はじめに
過去10年データ考察はローズSの10年間が中京開催と阪神開催が混合しており、右も左も違うことや十分なサンプルが取れないと判断し推薦馬のみの記事になります。ご了承ください。
推薦馬
◎レガレイラ
前走のダービーは後方からスローの展開に泣かされ後方組は出番なし、その中でも完全に脚を余したなと見て分かるレベルの末脚を披露しており、結果5着ではあったがまともにペースが流れていた場合はまとめて差し切っていた可能性があるほど改めて強さを再認識した。
皐月賞でも後方10番手から掲示板に載ったのはこの馬だけで、レコードが出るほどのレースではかなり厳しい位置取りだった。
2戦凹んではいるが牡馬の世代最強戦で全て上がり最速を記録しており、力負け感はかなり少ない。
ホープフルSはJRA最終G1でもあり馬場状態的にもかなり荒れたコース、他馬が上がり36秒近く使う中で上がり35.0秒でまとめて差し切っており、雨で重たくなった馬場を不安視する声もあるが、個人的にはスローから究極の瞬発力を披露しても届かない未来は2戦見ているのでむしろ稍重程度なら大歓迎だろう。
上がりが掛かった方が差しきれる可能性が何倍にも上がる点や、中京芝の荒れてきた内側より無理せず外目からスムーズに追い出せば、十分距離のある直線差しきれるメンバーだと思います。
流石にこれまで戦ってきた牡馬最強レベルから何枚も落ちる牝馬限定戦、取りこぼすようなシーンも可能性としてはゼロではないが馬券外に飛んでいるような馬では無いと思うので人気でも流石に本命を打ちたいと思います。
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土曜日の中京芝レースを観てもBコースに替わった事が影響してか、見た目には内側の荒れ具合は酷いのですが前が止まらない状態
5鞍あった芝レースの好走馬15頭中12頭が4角5番手以内の先行馬、特に5鞍中4鞍で先行馬が勝っておりクッション値も重なってなかなか前が止まらない展開が多かったです。
そこに雨が降って更に難しくなるのですが、個人的にはこの傾向は大きく変化することは無いと考えていてインから先行した馬が多少外目を意識すれば、その後ろは更にその外を通ることになるので、タイトなコーナーを考えればコース形状的にも前有利は変わらないかなと。
中京2000mの舞台が根本的に後方不利のコースの中で有力馬はもちろん、条件戦をハイパフォーマンスで勝ち上がってきて人気を集める馬も後方組がびっしり揃った印象
逆に逃げ先行馬を探しても少なく各陣営本番を意識したレースでしょうしスローは濃厚、ならば前目の馬から妙味を取れそうな馬で一気に配当の底上げを狙いたいと思います。
この馬は2走前のレースで馬券内好走馬が4角10番手以下で独占する中、前目から1頭だけ粘って好走、前走もハイレベル戦で着順ほど負けていませんし完全に後方待機組が独占した中で良く頑張っています。
ステレンボッシュと複数戦って着差は全て僅かですし、前哨戦のメンバーレベルに下がればスローの展開も重なって十分残れるかなと言う印象
特に良馬場以外での連対率は100%、前目で粘ることもできますし上がり最速で重馬場を差し切った実績もあり、今の中京コースは追い風でしょう。
中間も本当に馬がパワーアップしている、秋華賞への切符を取りに行くと語っており全力投球の1戦、流石に10番人気以下の好走率は全体で見れば5%も無いので95%以上は凡走して当たり前ですが、あまりにも展開や馬場差のメリットが大きい馬なのでオッズ妙味から1発狙いたいと思います。