【ホープフルS】最終結論 過去10年データ考察&全レース回顧から狙いたい穴馬はコレ

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好走馬別誕生月データ

 

2023年
1着レガレイラ 4月
2着シンエンペラー 4月
3着サンライズジパング 3月

2022年
1着ドゥラエレーデ 1月
2着トップナイフ 3月
3着キングズレイン 2月

2021年
1着キラーアビリティ 1月
2着ジャスティンパレス 4月
3着ラーグルフ 2月

2020年
1着ダノンザキッド 1月
2着オーソクレース 1月
3着ヨーホーレイク 3月

2019年
1着コントレイル 4月
2着ヴェルトライゼンデ 2月
3着ワーケア 2月

2018年
1着サートゥルナーリア 3月
2着アドマイヤジャスタ 3月
3着ニシノデイジー 4月

2017年
1着タイムフライヤー 2月
2着ジャンダルム 4月
3着ステイフーリッシュ 2月

2016年
1着レイデオロ 2月
2着マイネルスフェーン 4月
3着グローブシアター 2月

2015年
1着ハートレー 4月
2着ロードクエスト 3月
3着バティスティーニ 2月

2014年
1着シャイニングレイ 5月
2着コメート 3月
3着ブラックバゴ 3月

 

1月【3.1.0.7】好走率36.4%
2月【2.1.6.30】好走率23.1%
3月【1.4.3.38】好走率17.4%
4月【3.4.1.31】好走率20.5%
5月【1.0.0.14】好走率6.7%

 

 

ご覧の通り、早く生まれれば当たり前に成績が良いです。

これは自然な流れでもあり、話は脱線しますが小さいお子さんがいる家庭は少しイメージがしやすいかもしれませんね。

保育園などでも成長が速いお子さんは基本4月生まれに集中しており、3月生まれだと1年近くの差がありますのでその差は顕著に出てきます。

競走馬ですと人間の何倍相当になるのか不明ですがこの時期早くに生まれて調教を経験している馬は当たり前にアドバンテージになるでしょう。

特にG1に昇格してからの4月以降に生まれた馬は、全馬が連対率100%の2勝以上馬か好走率100%で上がり最速OP好走経験馬のみが好走しておりハードルが高いです。

今年の出走メンバーを見てみましょう。

 

アスクシュタイン 4月
アマキヒ 4月
クラウディアイ 2月
クロワデュノール 3月
ジェットマグナム 3月
ジュタ 2月
ジュンアサヒソラ 2月
ショウナンマクベス 4月
ジョバンニ 1月
デルアヴァー 3月
ニシノエージェント 3月
ピコチャンブラック 4月
ファウストラーゼン 3月
マジックサンズ 3月
マスカレードボール 3月
ヤマニンブークリエ 2月
リアライズオーラム 1月
レーヴドロペラ 3月

 

1月生まれは戦績関係なく好走率が凄いのでジョバンニとリアライズオーラムは目立ちますね。

4月生まれの4頭を見てみると

 

アスクシュタイン 馬券外あり
アマキヒ 1勝+OP好走なし
ショウナンマクベス 馬券外あり
ピコチャンブラック 好走率100%OP連対

 

昨年のレガレイラのパターンに一致するピコチャンブラックのみ救済できそうです。

1月~2月の過去好走馬を見てみましょう。

 

2023年
なし

2022年
1着ドゥラエレーデ 1月
3着キングズレイン 2月

2021年
1着キラーアビリティ 1月
3着ラーグルフ 2月

2020年
1着ダノンザキッド 1月
2着オーソクレース 1月

2019年
2着ヴェルトライゼンデ 2月
3着ワーケア 2月

2018年
なし

2017年
1着タイムフライヤー 2月
3着ステイフーリッシュ 2月

2016年
1着レイデオロ 2月
3着グローブシアター 2月

2015年
3着バティスティーニ 2月

2014年
なし

 

昨年はゴンバデカーブースの出走取消、サンライズアースの出走取消、競争中の故障など色々あり好走馬は出てきませんでしたが、基本的に早く生まれた馬が有利なのは変わりません。

 

該当馬を絞るために2勝以上+過去馬券外なしか2勝以上+OP勝ちの2パターンで設定すると…

 

2022年
3着キングズレイン

2021年
3着ラーグルフ

2020年
1着ダノンザキッド
2着オーソクレース

2019年
2着ヴェルトライゼンデ
3着ワーケア

2017年
1着タイムフライヤー

2016年
1着レイデオロ

2015年
3着バティスティーニ

 

6人気キングズレイン、一昨年8人気ラーグルフなど妙味も期待できそう。

ちなみに該当馬全体の成績はG2時代を含め【3-2-4-9】好走率50.0%と2頭に1頭が好走しており、1年で該当馬の飛びは全て2頭以下で収まっています。

 

クラウディアイ
ジュタ
ジュンアサヒソラ
ジョバンニ
ヤマニンブークリエ
リアライズオーラム

 

上記6頭が1月~2月生まれ。

必須となる条件が2勝以上なのですが…

 

クラウディアイ 1勝
ジュタ 1勝
ジュンアサヒソラ 1勝
ジョバンニ 1勝
ヤマニンブークリエ 1勝
リアライズオーラム 1勝

 

該当馬揃って1勝止まり…

今年は流石に1番人気クロワデュノール、2番人気マスカレードボール、3番人気マジックサンズ辺りの上位人気馬との差が激しいですね。

 

 

月曜日限定記事

 

ここまで考察して熱い馬をお届けできていないので、個人的に今年クロワデュノール、マスカレードボール、マジックサンズの3強以外から1頭選ぶならこの馬

というテーマでレース回顧中心に評価したい馬がいるので1頭紹介したいと思います。

新馬戦はスタート良く、コーナーでも折り合って終始外を追走、4角出口では早めに詰められますが直線に向いてから上がり最速で後続を突き離すレース

2着馬も次走で勝ち負け争いをしていましたし、離された3着馬も次走で即勝ち上がりとメンバー構成をみてもレベルの高い1戦でした。

2戦目ではラチ沿いと外の馬に挟まれる形で少頭数にしては道中ストレスの掛かる内容でしたが、首をしっかりと下げ鞍上の指示通り反応しており折り合いも抜群

距離延長で初めて包まれる形になっても2歳馬とは思えない落ち着きっぷりで対応

4角で他馬の上がりを待って最後に外を回したのは完全に鞍上の騎乗ミスで、勝ち馬よりも早めに上がって行けば、ゴール後の脚色を比較しても間違いなく勝てたレースでした。

その勝ち馬がどれだけの実績馬かは説明不要だと思います、3着以下の着差を見てもこのの2頭だけは抜けてレベルの高い1戦でした。

3戦目は出遅れ大外ぶんまわしのスーパーコンボで通常なら負け確定クラスのレース、それでも最後まで末脚が鈍ることなく脚を伸ばしたことは評価できます。

上位人気のクロワデュノールが東京2戦2勝で府中巧者感ありますし初の右回りでこれまでのレース質とは真逆になります。

マスカレードボールはレース映像見てもわかる通り不器用すぎて中山のコーナー4つをクリアできるのか未知数

その辺りは厩舎の方も舞台設定はこの馬に合っていない可能性が高いと示唆していますし、状態面も戸崎騎手が珍しく物足りないと断言するほど。

なので今年のホープフルSで上位陣を負かす馬は中山巧者だったり、この舞台設定でこそ輝く馬が狙い目だと考えています。

その点からもここまでのレース質、右の小回りで上がり最速も使えていますし他が苦にするならプラス材料、実績面でも引けを取らない存在だと思います。

本日のデータ考察の中でもかなり推せるパターンに一致していますし、とにかくここ2戦のレースレベルが非常に高い馬

今年の強力な上位陣に敵わなかったとしても、この期待値を取りに行くのは絶対に間違いじゃないと思えるほどほど妙味十分の馬、個人的には非常に面白い1頭だと思っています。

