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過去30年のマイルCS
グランアレグリア
インディチャンプ
モーリス
ダイワメジャー
エアジハード
タイキシャトル
ノースフライト
過去30年全部で13頭走って上記7頭が好走
これなんだか分かりますか?
「同年の安田記念優勝馬」です。
なぜ私がここに注目するのかは最後までお付き合いください。
好走馬の安田記念での成績
グランアレグリア 3番人気1着上がり1位 -0.1
インディチャンプ 4番人気1着 0.0
モーリス 1番人気1着 0.0
ダイワメジャー 2番人気1着 0.0
エアジハード 4番人気1着上がり1位 0.0
タイキシャトル 1番人気1着上がり1位 -0.4
ノースフライト 5番人気1着上がり2位 -0.4
凡走した馬の安田記念での成績
ヤマニンゼファー 11番人気1着 0.0
アドマイヤコジーン 7番人気1着 0.0
ショウワモダン 8番人気1着 0.1
リアルインパクト 9番人気1着 0.0
ストロングリターン 2番人気1着上がり2位 0.0
モズアスコット 9番人気1着上がり1位 0.0
好走したパターンと凡走したパターンに面白いほど共通点があるのは見ての通り、
この30年の歴史で同年の安田記念優勝馬がマイルCSに駒を進めた場合
まず圧倒的に違うのは安田記念での人気
好走した馬全てが5番人気以内
凡走した殆どが6番人気以上
(※ストロングリターンについては後ほど詳細)
ここは見て取れると思います。
さらに優勝したときの着差で凡走した馬の最大着差はショウワモダンの0.1秒差
しかしこのショウワモダンは8番人気でした。
ここで1つ鉄板データが誕生するわけです。
同年の安田記念優勝馬が5番人気以内かつタイム差0.1秒以上だった場合
3-1-0-0
連対率100%になります。
これはこのマイルCSの歴史上30年揺るぎないデータです。
唯一安田記念で2番人気に支持されていたにも関わらず凡走してしまった馬
ストロングリターン 2番人気1着上がり2位 0.0
この馬は「6歳馬」だったという点
これが引き継がれるならば、安田記念優勝馬+マイルCS好走馬をもう一度みてみると
グランアレグリア 3番人気1着上がり1位 -0.1
インディチャンプ 4番人気1着 0.0
モーリス 1番人気1着 0.0
ダイワメジャー 2番人気1着 0.0
エアジハード 4番人気1着上がり1位 0.0
タイキシャトル 1番人気1着上がり1位 -0.4
ノースフライト 5番人気1着上がり2位 -0.4
上記全馬が5歳以下の馬
これがマイルCSを走ると…
同年の安田記念を5歳以下かつ5番人気以内で優勝した馬
6-1-0-0
どうですか?
これを知って同年の安田記念を無視してあなたは馬券を買いますか?
私はこの関連性が異常に高い同年の安田記念を毎年、今年この馬がマイルCSにでてきたら決まりだなと思いながらレースを観ています。
しかし、1つ問題が発生しております。
今年の安田記念優勝馬は、
ロマンチックウォリアー
そうなんです、海外馬なんです。
当然ここに出走してくることは無く、今年は該当馬なし。
と、なるところですが…
ならば別角度で行きます。
ここで私が注目したいのが「連対馬」ならどうなのか?
