【阪神ジュベナイルフィリーズ】全頭診断~直近3走レース回顧編~

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阪神ジュベナイルフィリーズ2025全頭診断

 

1枠1番 アンヘリータス

【前走】スタート後方で道中も置かれ気味に追走、最後方から直線も伸びずに最下位入線と故障を疑うくらい全く走らず原因は不明で低評価

【2走前】ハイペース先行押し切りで勝利も上がり最速で強い競馬に見えた2着馬は未勝利戦最高3着、その他の出走メンバーもかなり手薄で低レベル戦で評価はOP勝ちも平行線

【3走前】ハイペース逃げ切り勝ちも時計的にも特別速い訳でもなく2着馬3着馬が未勝利戦で大敗を繰り返している辺りはメンバーレベル疑問で新馬勝ち上がりも評価は平行線

【メモ】短距離馬らしく小倉では2戦2勝も直近のメンバーレベルも低く、距離が伸びて坂のある阪神コースも疑問なので低評価

 

 

1枠2番 レディーゴール

【前走】少頭数で前半も速く無い中でポジションを下げている辺りは追走力無く低評価、4角出口では外に出して追い通すも伸びず力差感じる内容

【2走前】直線差を詰めてはいるものの4角出口ではほぼ最後方と追走力は疑問、流石に力差を感じる内容で評価は低めの1戦

【3走前】前半33.7のハイペースで先行馬が潰れる流れを後方から一気の差し切り勝ちでインパクトはあったが展開があまりにも向いての勝利で大きく評価できない1戦

【メモ】直近は追走できず直線伸びずでかなり苦しい印象で、G1で更にメンバーレベル上がるここはハードルが高いと思うので低評価

 

 

2枠3番 ミツカネベネラ

【前走】外枠発走なりに道中は外目をスムーズに追走し直線も良く脚を伸ばした内容で強敵相手にここまでやれたのは素直に評価しても良い1戦

【2走前】4角1~2番手がそのまま残る展開を外から一瞬で抜き去った点は評価、3着馬4着馬も順当に勝ち上がりを決めているので相手関係も評価できる1戦

【メモ】ストライドが非常に大きい馬で少頭数だったり東京の広いコースが合っていて馬場もできれば荒れてほしくないタイプで多頭数に当日雨予報はマイナスだが直近2戦の内容は良いので極端に内枠を引かなければ面白い1頭かなと思います。

※内枠を歓迎している方もいますが、直近2走を見れば分かりますが個人的にはマイナス評価です。

 

 

2枠4番 アランカール

【前走】最後方からの競馬だったが、直線は上がり最速33.3秒(2着馬よりも1.2秒速い上がり)で3馬身半差の圧勝、勝ち時計も上がりも素晴らしく、阪神マイル2歳戦で勝ち時計1.34.0未満、上がり33秒台の内容は過去にアドマイヤマーズ、アスコリピチェーノ、ダノンプレミアムといった馬しか記録しておらず、これらは全馬がマイルG1馬になっている事から非常に評価して良い1戦

【2走前】若干出遅れ気味だったが向こう正面からポジションを上げ直線はノーステッキで4馬身突き離す内容、メンバーレベルが低かったのは事実だがしっかりと着差を付け上がりも他馬と比較しても抜けて速いので評価しても良い1戦

【メモ】出走レースが全て7頭以下、毎回スタート遅く、前走時の馬体重は438キロ、中間は骨りゅうの症状が出たりと不安要素はかなり多いが、ここ2戦の内容はいくら相手が弱かったとは言え十分評価できる内容

様々なネガティヴ要素が少しでもオッズを底上げする良い調味料になれば意外と当日は美味しくいただく事ができる可能性もあるのでA評価は付けたいと思います。

 

 

3枠6番 ギャラボーグ

【前走】1000m通過1.05.2の超スローペースで直線は長く良い脚を使ったが、前半これだけ歩けば当然の内容で出走頭数5頭だった辺りも含め本番には全く直結しない内容で大きく評価はできず平行線