その馬名を次回の更新までブログランキングへ記載しておくので是非チェックしてみてください。

 

 

過去10年の好走馬

 

2023年
1着レガレイラ
2着シンエンペラー
3着サンライズジパング

2022年
1着ドゥラエレーデ
2着トップナイフ
3着キングズレイン

2021年
1着キラーアビリティ
2着ジャスティンパレス
3着ラーグルフ

2020年
1着ダノンザキッド
2着オーソクレース
3着ヨーホーレイク

2019年
1着コントレイル
2着ヴェルトライゼンデ
3着ワーケア

2018年
1着サートゥルナーリア
2着アドマイヤジャスタ
3着ニシノデイジー

2017年
1着タイムフライヤー
2着ジャンダルム
3着ステイフーリッシュ

2016年
1着レイデオロ
2着マイネルスフェーン
3着グローブシアター

2015年
1着ハートレー
2着ロードクエスト
3着バティスティーニ

2014年
1着シャイニングレイ
2着コメート
3着ブラックバゴ

 

G2時代を合わせても過去10年しかデータが存在していないので難解なレース

簡易的にはなりますが考察していきたいと思います。

 

 

重賞考察

 

まずは前走未勝利戦・新馬戦から好走した馬を見ていきましょう

 

ステイフーリッシュ  前走新馬戦 3番人気 0.4秒差1着 上がり1位
マイネルスフェーン 前走未勝利戦 1番人気 0.1秒差1着 上がり1位
グローブシアター 前走新馬戦 1番人気 0.2秒差1着 上がり2位
ハートレー 前走新馬戦 1番人気 0.2秒差1着 上がり1位
シャイニングレイ 前走新馬戦 2番人気 0.6秒差1着 上がり1位
ブラックバゴ 前走未勝利戦 2番人気 0.1秒差1着 上がり2位

 

パッと見で共通している点は

 

・前走3番人気以内
・着差をつけて勝利
・上がり2位以内

 

この3ポイント

 

今年の該当馬を見てみましょう

 

アマヒキ 1人気 0.0秒差 上がり4位

ジュタ 3人気 -0.3 上がり2位

ジュンアサヒソラ 2人気 0.0秒差 上がり3位

ニシノエージェント 1人気 -0.1秒差 上がり2位  

ファウストラーゼン 6人気 -0.2秒差 上がり1位

リアライズオーラム 2人気 -0.2秒差 上がり3位

 

前走着差なし、4番人気以下、上がり3位以下に該当する馬はかなり減点ですね。

今年このグループからは2頭のみが完全クリア

 

 

次に前走条件戦を使っていた馬でホープフルS好走馬は

 

キングズレイン 3番人気 1着 上がり3位
ジャスティンパレス 1番人気 1着 上がり2位
ヨーホレイク 1番人気 1着 上がり1位

アドマイヤジャスタ 1番人気 1着 上がり2位
レイデオロ 1番人気 1着 上がり1位
バティスティーニ 1番人気 1着 上がり1位
コメート 1番人気 1着 上がり3位

 

全馬が前走3番人気以内+上がり3位以内でした、基本的に未勝利戦と変わらないです。

 

ショウナンマクベス 4人気 1着 上がり3位

ヤマニンブークリエ 2人気 2着 上がり2位

 

過去の好走馬は1人気だったか、1着だったか、上がり最速だったので全て2位以下のヤマニンブークリエも少し割り引きたいですね。

そもそも毎年条件戦から好走する馬は少なく、キングズレイン以外は全馬が1人気1着の馬でした。

 

 

次に前走OPから好走した馬

 

レガレイラ 1人気 3着 上がり1位
サンライズジパング 4人気 15着 前走ダート
ラーグルフ 4番人気 1着 上がり1位

キラーアビリティ 1番人気 2着 上がり2位
オーソクレース 2番人気 1着 上がり1位
ヴェルドライゼンデ 1番人気 1着 上がり1位
ワーケア 1番人気 1着 上がり1位
サートゥルナーリア 2番人気 1着 上がり2位

 

こちらも前走人気馬が目立ちます。

上がり3位以内はもうマストですね。

ラーグルフは前走4番人気ですが前走中山芝2000m(同条件のOP)を上がり最速で優勝

流石に昨年のサンライズジパングは2走前G3連対とは言え芝での実績が全くない中での好走、ここにボーダーを合わせていると何でもありになるので完全な例外候補

 

今年の該当馬は

 

ジェットマグナム 4人気 1着 上がり3位

ピコチャンブラック 1人気 2着 上がり2位

マスカレードボール 3人気 1着 上がり1位

レーヴドロペラ 7人気 2着 上がり3位

 

前走中山2000m組の2頭ですが完走8頭に対して上がり3位タイの2頭は評価できませんし、人気順を見てもかなり割り引きたい印象

残りの2頭は上がりも使えている中で前走人気と問題なさそうです。

 

 

最後に前走重賞から好走した馬

 

シンエンペラー 前走G3 1人気 1着 上がり2位
ドゥラエレーデ 前走G2 6番人気 4着 4角2番手+0.2秒差
トップナイフ 前走G3 3番人気 2着 上がり2位
ダノンザキッド 前走G3 1番人気 1着 上がり1位

コントレイル 前走G3 1番人気 1着 上がり1位
ニシノデイジー 前走G3 8番人気 1着 上がり2位
タイムフライヤー 前走G3 1番人気 2着 上がり2位
ジャンダルム 前走G2 5番人気 1着 上がり1位
ロードクエスト 前走G3 1番人気 1着 上がり1位

 

こちらは人気の無かった3頭は前走で重賞0.2秒差以内

それ以外は上がりを使って連対しています。

4角2番手以内で競馬していた馬は上がり不問となります。

今年の該当馬は

 

アスクシュタイン 2人気 7着 1.2秒差 4角1番手

クラウディアイ 4人気 3着 0.3秒差 上がり2位

クロワデュノール 1人気 1着 -0.1秒差 上がり1位

ジョバンニ 3人気 2着 0.2秒差 上がり2位

デルアヴァー 5人気 5着  0.5秒差 上がり1位

マジックサンズ 3人気 1着 0.0秒差 4角2番手

 

