前走4着以下から好走した馬
ウォーターナビレラ
スマイルカナ
クルミナル
コンテッサトゥーレ
レッドオーヴァル
プリンセスジャック
ジェンティルドンナ
ジェルミナル
エフティマイア
過去20年の好走馬60頭の内、
上記9頭が前走4着以下からの巻き返しを果たした馬
裏を返せば51頭と好走馬の85%が前走3着以内から出ています
本日はその狭き門である前走4着以下に注目したいと思います。
好走馬の特徴その1
「OP戦を上がり最速で勝っているか重賞優勝経験があった」
ここまで馬券外から逆転を果たした9頭は全馬例外なくここをクリアしています。
ウォーターナビレラ 重賞勝ち
スマイルカナ 重賞勝ち
クルミナル 上がり最速でOP勝ち
コンテッサトゥーレ 上がり最速でOP勝ち
レッドオーヴァル 上がり最速でOP勝ち
プリンセスジャック 上がり最速でOP勝ち
ジェンティルドンナ 重賞勝ち
ジェルミナル 重賞勝ち
エフティマイア 重賞勝ち
過去20年以上を見ても傾向が引き継がれているので最低ラインのボーダーとします。
好走馬の特徴その2
「馬券外複数だった馬はキャリア5戦以上」
桜花賞で見事巻き返しに成功した馬のキャリアに注目してください。
ウォーターナビレラ キャリア5戦1回凡走
スマイルカナ キャリア5戦2回凡走
クルミナル キャリア3戦1回凡走
コンテッサトゥーレ キャリア3戦1回凡走
レッドオーヴァル キャリア4戦1回凡走
プリンセスジャック キャリア5戦3回凡走
ジェンティルドンナ キャリア4戦1回凡走
ジェルミナル キャリア6戦2回凡走
エフティマイア キャリア8戦5回凡走
上記から読み取れるのは複数回凡走があった馬はそれなりに出走回数が多かったということ。
逆に少ないキャリアで複数凡走のあった馬は巻き返しが厳しく、一般的に見ても自然な流れだと思います。
好走馬の特徴その3
「前走大敗馬は勝率50%以上」
先程のキャリアと密接な関係がありますが、「前走重賞で0.5秒差以内」がほとんど
そこから漏れる馬は少ないキャリアで勝ち星のあった馬か過去のG1で0.5秒差以内の馬
ウォーターナビレラ 前走重賞0.4秒差
スマイルカナ 前走重賞0.5秒差
クルミナル キャリア3戦2勝
コンテッサトゥーレ キャリア3戦2勝
レッドオーヴァル キャリア4戦2勝
プリンセスジャック なし
ジェンティルドンナ キャリア4戦2勝
ジェルミナル キャリア6戦3勝
エフティマイア 前走重賞0.5秒差
唯一該当しなかったプリンセスジャックは同コースのG1である阪神JFで0.5秒差以内でした。
今年の該当馬
ショウナンマヌエラ
シカゴスティング
ワイドラトゥール
毎年5頭以上はいる前走馬券外組ですが、今年はどの角度からみてもハイレベル
惨敗組がたったの3頭しかいません。
この3頭をこれまでの3ポイントに当てはめて行くと…
A「OP戦を上がり最速で勝っているか重賞優勝経験があった」
B「馬券外複数だった馬はキャリア5戦以上」
C「前走大敗馬は勝率50%以上」
ショウナンマヌエラ 該当なし
シカゴスティング AB
ワイドラトゥール AC
最低条件であるABCを全て満たす馬は1頭もいません。
まとめ
ここまでの考察から今年前走馬券外から巻き返しが狙えそうな馬は…
なし
今年は本当にレベルが高いです。
出走馬のほとんどが前走好走馬である以上、大敗組から巻き返しを狙うのは厳しそうです。
少々無駄に思える考察かもしれませんが、自分自身納得して買わない馬を決めて行く事が重要だと考えています。
今年はしっかりと理由を持ってこの3頭は切りたいと思います。
水曜日限定記事
本日は最後にここまでの考察を更に厳しく見た場合の調査結果を報告したいと思います。
前走馬券外だった馬を見てきましたが、直近10年間の好走馬30頭中19頭と約3分の2が前走「連対馬」で構成されています。
前走好走はしていたが連対できていなかった馬は全部で7頭(馬券外だった馬とは別)
これらの戦歴を見ると共通してある記録を持っていました。
この記録は個人的にも重視している部分なので再度どこかで触れる時間があれば書いていきたいと思います。
その重要な戦歴と今年追加で消える2頭を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。