【2走前】先行ポジションから完璧に運んだが逃げたオルネーロに直線で突き離される内容で勝ったオルネーロは次走でOP戦を凡走、残りの3着以下は全馬が未だに勝ち鞍を1つも記録できておらず全体的に低評価

【メモ】前走の後半3ハロンは優秀だが流石に前半の超スローありきの脚でG1とは程遠いレース内容だったので若干穴人気すると思いますが低評価

 

 

3枠6番 アルバンヌ

【前走】若干道中ポジションが下がったが3コーナー入口から手応え抜群で4コーナー出口では射程圏内、そこから上がり最速で1馬身以上の完勝、2着のベレーバスクは次走でファンタジーS0.2秒差、3着ドリームコアは次走で即勝利とメンバーレベルを考えても非常に内容の濃いレースで評価できる

【2走前】スタートから馬群の中でかなり顔を上げて追走しており、遅い流れに相当苦労していた様子も直線は一気のギアチェンジにも対応し長く良い脚を使って1馬身半の勝利、道中のスムーズさが無かった割に強い競馬をしており評価できる

【3走前】直線内外の攻防で最後は差し切られるも勝ち馬フェスティバルヒルが次走の牡馬混合重賞で3着、ファンタジーSを1着と重賞でも非常に活躍が目立つので0.1秒差ならこの馬も十分上のクラスでやれる1頭かなと感じるので高評価

【メモ】新馬戦も負けて過去に少頭数での経験しか無くて、前走1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬とするなら過激人気で間違いないかなと思います。それくらい今年は手薄なメンバーと言う証拠でもあるんですが、この馬でも突き抜けてしまうのでは無いかと思わせるようなここまでの走りですし、売れるとは分かっていても相性の良い関東馬なので思い切って評価を下げる勇気もないので現状A評価

 

 

4枠7番 マーゴットラヴミー

【前走】抜群のスタートから逃げ切り勝ち、直線向いてから後ろをしっかりと突き離している辺りは十分評価できる1戦

【2走前】前半かなり行きたがっていたが抑えて直線は突き離し完勝も残りの16頭全馬が未だ勝ち上がり無く大敗が目立つので出走していたメンバーレベルを考えると大きく評価することはできないかなと

【メモ】直近2連勝のインパクトと鞍上込みの逃げ馬と人気を集めそうだが、スピードが武器のこの馬に当日の雨予報だったりG1でペースアップしたときだったり初の急坂も含め売れている割にはリスクがつきまとうかなと、もちろんキャリアの浅い2歳戦なので全馬になにかしら嫌いたい理由はあるが当日人気馬と当日人気薄では話しが変わってくるので当日人気なら抑え程度の評価にしたいと思います。

 

 

4枠8番 ヒズマスターピース

【前走】前半スローで後半全て11秒前半と前は相当余力がある状態で直線に向いている中で1番強い競馬をしているのが4角1~3番手がそのまま残る展開を唯一後方から差してきているポペットの方でヒズマスターピースが勝利したものの大きく評価はできない1戦

【2走前】少頭数で前走大敗馬が多く集まった1戦で、当日の東京は逃げ切り勝ちが連発する馬場で展開も馬場も味方しており評価としては平行線

【3走前】スローからのロンスパ戦でそこまで展開が向いた訳でも無かったが直線は思いっきり垂れている状況であまり評価はできない1戦

【メモ】直近2連勝で思った以上に人気を集めそうではあるが、どちらも馬場の恩恵や展開的にも恵まれた部分が多くG1でペースアップした時は疑問なので低評価

 

 

5枠9番 スターアニス

【前走】勝ちに等しい内容だったが直線はラチ側に相当よれ続け最終的にはゴール前で激突する不利、まっすぐ走っていれば恐らく勝ち馬はこの馬で間違いなかったのでレコード決着を考えても負けて強い内容

