【セントライト記念】推薦馬 過去10年データ考察から毎年必ず好走する前走◯◯条件と過去優勝馬の共通点

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過去10年の好走馬

 

馬名 人気
2023年 1着 レーベンスティール 2人気
2着 ソールオリエンス 1人気
3着 シャザーン 3人気
2022年 1着 ガイアフォース 3人気
2着 アスクビクターモア 1人気
3着 ローシャムパーク 2人気
2021年 1着 アサマノイタズラ 9人気
2着 ソーヴァリアント 2人気
3着 オーソクレース 5人気
2020年 1着 バビット 4人気
2着 サトノフラッグ 1人気
3着 ガロアクリーク 2人気
2019年 1着 リオンリオン 1人気
2着 サトノルークス 8人気
3着 ザダル 3人気
2018年 1着 ジェネラーレウーノ 4人気
2着 レイエンダ 1人気
3着 グレイル 6人気
2017年 1着 ミッキースワロー 2人気
2着 アルアイン 1人気
3着 サトノクロニクル 3人気
2016年 1着 ディーマジェスティ 1人気
2着 ゼーヴィント 2人気
3着 プロディガルサン 3人気
2015年 1着 キタサンブラック 6人気
2着 ミュゼエイリアン 9人気
3着 ジュンツバサ 10人気

 

2014年は新潟開催のため省いています。

9回中4回が1、2、3番人気で決まっており、前哨戦ながら波乱要素がかなり少ないレースです。

過度な穴狙いは禁物で27頭中20頭が当日1~4番人気以内とかなりの割合を占めます。

 

 

注目データその1

 

レーベンスティール ラジオNIHG3
ソールオリエンス 東京優駿G1
シャザーン 東京優駿G1
ガイアフォース 国東特別・1勝
アスクビクターモア 東京優駿G1
ローシャムパーク 山藤賞・1勝*
アサマノイタズラ ラジオNIHG3
ソーヴァリアント 藻岩山特・2勝
オーソクレース ホープフG1
バビット ラジオNIHG3
サトノフラッグ 東京優駿G1
ガロアクリーク 東京優駿G1
リオンリオン 東京優駿G1
サトノルークス 東京優駿G1
ザダル プリンシ(L)
ジェネラーレウーノ 東京優駿G1
レイエンダ 松前特別1000
グレイル 東京優駿G1
ミッキースワロー いわき特1000
アルアイン 東京優駿G1
サトノクロニクル ラジオNIHG3
ディーマジェスティ 東京優駿G1
ゼーヴィント ラジオNIHG3
プロディガルサン 東京優駿G1
キタサンブラック 東京優駿G1
ミュゼエイリアン 東京優駿G1
ジュンツバサ 500万下

 

上記は過去好走馬の前走ですが、27頭中15頭が「G1出走馬」です。

速い段階から勝ち星を重ね、クラシックに出走しセントライト記念は十分な休養を挟んだ上でここをステップレースとして迎える馬が馬券内の半数以上だと言うことです。

連勝馬やG2~G3など上がり馬よりも過去実績を重視、やはり波乱要素は少なそうです。

 

ソールオリエンス
シャザーン
アスクビクターモア
オーソクレース
サトノフラッグ
ガロアクリーク
リオンリオン
サトノルークス
ジェネラーレウーノ
グレイル
アルアイン
ディーマジェスティ
プロディガルサン
キタサンブラック
ミュゼエイリアン

 

上記馬の前走を見てみると「5番人気以内or5着以内」が大半でした。

そこから漏れる形となった馬は「3走内でOP以上勝ち」

どちらも満たしていない馬は

 

3着グレイル

3着プロディガルサン

 

どちらも努力賞と言ったところで過去の同パターン連対馬はここまで100%の確率で「5番人気以内or5着以内」「3走内でOP以上勝ち」のどちらかを満たしています。

 

今年の該当馬を見ていきましょう。

 

アーバンシック ダービー4人気11着

ルカランフィースト 皐月賞14人気8着

エコロヴァルツ ダービー17人気8着

コスモキュランダ ダービー6人気6着

 

上記条件を当てはめると

 

アーバンシック 条件クリア

ルカランフィースト NG

エコロヴァルツ NG

コスモキュランダ 条件クリア

 

現在3番人気に支持されていますが、3走内全て馬券外のエコロヴァルツは頑張っても3着以下の争いになりそうです。

 

アーバンシック

コスモキュランダ

 

上記2頭は過去の好走馬の半数以上かつ毎年必ず好走している前走G1組の条件該当馬

1番人気2番人気ですが、どちらも飛ぶようなことはかなり確率としては低いのではと思います。

毎年このような形で残った人気馬がそのまま好走しているので荒れないのも納得です。

 

 

注目データその2

 

レーベンスティール
ガイアフォース
アサマノイタズラ
バビット
リオンリオン
ジェネラーレウーノ
ミッキースワロー
ディーマジェスティ
キタサンブラック

 

上記はこれまでの優勝馬です。

この大半が「前走重賞+出走間隔10週以上」です。

これ以外から優勝した馬は全て「当日3番人気以内」の上がり馬でした。

今年の上位人気は前走G1組で独占していますので当然勝ち馬は前走重賞に出走していた馬が中心になります。

 