今年のレベルの高さは間違いなく前走重賞ステップから挑む上記馬にあるでしょう。

例年と比較しても出走頭数も多ければ、前走内容も優秀な馬がかなり多く今年の中心的存在になると思っています。

そんな中でも前走人気もなく敗れている1頭、大敗馬は大幅に割引です。

 

 

ここまで前走別に仕分けしてきましたが、過去10年好走30頭中昨年のサンライズジパングを除き、29頭がクリアしていた3項目を最後に見ていきましょう。

 

A 前走1着かOP以上で0.2秒差以内
B 前走上がり3位以内か4角2番手以内
C 前走新馬未勝利除く重賞0.2秒差以外はOP連対or2勝以上

 

アマヒキ AC

ジュタ ABC

ジュンアサヒソラ ABC

ニシノエージェント ABC

ファウストラーゼン ABC

リアライズオーラム ABC

ショウナンマクベス ABC

ヤマニンブークリエ B

ジェットマグナム ABC

ピコチャンブラック ABC

マスカレードボール ABC

レーヴドロペラ ABC

アスクシュタイン BC

クラウディアイ B

クロワデュノール ABC

ジョバンニ ABC

デルアヴァー B

マジックサンズ ABC

 

ボーダーとしては前走人気などが関係ない物なので超甘めです。

流石に30頭29頭クリアで連対馬は100%クリア条件なので絶対に突破してほしいところ。

 

 

まとめ

 

本日は前走別に簡単ではありますがデータ考察をしてきました。

まだサンプル不足感は否めないのであくまでも参考程度ですが、今年完全クリアで買えそうな馬は…

 

 

ジュタ

ニシノエージェント

ピコチャンブラック

マスカレードボール

クロワデュノール

ジョバンニ

マジックサンズ

 

18頭フルゲートで上記7頭が馬券対象と考えています。

有力馬が初チャレンジの中山2000mで毎年波乱要素満点のレースですが、今年はやはり前走重賞組がかなり強い印象を受けますね。

 

 

火曜日限定記事

 

本日は最後に毎年好走馬が出てくる条件を紹介

 

・前走新馬~条件クラスで芝上がり3位以内+着差0.4秒差以上

・芝OP以上で上がり3位以内+1着もしくは着差0.0秒差以内

 

上記のどちらかに該当した◯◯

 

過去10年間とまだ浅いですが、毎年該当馬がかなり少ないにも関わらず好走しまくっている注目データ

現在のG2~G1時代になってからは該当馬が存在すれば必ず好走馬が出ています。

 

2023年2着シンエンペラー2人気
2022年2着トップナイフ7人気

2021年1着キラーアビリティ2人気
2021年2着ジャスティンパレス4人気
2020年1着ダノンザキッド1人気
2019年1着コントレイル1人気
2019年2着ヴェルトライゼンデ3人気
2018年1着サートゥルナーリア1人気
2017年1着タイムフライヤー1人気
2017年3着ステイフーリッシュ8人気
2016年※該当馬なし
2015年3着バティスティーニ2人気
2014年1着シャイニングレイ2人気

 

上記◯◯に入るキーワードと今年の該当馬を次回更新までブログランキングへ掲載しておきます。

それではまた明日会いましょう!

 

 

全頭診断その1

 

出走馬18頭をその1、2、3で各6頭に別けて評価して行きたいと思います。

良くあるアルファベットでの評価はありません、シンプルに全レース何度も見直して感じた私個人の主観になります。

 

クロワデュノール

 

新馬戦はパドックから落ち着きなく幼さ全開、それでもレースに向かうと1.46.7と言う異次元のタイムで圧勝した。

東京1800m戦の新馬戦で1.46秒台を記録した馬はこれまで1頭も存在せず最速タイム、これを東京Cコース最終週で記録してしまうのだからこの時点でこの馬が規格外である事は伝わると思う。

11.9-11.5-11.3-11.1-11.5(ラスト5F57.3)、有馬記念が終了した直後に今年の中山は後半力が例年以上に問われとポストしたよう、ホープフルSも例外ではない。

恐らくこの中山2000m戦も結局は後半力が勝負を分ける決定的な要素だと思っているので、この馬の後半5ハロンは相当な武器になってくる。

前走の東スポ2歳Sは陣営が掲示板に載れたら良いレベルと話すほど相当調子が落ちていたようで仕上がりは6~7割も無かったと公式でコメントしている。

それでいてメンバー中最速の上がりを使って完勝、100%の状態なら何馬身突き離していたのだろうか…

前走+24キロの馬体を絞って今回は9割以上で挑んでくるだろうし中間の陣営コメントを見ても前走とは別馬(良い意味で)と話すほど動きが前走とは別格

初の右回り、初の中山、初の多頭数と叩けばいくらでもホコリが出てきそうではあるが、粗を探せば2歳戦なんて全馬に未知数な部分はある訳でこの馬に限った話ではない。

どれだけデメリットを並べようが、それを全て飲み込むほどここまでの内容と前走からの上積みが大きいので人気は確実だが無難に走ってくると思います。

 

 

アマキヒ

 

新馬戦は内枠スタートだった事が非常に大きく、スタート直後のコーナーを利用してナチュラルにハナを取り切る騎乗は惚れ惚れするほど(C.デムーロ騎手)

そこから1000m通過1.02.7秒のスローペースに上手く落としており、4角途中で早めに外からプレッシャーを受けるが道中かなり息が入っているので手応え良く再加速

直線はロジャリーマインとの一騎打ちで一旦は差されたが、内から盛り返してデビュー戦を突破

そのロジャリーマインは次走上がり最速で1馬身半の完勝、離された3着馬マテンロウムーブも次走上がり最速で即勝ち上がりを決めており超が付くほど新馬戦のメンバーレベルは高かった。

1戦1勝の身ではあるが、その1戦のメンバーレベルと綺麗な加速LAP(12.6-12.4-11.6-11.3-11.1)を見る限りここで通用しても全く不思議ではない馬

しかし前走のレースを何度見てもC.デムーロ騎手のスタートから道中、4角の動き出しまで全てが完璧で100点どころか120点を付けても良いくらいの騎乗だった。

ホープフルSでこれだけ前半スムーズにポジションを取り、気分良く道中息を入れながらスローで直線を迎えて終いを伸ばすと言う競馬が果たして出来るのか?