【2走前】小倉の短い直線だけで7馬身突き離す内容は時計面も含め相当評価できる内容、前走から12キロマイナス体重で絞れていたことも良かった

【3走前】特に不利を受ける事もなくスムーズに周回してきたが直線は前との差が縮まらず5着敗退、初戦でかなり緩い仕上がりも多少影響したとは言え評価できる内容ではない

【メモ】前走一騎打ちだったキャンディードが次走のデイリー杯2歳Sで最下位だった事から戦ってきた相手が弱いと言われていますが、そもそもキャンディードはレース中の鼻出血で全くレースに参加できておらず1ヶ月の出走禁止処分になっています、内容も見ずにキャンディードがその後全然だったからこの馬微妙でしょとか言われているのはあまりにも見当違いかなと。

他にも不安視されている距離延長ですが前走あれだけ流れた展開をラスト3ハロンの個別LAPを見ても全く垂れておらずラチに激突していた点を考慮しても0.1~0.2秒差以上の減速は無いので垂れたと言う認識は間違いです。

そこから距離延長がダメと言う結論にはならないかなと、世代戦ではそもそも距離不安はそこまで重要な部分では無くそれよりも持ち前のスピードを活かせる馬場なのかと言う部分がこの馬にとっては1番重要なところ。

当日(日曜日の夜中)の雨予報は正直マイナスです、結果的にスピードよりもスタミナが問われる馬場になって敗退した場合、距離が…とか言われそうですが、距離ではなく馬場の方が原因ですので何とか当日は綺麗な馬場で走れることを祈りたいと思います、現状は最高評価付けたいと思います。

 

 

5枠10番 イヌボウノウタゴエ

【前走】1枠スタートで終始インを追走、直線は出しどころが無く前が壁だったが外に切り替えてからの伸びは評価できる、しかし出走した14頭当が前走馬券外だったり大敗馬が揃っており着差を考えると大きく評価はできない1戦

【2走前】道中スローで上がり勝負もポジションが後方だった事と前が11.6-11.2-11.0の加速LAPを刻んでいた事を考えれば完全に展開負けの内容で馬券外でも評価を落とす1戦ではなかった

【メモ】特別速い上がりもなく勝ち上がりのメンバーもそこまで強くなく着差も派手さが無いので特に強調できる部分が少ないので低評価

 

 

6枠11番 スウィートハピネス

【前走】スタート若干出遅れポジション取りに脚を使い、内枠で窮屈にもなったが4角出口ではインからしぶとく脚を伸ばしていた辺りは高評価、勝ったマーゴットラヴミーは抜群のスタートから楽な展開を逃げ切り勝ちと比較すると着差は開いているがそこまで大きく差があるとは感じない1戦

【2走前】4角出口で外に膨れる不利がありながら直線は非常に長く良い脚を使って差し切り勝ち、2着馬も次走で即勝ち上がりを決めており評価できる1戦

【メモ】前走のたった1回だけでマーゴットラヴミーは想定2番人気、こちらは想定16番人気とここまで人気が落ちるなら紐で買っても面白い1頭かなと(前日オッズは多少売れましたが…)、菊花賞の全頭診断でエキサイトバイオとマイユニバースのオッズ差を比較した時に少し似てますが十分おもしろい1頭かなと思います。

 

 

6枠12番 メイプルハッピー

【前走】先行して上手く折り合うも4角出口から置かれ気味で直線に向くと一気に後退し見せ場無くな敗退と評価できない1戦

【2走前】中盤緩んだLAPでイン前有利の展開を逃げ切り勝ち、4角1~3番手以内でコーナー順でそのままゴールしている辺りも含め恵まれた部分が多く評価は平行線

【3走前】前半スローで逃げて後半11.0-11.0-11.5の楽な展開も勝ち馬に2馬身半突き離される内容であまり評価できる1戦ではない

【メモ】展開に恵まれて勝ってきた分、OP以上の流れになると苦しい印象でここも相手強化で低評価です。

 

 

7枠13番 フロムレイブン

【前走】前半ペースが流れるも番手から行きたがるシーンあり、直線早め先頭も2着馬に際どいところまで迫られておりギリギリの勝利で評価は平行線

【2走前】1枠からロス無くハイペースを2列目から楽をしていた分、勝ちパターンも直線は前と捕まえられずあまり評価できる内容ではない

【メモ】直近2走の内容からも距離延長はマイナスで短距離の方が合っている印象、G1で好走するなら展開が向いたレースではしっかり勝ちきっていて欲しいのと未勝利戦でのパフォーマンスがそこまで高くなかったので低評価

