【スプリンターズS】最終結論 過去20年データ考察のまとめと今年推薦したい本命馬&全頭馬キャラ診断

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過去20年の同年高松宮記念出走馬

 

2024年
ルガル

トウシンマカオ
ナムラクレア

2023年
ナムラクレア

2022年
ジャンダルム
ナランフレグ

2021年
レシステンシア

2020年
グランアレグリア
ダノンスマッシュ
アウィルアウェイ

2019年
モズスーパーフレア
ダノンスマッシュ

2018年
ファインニードル

2017年
レッドファルクス
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン

2016年
ミッキーアイル

2015年
ストレイトガール
サクラゴスペル

2014年
スノードラゴン
ストレイトガール
レッドーオーヴァル

2013年
ロードカナロア
ハクサンムーン

2012年
ロードカナロア
カレンチャン

2011年
好走馬なし

2010年
キンサシャノキセキ
サンカルロ

2009年
ローレルゲレイロ
ビービーガルダン

2008年
キンサシャノキセキ

2007年
好走馬なし

2006年
好走馬なし

2005年
デュランダル
アドマイヤマックス

 

 

過去20年の好走馬60頭中33頭が同年の高松宮記念に出走していました。

もうこの時点で熱いのが伝わると思いますが「スプリンターズSの好走馬半数以上が同年高松宮記念組」と言うことになります。

2011年は好走馬なしとありますが、この年は外国馬3頭が参戦していました。

 

ロケットマン

ラッキーナイン

グリーンバーディ

 

そのうちのロケットマンが1番人気になるほどこの年のスプリント路線は中央競馬の歴史上、過去20年の中でも1、2を争うほどレベルが低かったように見えます。

2006年も海外招待馬のテイクオーバーターゲットが優勝

そのときも日本のスプリント路線は空き巣状態で、海外馬が1番人気に支持されていました。

海外馬が1番人気に支持されるようなG1は珍しいですが、裏を返せば日本馬にそれだけ中心的な馬が出走していない証拠でもあります。

純粋に高松宮記念出走の有力馬で好走が無かったのは2007年の1回だけかなと思います。

本日はこの高松宮記念出走組の熱さを伝えていきたいと思います。

 

 

高松宮記念組の好走パターンA

 

『高松宮記念で3番人気以内に支持されていた』

 

2024年
ルガル 1番人気
トウシンマカオ 4番人気
ナムラクレア 2番人気

2023年
ナムラクレア 2番人気

2022年
ジャンダルム 13番人気
ナランフレグ 8番人気

2021年
レシステンシア 1番人気

2020年
グランアレグリア 2番人気
ダノンスマッシュ 3番人気
アウィルアウェイ 11番人気

2019年
モズスーパーフレア 2番人気
ダノンスマッシュ 1番人気

2018年
ファインニードル 2番人気

2017年
レッドファルクス 1番人気
レッツゴードンキ 2番人気
ワンスインナムーン 8番人気

2016年
ミッキーアイル 2番人気

2015年
ストレイトガール 1番人気
サクラゴスペル 12番人気

2014年
スノードラゴン 8番人気
ストレイトガール 1番人気
レッドーオーヴァル 9番人気

2013年
ロードカナロア 1番人気
ハクサンムーン 10番人気

2012年
ロードカナロア 1番人気
カレンチャン 2番人気

2011年
好走馬なし

2010年
キンサシャノキセキ 1番人気
サンカルロ 4番人気

2009年
ローレルゲレイロ 3番人気
ビービーガルダン 4番人気

2008年
キンサシャノキセキ 5番人気

2007年
好走馬なし

2006年
好走馬なし

2005年
デュランダル 1番人気
アドマイヤマックス 4番人気

 

好走馬33頭のうち21頭がこのパターンと王道路線になります。

何よりMAXで3頭までしか該当しないので少ない頭数の割りに該当馬が出走してくればかなり熱いです。

 

皆さん今年の高松宮記念のオッズは覚えていますか?

今年、高松宮記念に出走し3番人気以内に支持されスプリンターズSに登録がある馬は…

 

ナムラクレア 1人気

サトノレーヴ 2人気

ルガル 3人気

 

なんと今年は上位3頭揃って出走します。

高松宮記念出走組から好走馬が出る確率は例年以上に上がっているかなと思います。

 

 

高松宮記念組の好走パターンB

 

『高松宮記念で支持されていない馬はその後のレースに共通点あり』

 

2023年
トウシンマカオ 4番人気

2022年
ジャンダルム 13番人気
ナランフレグ 8番人気

2020年
アウィルアウェイ 11番人気

2017年
ワンスインナムーン 8番人気

2015年
サクラゴスペル 12番人気

2014年
スノードラゴン 8番人気
レッドーオーヴァル 9番人気

2013年
ハクサンムーン 10番人気

2010年
サンカルロ 4番人気

2009年
ビービーガルダン 4番人気

2008年
キンサシャノキセキ 5番人気

2005年
アドマイヤマックス 4番人気

 

好走パターンAで3番人気以内に支持されていなかった残りの13頭をみてみましょう。

非常に目立ったのが高松宮記念を惨敗した前後の成績がシンプルに良かったんですよね。

 

トウシンマカオ
高松宮記念惨敗→G2惨敗→G2優勝→スプリンターズS好走

ジャンダルム
オーシャンS1着→高松宮記念惨敗→前走G3凡走スプリンターズS好走

ナランフレグ
高松宮記念1着(8番人気)

アウィルアウェイ
高松宮記念惨敗→前走G3好走スプリンターズS好走

ワンスインナムーン
高松宮記念惨敗→2連勝スプリンターズS好走

サクラゴスペル
高松宮記念惨敗→G2優勝スプリンターズS好走

スノードラゴン
高松宮記念惨敗→G3好走スプリンターズS好走

レッドオーヴァル
高松宮記念惨敗→その後重賞含む3戦全て連対→スプリンターズS好走

ハクサンムーン
高松宮記念3着→その後重賞含む3戦全て連対→スプリンターズS好走

サンカルロ
高松宮記念を上がり最速で4着(0.1秒差)

ビービーガルダン
高松宮記念惨敗→G3優勝スプリンターズS好走

キンサシャノキセキ
高松宮記念3着→その後重賞2戦全て好走→スプリンターズS好走

アドマイヤマックス
高松宮記念1着馬(4番人気)

 

ほぼ確実に重賞好走は必要かなと思います。

本当によく走っています、唯一といっても良いサンカルロだけが好走なし

しかし高松宮記念を上がり最速0.1秒差4着は十分な例外要素だと感じます。

ここでのボーダーは高松宮記念後2走以内に重賞好走or高松宮記念で着差0.1秒以内とします。

1つ例外的なのはジャンダルムで同年1200m重賞(スプリンターズSと同じ舞台)で勝利経験がありました。

この馬に関しては枠の恩恵があまりにも大きかったと思いますが、それでも同年1200m重賞実績は必須と言えるでしょう。

 

今年の高松宮記念出走組で4番人気以下だった馬をみていきましょう。

 

カンチェンジェンガ セントウルS1着

トウシンマカオ 京王杯SC1着 セントウルS3着

ドロップオブライト 2走内なし

ペアポルックス 2走内なし

ママコチャ 京王杯SC2着 セントウルS2着

 

この組からは3頭が残りました。

 

 

まとめ

 

ここまでの高松宮記念出走馬の好走パターンA、好走パターンBに当てはまった馬を過去20年ベースでもう一度見ていきます。

 

2024年
ルガル A

トウシンマカオ B
ナムラクレア A

2023年
ナムラクレア A

2022年
ジャンダルム B
ナランフレグ B

2021年
レシステンシア A

2020年
グランアレグリア A
ダノンスマッシュ A
アウィルアウェイ B

2019年
モズスーパーフレア A
ダノンスマッシュ A

2018年
ファインニードル A

2017年
レッドファルクス A
レッツゴードンキ A
ワンスインナムーン B

2016年
ミッキーアイル A

2015年
ストレイトガール A
サクラゴスペル B

2014年
スノードラゴン B
ストレイトガール A
レッドーオーヴァル B

2013年
ロードカナロア A
ハクサンムーン B

2012年
ロードカナロア A
カレンチャン A

2011年
好走馬なし

2010年
キンサシャノキセキ A
サンカルロ B

2009年
ローレルゲレイロ A
ビービーガルダン B

2008年
キンサシャノキセキ B

2007年
好走馬なし

2006年
好走馬なし

2005年
デュランダル A
アドマイヤマックス B

 

今年の条件クリア馬は以下

 

A サトノレーヴ

A ナムラクレア

A ルガル

B カンチェンジェンガ

B トウシンマカオ

B ママコチャ

 

まだ書く事は沢山ありますが、とりあえず本日はここまで。

個人的には直近成績と最も占有率の高いAグループから

 

サトノレーヴ

 

この馬は今年非常に高い確率で好走すると思います。

 

 

 

過去20年で好走した牝馬一覧

 

2024年
ナムラクレア

2023年
ママコチャ
ナムラクレア

2021年
レシステンシア

2020年
グランアレグリア
アウィルアウェイ

2019年
モズスーパーフレア

2018年
ラブカンプー

2017年
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン

2016年
ソルヴェイグ

2015年
ストレイトガール
ウキヨノカゼ

2014年
ストレイトガール
レッドオーヴァル

2012年
カレンチャン

2011年
カレンチャン
エーシンヴァーゴウ

2009年
カノヤザクラ

2008年
スリープレスナイト

2007年
アストンマーチャン
サンアディユ

 