その部分に関してはやはり2戦、3戦と使ってきた馬にアドバンテージがあるだろし、今回はクロワデュノール、マスカレードボール、マジックサンズなど既にOP以上でレベルの高いメンツを撃破してきた馬との対決

まだ見えていない未知の部分に期待が膨らむのは分からないでもないが、前走あまりにも上手く行きすぎ感あり、一気のメンバー強化で実績不足となるなら個人的な考えとしては切りで考えたい1頭

 

 

デルアヴァー

 

新馬戦はスタートで両サイドの馬に反応して頭を上げて出遅れ気味、後方インのポジションでレースを進める形となった。

福島コースらしく向こう正面で外の馬が早めに動く中で三浦騎手は他馬を行かせるほど余裕(かなり好判断)で4角から進出開始

一瞬にして前の馬を捕まえると1馬身半の圧勝、上がりは2位に0.4秒差つけ短い直線の福島競馬場を考えれば優秀

しかしインで競馬していた馬が全滅しているので、出遅れたこの馬が結果的に展開の恩恵を受ける形となっているので簡単に鵜呑みにしてはいけない1戦

2戦目の東スポ2歳Sでもスタート出遅れ、3角でロス無くインを選択し直線は上がり最速とパッと見では評価出来るが自分よりも外で競馬していたファイアンクランツと末脚比べで劣っており微妙

そのファイアンクランツはマジックサンズに2走前で3着と先着を許しており、今回それよりも評価されるクロワデュノール、マスカレードボール、そしてそのマジックサンズが出走する中で力関係的にも難しい部分がある。

ここまで全て出遅れ→上がり最速で多くの予想家が穴馬と指名しそうだが、中山2000mでの出遅れは致命的だし、その自慢の上がりも前走のファイアンクランツとの比較で全く相手になっていないので評価できない。

上がり最速だけが期待感として先走っている印象で、レースリプレイを見れば上がり最速と言って良いのか疑問視できるレベルなので、なるべく人気を吸ってほしいなと感じる1頭

 

 

ジュンアサヒソラ

 

新馬戦はそこまでスタートは良くなく、道中スローペースでなんとか追走している感あり。

直線は完璧なタイミングで外に出すも12.5-11.6-11.1の加速LAPには一切対応できずに3着敗退

2戦目はルメール騎手配置で勝負レースだったと思うが大外枠もあってスタート直後の1コーナーでかなりポジションを落としている。

それでも道中上手く息を入れたのもあり4角ではポジションを上げ前の馬を射程圏内に入れるも2馬身半届かずに敗戦

3戦目でようやく勝ち上がるも最後の直線で抜け出してから差を詰められ、あと10mもゴールが先だったら抜かれていたほど終いの脚に自信がない馬

ポジションを取ればラストはジリ脚だし、溜めても加速LAPに対応できないくらいの馬なので、どの方面から見てもここでは相手が悪すぎる印象、走ったら事故レベルなので軽視

 

 

ショウナンマクベス

 

新馬戦はスタート良くハナを取り切ると、スローの流れが味方して11.4-11.3-11.5と後半にも余裕を感じる逃げ切りだった。

しかしギリギリまで追い詰められた2着馬コスモコロネットは4戦走るも最高4着と未だに未勝利戦なのでメンバーレベルは少し疑問

2戦目の札幌2歳Sでは抜群のスタートを切るも、岩田騎手は手綱を引いて差しに変更

これが良くなくて道中初めて包まれる形になり顔を上げてかなり嫌がっている様子、4角でも他馬を気にしてポジションを下げており直線はもう馬がレースを辞めてしまった。

重馬場が影響したのか不明も、全く良さを出すことが出来ずに敗退しているので度外視しても良いレベル

前走は口を割る場面もあったが向こう正面で1頭だけになると非常に落ち着いて息が入っており、直線は脚が溜まっていたこともあり先行抜け出しで勝利

札幌2歳Sのレースになっていなかった場面を見ると気性的な部分が課題で、今回もフルゲートで小回りとなると同じパターンは簡単に想像出来るかなと思う。

結局この馬が勝っているのは広い東京コースのみで、G1の厳しい流れで中山多頭数となると中々難しい結果になると思っています。

 

 

リアライズオーラム

 

新馬戦はゲートの中でのんびりしている途中でスタートし案の定出遅れ、後方からのレースになったが3角入口から進出開始

直線は上がり最速で先に抜け出したアスクシュタインに迫るも完全に脚を余す形で2着に敗退

流石に新馬戦特有のスローで直線短い函館だと逃げ馬が11.5-11.7-11.5を使えば後方は苦しい1戦だった。

新馬戦も1.7倍と断然人気だったが2戦目は更に売れて1.2倍、しかし当然のように今回もスタート出遅れ後方から

佐々木騎手も新馬戦からこの部分は頭に入っていただろうと感じるほどリカバリーしていたが、1枠1番の影響で1コーナーで前をカットされ結局後方へポジションを下げた。

道中も外の馬とラチに挟まれて全く身動きが取れず直線もインで窮屈な差しとなり5着に敗退

2戦連続の取りこぼしで佐々木騎手がこの馬から降りてしまう事になったが、正直レースを見る限りは誰が乗っても不器用過ぎて難しい馬

そもそも函館も札幌も全くこの馬に合っていない印象で、騎手を替えるよりも広いコースを使うだけですぐに勝ち上がれそうな印象を受けた。

間隔を取って京都コースを選択し挑んだ3戦目、川田騎手に鞍上強化もやはり安定してスタートが悪い馬

直線もインの狭いところを上がってくるも、これで何度目かとツッコみたくなるような脚の余り具合だった。

やはり騎手を替えてもここまでの2戦とやってる事は同じ、函館や札幌よりも道中広く動けるのでその分内容は良くなっているが毎回1歩足りないレースが続く

ようやく初勝利となる前走だがようやくスタートが決まり内に1頭を見ながら道中~直線まで横移動一切なし。

これで勝てなければもう一生未勝利戦と言うレベルの内容で、広い東京コースに替わった事がこの馬にとっては非常に大きかった。

ここまでのレース回顧から伝わるように、とにかく不器用で広いコースでないと難しい馬、中山で多頭数がプラスに働く訳は無いので当然ここでの評価は厳しい。

前走のレースを見直しても恵まれすぎなので、ようやく掴んだ1勝ですがG1どころか自己条件ですら厳しいレースになるだろうと言う印象です。

 

 

まとめ

 

本日は全頭レース回顧その1(全3回)と言う事で6頭を見てきましたが「この中で1頭しか買えないルールならどの馬を選ぶのか」

該当馬1頭を次回更新までブログランキングへ公開しておくのでチェックしてみてください。

木曜日に6頭、金曜日に6頭で全18頭の全レース回顧をして行きたいと思います。お楽しみに。

 

 

全頭診断その2

 

出走馬18頭をその1、2、3で各6頭に別けて評価して行きたいと思います。

良くあるアルファベットでの評価はありません、シンプルに全レース何度も見直して感じた私個人の主観になります。

 

マジックサンズ

 

新馬戦はスタートから挟まれ道中もかなり狭いスペースで窮屈な競馬も、馬は一切怯むことなく堂々の周回

3角手前では抑えきれない手応えで外目まで移動すると4角出口では全馬を飲み込む勢いで上がって来た。

直線は突き離す一方で2馬身差の勝利、さすがに100回このメンバーで新馬戦を行っても勝ち馬はマジックサンズだろうなと思えるほどの完勝だった。

13.0-12.2-11.8-11.6と函館の稍重で超スローも重なったが加速LAPで突き離すのは立派

さらに2馬身差離した2着馬、そこから半馬身差の3着馬、更に離れた3馬身差4着馬まで全てが勝ち上がりを決めているので決して楽なメンバー構成では無かった。

2戦目の札幌2歳Sでは新馬戦と同じく早めに3角から動く競馬で4角番手から押し切る強さを見せた。

この時インを通した神騎乗だった2着アルマヴェローチェが次走阪神JFを勝ったことで、この馬の株が上がるのは当然

しかし3着に入ったファイアンクランツが最も強い競馬をした印象で、勝ち馬とは動き出しのタイミングの違いで最後はかなり詰め寄られている印象

この馬は4角出口でも外に膨れており、完璧な競馬をした上位2頭と比較すると着順は落としたが内容は最も濃い、そのファイアンクランツが次走でクロワデュノールの0.4秒差を考えると少々疑問の残るメンバー構成だ。

