注目馬
ヤマニンサンパ 27.1倍(7番人気想定)
最も評価したいのは2走前の鳴尾記念で、後方待機から直線に向くとただ1頭外目から遅れて伸びて来ており、ラストは全てを差し切る勢いだった。
結果4着と敗退したが、このレースで最も強い競馬をしていたボッケリーニと脚色はほぼ一緒で勝ち馬と着差0.2秒なら今回の手薄なメンバー構成で十分足りる位置
3走前には馬券内で唯一の4角10番手以下から上がりを使って3着、勝ったディープモンスターは小倉記念で好走しており相手関係も評価できる。
4走前も全く同じで好走馬唯一の追い込み馬で4角13番手から脚を伸ばして3着、勝ったアルナシームは中京記念を優勝しており着差0.2秒差なら評価できる。
5走前も好走しているが勝ち馬エピファニーと0.2秒差、相手は中京記念で着差0.0秒差2着に好走しており直近の2走前~5走前のメンバーレベルが非常に高い。
そこでしっかりと上がりを使い上位馬と差のない競馬なら今回のメンバー相手にあっさり通用してもよく、前走の重馬場大敗で妙味が上がるのであれば面白い存在
中間の追い切りも素晴らしい時計を2発、休み明けは0-0-0-4と得意ではないが個人的には今までで最も仕上げてきた休み明けに感じた。
あとは今週から中山Cコース開幕週になるので、結局は差しが効くバイアスになるかどうかだけ注目して土曜日を有効活用したいと思います。
ロバートソンキー 31.5倍(9番人気想定)
前走ダート戦に出走し11着2.7秒差の大敗を記録したが、1年半の休み明けで陣営も脚元を気にしながらの調整、周回してきただけなので気にする必要はないだろう。
かなり間隔は開いたが日経新春杯ではジャパンカップ3着のヴェルトライゼンデに0.4秒差、3走前のオールカマーではG1馬ジェラルディーナに0.2秒差となれば戦ってきた相手関係はかなり濃い。
特に3走前のオールカマーのラスト100mの脚は完全にジェラルディーナを上回っており、超イン前有利の展開から取りこぼした1戦、内容は非常に良かった。
ジェラルディーナ、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、デアリングタクト、テーオーロイヤルと信じられないほどメンバーが揃っていたことを考えると、今年の低レベル戦で足りて良い存在
中間の追い切りも思わず二度見するほど素晴らしいの一言、4ハロン50.6-12.2秒で坂路を駆け上がり7歳馬にして1番時計を記録、同日に追い切った馬の中で唯一の50秒台でダントツのタイムだった。
こちらも自慢の末脚が使えるような馬場なのか土曜日にしっかりと判断しなければ行けないが、リスクに対して返ってくるリターンも大きく完全な人気落ちなので楽しみな1頭
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良馬場4-1-1-4に対して稍重以下1-0-0-4(唯一勝ったのは未勝利戦のみ)と完全に良馬場専用機の馬で、直近3走は度外視しても問題ない。
4走前も濃いメンバー相手だったが明らかな前残り馬場で、スタートから終始後方にいたこの馬には向かない展開だった。
期待したいのが5走前、6走前の走りでこのコースはG1で好走したこともある超得意コース、中山の良馬場に限れば2-1-1-2、敗れたのは全て3歳戦で古馬になってからは全て連対している。
枠順的にもかなり良いところに入ったのと、本来は溜めて溜めて末脚爆発と言った馬ではなく、ポジションをある程度取ってからの好位差しなので鞍上にはゲートが開いてから下げずにポジションをキープして欲しい。
スロー濃厚なメンバーでこの枠は下げなければチャンスは大きいと思うのと、前走回避して陣営も望んでいた念願の良馬場中山競馬場、その重みを分かって騎乗して欲しいと思います。
先週の馬場を見てもやはり時計はしっかりと出ており、2000m~2200mの持ち時計を見ても今回の3頭は全て上位、その辺りオッズ差を考えても魅力的だと感じています。
あとは適度に荒れてきた内側なので、極端なイン前残り馬場にならなければ後方組のチャンスが広がると思っていますのでバイアスのチェック含め土曜日の夜までしっかり考察したいと思います。