過去20年でスプリンターズSの牝馬好走は上記22頭です。

全体の出走は99頭、そのうち22頭が好走していますので22%の好走率

牡馬(セン馬)の全体成績は好走率17%ですので一般的には牝馬の方が期待度は高めです。

そんな好走率が非常に高い牝馬を徹底解析していきたいと思います。

 

 

好走パターンA

 

この22頭の前走、前々走の記録を眺めていると非常に高レベルだなと感じました。

まずは好走した馬の前走をみていきましょう。

 

2024年 ナムラクレア キーンラG3 1人気 5着
2023年 ママコチャ 北九州記HG3 1人気 2着
2023年 ナムラクレア キーンラG3 1
人気 1着
2021年 レシステンシア セントウG2 1人気 1着

2020年 グランアレグリア 安田記念G1 3人気 1着
2020年 アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
2019年 モズスーパーフレア 北九州記HG3 2人気 4着
2018年 ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
2017年 レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
2017年 ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
2016年 ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
2015年 ストレイトガール セントウG2 3人気 4着
2015年 ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
2014年 ストレイトガール 函館スプG3 1人気 11着
2014年 レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
2012年 カレンチャン セントウG2 3人気 4着
2011年 カレンチャン キーンラG3 1人気 1着
2011年 エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
2009年 カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
2008年 スリープレスナイト 北九州記HG3 1人気 1着
2007年 アストンマーチャン 北九州記HG3 1人気 6着
2007年 サンアディユ セントウG2 11人気 1着

 

基本的には「前走2番人気以内or1着」で21頭中16頭がこのパターン

これに該当しなかった5頭

 

アウィルアウェイ 前走北九州記念3着
カレンチャン 前々走高松宮記念2番人気1着

ストレイトガール 前々走ヴィクトリアM5番人気1着
ソルヴェイグ 前々走函館SS12番人気1着
レッツゴードンキ 前々走高松宮記念2番人気2着

 

ソルヴェイグとアウィルアウェイ以外は2走内でG1連対しています。

この2頭は同年の1200m重賞勝ち馬で共通点があります。

 

A 前走2番人気以内or1着
B 2走内でG1連対
C 2走内で重賞好走+同年1200m重賞優勝

 

ここまでを分かりやすくまとめると、この3パターン以外で好走した牝馬は20年ではいません。

牝馬で最低人気(11人気)激走のラブカンプーもしっかりとクリアしていました。

 

さっそく今年の登録馬を見てみましょう。

 

カピリナ

ジューンブレア

ドロップオブライト

ナムラクレア

ピューロマジック

ママコチャ

 

今年の牝馬登録は上記6頭

各馬の過去成績を見て馬名の横に判定を書いていきます。

 

カピリナ A

ジューンブレア A

ドロップオブライト

ナムラクレア A

ピューロマジック A

ママコチャ A

 

1頭だけ脱落です。

一応ここまでの最低ラインは未クリアですので厳しく判定して行きたいと思います。

 

 

好走パターンB

 

もう1つ別角度から見ていきましょう、今回は出走するまでの『ローテーション』です。

好走馬のパターン的にはざっくり分けて2パターンです。

 

・夏をガッツリ使ってきた勢い系
・夏を休養に使った実力系

 

サマージリーズを複数使ってここも勢い十分に好走を果たした馬と、

予めここ目標に十分休養を挟んで前走を叩いて好走した実力馬とで2パターンあります。

今回はこのうちの夏に複数使ってきた勢い重視の馬についてです。

 

具体的には宝塚記念以降に2レース以上を走った馬を対象に調べると、

これまでに好走してきた牝馬に面白い共通点が見えてきます。

 

アウィルアウェイ 2戦 重賞好走
ラブカンプー 3戦 重賞2連対+3回全て好走

ワンスインナムーン 2戦 全て勝利
ウキヨノカゼ 2戦 全て勝利
レッドオーヴァル 2戦 重賞連対+条件戦勝利
カレンチャン 2戦 全て勝利
エーシンヴァーゴウ 3戦 重賞3勝+3戦全て好走
カノヤザクラ 3戦 重賞勝利+重賞3着
サンアディユ 3戦 重賞2勝
ビリーヴ 2戦 重賞勝利+全て連対
ビリーヴ 3戦 全て勝利

 

アウィルアウェイは少し足りないですが、

全体的に見てこの勢い凄く無いですか?

とにかく夏を複数使ってきた馬は素晴らしい成績を記録していました。

凡走した馬を探すのが難しい位でサンアディユカノヤザクラが1回づつ凡走は記録しているのですが

それでも最高0.5秒での敗戦、もちろんどちらも重賞です。

アウィルアウェイだけがかなり実績に欠けてる状態で1回凡走しており7着でした。

この3頭に共通している部分が2つあります。

 

アウィルアウェイ 前走3着+上がり2位

カノヤザクラ 前走4着+上がり3位

サンアディユ 前走1着+上がり3位

 

最低でも前走掲示板確保+上がり3位以内を記録

今年の該当馬を見ていきましょう。

 

カピリナ 1戦

ジューンブレア 2戦

ドロップオブライト 3戦

ナムラクレア 1戦

ピューロマジック 1戦

ママコチャ 1戦

 

複数使った2頭を見ていきましょう。

 

ジューンブレア 2戦全て重賞好走

ドロップオブライト 3戦中1度のみ重賞好走

 

ドロップオブライトは1度だけの好走で、過去の同パターン好走馬と比較すると最低レベルの実績でかり危ない気がします。

ここで役に立つのが先程書いた凡走馬の共通点で、例外なく全馬が「上がり3位以内」でした。

 

ドロップオブライト 上がり11位

 

この時点で条件未クリアとなります。

 

 

まとめ

 

本日は歴代好走牝馬について過去20年データ考察をしてきましたが、これまでの好走パターンABを合わせて今年好走できそうな牝馬の結論を出したいと思います。

 

カピリナ A

ジューンブレア A

ナムラクレア A

ピューロマジック A

ママコチャ A

 

今年買えそうな牝馬は上記5頭

絞れませんでしたが、今年牝馬の出番はありそうです。

ちなみに昨年は5頭出走してデータクリアはナムラクレア1頭のみ

実際に好走してくれました。

 

 

メルマガ限定記事

 

本日はここまで牝馬について書いて来ましたが、牝馬を買う上で最も好走に期待できるパターンを紹介して終わりにしたいと思います。(もちろん他のどこにも載っていません全て独自データです)

 

・前走逃げ馬を除く

・前走3番人気以内

・2走内で重賞連対

・○○

 

上記条件を満たす牝馬は、過去20年

【3-3-2-0】好走率100%

 

◯◯に入るキーワードと今年の該当馬は本日の無料メルマガにて配信します。

 

 

前走2桁着順or1.0秒以上負けで好走した馬一覧

 

※前走3着以内好走馬を除く過去30年間

 

2024年
1着 ルガル
前走 高松宮記念 1番人気10着1.2秒

2023年
2着 マッドクール
前走 CBC賞 1番人気9着1.0秒

2021年
1着 ジャンダルム
前走 北九州記念 9番人気17着2.0秒

2017年
2着 レッツゴードンキ
前走 ヴィクトリアM 3番人気11着0.7秒

2015年
2着 サクラゴスペル
前走 安田記念 13番人気17着1.1秒差

2009年
1着 ローレルゲレイロ
前走 セントウルS 4番人気14着1.4秒差

2005年
3着 アドマイヤマックス
前走 安田記念 4番人気12着0.7秒差

2001年
1着 トロットスター
前走 安田記念 4番人気14着1.4秒差

1998年
1着 マイネルラブ
前走 スワンS 1番人気7着1.2秒差

1998年
2着 シーキングザパール
前走 マイルCS 2番人気8着1.0秒差

 

母数が少なかったので普段の過去20年→30年前まで遡って考察したいと思います。

過去30年まで遡ってもわずか10頭しかいません。

しかし直近5年で見ると、昨年ルガルが優勝していますし結構走っている印象ですね。

本日はこの前走2桁着順or1.0秒以上の負けを記録していた馬を徹底考察していきます。

 

 

巻き返した馬の前走

 

ルガル 高松宮記念
マッドクール CBC賞
ジャンダルム 北九州記念
レッツゴードンキ 
ヴィクトリアM

サクラゴスペル 安田記念
ローレルゲレイロ セントウルS
アドマイヤマックス 安田記念
トロットスター 安田記念
マイネルラブ スワンS

シーキングザパール マイルCS

 

前走マイルG1で大敗した馬が一気の距離短縮で巻き返しが非常に目立っております。

前走G2以下で2桁人気だった馬は過去30年で1頭も馬券内に好走してません。

今年前走2桁着順もしくは1秒以上敗退馬を見ていきましょう。

 

ダノンマッキンリー 海外13着+2.1

ヤマニンアルリフラ CBC賞12着+0.6

ルガル 海外5着+1.0

 

今年は3頭のみ

毎年かなりの数がいますが今年は前走人気馬が多いですしハイレベルだと思います。

まさにスプリントG1にふさわしいメンバーが揃った印象

 

 

巻き返した馬の近走成績

 

ルガル 2走前 シルクロードS2人気1着
マッドクール 2走前 OP1人気1着(3走前シルクロードS1人気3着)
ジャンダルム 3走前 オーシャンS 2人気1着
レッツゴードンキ 2走前
 高松宮記念 2人気2着