アルマヴェローチェが次走でG1を勝っていることで何とか評価できる形になっているが、これまでクッション値の低いレースで2走とも完璧な立ち回りなので個人的には赤オッズなら少し過激かなと感じる1頭

 

 

ピコチャンブラック

 

新馬戦は逃げて7馬身差の圧勝、上がり35.0秒で2位に0.8秒を付けるほど抜けてこの馬が強かったように見える。

しかし個人的にはこの新馬戦は全くと言って良いほど評価していない。

勝ち時計2.03.6、同日に行われた未勝利戦ですら2.01.8、こちらもスローだったが上がり35.1秒とピコチャンブラックとほぼ差が無い。

ピコチャンブラックの新馬戦は1000m通過1.03.7秒と超スローペースで、流石にこれだけ溜めたら直線はそうなるだろうと言うレースだが、それでも35.0秒と平凡だ。

出走した10頭(勝ち馬を除き9頭)は未だに芝での勝利はゼロ、未勝利戦で大敗を繰り返しているメンバーが集まった新馬戦で、そりゃ強く見えて当然でしょうと言うレベル

そもそもこれだけ前半歩いて直線でこの馬以外全く伸びていない時点で疑問視するのが適切なレース回顧で、ただこの馬の着差だけに注目してヤバい、めっちゃ強いなど評価している予想家は疑った方が良い。

この少ないキャリアを正しく判断するには、レースの見た目だけで判断していたら全く話にならない。

同週のバイアス、前後のレース、出走したメンバーレベルなど縦横の比較が必須になってくる。

2戦目のアイビーSでも直線で前の馬の内に入ろうとして不利を受けているが、外を選択して当然の馬場だったので、むしろ伸びない内に潜ってイン差しに徹したマスカレードボールの方が何倍も強い競馬をしている。

もう一度レース映像を観れば良くわかるが、何故これだけ全馬揃って内側を嫌って3頭分以上空けて走っているのか考えてほしい。

使い込まれた東京Aコース最終週で内が傷んで伸びないから全騎手がインを嫌っているのである。

多少詰まったとは言え、致命的な不利ではなく、むしろ内に入らず一番外目を伸ばした好騎乗、全騎手が嫌ったインを突き抜けたマスカレードボールはゴール直前の脚色を見ても完全にピコチャンブラックより速い。

これだけ明確なレースでマスカレードボール<ピコチャンブラックになるのか全く理解できないのである。

しかし競馬の面白いところなんですが、例えばこのレース回顧が100%正しい比較ができていたとしても「中山2000m」に舞台を移してマスカレードボールよりピコチャンブラックが先着した場合、結局前走はやっぱり不利あって2着になったピコチャンブラックが強かったんだねと言う結論になってしまうのが恐ろしいところ。

あくまでも今回のホープフルSでの結果は別として、現状判断できるここまでのレース回顧からピコチャンブラックの新馬戦のレベルが高くないのは事実だし、アイビーSはマスカレードボールの方が間違いなく強い競馬をしている中で、恐らく新馬戦の見た目から中山は合うと判断され見た目も派手なのでオッズは渋くなる1頭だと思います。

穴人気どころか当日は3~4人気確実だと思うので、個人的には疑ってます。過激人気するなら(恐らくするので)喜んで消したい。

 

 

ジョバンニ

 

新馬戦は大外枠からスタートを決めると前進気勢が強くハナを奪う勢いも何とか番手に控えて折り合う。

3角入口から抑えきれない手応えで4角先頭、そこからは後続が来る前に先にゴール板を通過した形にはなったが12.5-12.3-12.1-11.6-11.2と非常に綺麗な加速LAPで1馬身差の完勝

時計の出やすい夏の小倉を考えると1000m通過1.02.9秒は少し遅い、少頭数と言うこともあり正直めちゃくちゃ評価できるかと言われると疑問だが無難に強いかなと言うデビュー戦だった。

2ヶ月以上の間隔を取って成長を見せてくれたのが野路菊S、ラチ沿いと外の馬に挟まれる形で少頭数にしては道中ストレスの掛かる内容だったが、首をしっかりと下げ鞍上の指示通り反応し、折り合いも抜群

距離延長で初めて包まれる形になっても2歳馬とは思えない落ち着きっぷりで対応していたことに少し驚いた。

4角で他馬の上がりを待って最後に外を回したのは完全に鞍上の騎乗ミスで、勝ち馬よりも早めに上がって行けば、ゴール後の脚色を比較しても間違いなく勝てたレースだった。

勝ったエリキングがどれだけ強いかはこの後のレースを見れば明白だし、3着以下の着差を見てもこのの2頭だけは抜けてレベルの高い1戦だった。

3戦目は出遅れ大外ぶんまわしのスーパーコンボで通常なら負け確定クラスのレース、それでも最後まで末脚が鈍ることなく脚を伸ばしたことは評価できる。

ここ2戦の内容が既にクラシック最有力と言われているエリキングと同等かそれ以上に内容が良く、唯一不安点を書くとするなら多頭数のインで身動きが取れないリスクがあることくらいかなと。

今年は本当に来年以降も楽しみな馬が勢揃いのホープフルSで、上位人気はクロワデュノール(1番人気確実)、2番人気マスカレードボール、3番人気4番人気はピコチャンブラックとマジックサンズで分け合う形になると思います。

実績からしてもこの馬が5番人気以下で買えることはほぼ確実と言っても良いと思いますので、妙味含め面白い1頭になるでしょう。

 

 

ファウストラーゼン

 

新馬戦はスタートがスムーズではなく、更に二の脚も無く馬群に包まれながらポジションを下げて後方から

道中も動き出しのタイミングでスペースがなく、前が空いたタイミングでは既に馬の気持ちが切れていた感があり10着と大敗

2戦目もスタートで全く反応なく出遅れ後方から、道中でも追走に苦労しており鮫島騎手はコーナーワークで何とか追いつこうとラチぴったりを追走していた。

直線ではその努力あってか最内から狭いところを何とかこじ開けると、ゴール前で捉えて初勝利を飾った。

レースLAPは12.0-11.5-11.7-12.5-12.7と減速しており、3角~4角でかなり追走に苦労し直線で他馬がバテて上がりが掛かるタイミングで浮上している辺りは相当展開と稍重の馬場に助けられている。

