府中牝馬S
◎カナテープ
前走の初音Sでは1000m通過58.2と流れた方で、後半のLAPは12.1-12.0-11.6-11.6の減速無し。
レースLAPも優秀だが、レースでは2列目から先に抜け出した先行集団を1頭だけ後方10番手から上がり最速で差し切り勝ちと内容も非常に良かった。
2着馬のアドマイヤマツリは次走で即勝利、その後福島牝馬Sで連勝を決めた実力馬である点も見逃せない。
この馬は東京コース4-3-1-1と東京専用とも言える馬で、むしろそれ以外の競馬場で連対した事が無いくらいの馬
3走前に初めて東京で馬券外となったが、それでも3着と4着の着差はハナ差でありゴール前は首の上げ下げの誤差だったので東京は超高確率で走るのは間違いない。
2走前は-12キロと大幅に馬体重を減らして輸送ありの関西圏、京都コースでのものなので全く気にする必要は無い。
元々レーン騎手が騎乗予定だったが、嬉しい誤算かハンデが53キロと非常に恵まれたので急遽大野騎手に乗り替り。
他馬と比較しても前走から-3キロは魅力的だし鞍上変更で現在5番人気と手頃なオッズで買えるメリットは大きい。
喉の炎症で中山牝馬Sを回避し出走間隔は4ヶ月半あるが、念入りに乗り込まれ中間も順調そうなのでここは妙味を狙って行きたい。
しらさぎS
◎ラケマーダ
阪神競馬場は今週からBコース替わりで非常に時計は速いが、パトロール映像で見ても分かるくらい先週の豪雨の影響が残っており内側が掘れている状況
外差し馬場だが時計が速い難しい馬場で、タイプ的には持ち時計のある差し馬を狙って行きたいところ。
ラケマーダはマイル戦の勝利時持ちタイムで全体の4位で、1400mでも持ち時計更新時は速い時計で勝利しているので時計勝負は歓迎の身
2走前に稍重で大敗した理由も馬場が原因とコメントがある通り、今の時計が出る阪神競馬場の馬場はこの馬にとっては走りやすい環境
前走は外枠発走で道中も枠なりに外目追走、4角出口では大外に出すと外ラチ一杯を使って差し切り勝ち、上がり33.0秒も走破時計も優秀だった。
3走前は重賞2連勝したロングランの0.2秒差、4走前はロジリオンの0.4秒差、5走前はウォーターリヒトの0.6秒差と重賞でも十分通用する濃いメンバーと対戦しているし、常に上がりは1位~2位を記録
今の阪神競馬場は差しが効く時計勝負なので完全にピッタリはまるこの馬が現在14頭中13番人気なら迷わず買いたいと思います。