サクラゴスペル 2走前 京王杯 5人気1着
ローレルゲレイロ 3走前 高松宮記念 3人気1着
アドマイヤマックス 3走前 高松宮記念 4人気1着
トロットスター 2走前 高松宮記念 1人気1着
マイネルラブ 2走前 セントウルS 2人気1着
シーキングザパール 3走前 海外G1 1着

 

マッドクールが少し実績面では劣りますが、これも例外を先読みして考察記事を書いたので、一昨年のスプリンターズSでは当日5番人気以下から買えるのはマッドクール1頭だけと最終結論で出しました。

この馬は3走前のシルクロードSでも1番人気でしたし着差も0.1秒差、その後の中山OPを勝っており実績的には問題ないと判断しました。

他は基本的に重賞勝ち馬が基本となります。

 

早速今年該当する馬の近3走を見ていきましょう。

 

ダノンマッキンリー なし

ヤマニンアルリフラ 2走前北九州記念1着

ルガル なし

 

なんと昨年データクリアだったルガルが今年は消えてしまいました。

 

 

まとめ

 

本日は前走大敗馬(2桁着順or1秒以上敗退馬)について調べてきましたが、ここまでの考察で今年巻き返しが期待できそうな馬は…

 

ヤマニンアルリフラ

 

上記1頭のみ

ルガルはデータ的には厳しいと思いますが、一応昨年の優勝馬なので

これまでのパターンと唯一違う部分はココです。

人気するのであれば思い切って消しても良いかもしれません。

 

 

5番人気以下から好走した馬一覧

 

2024年
ルガル 9人気
トウシンマカオ 5人気

2023年
マッドクール 5人気

2022年
ジャンダルム 8人気
ウインマーベル 7人気
ナランフレグ 5人気

2021年
シヴァージ 10人気

2020年
アウィルアウェイ 10人気

2018年
ラブカンプー 11人気
ラインスピリット 13人気

2017年
レッツゴードンキ 5人気
ワンスインナムーン 7人気

2016年
ソルヴェイグ 9人気

2015年
サクラゴスペル 11人気
ウキヨノカゼ 9人気

2014年
スノードラゴン 13人気
レッドオーヴァル 5人気

2013年
マヤノリュウジン 15人気

2012年
ドリームバレンチノ 9人気

2011年
パドトロワ 9人気
エーシンヴァーゴウ 7人気

2010年
ウルトラファンタジ 10人気
サンカルロ 7人気

2009年
ローレルゲレイロ 6人気
カノヤザクラ 8人気

2008年
ビービーガルダン 6人気

2007年
アイルラヴァゲイン 5人気

2006年
メイショウボーラー 10人気
タガノバスティーユ 16人気

2004年
カルストンライトオ 5人気
ケープオブグッドホ 8人気

 

20年の全体好走馬60頭のうち上記31頭になります。

割合で言うと半数が5番人気以下からの好走ですので配当的にもここは見逃せないポイントになりそうです。

 

 

前走G1出走組について

 

ルガル 高松宮記念G1 1人気 10着
マッドクール CBC賞H G3 1人気 9着
ジャンダルム 北九州記HG3 9人気 17着

ウインマーベル キーンラG3 2人気 2着
ナランフレグ 安田記念G1 12人気 9着
シヴァージ パラダH(L) 1人気 5着

アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
ラインスピリット セントウG2 9人気 5着
レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
サクラゴスペル 安田記念G1 13人気 17着
ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
スノードラゴン キーンラG3 4人気 8着
レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
マヤノリュウジン セントウG2 7人気 7着
ドリームバレンチノ キーンラG3 2人気 7着
パドトロワ キーンラG3 4人気 3着
エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
ウルトラファンタジ シャVG3 – 14着
サンカルロ オータムHG3 3人気 5着
ローレルゲレイロ セントウG2 4人気 14着
カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
ビービーガルダン キーンラG3 2人気 2着
アイルラヴァゲイン セントウG2 3人気 5着
メイショウボーラー セントウG2 5人気 7着
タガノバスティーユ 北九州記HG3 6人気 9着
カルストンライトオ アイビスG3 1人気 1着
ケープオブグッドホ ジュCG1 – 4着

 

外国馬が2頭入っていますがローテーションなど臨戦過程の比較が難しいので、参考程度に書いていきます。

前走OPクラスからは2頭好走していますが、こちらも近年ではあまり見なくなってきましたので今年出走が無い点も踏まえて割愛します。

前走G1は4頭しかいません、ルガル、ナランフレグ、レッツゴードンキ、サクラゴスペルです。

 

ルガル 2走前シルクロードS優勝

ナランフレグ 2走前高松宮記念連対

レッツゴードンキ 2走前高松宮記念連対

サクラゴスペル 2走前京王杯SC優勝

 

4頭全て2走前の重賞で連対しております。

さらにサクラゴスペルは3走前に高松宮記念に出走しており、高松宮記念を経由していることは絶対条件

 

今年の当日5番人気以内をnetkeibaの想定オッズから並べて見ると

 

1番人気 サトノレーヴ

2番人気 ナムラクレア

3番人気 ママコチャ

4番人気 トウシンマカオ

5番人気 ルガル

 

並びはどうなるか分かりませんが、上位5頭の支持を集めるのは想定オッズ通り全馬G1で実績のあるこちらの5頭が濃厚だと思います。

本日は上記5頭を除いた馬から狙えそうな穴馬にフォーカスして行きたいと思います。

上記以外の前走G1出走馬は

 

ダノンマッキンリー 前走海外G1

 

前走海外かつ長期休養明けなので判定が難しいですが、これまで10週以上間隔があった馬の好走は6頭

 

ルガル 24週

マッドクール 13週

ナランフレグ 17週

シヴァージ 14週

レッツゴードンキ 20週

サクラゴスペル 17週

 

これらの2走前を見てみると…

 

ルガル G3 1着

マッドクール OP 1着

ナランフレグ G1 1着

シヴァージ OP 2着

レッツゴードンキ G1 2着

サクラゴスペル G2 1着

 

OP以上で連対を外している馬がいませんでした。

ちなみに海外馬を見てみると、ウルトラファンタジー(G2 1着)、ケープオブグッドホープ(G1 3着)と2走前の戦績は光るものがありました。

 

ダノンマッキンリー 4走連続凡走

 

ここまでの好走馬と比較してもかなり厳しそうです。

 

更に先ほどの想定オッズでは5番人気予想でしたが、今年のルガルも5ヶ月の出走間隔がありますし3走連続の凡走と同じく条件を満たしていません。

昨日のデータも未達でデータ的には昨年優勝と言う実績のみが光輝いている状況で、走れば昨年の優勝馬だから…で片付きそうですが、今のところそれ以外で推せるようなものがありません。

 

 

前走G2以下組について

 

最も激走が多い前走G3~G2組ですが、まず目立つのは前走3番人気or3着以内です。

これは前走海外orG1orOP戦を除く23頭中15頭が満たしていた条件です。

逆にこれらを満たしていない残りの8頭をみてみると

 

・同年の高松宮記念連対馬or1200m重賞勝ち馬

 

このパターンが8頭中6頭

全馬該当ではないのですが、残った2頭はかなり例外的です。

 

2018年 3着ラインスピリット

前走セントウルSで9人気5着でしたが同年1200mOP以上は5戦走って高松宮記念以外は全て掲示板以内(0.4秒差以内)

更に1200m戦は6勝しており距離実績は十分でした、セントウルSは3-3と先行して敗退しています。

 

2013年 3着マヤノリュウジン

前走セントウルSで7人気7着でしたが、もともとダート(地方)を走っていた馬で、芝での戦績が他の馬に比べて圧倒的に少なかった馬

芝キャリアが浅い中で同距離は複勝率7割超え、勝率も4割超と適正がありました。セントウルSは3-3-で先行して敗退

 

どちらも3着までなのと、2頭に基準を合わせるとかなりボーダーが広くなってしまうので連対馬に絞って考察したいと思います。

気になるのがどちらも前走セントウルSで先行し敗退した馬、距離実績などにも注意しながら選別していきたいと思います。

 

今年の該当馬の前走をみてみましょう。

 

ジューンブレア CBC賞 1人気2着

カピリナ 函館SS 2人気1着

ウインカーネリアン キーンランドC 1人気5着

カンチェンジュンガ セントウルS 8人気1着

ペアポルックス キーンランドC 4人気2着

ピューロマジック アイビスSD 2人気1着

ヤマニンアルリフラ CBC賞 2人気12着

ヨシノイースター セントウルS 3人気7着

ドロップオブライト 京成杯 11人気2着

 

むちゃくちゃヤバいです。

全馬クリアと言うあまり経験のない並びとなりました。

綺麗に全馬が好走しているか3番人気以内かでクリアしています。

同年の高松宮記念だったり1200m重賞実績を見るまでも無く全馬がクリア、これは困りました。

 

 

穴馬の好走パターン

 

更に細かく分類してみましょう。

大まかに好走馬のパターンを分析すると

 

・前走フロック視系
トウシンマカオ前走重賞2人気1着
ウインマーベル前走重賞2人気2着
ラブカンプー前走重賞2番人気2着

ウキヨノカゼ前走重賞8番人気1着
レッドオーヴァル前走重賞1番人気2着
パドトロワ前走重賞4番人気3着タイム差なし
エーシンヴァーゴウ前走重賞2番人気1着
ビービーガルダン前走重賞2番人気2着
カルストンライトオ前走重賞1番人気1着

 