同じデータ派の多くは0-0-0-30のような数字を並べただけの考察、
誰もやらないであろう安田記念の過去30年出走馬510頭
マイルCS過去30年出走馬520頭調べてきました。
安田記念2着馬について
セリフォス
シュネルマイスター
グランアレグリア
アエロリット
ヴァンセンヌ
グランプリボス
テレグノシス
ジェニュイン
安田記念勝ち馬については上で考察した通り、
2着馬かつ同年のマイルCSへ駒を進めたのは全部で8頭
この内、マイルCSで好走したのは
グランアレグリア
テレグノシス
上記2頭
この2頭の共通点は安田記念優勝馬とほぼ同じ
グランアレグリア 1番人気2着上がり1位
テレグノシス 4番人気2着上がり3位
更にどちらも5歳以下の共通点クリア
逆に凡走した5頭を見てみると
セリフォス 4歳馬
シュネルマイスター 4歳
アエロリット 4歳
ヴァンセンヌ 6歳
グランプリボス 6歳
ジェニュイン 5歳
ヴァンセンヌとグランプリボスは年齢がこの時点でアウト
セリフォスとシュネルマイスターとアエロリットとジェニュインの共通点は
セリフォス 3番人気4角5番手
シュネルマイスター 2人気4角10番手上がり4位
アエロリット 5番人気4角3番手
ジェニュイン 5番人気4角4番手
馬券内に入った2頭は共に人気を背負って上がり3位以内
要は安田記念で差し届かなかった馬はマイルCSで差し届いている状況
これを安田記念の優勝馬にも当てはめてみると
グランアレグリア 上がり1位
インディチャンプ 4角5番手
モーリス 4角3番手
ダイワメジャー 4角4番手
エアジハード 上がり1位
タイキシャトル 上がり1位
ノースフライト 上がり1位
4角5番手以内で押し切ったか、4角6番手以下から上がりを使って勝ち負けしたか
2着馬を複合すると下記になります。
・3歳~5歳かつ安田記念で5番人気以内
・4角5番手以内で優勝or4角6番手以下で上がり3位以内かつ連対
この2ポイントに当てはまる同年安田記念出走馬を見てみると
1着グランアレグリア
1着グランアレグリア
2着インディチャンプ
1着モーリス
1着ダイワメジャー
3着テレグノシス
1着エアジハード
1着タイキシャトル
1着ノースフライト
過去30年マイルCS成績
【7-1-1-0】好走率100%
2ポイントに該当しない安田記念出走馬を見てみると
8着セリフォス
5着シュネルマイスター
13着モズアスコット
12着アエロリット
14着ヴァンセンヌ
6着グランプリボス
8着ストロングリターン
5着リアルインパクト
17着ショウワモダン
7着アドマイヤコジーン
9着ジェニュイン
5着ヤマニンゼファー
過去30年マイルCS成績
【0-0-0-12】好走率0%
完全に裏が取れましたね、過去30年と言う長い歴史を振り返っても例外が1頭も出ずにここまで来ています。
火曜日限定記事
本日は同年安田記念出走馬について、マイルCSで狙いたいパターンについて考察してきました。
ここまでの考察で狙いの馬、そして個人的に気になっている海外馬チャリンについての短評を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
またこの辺りは最終考察で詳しく触れたいと思っていますのでお楽しみに。
4歳で好走した馬
2023年 ナミュール
2022年 ダノンザキッド
2022年 ソダシ
2020年 グランアレグリア
2020年 アドマイヤマーズ
2019年 インディチャンプ
2019年 ダノンプレミアム
2018年 ペルシアンナイト
2018年 アルアイン
2017年 エアスピネル
2015年 モーリス
2015年 イスラボニータ
2013年 ダイワマッジョーレ
2012年 サダムパテック
2012年 グランプリボス
2012年 ドナウブルー
2011年 エイシンアポロン
2010年 ダノンヨーヨー
2009年 マイネルファルケ
2009年 サプレザ
2007年 スーパーホーネット
2006年 シンボリグラン
2005年 ハットトリック
2005年 ダイワメジャー
全体の好走馬の3分の1以上を占める24頭が過去20年の好走馬です。
到底この4歳馬を無視した馬券は考えられません。
本日はこの4歳馬について考察していきたいと思います。
好走馬の前走
ナミュール 富士SG3 1人気 1着
ダノンザキッド 毎日王冠G2 4人気 3着
ソダシ 府中牝馬G2 1人気 2着
グランアレグリア スプリンSG1 1人気 1着
アドマイヤマーズ スワンSG2 2人気 3着
インディチャンプ 毎日王冠G2 3人気 3着
ダノンプレミアム 天皇賞秋G1 3人気 2着
ペルシアンナイト 富士SG3 4人気 5着
アルアイン 天皇賞秋G1 5人気 4着
エアスピネル 富士SG3 1人気 1着
モーリス 安田記念G1 1人気 1着
イスラボニータ 天皇賞秋G1 6人気 3着
ダイワマッジョーレ スワンSG2 4人気 2着
サダムパテック 天皇賞秋G1 10人気 8着
グランプリボス スワンSG2 3人気 1着