アーバンシック

ルカランフィースト

エコロヴァルツ

ログラール

コスモキュランダ

ヤマニンアドホック

 

上記6頭の中から勝ち馬が出てきそうです。

前走G1組以外の馬は前走条件戦を含め例外なく「前走勝ち馬or中山勝利経験」がありました。

こうなるとログラールがここで脱落、先の考察でルカランフィーストエコロヴァルツも連対NGなので残った馬は…

 

アーバンシック

コスモキュランダ

ヤマニンアドホック

 

上記3頭です。

今現在のオッズで1番人気が単勝3倍以上なので3頭全てを買っても良さそうです。

しかし現実はそんな考えもなしに乱れ打ちをしても、長い目で見て競馬で勝ち切ることはできないのでしっかりと1頭1頭考察していきたいと思います。

 

 

不安点について

 

今年は出馬表をみても熱い穴馬も見当たらず、あまり魅力を感じないレースです。

そんな中、データ残りの人気馬アーバンシックですが1枠を引いたことでかなり個人的にはマイナス要素かなと思っています。

もともと器用さの欠片も無いような馬なので、この枠に入ってしまったら下げて外を回す可能性が非常に高いです。

上手くスタート出たところでスロー濃厚なメンバー構成から途中でコスモキュランダが動くでしょうし、そうなると内側で動けない馬がかなりタイトになると思います。

捌けるような一気のギアチェンもありませんし、この馬の良さはやはり東京で準備が整った状態から直線全てを追い通すような減速しない長い末脚だと思います。

鞍上が毎回完全決め打ちの横山騎手が降ろされ、臨機応変に対応できるルメール騎手へ超絶鞍上強化によりミラクル騎乗もあり得ますが、その神騎乗を祈っている場合じゃないくらいのオッズなのです。

これが単勝10倍くらいあるならリスクを背負っても返ってくるリターンが釣り合っていますが、馬券的に考えれば普通に過激人気、自分が持っている爆弾に対して防具が薄すぎます。

ヤマニンアドホックについても、このメンバー構成だから強そうに見えるのですが本当に細かいことを言うならば、これまで好走したレースは全て「立ち回りを活かしたレース」です。

インで上手く脚を溜めるレースが多く、今回もすんなりと良いポジションが取れれば良いですが少し外に入ったかなと言う印象です。

前走も54キロを背負って4角出口の外移動以外は完璧な競馬、それでも上位2頭とは差を感じる内容で3キロ増加した今回は確実に実力以上に展開の助けも必要になってきます。

アーバンシックと違ってまだリターンがあるので多少は許せる部分があるのですが、道中どこのポジションを取れるかを考えた時にあっさり掲示板外もあるかなと感じてしまったので少々不安です。

 

推薦馬

 

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4走前の1勝クラスではゲート内で脚をバタつかせ全く落ち着きがなく出負け、最後方2番手からレースを進めた。

3角入口でまくり気味に大外ロスがありながら押し上げ、先に抜け出したファビュラスターにゴール前猛追したが差し切ったところはゴール板通過後5m先だった。

完全に脚を余す形になったが恐らくこの馬だけラスト3ハロンは加速LAPを記録していると感じる通り内容は勝ちに等しい物で、急坂で1頭だけ推進力が違う脚の回転数で中山は相当合う。

続く3戦目の弥生賞はスタートは出るが直後の完歩が小さく後方から、3角手前から一気に外をまくって進出開始、直線では更に突き離して快勝

2着に入ったシンエンペラーを物差しにすると相当な能力で、今回も急坂を登って行く脚が他馬とはまるで違う脚色だった。

2走前の皐月賞が中山で走った3連戦の中で最も評価できる内容で、スタートも五分に出て中団に構えると4角出口で大外に振られるロスがありながらも坂の上りでジャスティンミラノを捉える勢い

しかし並ばれてから相手もしぶとく耐えており並んだところでゴールイン、当時の1.57.1はレコード決着だった。

前走のダービーはゲート内で暴れて出遅れ、後方2番手からの大まくりを仕掛けるもスローでイン前決着の展開にも負け苦しいレースだった、それでも6着は地力の高さを証明している。

まず今回の中山の舞台はシンエンペラーを負かし、ジャスティンミラノに0.0秒差迫った大得意のコースで特に急坂の加速は超一級品、これらの強敵が存在しない今回は間違いなく主役だろう。

更には異常なまでに高速化した現在の中山コースに対して時計的な裏付けがあるのは唯一この馬だけと言っても良いほど持ちタイムに開きがある。

皐月賞で記録した1.57.1は次点で馬券内に好走した2000m戦の持ち時計で見るとスティンガーグラスが1.59.6で2位、この馬との差は2.5秒ある。

コース完璧、相手関係完璧、時計勝負完璧、苦手な枠も偶数後入れとなれば嫌う要素がない中心的存在だと感じる。

もちろん前哨戦なので取りこぼす可能性もあるだろうが、このメンバー相手に馬券外になったらダメなくらい強い馬だと思うので、本当に申し訳ないですがこの馬の複勝1点で行かせてください。

昨日の流れがあるからこそできる立ち回りなので、完全守りですが他が頼りなさすぎるので自分の中での最善の判断です。

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