・芝1200m得意系
マッドクール4-0-1-1
ラインスピリット6勝

ワンスインナムーン4戦3勝
デュランダル3-1-1-0
タガノバスティーユ3戦2勝重賞勝ち

 

・同年の高松宮記念好走系
ナランフレグ1着
レッツゴードンキ2着

スノードラゴン2着
サンカルロ4着0.1秒差上がり最速
ローレルゲレイロ1着

 

・前々走重賞快勝系
ルガル シルクロードS
ソルヴェイグ 函館SS優勝
サクラゴスペル 京王杯優勝
ドリームバレンチノ 函館SS優勝

 

・それ以外
ジャンダルム(同年1200m重賞優勝馬)
カノヤザクラ(前走セントウルS2番人気)
アイルラヴァゲイン(前走セントウルS3番人気)
マヤノリュウジン(戦績の約半分がダート)

メイショウボーラー(近10走中7走ダート)

 

これが全馬のざっくりとした内訳です。

今年の出走馬に当てはめてみましょう。

まずは前走フロック系ですが、この特徴としては

前走の重賞を2番人気以内で連対していること、それ以外は1着かタイム差無しまでが好走の部類

これに今年当てはまるのが

 

カンチェンジュンガ セントウルS 8人気1着

カピリナ 函館SS 2人気1着

ジューンブレア CBC賞 1人気2着

ピューロマジック アイビスSD 2人気1着

 

次に芝1200m得意系

今年は該当馬なし

 

次に同年高松宮記念好走馬を並べましょう

 

1着サトノレーヴ(当日人気濃厚)

2着ナムラクレア(当日人気濃厚)

3着ママコチャ(当日人気濃厚)

 

前々走重賞勝ち馬系は以下

 

ヤマニンアルリフラ 北九州記念1着

 

重複しているのを整理し、ここまでで名前の上がらなかった馬は

 

ウインカーネリアン

ダノンマッキンリー

ドロップオブライト

ペアポルックス

ヨシノイースター

ラッキースワイネス

 

やっとの思いで6頭削ることが出来ました。

全馬に走る理由がある今年のスプリンターズSは難しいですね。

 

 

まとめ

 

ここまで頑張って様々な角度から調べてきましたが上記をまとめると、

過去20年5番人気以下で好走した共通データクリア馬は(当日人気馬除く)

 

ジューンブレア 想定6人気

カピリナ 想定7人気

カンチェンジュンガ 想定9人気

ピューロマジック 想定12人気

ヤマニンアルリフラ 想定13人気

 

上記5頭です。

※想定オッズは木曜日19:00時点

 

 

メルマガ限定記事

 

スケジュール的に7歳以上馬の記事をアップする曜日が無いのでメルマガで流したいと思います。

下記は「過去20年の好走高齢馬」です。

 

2022年1着ジャンダルム7歳
2018年3着ラインスピリット7歳
2015年2着サクラゴスペル7歳
2010年1着ウルトラファンタジー8歳
2010年3着キンシャサノキセキ7歳
2006年1着テイクオーバーターゲット7歳

 

7歳以上の出走は全部で70頭

その中でも上記6頭しか好走しておらず全体で8.5%と低めです。

 

ジャンダルム オーシャンS1着
ラインスピリット 淀短距離S1着
サクラゴスペル 京王杯SC1着
ウルトラファンタジー スプリントC1着
キンシャサノキセキ 高松宮記念1着
テイクオーバーターゲット KSS1着

 

好走した馬は非常にシンプルで全馬◯◯でした。

条件と今年の該当馬を本日のメルマガにて配信します。

 

 

スプリンターズS枠順確定

 

1枠1番 ピューロマジック
1枠2番 ヨシノイースター
2枠3番 ダノンマッキンリー
2枠4番 ママコチャ
3枠5番 カンチェンジュンガ
3枠6番 ナムラクレア
4枠7番 サトノレーヴ
4枠8番 ペアポルックス
5枠9番 ドロップオブライト
5枠10番 ラッキースワイネス
6枠11番 トウシンマカオ
6枠12番 ヤマニンアルリフラ
7枠13番 ジューンブレア
7枠14番 カピリナ
8枠15番 ルガル
8枠16番 ウインカーネリアン

 

出走16頭の枠順が決まりました。

皆さんの第一印象はどうでしょうか?

個人的には買いたいと思っていた馬が揃って外に行ってしまって残念でした…

本日は枠順に特化したデータ考察をして行きたいと思います。

 

 

2014年馬場改修工事後の変化

 

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馬名 人気 馬番
2023年 1着 ルガル 9人気 13番
2着 トウシンマカオ 5人気 2番
3着 ナムラクレア 4人気 5番
2023年 1着 ママコチャ 3人気 6番
2着 マッドクール 6人気 10番
3着 ナムラクレア 1人気 1番
2022年 1着 ジャンダルム 8人気 2番
2着 ウインマーベル 7人気 7番
3着 ナランフレグ 5人気 6番
2021年 1着 ピクシーナイト 3人気 4番
2着 レシステンシア 2人気 12番
3着 シヴァージ 10人気 1番
2020年 1着 グランアレグリア 1人気 10番
2着 ダノンスマッシュ 3人気 3番
3着 アウィルアウェイ 10人気 16番
2019年 1着 タワーオブロンドン 2人気 8番
2着 モズスーパーフレア 3人気 7番
3着 ダノンスマッシュ 1人気 2番
2018年 1着 ファインニードル 1人気 8番
2着 ラブカンプー 11人気 9番
3着 ラインスピリット 13人気 1番
2017年 1着 レッドファルクス 7人気 8番
2着 レッツゴードンキ 4人気 2番
3着 ワンスインナムーン 12人気 6番
2016年 1着 レッドファルクス 1人気 13番
2着 ミッキーアイル 5人気 15番
3着 ソルヴェイグ 7人気 4番
2015年 1着 ストレイトガール 3人気 2番
2着 サクラゴスペル 2人気 4番
3着 ウキヨノカゼ 9人気 6番
2014年(新潟) 1着 スノードラゴン 13人気 18番
2着 ストレイトガール 2人気 9番
3着 レッドオーヴァル 5人気 13番
2013年 1着 ロードカナロア 1人気 10番
2着 ハクサンムーン 2人気 7番
3着 マヤノリュウジン 15人気 5番
2012年 1着 ロードカナロア 2人気 16番
2着 カレンチャン 1人気 14番
3着 ドリームバレンチノ 9人気 3番
2011年 1着 カレンチャン 3人気 10番
2着 パドトロワ 9人気 3番
3着 エーシンヴァーゴウ 7人気 14番
2010年 1着 ウルトラファンタジ 10人気 7番
2着 キンシャサノキセキ 3人気 14番
3着 サンカルロ 7人気 3番
2009年 1着 ローレルゲレイロ 6人気 13番
2着 ビービーガルダン 2人気 9番
3着 カノヤザクラ 8人気 12番
2008年 1着 スリープレスナイト 1人気 14番
2着 キンシャサノキセキ 2人気 15番
3着 ビービーガルダン 6人気 13番
2007年 1着 アストンマーチャン 3人気 7番
2着 サンアディユ 1人気 6番
3着 アイルラヴァゲイン 5人気 1番
2006年 1着 テイクオーバーター 1人気 13番
2着 メイショウボーラー 10人気 4番
3着 タガノバスティーユ 16人気 2番
2005年 1着 サイレントウィットネス 1人気 13番
2着 デュランダル 2人気 4番
3着 アドマイヤマックス 3人気 12番
2004年 1着 カルストンライトオ 5人気 5番
2着 デュランダル 2人気 1番
3着 ケープオブグッドホープ 8人気 12番

 

2014年は改修工事で新潟開催だったので省きます。

上記はその新潟開催を起点とした改修後の10年、改修前の10年で比較した表になっています。

赤く塗ったのは馬番6番以内で好走した馬で、枠だと1~3枠が目安になります。

 

1~3枠の成績

改修前好走数 10回
改修後好走数 17回(毎年必ず好走)

1~3枠の成績

改修前好走率【1-5-4-44】
単勝1.9% 連対率11.1% 複勝18.5%
改修後好走率 【4-4-9-43】
単勝6.7% 連対率13.3% 複勝28.3%

 

馬場改修後は明らかに走っています。

さらに2014年の改修後は毎年かならず1枠か2枠に入った馬が好走しており、

枠の恩恵を受けていることが好走率を見てもよくわかります。

 

データは表裏一体でなければ不自然です。

例えば1枠が有利なら8枠は不利でなければ偶然の要素が大きいと言えます。

外枠(6~8枠)の馬の成績も調べてみましょう。

 

6~8枠の成績

改修前好走数 13回
改修後好走数 5回

6~8枠の成績

改修前好走率【5-3-5-40】
単勝9.4% 連対率15.1% 複勝24.5%
改修後好走率 【2-2-1-55】
単勝3.3% 連対率6.7% 複勝8.3%

 

狙った通りですね、工事前は外枠は使えていましたが改修工事後は明らかに外枠不利です。

これで内有利の裏取りができました。

 

「スプリンターズSは内有利で当たり前じゃないか?」

 

多くの方がそう思うかもしれませんが、外枠と比較して内枠はこれだけ有利だと数字で客観的に説明し、偶然の要素を減らす裏取りまで完璧に揃えて初めて内枠有利だと言えるのです。

それができていないのであればただの妄想かイメージの世界でしかありません。

スプリンターズSはコース形状から内有利なのでしょうか?

