【函館2歳S】推薦馬　過去10年データ考察から今年も黙って関西馬を買え！馬券妙味のある注目馬はコレ

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過去10年の好走馬

10年で上記30頭

過去に8頭の2桁人気が走っており、昨年は10番人気ゼルトザームが優勝

3年前は11頭立て10番人気のグランデなどが3着に入っており、かなり波乱傾向の強いレース

それもそのはず、キャリア1戦の2歳馬が小回り洋芝の1200m戦と言う特殊な舞台で、スタートでほぼ決まると言っても良いほど運要素が満載の1戦だからです。

当たる気があまりしないので妙味になるべく振って、リターンを狙って行きたいと思います。

注目データ

関東馬　1-4-5-55 1.5%/7.7%/15.4%

関西馬　9-6-5-47 13.4%/22.4%/29.9%

もう結論から書きます。

「黙って関西馬を買え」

関東馬と関西馬の出走比率は毎年フラットで、過去10年の出走馬を見ても65頭vs67頭とほぼ誤差レベル

しかし圧倒的に違うのは関東馬の倍上走っている関西馬の好走率です。

勝馬に限れば2020年以外全て関西馬が優勝しています。

個人的に見逃せないのが決して人気馬だけで構成されていない妙味度です。

単勝ベタ買いで回収率116%、複勝は回収率106%

これまで函館2歳Sに出走してきた関西馬の単複を全馬ベタ買いしていれば、毎年的中かつプラス収支とは驚いたものです。

そして何より今年の予想オッズを見てみると…

1番人気　サトノカルナバル　関東馬

2番人気　エンドレスサマー　関東馬

3番人気　ニシノラヴァンダ　関東馬

これを見てワクワクしませんか？

私は今年波乱決着になる事を確信したレベルです。

上記3頭から本命馬を選ぶ必要がなくなった時点で馬券的にやる気が一気に上がってきます。

過去に好走した関西馬20頭をざっと見ると…

「前走芝1200m以下戦で5番人気以内」

この条件でも全体の好走馬の半数以上を拾えているので、これくらいあっさりで良いかもしれません。

昨年は過去10年で初の重馬場開催でかなりタフな条件になり、前走ダートを使ってきた馬も通用しましたが良馬場では一切出番なし。

前走勝ち上がる事なく好走したグランデは3着と連対圏には入れていませんし、あきらかに特殊な条件はむしろ割り切らないと浅いキャリアに対応できません。

ヒデノブルースカイ　10番人気

ヴレーヴー　7番人気

カルプスペルシュ　8番人気

ヤンキーバローズ　4番人気

一応今年の該当馬は上記4頭ですが、少し気になるのがヒデノブルースカイの前走斤量52キロ

減量の新人騎手をデビュー戦で起用したことにより、前走比＋3キロでの出走になります。

このパターンを過去10年で調べてもMAX＋2キロなので多少の割引は必要かもしれません…

しかし予想オッズではありますが、妙味十分な関西馬ですね。

ブログ的にはデータ満点クリアの関西馬3頭を注目馬として書きたいと思います。

ヴレーヴー

カルプスペルシュ

ヤンキーバローズ

イメージ的にはここに関東馬が1頭か多くても2頭までといった印象です。

キャリア1戦の若駒が展開や運要素で一気に着順が変わるスプリント戦、これだけでも馬券は買いたくないレースで見が正解だとは思いますが…

配当が見込めるレースとして自分で理由付けをして参加する以外に馬券を買う理由がないので、まずは荒れて欲しいと思います。

推薦馬

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新馬戦はゲートの中でうるさい仕草、脚元を気にしたり下を向いて集中していない中でゲートが開くと意外にもロケットスタートを切る。

問題はその直後で2番枠からスタートしたが、4〜5番枠まで大きくヨレてしまい他馬に迷惑を掛ける始末

鞍上もエキサイトしないように上手くなだめて、前に馬を置きインの番手で我慢させた。

この時の前半3ハロンは35.6秒とかなり遅く、行きたがる素振りも見せずに鞍上の指示に従う辺りはレースセンスの高さを感じた。

4角出口で一気にペースが上がり、勝負どころに向くと前に3頭びっしり壁状態、スペースが開くまで馬が横を向いて嫌がるシーンもあった。

しかし外目の僅かなスペースを見つけると、一瞬の脚を使って上がり33.8秒の差し切り勝ち。

脚を余しながら僅か6秒の区間(100m)だけで他馬をまとめて差し切っており、最初からスムーズに直線追い通していたら着差は更に広がっていたであろう。

この上がり33.8秒と言う数字はTARGETで調べられる1980年から遡っても2024年現在、上がり33秒台を記録し新馬戦を勝利した馬は今回が初である。

このレースで圧倒的1番人気だったポットベイダーは調教から経験馬相手に好時計連発、陣営もデビュー前から大絶賛の嵐で、鞍上も何が何でもここは決めたいと自信満々で迎えた新馬戦だったが、それを1ハロンだけで負かした。

他の上位組を見ると、人気は無かったが3着に敗れたミッドナイトゲイルも次走で勝ち負け、4着に敗れたラパンチュールは次走で勝ち上がりを決めており、レベルの高さを感じる1戦だった。

函館2歳Sは毎年前走の走破タイムや着差によって人気が決まってくるが、それらがあっさり馬券外に飛ぶのも珍しくないレース

新馬戦と違ったペース、馬場、頭数、同型馬、レース展開、さまざまな要因はあるだろうが前走の数字が人気を動かすレースなのは間違いないので、ここは見た目の数字よりも内容を重視したいところ。

勝ち時計はこのメンバーに入れば目立つ物ではなく、着差も0.1秒差、人気も4人気でデビューから注目されていた馬ではないので当日も上位人気まで売れる事は考え難い。

流れた時どうなるか、時計が速いとどうなるか、色々あるだろうがキャリア1戦の身でそれは全馬に言える事である。

叩けばいくらでも埃が出るのが2歳戦なので、マイナスの部分を考える時間があるのなら、それをカバーできるプラス要素や可能性に目を向けてあげる方が馬券的な期待値は高い。

1000mから距離延長組や、前走ハイペースを短期逃げで勝ってきた馬が多いので、前が消耗する中で今回はこの馬の素晴らしい末脚に賭けてみたいと思う。

調教師は勝たせるためにこの函館に連れてきたとコメントしており、オーナーの初出走、初勝利、しかも初のセリ馬と責任重大の前走だった。

陣営や騎手もデビュー前からこの馬の素質に惚れ込んでおり、サトノカルナバルやエンドレスサマーと言った素質馬がズラリと並ぶが、個人的にはこの馬の下剋上に期待したいと思います。

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