正直良馬場でクッション値が高いと全く勝負にならないと思うので、ダートとは言わないが洋芝や雨が降ったタイミングで購入検討するのがこの馬の買い方だと思います。

 

 

レーヴドロペラ

 

新馬戦は全くゲートに反応できず後方から、直線に向いても鞍上のアクションに一切反応せず9頭だて9着2.9秒差と大敗

2戦目もスタートはそこまで良くなかったが、内枠を活かしてインで待機し、他馬が外を回す中で綺麗にインアウトを決める神騎乗で初勝利

1000m通過58.6、ラスト3ハロン12.0-12.3-12.9の減速LAPで他馬が苦しい中でインアウトはそうなるでしょうねと言う素晴らしい騎乗だった。

3戦目の札幌2歳Sでは同じ位置にいたファイアンクランツに3角途中で全く付いて行けず、直線も完全にキレ負け、さすがに前走全てが上手く行った中での相手強化では全く相手にならなかった。

4戦目は9頭と少頭数の外目をノンストレスで追走し、3角手前で一気にポジションを上げる好騎乗、4角でスムーズに回れなかったのが痛すぎたが、直線は最も脚を伸ばして2着

これまで時計の掛かるタフなレースで強さを見せていた中で、12.8-12.6-12.0-11.8-11.5と綺麗な加速LAPに対応してきた点はかなり評価できる。

相当中山が合っているのか急坂でもスピードは一切落ちておらず、少頭数だからこそ叶った騎乗ではあるが成長を感じる1戦だった。

普通に考えたら即消しレベルで相手関係は全く勝負にならないような1戦となるが、想定オッズ16番人気の超大穴だったらリスクに対してリターンが十分なので個人的には悪い選択ではないように感じる。

 

 

アリオーンスマイル

 

本当に申し訳ないのですが、出走できるとは思っていなかったのでJRAでレース映像を確認できるところまでしか追っていません。

地方で走った4戦の評価はできず、前走の1戦のみでの判断になりますが、流石にこれまでダートを走っていたこともあり一気に芝の1200mでは前半から全く追走できず厳しいレースでした。

直線も4角回った順番から着順を落とさなかったのは立派ですが、流石に前には届かず中山2000mの舞台に移ったとしても高クション値、多頭数と厳しい現実が待っている。

 

 

まとめ

 

本日は全頭レース回顧その2(全3回)と言う事で6頭を見てきましたが「この中で1頭しか買えないルールならどの馬を選ぶのか」

該当馬1頭を次回更新までブログランキングへ公開しておくのでチェックしてみてください。

金曜日に6頭で全18頭の全レース回顧をして行きたいと思います。お楽しみに。

 

 

全頭診断その3

 

出走馬18頭をその1、2、3で各6頭に別けて評価して行きたいと思います。

良くあるアルファベットでの評価はありません、シンプルに全レース何度も見直して感じた私個人の主観になります。

 

マスカレードボール

 

新馬戦は最後の直線でスタンド方向が気になり過ぎてずっと横を向きながらゴール

ゴール前も耳を立てながら真剣に走っておらず、レース後の陣営コメントでも手応えもなく追走にも苦労しトモも緩く心配しかなかったとのこと。

遊びながら走った割には同開催中に新馬戦を4角10番手以下から差し切った馬はマスカレードボール1頭だけで、負かした相手もマイネルチケット(サウジRC3着、京王杯2歳S2着)となれば超ハイレベル戦と言って良いほどだった。

前走のアイビーSも迷いなく本命で、ピコチャンブラックが売れすぎたことにより非常に美味しい馬券だった。

レース内容については昨日のピコチャンブラックの評価で書いた通りなので同じ見解でただ言葉の裏返しになってしまうが、ピコチャンブラックは直線で前の馬の内に入ろうとして不利を受けている。

しかし外を選択して当然のバイアスだったので、むしろ伸びない内に潜ってイン差しに徹したマスカレードボールの方が何倍も強い競馬をしている。

もう一度レース映像を観れば良くわかるが、何故これだけ全馬揃って内側を嫌って3頭分以上空けて走っているのか考えてほしい。

使い込まれた東京Aコース最終週で内が傷んで伸びないから全騎手がインを嫌っているのである。

多少詰まったとは言え、致命的な不利ではなく、ピコチャンブラックはむしろ内に入らず一番外目を伸ばした好騎乗、全騎手が嫌ったインを突き抜けたマスカレードボールはゴール直前の脚色を見ても完全にピコチャンブラックより速い。

どう考えてもピコチャンブラックよりもマスカレードボールの方が圧倒的に強い競馬をしており、力関係では間違いなくマスカレードボールの方が上である。

しかし競馬の面白いところなんですが、例えばこのレース回顧が100%正しい比較ができていたとしても「中山2000m」に舞台を移してマスカレードボールよりピコチャンブラックが先着した場合、結局前走はやっぱり不利あって2着になったピコチャンブラックが強かったんだねと言う結論になってしまうのが恐ろしいところ。

昨日の繰り返しになって申し訳ないですが、あくまでも今回のホープフルSでの結果は別としてレース回顧による上下を決めるならこの通りだと思います。

今回はワンターンからコーナー4つに多頭数で大外枠と試練の連続ですが、未知な部分を疑うのか、それをクリアして好走するのか天秤に掛けるには絶妙な前日オッズだと思います。

 

 

クラウディアイ

 

新馬戦はスタートを決めると1コーナーではラチ沿いぴったりを回る西村騎手によるスーパーロスカット騎乗(褒め言葉)

向こう正面と4角出口まではラチと外の馬に挟まれる形だったが、これを新馬戦に経験したのは加点材料

直線はインの1頭分をこじ開けて伸びて来たが、流石に12.1-11.1-11.1のLAPなら抜け出して後続が差を詰めることは厳しく1馬身差の完勝だった。

2着馬のサトノクローザーは次走で即勝ち上がり、他の中京新馬戦を比較しても相当レベルの高い1戦だったと感じます。

少し話が変わりますが、XのサブアカウントでジャスティンパレスのホープフルSについてポストしましたが、その当時の予想記事を引用するので読んで見てください。

 

◎ジャスティンパレス

この馬の新馬戦に注目してほしい、過去10年11月までのデビュー馬のうち、

中京1600m以上の新馬戦をラスト3F34.5秒以内で勝ち切った馬は僅か10頭

ジュンブルースカイ
マイラプソディ
ラインベック
カテドラル
アドマイヤマーズ
ステイフーリッシュ
ワグネリアン
フロンティア
クライムメジャー
アドマイヤリード

上記馬のその後を調べてみると

ジュンブルースカイ→東スポ2歳S三着
マイラプソディ→京都2歳S一着
ラインベック→ 東スポ2歳S三着
カテドラル→NHKマイル三着
アドマイヤマーズ→朝日杯FS一着
ステイフーリッシュ→ホープフルS三着
ワグネリアン→東スポ2歳S一着
フロンティア→新潟2歳S一着
クライムメジャー→サウジRC三着
アドマイヤリード→ヴィクトリアM一着