この距離で開催が決まってからずっと内有利なのでしょうか?

 

1~3枠の成績

改修後好走率 【4-4-9-43】
単勝6.7% 連対率13.3% 複勝28.3%

6~8枠の成績

改修前好走率【5-3-5-40】
単勝9.4% 連対率15.1% 複勝24.5%

この記事を読んだ人は今日から完璧に説明できますね。

「スプリンターズSは2014年の馬場改修工事後から内有利です」

上記を見れば分かりますが改修工事前は「内枠よりも外枠の方が勝率、連対率は上です」

スプリンターズSがずっと内有利だった訳では無いのです。

 

 

馬場改修後の好走馬共通点

 

2024年 トウシンマカオ 5人気2着
2024年 ナムラクレア 4人気3着
2023年 ママコチャ 3人気1着
2023年 ナムラクレア 1人気3着
2022年 ジャンダルム 8人気1着
2022年 ナランフレグ 5人気3着
2021年 ピクシーナイト 3人気 1着
2021年 シヴァージ 10人気 3着
2020年 ダノンスマッシュ 3人気 2着

2019年 ダノンスマッシュ 1人気 3着
2018年 ラインスピリット 13人気 3着
2017年 レッツゴードンキ 5人気 2着
2017年 ワンスインナムーン 7人気 3着

2016年 ソルヴェイグ 9人気 3着
2015年 ストレイトガール 1人気 1着
2015年 サクラゴスペル 11人気 2着
2015年 ウキヨノカゼ 9人気3着

 

馬場改修後、1枠~3枠で好走した馬は上記17頭

早速1頭1頭見ていきましょう。

 

トウシンマカオ
同年の1200m重賞優勝馬

ナムラクレア
同年の高松宮記念連対馬

ママコチャ
前走1200重賞連対、2走連続連対

ナムラクレア
同年の1200m重賞優勝馬

ジャンダルム
同年の1200m重賞優勝馬

ナランフレグ
同年の高松宮記念連対馬

ピクシーナイト
前走1200m重賞連対、2走連続連対

シヴァージ
同年の1200m重賞優勝馬

ダノンスマッシュ(20年)
同年の1200m重賞優勝馬

ダノンスマッシュ(19年)
同年の1200m重賞優勝馬

ラインスピリット
同年の1200mOP優勝馬

レッツゴードンキ
同年の高松宮記念連対馬

ワンスインナムーン
2走連続1着

ソルヴェイグ
同年の1200m重賞優勝馬

ストレイトガール
同年のG1優勝馬

サクラゴスペル
同年の1200m重賞優勝馬

ウキヨノカゼ
同年の1200m重賞優勝馬

 

・同年の1200mOP以上優勝

・同年のG1連対

 

基本的には2択で内枠の馬は判断できます。

例外っぽいところだと緑に塗ったママコチャ、ピクシーナイト、ワンスインナムーンの3頭

この3頭の共通点は最低ライン2連続で連対しており、重賞好走が含まれていない場合は全て勝利が絶対条件になります。

近走で崩れずに連続で連対している馬が内に入ったら少し注意が必要ですが、一番は2択をクリアしている馬が狙い目です。

 

試しに馬場改修後の該当馬全てを見ていきます。

 

2024年
トウシンマカオ 5番人気2着
ナムラクレア 4番人気3着

2023年
ママコチャ 3番人気1着
ナムラクレア 1番人気3着
テイエムスパーダ 10番人気14着

2022年
ジャンダルム 8番人気1着
ナランフレグ 5番人気3着

テイエムスパーダ 4番人気15着

2021年
ピクシーナイト 3番人気1着
シヴァージ 10番人気3着
ラヴィングアンサー 15番人気10着
ファストフォース 8番人気15着

2020年
ダノンスマッシュ 3番人気2着
ライトオンキュー 6番人気9着

モズスーパーフレア 2番人気10着

2019年
ダノンスマッシュ 1番人気3着
リナーテ 5番人気9着
セイウンコウセイ 8番人気12着

2018年
ラインスピリット 13番人気3着
ダイメイプリンセス 10番人気4着
アレスバローズ 6番人気14着

2017年
レッツゴードンキ 5番人気2着
ワンスインナムーン 7番人気3着

フィドゥーシア 13番人気9着
セイウンコウセイ 3番人気11着
ラインミーティア 10番人気13着

2016年
ソルヴェイグ 9番人気3着
シュウジ 5番人気4着
ベルカント 11番人気11着
ビッグアーサー 1番人気12着

2015年
ストレイトガール 1番人気1着
サクラゴスペル 11番人気2着
ウキヨノカゼ 9番人気3着

 

該当馬あり=必ず好走している

 

昨年は穴馬考察で残ったのはルガルとトウシンマカオの2頭のみ。

更に枠順データ考察からの該当馬はトウシンマカオとナムラクレアの2頭のみ。

結果は9人気ルガル→5人気トウシンマカオ→4人気ナムラクレア2つのデータだけで完璧な決着でした。

ちなみに上記の該当馬をベタ買いしても単複共に回収率100%オーバー

特に複勝回収率は200%を超えます。

馬場改修工事後から全てのスプリンターズSを的中し、更に回収率200%は素晴らしいですよね。

 

 

今年の該当馬

 

早速今年の該当馬をみていきましょう。

 

1枠1番 ピューロマジック
1枠2番 ヨシノイースター
2枠3番 ダノンマッキンリー
2枠4番 ママコチャ
3枠5番 カンチェンジュンガ
3枠6番 ナムラクレア

 

上記6頭に条件を当てはめて行きましょう。

 

ピューロマジック 該当なし
ヨシノイースター 該当なし
ダノンマッキンリー 該当なし
ママコチャ 2戦連続好走
カンチェンジュンガ 同年1200m重賞勝ち
ナムラクレア 同年高松宮記念連対

 

上記から今年狙い目となるのは…

 

ママコチャ

カンチェンジュンガ

ナムラクレア

 

上記3頭です。

 

 

外枠の馬はどうするか

 

まだ終わらないですよ、無料記事とは言え久々のG1なので手を抜くことなく更に深堀りして行きましょう。

ここまで内枠有利かつ、どの馬を狙えば良いかは伝わったと思います。

データの基本である表を調べたら、裏も有効活用しない手はありません。

内枠の恩恵を受け人気薄でも複勝圏内に走れるのであれば、枠でハンデのある6~8枠と言った外枠の馬は更に高いボーダーが求められる、これが自然な流れだと思いませんか?

試しに6~8枠で好走した馬に「内枠で好走した馬の条件」を当てはめてみましょうか。

 

馬場改修工事後6枠~8枠から好走した馬

2024年 1着ルガル

2020年 2着レシステンシア

2020年 3着アウィルアウェイ

2016年 1着レッドファルクス

2016年 2着ミッキーアイル

 

特に条件は入れてませんが、シンプルに2014年~のスプリンターズSで6~8枠から馬券になった馬がこれだけしかいません。

短い期間ではありますが、これだけの人気馬が外枠から飛んでいます。

 

サトノレーヴ 1人気7着
ジャスパークローネ 4人気4着
シュネルマイスター 3人気9着

メイケイエール 1人気14着
モズスーパーフレア 5人気5着
ダノンスマッシュ 1人気6着
ジャンダルム 4人気11着

レッドアンシェル 4人気6着
ナックビーナス 2人気7着

レッドファルクス 5人気10着
ダンスディレクター 4人気15着

ミッキーアイル 4人気4着
ウリウリ 3人気5着

 

話を戻して好走した5頭に好走条件を当てはめます。

 

ルガル 条件クリア

レシステンシア 条件クリア

アウィルアウェイ 条件クリア

レッドファルクス 条件クリア

ミッキーアイル 条件クリア

 

はい、ビンゴです。

同じ条件ならまだしも、外枠なら更に厳しいです。

下記を追加してみましょう。

 

ルガル 条件クリア+前走G1で1人気

レシステンシア 条件クリア+前走重賞好走馬

アウィルアウェイ 条件クリア+前走重賞好走馬

レッドファルクス 条件クリア+前走重賞好走馬

ミッキーアイル 条件クリア+前走G1連対馬

 

シンプルに前走で馬券内に走っていた馬が中心です。

昨年のルガルだけが半年の休み明けでしたが、休みが長くそもそも同年の出走が極端に少なかったので例外候補かなと。

そしてYouTubeのレース回顧でも触れた通り、昨年は32秒の超ハイペースで最初の1ハロンで馬群は一瞬で縦長に、ルガルは1枠と同じ位置(内ラチから2頭以内)でレースを進めています。

参考程度に今年の外枠の馬を見ていきます。

 

6枠11番 トウシンマカオ
6枠12番 ヤマニンアルリフラ
7枠13番 ジューンブレア
7枠14番 カピリナ
8枠15番 ルガル
8枠16番 ウインカーネリアン

 

そもそも前走好走馬がかなり少ないですが…

 

トウシンマカオ 条件× 前走◯
ヤマニンアルリフラ 条件◯ 前走×(重賞2人気で例外の可能性あり)
ジューンブレア 条件◯ 前走◯
カピリナ 条件◯ 前走◯
ルガル 条件× 前走×
ウインカーネリアン 条件× 前走×

 

外枠からはカピリナとジューンブレアのみクリア

しかし何度も言いますが母数が少ない上にあくまでもデータなので必ず条件未クリアの馬が飛ぶとは限りません。

トウシンマカオは昨年の好走馬、ヤマニンアルリフラはダート含む同年1200m戦3勝馬、ルガルは前年優勝馬といくらでも例外になりそうな馬はいますので参考程度にお願いします。