 

 

7枠14番 スタニングレディ

【前走】直線で前が壁で相当長い時間追い出しを待つ不利があったが馬群の間から抜け出して勝利、上位入線組は未勝利戦を脱出できておらず特別速い時計でも無かったので大きく評価はできず

【メモ】1戦1勝の身でこの馬の強みを新馬戦の1回で判断するのは非常に難しいが、新馬戦の時計や対戦相手を考えるとここはハードルが高いと感じるので低評価

 

 

7枠15番 ラスティングスノー

【前走】逃げて残した点は評価できるものの、この馬が最も得意とする荒れたタフな馬場とイン前がまだ残る馬場も味方しての勝利で大きく評価はできず

【2走前】少頭数で前半楽な逃げ、4角1~3番手がそのままゴールする流れも向いたし雨が降ってタフな馬場も向いたので評価は平行線

【3走前】前半スローで後半加速LAPで本来前にいたこの馬に展開が向くが直線は差され瞬発力の無さが露骨に出ていたので低評価

【メモ】勝ち上がりの2戦はどちらも雨が降ってタフな馬場で当日の雨予報はプラスもG1ではこれまでの楽な追走は望めず厳しい戦いになると感じるので低評価

 

 

8枠16番 ローズカリス

【前走】ハイペース番手追走で直線は先行馬全滅の流れで敗退なのでそこまで気にする必要は無いものの出走メンバーのレベルも低く評価としては可もなく不可もなくの平行線

【2走前】好スタートから一定のLAPを刻んで逃げ切り1馬身半の完勝は評価できるものの、本番は芝のレースなので特に大きく評価できず平行線

【3走前】出走メンバーのレベルが非常に高い中で逃げて直線粘った内容は評価できるもののダート戦で大きく評価できず平行線

【メモ】ダートで十分強いのに何故急に芝のマイルG1に出走してきたのか全く理解できず、この馬のこれからを考えればしっかり調教積んで適正舞台に出走すれば活躍できる馬だと思うので、正直ここは無駄な1戦かなと、ここで馬券内好走すればまだ良いが掲示板にも載れないようでは話しにならないので現状芝では買い難い1頭かなと思います。

 

 

8枠17番 タイセイボーグ

【前走】スタートで若干出遅れ1枠スタートも重なって直線は内にしか進路無く、雨が降り稍重の馬場で外が伸びる中でインから上がり最速は負けて強い内容

【2走前】勝ち馬のリアライズシリウス(朝日杯フューチュリティステークスで1番人気濃厚な馬)には離された2着だったが、3着のフェスティバルヒルとタイム差なしはアルバンヌを新馬戦で負かした相手と考えればかなり評価できる1戦かなと

【3走前】出遅れ最後方から4角は外からペースアップしイン前決着を1頭だけ追い込んできた点は評価、逃げた馬が加速LAP踏めるほど楽な展開だったのを考えればむしろ後方から脚を伸ばしたタイセイボーグは負けて強い内容

【メモ】これまでのレース内容も十分評価できるものが多く、戦ってきた相手もかなり強力、それでいてこの人気なら迷わず買いかなと思うのでA評価付けたいと思います。

 

 

8枠18番 ショウナンカリス

【前走】外差し馬場の恩恵もあったがフェスティバルヒルにクビ差迫った内容はシンプルに評価できる1戦

【2走前】ハイペースで後方待機馬に展開が向いた辺りや出走メンバーのレベルが低かった事を考えれば大きく評価できず

【3走前】4角1~2番手がそのまま残る展開を1頭だけ外から差し切り勝ち、鞍上の好騎乗もあったが内容としては高評価

【メモ】溜めて瞬発力勝負と言うよりは前が引っ張った流れを持続力で勝負したいタイプでG1でペースが上がる点は面白いかなと、当日雨予報で馬場が渋れば1発期待できそうなのでB評価は付けたい

 

 

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