【阪神ジュベナイルF】過去20年データ考察第五弾 生まれ月によるデータについて解説します

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生まれ月による好走率

 

過去20年(海外招待馬馬除く)

1月生まれ【3-6-1-32】好走率23.8%

2月生まれ【4-5-8-51】好走率25.0%

3月生まれ【5-4-3-91】好走率11.7%

4月生まれ【5-2-4-77】好走率12.5%

5月生まれ【1-1-2-27】好走率12.9%

 

「遅生まれは消し、早生まれを狙え」

 

よく聞くワードですが、この結果を見る限り正しい主張でしょう。

しかし見た目の数字ばかりでは無く大切なのは「中身」です。

 

ここで私が気になったのが各馬の人気です。

 

一般的に不利と言われる4~5月生まれの全馬の人気を調べて見ました。

 

4~5月生まれ 平均10.5番人気

 

これ4~5月馬の成績が悪くなって当たり前じゃないですか?

何なら5月生まれで当日1~3番人気に支持された馬は過去20年で1頭も存在しません。

 

実力の無い人気薄が多く該当している=好走率を下げる要因

 

これで間違いないと思います。

 

それなら例えばこんなフィルターを掛けたらどうでしょうか?

 

「当日5番人気以内の4~5月生まれの馬」

 過去20年【3-5-3-14】好走率44.0%

 単勝回収率112.8%
 複勝回収率102.8%

 

はい。

好走率44%と非常に高い上に全馬ベタ買いでもプラス収支

 

 

結論を書くならば…

 

早生まれの1~2月は好走率は高いが人気馬が多く好走率の底上げをしている

遅生まれの4~5月は好走率は低いが人気薄が多く好走率を下げている

 

これです。

 

 

枠順データと同じですね、1つの枠だけ飛び抜けて好走率が高いパターンなど良くありますが

蓋を開けてみたらイクイノックスやディープインパクト級の人気馬が毎年その枠に入って好走率を底上げしている状態

このクラスの馬なら1枠に入ろうが8枠に入ろうが好走していると言うような感じで、結局は見た目の数字では無く「内訳」を調べない事には正しい情報として扱えないのです。

 

最初に戻りますが好走率の高い早生まれを狙うのは実際に強い人気馬が多く好走率が高いので馬券の的中率を考えれば全然間違いでは無いと思います。

 

しかし遅生まれだから「消し」これは完全な間違いです。

 

何でも手軽に情報やデータが手に入る時代、だからこそ目の前の数字にとらわれない脳みそを持って判断する。

自分で調べて自分で納得して馬券を買う。

深堀りする事で競馬はもっと楽しくなるし、人と違った別の視点を持つ良いきっかけにもなる。

生まれた月が理由で多くの人が評価を下げるのであれば、回収率の観点からは

 

 

 

「4~5月生まれだからこそ買い」

 

 

 

私の考察は以上です。

 

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