 

 

過去5年レース回顧

 

外枠発走でした前半超ハイペースで馬群は一瞬で縦長に、外枠不利に関しては一切関係無くなった特殊な1戦、ルガルは7枠発走でしたが1枠と同じ(内2頭分を追走)ような競馬でした。

トウシンマカオは苦手な内枠でも馬群が縦長でバラけたので向きました、時計の速さからも上手く立ち回った馬が上位に来たなと言う印象です。

 

 

このレースも結局イン前決着と言うような形で、外を回した馬には厳しく立ち回りの差が大きく出た印象です。

上がり順位を見ても1着9位、2着3着5位タイと言うことで、後半力と言うよりはポジション取ってロス無く立ち回った馬がそのままゴールと言う流れでした。

もちろんある程度前半ポジション取って、ある程度後半も脚を使うという事は力が無いとできない事なので、ポジションゲー感はあったものの、しっかりと実力差もあったかなと思います。

 

 

ここまで直近の3年間振り返ってもほとんど同じような感じで、行く馬によってテンの速さは当然上下するんですが、結局は立ち回りかなと。

勝ち馬は逃げ馬を目標に内々ロス無く立ち回って最後直線抜け出してくるイメージで、枠順考察で触れた通り基本外に行く馬は絶望的と思った方が良いかもしれません。

 

 

逃げたモズスーパーフレアが少し離した逃げ、恐らく番手以下は例年と比較しても遅いペースで前に行った馬が楽に息を入れながらの追走

後方待機馬が一生懸命差を詰めようとしても前の馬にも余力がありますので、なかなかその差は縮まらないレースでした。

先行した1~3着馬が上がり33.4~33.5で走られたら後方にいる馬はそれよりも速く走らないと差は縮まらないですから完全に前有利の展開、そしてここまで1枠の馬が4年連続で馬券になっています。

 

 

このレースは直近5年の中ではかなり例外的なレースで、あまりにも中山の芝状態が良くなかった印象です。

パトロール映像を観ると良く分かりますが、意図的に内を大きく開けてコーナーを回って、直線も各馬外に進路を求めるようなレースで、グランアレグリアの物凄い末脚は印象的でしたが1つ前に振り返った2021年のような後ろ洋梨のパターンだったら馬券外に敗れていたんじゃないかなと思います。

完全な外差し馬場で滅多に見られないような直線の光景でした。

 

 

過去5年レースLAP比較

 

次に過去5年のレースLAP比較ですが、基本的には前半33秒前後のハイLAPで後半失速LAPです。

なんですが、土曜日(前日)2勝クラスで1.07.6という速い時計が出ていますので、

2021年のように11秒が後半も並ぶLAPになるんじゃないかなと思います。

2023年の勝ち時計が1.08.0、2022年の勝ち時計が1.07.8なので、2勝クラスでそれ以上の時計が出ているのは恐ろしいです。

明日も継続であれば今年もかなり速い時計での決着になると思います。

 

 

過去5年枠順・前後半3F成績・4角位置

 

まずは枠順ですが、立ち回り立ち回りと何度も言った通り、やはり内枠の成績が断然良いですね。

人気馬の配置によっても成績は前後しますのであくまでも参考程度ですが、現在4年連続で1枠が好走中、しかもナムラクレア以外は5番人気以下の穴馬と言うこともあって枠の恩恵は確実にあるかなと。

当然1桁馬番の方が成績は良いです。

 

次に前後半3ハロンですが、逃げ馬はかなり厳しい印象でレースを見ていてもやっぱり目標にされちゃってる感があって惨敗傾向です。

実は前半3ハロン3位の馬が4年連続優勝と言うことで異常に成績が良いですが、前半3ハロンが速ければ速いほど、それと比例して後半3ハロンは遅くなりますから

前半3ハロン順位だけ1位で、すば抜けていると後半力が遅い傾向にあります。

前半ある程度ポジションを取れて、後半3ハロンもそれなりの脚が残っているちょうど良い位置が前半3ハロン3位くらいなんだと思います。

後半3ハロン上位馬もなかなか好成績で、終いの脚が使えるのは当然武器になりそうです。

しかし4角位置を見ても6番手以下から勝ったのはグランアレグリアだけで、内側10頭分が全滅の超外差し馬場の恩恵があった2020年です。

今年とは一切リンクしないので基本的に前有利、これは変わらないかなと思います。

 

 

馬キャラ全頭診断

1枠1番 ピューロマジック

前走は圧倒的外枠有利の展開を馬場のど真ん中を突き抜ける強い内容でした。

中山コースは1度走って馬券外ではありますが、同じく右のゴール前急坂である阪神コースの連対率が100%なので、こなせない事は無いかなと思います。

1200m戦4-2-0-3と1400m以上に出走はありますが連対ゼロなのでベスト距離かなと思います。

右回り4-2-1-3で左は1戦しか走っていないので比較できず、右は問題ないかなと思います。

良馬場3-1-0-3に対して良馬場以外が2-1-1-1と札幌の洋芝が大得意なので時計は掛かった方が良いタイプでしょう。

直線坂あり0-2-0-2に対して平坦が5-0-1-2と圧倒的に坂は無い方が良いタイプ

前半3ハロン1位が10回と逃げに特化したようなタイプで、今回控えるプランを想定してしまいましたが1枠1番を引いたので行き切ったほうが良さそうです。

馬キャラとしては平坦巧者、2024年からの競争は全て平坦コースでしか勝ち鞍が無いようにスプリンターズSでの最後の坂はこの馬にとってかなり厳しい壁となりそうです。

枠順データ考察ではNGでしたが前走重賞勝ち馬なので例外条件となり得る可能性はあります。

 

 

1枠2番 ヨシノイースター

前走は抜群のスタートを決め直線も完璧な位置から追うもイマイチ伸びず完敗の内容でした。

中山コースは2-0-1-1と他のコースと比較しても得意コースかなと思います。

1200m戦は5-5-1-8と1400mの成績も良いのですが問題なく走れると思います。

右回り6-6-1-6に対して左は0-1-0-3なので右の今回は良いと思います。

良馬場3-5-1-5と良馬場以外とそこまで差はないのでどちらでも大丈夫かなと思います。

直線坂あり4-4-1-7に対して平坦コースの方が成績は良いですが、4勝しているので問題ないでしょう。

前半3ハロン上位、後半3ハロンも上位ですが、4位以下も多く一長一短

馬キャラとしては本質的には時計が多少掛かった方が良いタイプかなと思います。

一応持ち時計はあるのですが、2022年に記録したもので、元々ダートから芝に転向してきたくらいなのでG1のレベルの高いメンバー相手なら内でロス無く雨など馬場の助けがあればと言う印象

土曜日の中山バイアスを見る限り馬場が変化しなければ高速馬場継続濃厚なので厳しそうです。

 

 

2枠3番 ダノンマッキンリー

前走は13頭立て13着の最下位でしたが鼻出血との事で度外視

中山コースは今回初ですが、同じくゴール前急坂のある阪神コースで勝ち鞍もありますし、そこまで心配する必要はないかなと。

1200m戦は0-0-0-2、この馬の勝ち鞍は全て1400m以上なので距離は不安が残ります。

右回り3-0-0-5で左と比較してもどちらでも問題なさそうです。

馬場は良馬場でしか出走がありません。

直線坂あり2-0-0-1と平坦と比較しても良さそうです。

前半3ハロン順位も適度に記録、後半3ハロン1位も2度記録しておりスプリンターズSでは向きそうですが距離で触れたようにほとんど1400m以上での記録なので1200mでは不安が残ります。

馬キャラとしては1頭が良いタイプで、この馬重賞2勝していますがどちらも大外8枠から直線大外1頭で伸びてきた時のみ。

スプリンターズSでこれをやろうと思うと、グランアレグリアの2020年くらい中山の芝が悪化しないと叶わないと思うので現状のバイアスでは完璧なイン突きでも決めない限り厳しいかなと言う印象です。

 

 

2枠4番 ママコチャ

前走はハイペースをインでロス無く直線もスムーズに完璧なレース展開、これまでの実績を考えれば全てがこの馬に向いている展開だったので押し切って欲しかったのが正直なところです。

中山2-0-0-2と大得意と言う訳ではなさそうですが問題なし。

1200m戦は2-3-1-2で1400m以上の成績も素晴らしいので、どの距離がベストかと言われると難しいですが1200m自体は問題ないでしょう。

右回り5-2-1-6に対して左2-3-2-1と左の方が良さそうです。

良馬場7-5-2-5に対して良馬場以外は0-0-1-2と雨は降ってほしくないタイプ

直線坂あり5-3-3-6に対して平坦は2-2-0-1とそこまで差は無く坂ありでも5勝なので問題ないでしょう。

前半3ハロンも上位、後半3ハロンも上位を記録と素晴らしいですね。

YouTube前半でテン3ハロン、後半3ハロンについて触れましたが、スプリンターズSを勝つ馬はまさにこのようなタイプです。

馬キャラとしては万能タイプでどんな距離でもコースでも無難にこなしてくれる馬かなと、弱点らしい弱点が少ない馬とも言えます。

今年で3年連続の参戦ですが、去年一昨年の方が個人的には前哨戦の内容が良かったので今年は珍しく最終減速LAPを記録した追い切りを見る限りかなりピークに近いかなと。

そこまで上がり目は感じませんが、選べるならここが良いと言うようなスプリンターズSでは最高枠をGETしたので並び的にも「買い」だと思います。

 

