小倉記念
◎ラスカンブレス 8番人気※予想投稿前日20:00時点オッズ
前走はプラス10キロと若干余裕残しも直線は外目に出すと上がりの掛かるタフな馬場をしぶとく伸び切って3勝クラスを突破
レース後のコメントも反応が遅く切れる脚は無いがずっと伸び続けているとあったように豊富なスタミナと垂れない持続する末脚が光った。
2走前はこの馬が苦手とする上がり33秒台の切れ味勝負の展開で、前半かなりスローで流れたので逃げたミステリーウェイを捕まえられずに敗退
この馬の好走レースを見る限り今回の距離短縮、そして根幹重賞とは言え平坦コースで中盤緩むところが一切ない特殊なLAPになる小倉記念はこのキャラに一致する。
道中ある程度のポジションを取りたいので内枠なら不安要素はあったが絶好の偶数真ん中、スタートさえしっかり出る事ができればスローで溜めて切れ味勝負になる可能性が低いレース質的にマッチしてくる。
このレースは非常に特殊で、一定のLAPを刻み続け最後は底力勝負になりやすく、ここでしか走れないような馬の好走が目立つ
アールスター小倉記念1着→次走新潟記念14着
モズナガレボシ小倉記念1着→次走福島記念11着
マリアエレーナ小倉記念1着→次走天皇賞秋7着
エヒト小倉記念1着→次走オールカマー11着
リフレーミング小倉記念1着→次走中山記念15着
なので直近の勝ち馬の次走を見ても分かる通り、実績や勢いよりも完全にレース質に合うか合わないかが重要だと感じる。
格上挑戦で人気落ちではあるが、独特なレース質に合う馬だと思うので距離短縮の答え合わせを楽しみに待ちたい。
函館2歳ステークス
◎カイショー 2番人気※予想投稿前日20:00時点オッズ
土曜日の函館芝バイアスを確認しても相変わらずイン前が強く、これまでの函館開催の中でも1番と言って良いくらい今年の函館開催は芝の状態が絶好である。
カイショーの新馬戦は芝1000m戦だったが勝ちタイム56.4は2歳レコード、45年間破られていなかったレコードを圧倒的なタイムで塗り替えた。
特にスタートはそこまで良いものでは無かったが数メートル進んだところの一瞬でハナを奪い返している辺り、絶対的なスピード値がこの世代では抜けていると感じた。
直線も少し気合いを付ける程度、ほぼ馬也で実践式の調教を観ているかと感じるほどの楽勝だった。
今回枠も2枠2番と絶好枠を引いたので一気のメンバー強化もシンプルに前付けしたら後ろが捕まえるには厳しいバイアス
同じく1人気のブラックチャリスも前走圧巻の内容でレコードを更新しているが、スタートしてからより前にいる分、そして人気も1枚落ちるこちらを馬券的には狙っていきたいと思う。
混戦に見えるが、ここまで函館の芝状態が良いと実力馬が前付けしたら簡単に止まらない馬場だと思うので、後ろから差されるにしても馬券内は高確率で残れると思います。