カテドラルとアドマイヤリードは後のG1好走馬でそれ以外は年内の重賞で必ず好走しています。

◎のデビュー戦は中京芝2000m、これを34.3の上がり最速で1馬身半勝利

次走の1勝クラスも連勝するが終始頭の高い走法で若干遊びながらも1着、

ゴールを過ぎても更に差を広げており、見た目以上に余力があったように見えました。

調教では輸送ありにも関わらずびっしり追われ好タイム、相当な上積みを感じます。

デビューから5頭、6頭と小頭数しか経験のない点、初の関東輸送とクリアしなければ行けない問題は多々あるが

前日オッズでは単勝10倍超えの馬、1〜2番人気にはならないだろうしオッズ妙味も十分あります。

走るのが来年以降かもしれないがデビュー戦の内容から該当馬は全て重賞好走馬、先々を考えてもこの馬を応援したいと思います。

 

ブログ1発目の予想が有馬記念とホープフルSだったので、この時のブログ訪問者数は1日600人ほど、今はG1となれば1万人を超える訪問で本当にありがたい限りです。

その時からやっていることは全く変わりませんが、当時の考察を元に今年の該当馬を探すと、このクラウディアイ1頭だけが該当します。

凄いのがこのクラウディアイが次走で京都2歳Sを好走し、思い描いた通りの考察結果になっているのがびっくりしました。

道中は追走できず直線は狭いところを割って伸びて、最後はジョバンニにキレ負けしているので相手関係で言えば今回は相当厳しいと思いますが、前日11番人気とかなりリターンが期待できるので、魅力的な穴馬だと思います。

 

 

ヤマニンブークリエ

 

新馬戦は2番スタートで内から先行ポジションを取るが、かなり道中行きたがる場面もあったが流石の武豊騎手、馬の機嫌を損ねないように上手く馬群の外目の1頭で落ち着けるところまで下げている。

インコースからスタートしたにも関わらず直線は大外から加速しゴール前で先に抜け出したパーティハーンを捉えてデビュー勝ち

12.7-12.5-11.6-11.2の加速LAPで、こうなると新馬戦特有のスローペースだったと錯覚するが1000m通過は1.01.5と新馬戦にしては流れている。

京都の高クッション値による高速タイムかもしれないが、それでも新馬戦と思えないような立ち回りで非常に評価できる内容だった。

2戦目の黄菊賞ではスタートはそこまで良くなかったが9頭立てで行く馬もいないので、馬が主張した通りにハナを取りきった。

新馬戦からそうだったが気性が前向きなのか、抜かせない性格なのか馬が自ら勝手に逃げているような感覚で番手追走のコスモイシュタルを抜かせないように上手く4角先頭で直線を迎えた。

レースは前にいた3頭でコーナー通過順の通りゴール板を通過する中、外から1頭だけ別次元の末脚でまとめて全馬差し切っている強い馬が1頭いた、それが後の朝日杯FS2着馬のミュージアムマイルだった。

申し訳ないくらいこのレースはミュージアムマイルの強さだけが際立ったレースで、ヤマニンブークリエに関しては4角先頭だったから2着に残ったと言う印象しかない。

心配なのが馬が行きたがってその通りハナを取りきって気分良くレースが終わったことで、今回のホープフルSでもスタートが悪くても馬が無理やりハナを取りに自分の気持ち任せで行く可能性があり、折り合いがつくのか少々リスキーに感じる。

多頭数経験もなく、スピードを活かした直線平坦巧者感もかなり感じるので中山の急坂で止まる可能性もあるし驚くほど現在の前日オッズ(現在5番人気)で売れている印象を受けた。

さすがに穴馬として見るのであれば先に書いたクラウディアイくらいオッズが欲しいので馬券として考えるのならあまり強調できないなと感じます。

 

 

ジュタ

 

新馬戦のスタートはお世辞にも良いとは言えないほど立ち遅れており、その後のリカバリーによって4番手までポジションを上げている。

道中もインで脚を溜め、4角出口でインから最短コースで1頭分外に出す神騎乗、ポジションを取りに行った判断も素晴らしかったが、騎手が馬を勝たせるとはこの事と言っても過言ではないくらい素晴らしい騎乗だった。

坂井瑠星騎手も当時を振り返って何もかもが完璧に行ったと話す通り、これ以上ないレースだった。

切れ味勝負ではいまいちとのコメントがあるが、新馬戦は12.7-11.8-11.3-11.5と脚を使えている中で最後の直線もそこまで悪い印象はなかった。

中山なら極端な瞬発力戦にもならず舞台替わりは間違いなくプラスに働くだろう。

しかし立ち回りを活かしたい馬にしては残酷な8枠、これだと新馬戦のようにスタートで立ち遅れたら外を周回し、徐々に厳しいポジションになりそうだし難しい枠だと思います。

内枠を取れれば面白い1頭かなと思っていましたが、現状前日8番人気より売れるなら微妙でオッズ妙味があるならば何とか一考という印象です。

 

 

アスクシュタイン

 

新馬戦はハナを主張すると頭が高く鞍上の指示にあまり素直ではなく遊びながら走っていた感あり。

それでも直線はリアライズオーラムの追撃を凌いでデビュー戦を勝利、ラスト4ハロン12.3-11.5-11.7-11.5の脚を持続できたのは立派だが1000m通過が1.04.7と超スローペースだった。

2戦目も頭が高くハナを主張すると、抑えきれない手応えで後続を離しての逃げになった。

4角で番手との差が無くなったが、直線では逃げて上がり最速の7馬身圧勝と言うインパクトの凄い勝ちっぷりを披露

しかし道中も見た目以上にペースは上がっておらず1000m通過1.02.3秒とこちらも遅め、出馬表を見ればメンバーレベルの低さがすぐに分かるほどだったので着差は素晴らしいが割と平凡である。

迎えた3戦目の札幌2歳Sでは1~2番人気タイの3.5倍まで票を集めるが、そのときの考察からこの馬は一切評価しておらず7着敗退はそうなるでしょうと言える結果だった。

そもそも重賞レベルになると1000m通過が1.03秒前後まで落ち着く訳もなく、この馬がいままで楽をしてきたしわ寄せが本番に出てきた印象

今回も前に行きたい馬が多く連勝した時のような楽な競馬は当然難しく、人気落ちで買いのタイミングではあるが厳しいレースになると思っています。

 

 

ジェットマグナム

 

新馬戦はインコースからのスタートもあって道中インで脚を溜めるも、外に移動できるスペースで外目にポジションを切り替える素晴らしい騎乗

それがあったからスムーズな追い出しが可能になり、先に抜け出したリトルジャイアンツを半馬身差を付けてデビュー勝ちを飾った。

3着以下は3馬身以上離しており、負けたリトルジャイアンツは既に勝ち上がりを決めているので低レベルなメンバー構成ではなかった印象

しっかり前半も流れているしラスト5ハロンの前半とラストまでが0.5秒差以内のLAPで収まっており、長く持続する脚は評価できる。

2戦目のコスモス賞では4角まで手応え良かったがレース中に心房細動を発症、丹内騎手が早々に異変に気付きレースを辞めたのは素晴らしい判断だった。

立て直して+10キロで挑んだ前走は道中番手の外で構えると、4角出口では早め先頭を奪う勢いで直線を向くと後続の猛追を凌いで1着

12.8-12.6-12.0-11.8-11.5の加速LAPはお見事だったが、前半1.02.1はOP戦にしては落ち着いた流れで展開は完全にこの馬の味方をしていた。