 

3枠5番 カンチェンジュンガ

(YouTubeスライド申し訳ありません、誤カンチェンジェンガ→正カンチェンジュンガ)

前走は前半33.0のハイペースを直線一気の差し切り勝ち、道中はインで我慢して直線は外目に出す川田騎手の完璧な騎乗だったかなと思います。

中山は0-0-0-1と1度だけ走って馬券外に敗れているのですが、サトノレーヴの0.2秒差なので全然ダメと言うことは無いと思います。

1200m戦は5-0-0-11とほぼこの距離しか走っていません。

右回り6-0-0-9で左回りは4戦全馬券外なので右回りの今回は良さそうです。

良馬場以外の成績が良いので選べるなら馬場はタフな方が良いタイプ

坂あり坂なしはどちらでもパフォーマンスは変わらず、それよりも展開重視かなと

やはり差し馬らしく後半3ハロン上位が目立ちます。

馬キャラとしては時計が掛かる持続力勝負が得意なタイプで、持ち時計更新時も5着が一杯なので今の中山コースでは不安が残るかなと言う印象です。

本来なら見送りたいところですが穴馬データ考察、そして枠順考察でも完全クリア、この絶好枠を引いた強運でもありますし迷うほど人気していないので「買い」で良いと思います。

 

 

3枠6番 ナムラクレア

前走はスタートで挟まれ後方から、道中も前の馬が下がった影響でかなりポジションを落とし、最後の直線もインにしか行き場がなく前が壁、スタートからゴールまで全て不利を受ける厳しいレースでした。

前走は完全に度外視で良いと思います。

中山コースは0-0-2-1と決して得意な舞台では無いですね。

1200m戦5-3-3-3と得意なので問題なし。

右回り5-3-4-4と左の方が若干成績は良いです。

良馬場4-4-5-5に対して良馬場2-2-0-0と連対率100%、雨は降って欲しいタイプですね。

好走率で見ると坂ありと坂なしはそこまで差は無いですが、平坦の方が圧倒的に勝ち鞍が多いです。

レースリプレイを観ても坂で脚が鈍っているので間違いなく平坦コースの方が良いと思います。

前半3ハロン上位は少なく後半3ハロン上位が目立ちます。

馬キャラとしては持続力勝負に強いタイプで、一瞬のキレと言うよりは一定の速いLAPを持続する能力に長けているので馬場がゆるくなったほうが差し届く可能性が高い1頭だと思います。

もし好走するのであればイン突きだと思うのですが、こちらも豪運で最高枠をGETしました。

2022年、2023年は浜中騎手、2024年は横山武史騎手、そして2025年はルメール騎手で参戦です。

このルメール騎手は横山武史騎手ではどうにもならなかったアーバンシックを先行させて簡単にG1馬にしてしまう天才ジョッキーです。

中間は念入りにゲート練習、豊富な乗り込み量、もう現役生活も少ない中でこの騎手と枠は今現状で用意できる舞台設定としては最高値だと感じるので脚質的にはリスクがあるものの「買い」でよいと思います。

 

 

4枠7番 サトノレーヴ

前走は59.5キロを背負ってラザットにタイム差なし、3着以下を3馬身突き離していますし、ラザットは次走のG1でも2着に好走

2走前は現役最強スプリンターであるカーインライジングに迫る2着と世界でも十分通用するレベルの1頭かなと思います。

中山コースは3-0-0-1と最も勝ち鞍を挙げているコースなので問題なし。

1200m戦7-1-0-1と素晴らしい適正

右回り7-1-0-2で左の出走が1回だけなので比較も難しいですがどちらでも問題なさそう。

良馬場7-1-0-1に対して良馬場以外は1-1-0-1と取りこぼしが目立ちます。

選べるなら断然良馬場の方が良いでしょう。

直線坂あり4-0-0-2に対して平坦は4-1-0-0と坂は無い方が良いタイプ

前半3ハロン順位を見ても、ある程度ポジションを取りつつ後半力もある程度記録できる

まさにスプリンターズSにピッタリハマるようなタイプかなと思います。

馬キャラとしてはスピード全振りタイプで、恐らくこの馬の弱点はスタミナかなと思います。

前半32秒の超ハイペースでは後半の脚が使えてないですし、下が緩いと取りこぼし目立ちますし、平坦は全て勝ち負けしているのに対して坂ありだと多少甘くなる。

逆を言えば33秒くらいで流れて良馬場なら7-0-0-0で全勝なんですよね、なので今年は超ハイペースにでもならない限りこの馬の相手探しかなと思っています。

昨年は外枠もあってスタートから全てが裏目に、今年はその屈辱を晴らす絶好の時だと思うので断然「買い」で間違い無いと思います。

 

 

4枠8番 ペアポルックス

前走はインでロス無く完璧に運んだものの勝ち馬が強すぎた感あり、2着以下の着差が僅かで横一線だったので立ち回りの差が大きかったかなと。

中山コースは1-1-0-0連対率100%で得意コース

1200m戦も唯一勝ち鞍のある距離なのでベストかなと。

右回り3-5-2-4に対して左の出走は1回のみ、比較はできませんが右は問題なし。

良馬場3-5-2-2に対して良馬場以外は0-0-0-3と雨は1滴も降らないで欲しいタイプですね。

直線坂あり1-2-0-1と平坦よりも好成績です。

前半3ハロンが速いタイプでもう少し後半力が欲しいところですが十分でしょう。

馬キャラとしては立ち回りを活かしたいタイプで先手を奪って後ろが来る前にどれだけ粘り通せるかが勝負で、同型馬との兼ね合いが非常に重要かなと思います。

前走のように番手以下に控えても良いですが、終いの脚が使えないのでこの枠なら気持ち的にも行き切ったほうが良いと思います。

データ考察的にも中山高速馬場継続なら良い枠を引きましたが現状は厳しいと判断します。

 

 

5枠9番 ドロップオブライト

前走は抜群のスタートを決めて番手追走、かなり馬場状態も良くイン前バイアスも味方して2着確保といった内容でした。

中山コースは0-1-0-0と1度しか出走はありませんが前走の重賞でのものなので問題なし。

1200m戦は1400m異常に9回出走あるのですが1200m戦でしか勝ち鞍がないのでベスト距離でしょう。

右回り3-3-2-9と左と比較しても差が無いので問題なし。

良馬場4-4-1-12で良馬場以外1-0-2-2なので時計は掛かって欲しいタイプですね。

直線坂あり2-2-3-4、平坦と比較しても得意ですね。

前半3ハロンと後半3ハロンのバランスは良いですが、上位以外の数もかなり多いのでG1だと少し厳しいかなと思います。

馬キャラとしては年齢を重ねて来たこともあり時計が掛かる方が良いタイプで、前走くらい展開と馬場が味方すれば速い時計でもこなせない事はないと思いますが、流石の中山高速馬場では上位メンバーと真っ向勝負は中々難しいかなと思います。

 

 

5枠10番 ラッキースワイネス

前走は2着敗戦もロマンチックウォリアーやゴールデンシックスティといった歴代香港最強馬と肩を並べるほどの名馬であるカーインライジングが勝ち馬なので、この馬が別次元と考えれば実質1着でも良いくらい相手は強かったかなと思います。

国内戦での走りは1度もないので時計くらいしか比較対象が無いですが、やはり外国馬と言うこともあり日本の超高速馬場よりかは多少時計の掛かるタフな馬場の方が、これまで走ってきた馬場と近いものがあるかなと思います。

なので1.07秒前後の決着を想定するのであれば時計が足りないよなと言うのが個人的な印象です。

 

 

6枠11番 トウシンマカオ

前走はレース前から色々あったと、何があったか分からないのですが横山武史騎手がレース後にコメントしてました。

2度3度「叩き台」というワードが出ていたので状態面としては恐らく、相当悪く感じたのでは無いかなと思います。

なので本番の今回は上積みを期待できそうな1頭ではあります。

中山コースは1-1-0-0と得意舞台

1200m戦は5-1-3-5、1400m以上でも勝ち鞍ありますが問題なさそう。

右回り4-1-3-3に対して左回りは馬券外が目立つので右の今回は良いでしょう。

良馬場と良馬場以外に差はあまりなし。

直線坂あり4-1-1-6と平坦コースと差が無いので特に問題なし。

前半3ハロン順位、後半3ハロン順位共に上位を記録しておりスプリンターズSではマッチしそうですね。

馬キャラとしては1頭が良いタイプで、どれだけ最後の直線で外1頭になれるかですね。

この馬の好走したレースはほとんどが外1頭になった時で、昨年くらい超ハイペースで

馬群もかなり縦長で1枠のデメリットが全て解消されるような展開だったら問題ないですが

基本的にG1くらいのタイトな戦いになると難しいタイプで、バチバチのレースになりにくい前哨戦レベルだとレースはやりやすい馬だと思います。

トウシンマカオが前哨戦勝ちまくっているのに、本番のG1成績が極端に悪いのはそういう部分も関係していると思います。

現時点では評価難しいですが意外とオッズが貰えている印象なので5~6番人気程度なら「買い」で良いでしょう。

 

 

