2019年、2016年の3つしか使えません。
あまりにも母数が足りないので条件戦含めた京都コース(C~D)まで広げて考察していきたいと思います。
枠順データ
枠順成績(過去10年)
枠 | 1着 | 2着 | 3着 | 外 | 単率 | 連率 | 複率 |
1枠 | 1 | 1 | 3 | 9 | 7.1% | 14.3% | 35.7% |
2枠 | 2 | 1 | 0 | 11 | 14.3% | 21.4% | 21.4% |
3枠 | 0 | 1 | 1 | 12 | 0.0% | 7.1% | 14.3% |
4枠 | 2 | 1 | 1 | 10 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
5枠 | 1 | 0 | 0 | 13 | 7.1% | 7.1% | 7.1% |
6枠 | 0 | 1 | 1 | 12 | 0.0% | 7.1% | 14.3% |
7枠 | 0 | 1 | 0 | 14 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
8枠 | 1 | 1 | 1 | 15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
内外比較
1~2枠 | 3 | 2 | 3 | 20 | 10.7% | 17.9% | 28.6% |
7~8枠 | 1 | 2 | 1 | 29 | 3.0% | 9.1% | 12.1% |
上記だけを見ると好走率は内外で倍の差がついています。
ここから上位人気を除いた枠順データを見ていきましょう。
枠順成績(過去10年)1~3人気を除く
枠 | 1着 | 2着 | 3着 | 外 | 単率 | 連率 | 複率 |
1枠 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 1 | 1 | 0 | 10 | 8.3% | 16.7% | 16.7% |
3枠 | 0 | 1 | 1 | 10 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
4枠 | 2 | 1 | 1 | 10 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
5枠 | 1 | 0 | 0 | 11 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
6枠 | 0 | 1 | 1 | 11 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
7枠 | 0 | 1 | 0 | 14 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
8枠 | 1 | 1 | 1 | 15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
内外比較
1~2枠 | 1 | 1 | 0 | 18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
7~8枠 | 1 | 2 | 1 | 29 | 3.0% | 9.1% | 12.1% |
なんと1枠から好走した馬は全て当日1~3番人気馬だったことが分かります。
その影響もあって内外比較では先程の好走率が逆転しています(かなり僅差ですが)…
しかしどれだけ頑張っても京都C~Dコースの新馬戦、未勝利戦を除いたレースはかなり少なく圧倒的サンプル不足なので何とも言えません。
7~8枠から好走した馬は全て当日4番人気以下だと言う事を考えればそこまで枠順によって評価を下げる必要はなさそうです。
京都2000mの特徴
ここで改めて京都2000mについてコースの特徴を解説したいと思います。
スタンド前からスタートして最初の1コーナーまでの距離は309m
1コーナーまでの距離が短く、ポジションを早めに取りたい先行勢がスタートから飛ばしやすいコース形状
その分、向こう正面でペースが落ち着きやすい特徴があります。
しかし最後の直線が328mとかなり短く、騎手の意識もかなり早めに動くためコーナーからポジションを上げれる器用な差し馬が上位に来やすいコースとなっています。
枠順データで調べた好走馬21頭中16頭が1~4角のどこかでポジションを上げていた馬でした。
上がりの平均は34.9秒とキレる脚は必要なく、持続できる馬が有利です。
上記をまとめると、コーナーでポジションを上げつつラスト34秒後半で上位の上がりを使える馬が馬券内の76%を占めており(枠順データでカバーした21頭)、過去に同類のレースで高パフォーマンスだった馬に注目したいところ。
注目馬
ミッキーゴージャス
全5勝コーナー順位+上がり
愛知杯 10-10-4-2 35.5 1位
修学院S 7-7-7-5 35.0 3位
夕月特別 4-6-5-5 34.1 2位
1勝クラス 3-3-2-3 35.0 1位
3歳未勝利 5-5-4-1 36.7 1位
この馬の全5勝を見ると、ほとんどがコーナーでポジションを上げ、上がり1~3位を使って勝ち上がっています。
しかも好走レンジの上がりが34以上と今回の京都2000mにはピッタリと一致
今回も向こう正面からペースが落ち着き、軽ハンデ馬などが早めに動き出すでしょうからコーナーで減速せず、更にラストも上がり上位でまとめることのできるミッキーゴージャスにとっては絶好の舞台と言えそうです。
不満なのはハンデ56.5キロで、他馬が50キロ前半で出走してくるのに対して陣営もかなり不満の声を漏らしていた程ですし愛知杯で戦ったメンバーを物差しにしてもかなり見込まれたかなと思います。
それ以外は正直個人的には完璧な舞台設定だと思います。
人気馬で申し訳ないですが、ここまでの考察からはコーナーでポジションを上げれる上がり上位馬と言う目線ではこの馬が最有力かなと感じました。
最終結論は日曜日朝に、土曜日は京都芝の時計とバイアスの確認、当日ズレるとは言え前日オッズも貴重な考察材料なので最後まで悩みたいと思います。
すでにポストしていますが、こちらにもまとめてありますのでもし良ければ注目穴馬もご覧になってみてください。
本日ブログランキングには何もありませんが(今回は本当に何も書いてません)、応援の1クリック頂けたら嬉しいです。
それでは最終結論で会いましょう!