しかし抜け出してからソラを使っていたと話すように、最後に寄られるともうひと伸びしている辺りは相当余裕を感じるし、急坂は全く苦にしていない姿からも中山巧者感あり。

心房細動だった2走前を度外視すれば実質2戦2勝で、福島、中山と小回りの右で実績があるのは今回のホープフルSで間違いなく武器になるし、中間の追い切りが素晴らしいの一言

調教は動かない馬ですが最終で自己ベストを記録するなど調子の良さと上積みを感じる内容で前日9番人気なら面白い存在かなと思います。

デビューから今回で4戦目、全て2枠の黒い帽子を引くとはかなりの運の持ち主だと思います。笑

馬群でも全く問題ないし、立ち回りを活かして競馬するこの馬にはピッタリ、思っている以上に上位とはオッズほど差を感じない1頭なので普通に穴で面白いかなと思います。

 

 

まとめ

 

本日は全頭レース回顧その3(全3回)と言う事で6頭を見てきましたが「この中で1頭しか買えないルールならどの馬を選ぶのか」

該当馬1頭を次回更新までブログランキングへ公開しておくのでチェックしてみてください。

これで18頭全馬のレース回顧、全頭診断が終わりました。

是非その1、その2もご覧になって予想の参考にしていただけると嬉しいです。

それでは明日の最終考察、今年最後のブログ予想記事をお楽しみに!

 

 

推薦馬

 

▲ジョバンニ

新馬戦は大外枠からスタートを決めると前進気勢が強くハナを奪う勢いも何とか番手に控えて折り合う。

3角入口から抑えきれない手応えで4角先頭、そこからは後続が来る前に先にゴール板を通過した形にはなったが12.5-12.3-12.1-11.6-11.2と非常に綺麗な加速LAPで1馬身差の完勝

時計の出やすい夏の小倉を考えると1000m通過1.02.9秒は少し遅い、少頭数と言うこともあり正直めちゃくちゃ評価できるかと言われると疑問だが無難に強いかなと言うデビュー戦だった。

2ヶ月以上の間隔を取って成長を見せてくれたのが野路菊S、ラチ沿いと外の馬に挟まれる形で少頭数にしては道中ストレスの掛かる内容だったが、首をしっかりと下げ鞍上の指示通り反応し、折り合いも抜群

距離延長で初めて包まれる形になっても2歳馬とは思えない落ち着きっぷりで対応していたことに少し驚いた。

4角で他馬の上がりを待って最後に外を回したのは完全に鞍上の騎乗ミスで、勝ち馬よりも早めに上がって行けば、ゴール後の脚色を比較しても間違いなく勝てたレースだった。

勝ったエリキングがどれだけ強いかはこの後のレースを見れば明白だし、3着以下の着差を見てもこのの2頭だけは抜けてレベルの高い1戦だった。

3戦目は出遅れ大外ぶんまわしのスーパーコンボで通常なら負け確定クラスのレース、それでも最後まで末脚が鈍ることなく脚を伸ばしたことは評価できる。

ここ2戦の内容が既にクラシック最有力と言われているエリキングと同等かそれ以上に内容が良く、唯一不安点を書くとするなら多頭数のインで身動きが取れないリスクがあることくらいかなと。

上位人気の並びから妙味もしっかり付いて来ますし、最内からどんなレースプランで行くのか鞍上のポジションにも注目しながら応援したいと思います。

 

 

◯マスカレードボール

新馬戦は最後の直線でスタンド方向が気になり過ぎてずっと横を向きながらゴール

ゴール前も耳を立てながら真剣に走っておらず、レース後の陣営コメントでも手応えもなく追走にも苦労しトモも緩く心配しかなかったとのこと。

遊びながら走った割には同開催中に新馬戦を4角10番手以下から差し切った馬はマスカレードボール1頭だけで、負かした相手もマイネルチケット(サウジRC3着、京王杯2歳S2着)となれば超ハイレベル戦と言って良いほどだった。

前走のアイビーSは直線で前の馬の内に入ろうとして不利を受けたとは言えピコチャンブラックは外を選択する当然のバイアスだったので、むしろ伸びない内に潜ってイン差しに徹したマスカレードボールの方が何倍も強い競馬をしている。

使い込まれた東京Aコース最終週で内が傷んで伸びないから全騎手がインを嫌っている中で差はわずかでもこの馬の強さは際立っていた。

今回はワンターンからコーナー4つに多頭数で大外枠と試練の連続ですが、その部分はしっかりとオッズに反映されており、一気に人気落として4番人気10倍(当日9:00現在)なら話は別

包まれて自分のリズムを崩すくらいなら馬群の外目を小細工なしで真っ向勝負してほしいと思います。

やっぱり東京が良かったと思う結果になるかもしれませんが、こんなオッズで買えるチャンスが今後少ないと思うので大外でも買いたいと思います。

 

 

◎クロワデュノール

新馬戦はパドックから落ち着きなく幼さ全開、それでもレースに向かうと1.46.7と言う異次元のタイムで圧勝した。

東京1800m戦の新馬戦で1.46秒台を記録した馬はこれまで1頭も存在せず最速タイム、これを東京Cコース最終週で記録してしまうのだからこの時点でこの馬が規格外である事は伝わると思う。

11.9-11.5-11.3-11.1-11.5(ラスト5F57.3)、有馬記念が終了した直後に今年の中山は後半力が例年以上に問われとポストしたよう、ホープフルSも例外ではない。

恐らくこの中山2000m戦も結局は後半力が勝負を分ける決定的な要素だと思っているので、この馬の後半5ハロンは相当な武器になってくる。

前走の東スポ2歳Sは陣営が掲示板に載れたら良いレベルと話すほど相当調子が落ちていたようで仕上がりは6~7割も無かったと公式でコメントしている。

それでいてメンバー中最速の上がりを使って完勝、100%の状態なら何馬身突き離していたのだろうか…

前走+24キロの馬体を絞って今回は9割以上で挑んでくるだろうし中間の陣営コメントを見ても前走とは別馬(良い意味で)と話すほど動きが前走とは別格

初の右回り、初の中山、初の多頭数と叩けばいくらでもホコリが出てきそうではあるが、粗を探せば2歳戦なんて全馬に未知数な部分はある訳でこの馬に限った話ではない。

どれだけデメリットを並べようが、それを全て飲み込むほどここまでの内容と前走からの上積みが大きいので人気ですが来年のダービー最有力候補としてエリキングより推してるので本命にしたいと思います。

今回はブログランキングへは何も書いてません、今年一年ありがとうございました。

今年の良かったところ反省しなければならないところをゆっくり考えて、また来年飛躍できるように頑張りたいと思います。

 

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