6枠12番 ヤマニンアルリフラ

前走はスタートから後方で展開も向かなかったが直線は伸びずに12着大敗と言う内容でした。

中山コースは初ですが、京都や小倉と言った直線平坦コースで好成績が目立つのでゴール前急坂は割引かもしれません。

1200m戦は唯一2勝している距離なので現時点のベストかなと。

右回り3-1-2-2-に対して左は2戦全敗なので右の方が良さそうです。

良馬場3-0-2-4で良馬場以外で1度走っていますがどちらでも問題なさそうです。

直線坂あり0-1-0-1に対して平坦コース3勝なので平坦コースの方が良さそうです。

前半3ハロン上位m後半3ハロンも上位を記録していますがそもそもOP以上で2回しか走っていませんので数字の価値はあまりありません。

馬キャラとしてはダートで好走率100%を記録しているように時計が掛かった方が良いタイプかなと思います。

現状持ち時計的にもG1の強敵相手にスピード勝負は厳しいのでインでロス無く立ち回って、雨もあると良いと思います。

データ的な例外条件は前走重賞1~2番人気に支持されていた馬ですが、現状は高速馬場で中々難しいレースになるのではと思います。

 

 

7枠13番 ジューンブレア

前走のCBC賞はスタートから先行ポジションで完璧に運んだのですが、前半34.0と逃げ馬はかなり楽をしていましたので直線捕まえることができず2着という内容でした。

中山コースは3-0-0-0と勝率100%、この馬の大得意のコースです。

1200m戦は4-2-0-1でそれ以外の距離は全馬券外なのでベスト距離でしょう。

右回り4-1-0-2で左は1回しか走っていませんので比較も難しいですが問題なさそう。

良馬場4-2-0-2に対して良馬場以外は1回馬券外と、良馬場で走れるならそちらの方が良さそうです。

直線坂あり3-1-0-1と得意ですね、中山コースも3勝ですし良いと思います。

前半3ハロン上位が目立ちます、後半力がもう少しあれば理想的でしたが十分でしょう。

馬キャラとしては底力比べに強いタイプで、前走のように後半の瞬発力を求められるよりかは前引っ張ってそれに付いて行いってラストは底力勝負の方が良さそう。

なのでG1の速い流れはむしろプラスかなと。

恐らく函館スプリントを好走したカピリナとジューンブレアはフロック視されて当日人気落とすでしょうが、インでレース進めることができれば全然通用すると思います。

外枠を引いてしまったことだけが残念ですが、それでも人気落ちの今回は「買い」です。

 

 

7枠14番 カピリナ

前走は絶好の馬場状態の中、内枠からロス無く完璧に乗ってレコード勝利

正直これ以上無いでしょと言うくらい完璧なレース運びでした。

中山コースは1戦1勝、この時の勝ち時計も1.07.1と相当速いので時計勝負に滅法強い馬かなと思います。

1200m戦も4-0-1-1と4勝で問題なし

右回りも3-0-1-1で左回りと比較しても問題なし

馬場は良馬場で好走率100%に対して稍重で馬券外なので良馬場の方が良いでしょう。

坂ありコースも1-0-1-0と問題なし

前半3ハロンも後半3ハロンも上位を記録しているのでスプリンターズSでは良さそうなタイプですね。

馬キャラとしては時計勝負に相当強いタイプですね、今の中山芝は相当合うと思うので穴としては面白いかなと思います。

こちらも外枠さえ引かなければまさに今年の穴ドンピシャな1頭でした、外枠で更に人気が落ちているので点数は増えても「買い」で行きたいと思います。

 

 

8枠15番 ルガル

前走のチェアマンズスプリントプライズでは隣の馬の影響もあってスタート遅れ後方から、直線はインを突いて伸びてきてはいるものの流れに乗れず敗戦と言う内容でした。

中山コースは1-0-0-0と昨年のスプリンターズSの優勝があります。

1200m戦は2-2-0-2と現状のベスト距離かなと思います。

右回り3-3-0-1に対して左は0-0-1-2なので右の今回は良いと思います。

良馬場2-3-1-2で選べるなら良馬場の方が良いタイプかなと思います。

直線坂あり1-0-0-2に対して平坦2-3-1-1ですが昨年のスプリンターズS優勝実績がありますから坂でも問題ないでしょう。

前半3ハロン上位、後半3ハロンも安定しているのでスプリントG1での適正は素晴らしいものがあると思います。

馬キャラとしては底力タイプで昨年も超ハイペースでラスト1ハロンは最後苦しい中でも耐えれる末脚、もともと初勝利がダートだったこともありラスト1ハロンがぐっと掛かる展開でも踏ん張れる強さがあります。

逆に33秒台のキレを求められるとこれまでの出走レースは全て2着以下に負けていますので前が引っ張った方が良いタイプ

前走海外ではありますが内容はそんなに悪くなかったので、直近の敗戦で人気が落ちるなら全然面白い1頭かなと言う印象です。

ここまでのデータ考察としては全てNGと厳しい判定ですが、それを1発でクリアしてしまうほど昨年優勝馬と言う部分が大きいかなと思います。

人気が落ちるならと言う部分では8枠を引いても10倍前後4人気まで推されるか、という印象でここまで買われるなら思い切って消しの方向で考えたいと思います。

 

 

8枠16番 ウインカーネリアン

前走はハナを取りきって自分の競馬の徹するも5着と見た目は完敗の内容でした。

レース後のコメントでは、まだ仕上げ途中で次走での上積みは相当ありそうとの事だったので、スプリンターズSで更に状態を上げてくる可能性は高そうです。

中山コース3-2-0-3と、最も勝ち鞍を挙げているコースなので問題なし

1200m戦は0-1-1-2で勝ち鞍なし、マイル以上で8勝を挙げているのでこの距離は不安あり

右回りも5-3-1-8と左回りと比較しても問題なし

雨は降っても振らなくても良さそうです。

直線坂あり、坂なし、どちらでもパフォーマンスは変わらずと言ったところ

前半3ハロン順位1位が14回と目立ちますので逃げる事に特化したタイプですが

先ほど距離の部分で触れたように、ほとんどがマイル以上でのものなので、スプリントG1の厳しい流れでスンナリとハナが取れるかはやってみないと分かりません。

馬キャラとしては8歳とベテランなので、どんなコースでも馬場でも無難にこなしてくれるような安定型だと思います。

持ち時計的には今の中山の高速馬場はちょっと疑問なので、好走するとしたら内枠でロス無く運びたいですが8枠大外で今回は厳しそうです。

 

 

YouTube

 

前編

 

後編

 

 

スプリンターズS 本命馬

 

◎サトノレーヴ 1番人気※予想投稿前日20:00オッズ

前走のクイーンエリザベス2世ジュビリーSでは外で完璧にスタートを決めて道中も前に壁を作ってしっかり折り合う、直線は内外の叩き合いになったが最後は脚色が同じになってしまった。

それでも自身初の59.5キロを背負ってラザットにタイム差なし、3着以下を3馬身突き離していますし、ラザットは次走のG1でも2着に好走と内容は濃かった。

2走前のチェアマンズスプリントプライズではスタートで少し前のめりになりポジションはかなり後方から、道中のペース的にも追走に苦しんでいる感あり4角入口では誰よりも早く手が動いていたように手応えは怪しかった。

それでも全馬を置き去りにし1頭余裕で抜け出すカーインライジングを目標に長くしぶとい脚を使って、ヘリオスエクスプレスの猛追を受けるも再加速して1度は大きく突き離されたカーインライジングに良く差を詰めていた。

勝ち馬のカーインライジングは香港史上最強スプリンターと言っても過言では無いくらい世界最強馬で別次元の1頭なので、道中かなり置かれながらもこの馬と2馬身程度まで戦えているのであれば国内戦であればほぼ全レース勝ち負けできる力はあると感じた。

3走前の高松宮記念ではインで包まれ直線で前が壁となり外目に移動する際に追い出し遅れるも、直線1頭になってからは外猛追するナムラクレアの後方一気も凌ぐ持続力で初G1タイトルをGET

4走前の香港スプリントではカーインライジング、そしてヘリオスエクスプレスの香港を代表するスプリンターと対決、結果的にギリギリの3着に敗れたがカーインライジングはこの後5連勝の負け無し、ヘリオスエクスプレスは5走全て好走と地元の最高レベルの相手に勝ち負けできる唯一の日本馬として立派な競馬だった。

5走前でちょうど1年前のスプリンターズSになるが552キロとブヨブヨの馬体、そしてスタート遅れ歴史的ハイペースで追走もできずと言う全てが上手く行かなかった1戦である。

本来は530キロ前後なので北海道遠征で強い調教を十分に積めなかった事など様々な要因があるが、今年は完全に充実期に入っており中間の追い切りも問題なし、調教後の馬体順も順調そのものであった。

今回本命にする決め手となった月曜日の考察で同年の高松宮記念グループAと言う貴重な実績持ち、8枠にでも入ったらどうしようかと思いましたが絶好の4枠を確保

自分の内側にナムラクレア、カンチェンジュンガとスタートがあまり得意では無い馬が並んだので上手くインを確保できそうな並びもプラス評価

鞍上のモレイラ騎手とは2-2-1-0で馬券内率100%のコンビ、直近4走全ての手綱を握っている点は非常に心強いパートナーです。

良馬場での持ち時計更新時は全て1着、春雷ステークスで中山1200m1.07.1の持ち時計もあるし中山高速馬場は歓迎の身

昨年とは違い今年は1桁馬番と枠にも恵まれ後はスタートをしっかり出るだけ、とにかくスタートを完璧に決めるだけで素晴らしい結果を手にすることができると思います。

出走メンバーで1番強いスプリンターだと思っているので今年は全てこの馬から行きたいと思います。

 

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