過去30年で有馬記念を好走した牝馬一覧
2022年 ジェラルディーナ
2021年 クロノジェネシス
2020年 クロノジェネシス
2020年 サラキア
2019年 リスグラシュー
2017年 クイーンズリング
2014年 ジェンティルドンナ
2010年 ブエナビスタ
2009年 ブエナビスタ
2008年 ダイワスカーレット
2007年 ダイワスカーレット
2001年 トゥザヴィクトリー
1997年 エアグルーヴ
1994年 ヒシアマゾン
過去30年まで遡ってもこの14頭しかいません。
3年前は過去30年で初の牝馬ワンツー
この長い歴史から、今年好走できる牝馬を探していきたいと思います。
好走した14頭の重賞実績
ジェラルディーナ エリザベス女王杯 優勝
クロノジェネシス 宝塚記念 優勝
クロノジェネシス 宝塚記念 優勝
サラキア 未勝利
リスグラシュー 宝塚記念 優勝
クイーンズリング エリザベス女王杯 優勝
ジェンティルドンナ ジャパンカップ 優勝
ブエナビスタ 天皇賞秋 優勝
ブエナビスタ オークス 優勝
ダイワスカーレット エリザベス女王杯 優勝
ダイワスカーレット エリザベス女王杯 優勝
トゥザヴィクトリー エリザベス女王杯 優勝
エアグルーヴ 天皇賞秋 優勝
ヒシアマゾン エリザベス女王杯 優勝
これは好走馬の一番最近のG1で勝ったレースを並べています。
サラキアだけG1は未勝利でした。
前走のエリザベス女王を上がり最速で2着が最高成績です。
そして近2走内のG1レースを1つ見てみましょう。
ジェラルディーナ エリザベス女王杯 優勝
クロノジェネシス 宝塚記念 優勝
クロノジェネシス 天皇賞秋 0.1秒差
サラキア エリザベス女王杯 0.1秒差
リスグラシュー 宝塚記念 優勝
クイーンズリング エリザベス女王杯 0.3秒差
ジェンティルドンナ 天皇賞秋 0.1秒差
ブエナビスタ ジャパンカップ 優勝
ブエナビスタ ジャパンカップ 0.3秒差
ダイワスカーレット 天皇賞秋 0.0秒差
ダイワスカーレット エリザベス女王杯 優勝
トゥザヴィクトリー エリザベス女王杯 優勝
エアグルーヴ ジャパンカップ 0.0秒差
ヒシアマゾン エリザベス女王杯 優勝
近2走内で全馬G1レースで0.3秒以内に好走した戦績がありました。
今年有馬記念に登録のある牝馬を見ていきましょう。
ホウオウエミーズ
ライラック
ハーパー
ウインマリリン
スルーセブンシーズ
スターズオンアース
今年はかなり多いですね、例年の倍近くです。
G1実績を見てみると
ホウオウエミーズ なし
ライラック なし
ハーパー なし
ウインマリリン 国内なし(香港ヴァーズ1着)
スルーセブンシーズ なし
スターズオンアース オークス優勝
実績の無かった馬は2走内のG1好走実績が必須
ホウオウエミーズ なし
ライラック エリザベス女王杯0.3秒差
ハーパー エリザベス女王杯0.2秒差
ウインマリリン なし
スルーセブンシーズ 宝塚記念0.0秒差
更に踏み込んで調べてみると、
2走内だけではなく、過去の戦績にも共通点があり
これまでの好走馬は古馬G1での好走歴が例外なくありました。
クロノジェネシス 有馬記念 優勝
クロノジェネシス 宝塚記念 優勝
サラキア エリザベス女王杯 2着
リスグラシュー 宝塚記念 優勝
クイーンズリング エリザベス女王杯 優勝
ジェンティルドンナ ジャパンカップ 優勝
ブエナビスタ 天皇賞秋 優勝
ブエナビスタ エリザベス女王杯 2着
ダイワスカーレット エリザベス女王杯 優勝
ダイワスカーレット エリザベス女王杯 優勝
トゥザヴィクトリー エリザベス女王杯 優勝
エアグルーヴ 天皇賞秋 優勝
ヒシアマゾン エリザベス女王杯 優勝
これら3ポイントを合算すると、
ハーパー
スルーセブンシーズ
スターズオンアース
上記3頭は好走できそうな感じです。
しかし今年は上記馬全て2桁馬番と難しい枠に入りました。
有馬記念を好走した関東馬について
関東圏で開催される有馬記念ですが、実は輸送がないにも関わらず関東馬が苦戦傾向にあります。
過去30年
関西馬 18-26-18-246
関東馬 12-4-12-106
特に勝率は関東馬の方が圧倒的に高い数値となっております。
イクイノックス
エフフォーリア
フィエールマン
ブラストワンピース
レイデオロ
ゴールドアクター
ゴールドアクター
エアシェイディ
エアシェイディ
マツリダゴッホ
ダイワメジャー
ダイワメジャー
ゼンノロブロイ
シンボリクリスエス
ゼンノロブロイ
シンボリクリスエス
コイントス
マンハッタンカフェ
アメリカンボス
ダイワテキサス
グラスワンダー
グラスワンダー
サクラローレル
マイネルブリッジ
タイキブリザード
サクラチトセオー
ヒシアマゾン
ライスシャワー
リピーターが多いので同じ名前が並びますが、
これまで30年の歴史で走った関東馬は上記28頭です。
シンプルに28頭中25頭が前走で5着以内の掲示板確保馬でした。
それ以外の3頭は
マツリダゴッホ
アメリカンボス
グラスワンダー
この3頭の名前でピンときた人は素晴らしいです。
明らかに中山巧者の3頭です。
マツリダゴッホ 中山6-1-1-0 中山重賞2勝
アメリカンボス 中山4-2-3-6 中山重賞2勝
グラスワンダー 中山2-0-0-0 中山G1優勝
過去30年で関東馬の約9割が前走5着以内
それ以外は中山巧者でした。
順調度は必須と見て良さそうです。
今年の関東馬は以下
ソールオリエンス
オウオウエミューズ
タイトルホルダー
ライラック
ウインマリリン
タスティエーラ
スルーセブンシーズ
有力馬が多数いますね。
ちなみに全馬が前走5着以内、レベルが高いです。
このデータは来年以降に役立てるとして、実は今年25年ぶりに関東馬が関西馬を上回るG1優勝を現時点で決定的としています。
それほどまでに今まで長い間、関西馬が中央競馬を引っ張って行く中で大躍進した関東馬
坂路リニューアルやノーザンファーム天栄の存在は非常に大きく、来年以降はさらなる飛躍に期待できそうです。
最後に有馬記念で絶対に買いたい関東馬をブログランキングに書いて終わりにしたいと思います。