ドナウブルー 府中牝馬G2 1人気 3着
エイシンアポロン 富士SG3 1人気 1着
ダノンヨーヨー 富士SG3 2人気 1着
マイネルファルケ 富士SG3 5人気 9着
サプレザ サンチG1 人気不明 1着
スーパーホーネット スワンSG2 3人気 1着
シンボリグラン スワンSG2 8人気 2着
ハットトリック 天皇賞秋G1 11人気 7着
ダイワメジャー 毎日王冠G2 1人気 5着
一番走るのはやはり前走5番人気以内かつ馬券内の馬
青く塗った馬券外だった馬は、
ペルシアンナイト 皐月賞2着
アルアイン 皐月賞1着
サダムパテック 皐月賞2着
マイネルファルケ マイル戦8戦7回好走
ハットトリック マイル戦5勝
ダイワメジャー 皐月賞1着
面白いことに皐月賞(クラシック連対馬)が7分の5頭と最多
マイル巧者だったハットトリックやマイルを8戦して7回で馬券内のマイネルファルケ
クラシック実績のない馬は全てマイルに成績が集中していた馬です。
上記と被る馬もいますが、前走6番人気以下だった馬も5頭います。
イスラボニータ 皐月賞1着
サダムパテック 皐月賞2着
シンボリグラン 同年G1で1人気経験
ハットトリック マイル5勝
ここでも皐月賞が1つの基準で、クラシックに無縁の馬は別の場所で実績がありました。
それの代表的なのがシンボリグランの同年のマイル以下G1にて1番人気に支持された経験があった馬
この2つの条件から漏れる4歳馬は過去20年でたった2頭しかいません。
それがハットトリックとマイネルファルケです。
そしてこれらの馬はもっとも新しいハットトリックで18年前の話
ここ最近ではほとんどの4歳馬が上記2つをクリアして好走しています。
更に言うならば同年のマイル以下G1についてはシンボリグランも17年以上前の話
基本的に4歳馬は皐月賞(前年のクラシック実績)が基準になることは間違いないと思います。
今年の該当馬
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
エルトンバローズ
オオバンブルマイ
ニホンピロキーフ
バルサムノート
ブレイディヴェーグ
レイベリング
今年は上記6頭が出走登録
これらの前走を見ていきましょう。
エルトンバローズ 5番人気3着
オオバンブルマイ 8番人気11着
ニホンピロキーフ 1番人気5着
バルサムノート 14番人気5着
ブレイディヴェーグ 2番人気1着
レイベリング 5番人気1着
前走馬券外だった3頭を見ていきます。
オオバンブルマイ クラシック実績なし
ニホンピロキーフ クラシック実績なし
バルサムノート クラシック実績なし
上記3頭にマイル特化の実績もなく過去の好走パターンと比較してもかなり弱い部類です。
例外条件も満たしておらず厳しい評価になります。
後は少し気になるのがレイベリングの前走OP出走です。
過去の好走馬全てが前走G3以上での記録で、2走前もOP戦で馬券外に敗れていることから、過去20年全体を見ても全馬凡走条件に該当
こちらも現時点では完全にNG馬となります。
まとめ
本日は過去に好走した4歳馬について考察してきましたが、好走馬の共通条件完全クリアで今年買える4歳馬は…
エルトンバローズ
ブレイディヴェーグ
上記2頭になります。
水曜日限定記事
本日は最後にマイルCSを好走した牝馬について書きたいと思います。
過去20年でマイルCSを好走した牝馬(国内)は以下9頭
2023年 ナミュール
2022年ソダシ
2021年グランアレグリア
2020年グランアレグリア
2012年ドナウブルー
2008年ブルーメンブラット
2006年ダンスインザムード
2005年ラインクラフト
2004年ダンスインザムード
上記9頭全馬に共通していたのは
2走内でG1を好走していたか◯◯を好走していた。
過去20年では上記を満たさずに好走した牝馬は1頭もいません。
今年は現時点で4頭牝馬が登録していますが、半分が消えてしまう条件になります。
条件と買える2頭を次回更新までブログランキングへ掲載しておきます。
好走した5歳馬
2023年 ソウルラッシュ
2023年 ジャスティンカフェ
2021年 グランアレグリア
2020年 インディチャンプ
2019年 ペルシアンナイト
2016年 ミッキーアイル
2016年 イスラボニータ
2016年 ネオリアリズム
2014年 フィエロ
2014年 グランデッツァ
2013年 トーセンラー
2013年 ダノンシャーク
2011年 フィフスペトル
2010年 エーシンフォワード
2008年 ブルーメンブラット
2008年 スーパーホーネット
2008年 ファイングレイン
2007年 スズカフェニックス
2006年 ダイワメジャー
2006年 ダンスインザムード
2004年 デュランダル
2004年 テレグノシス
20年で上記22頭
全体のおよそ3分の1で4歳馬同様、非常にこの部類は走ります。
馬券内占有率で見ると4歳~5歳馬で約8割、馬券の中心で間違いないでしょう。
好走馬の前走
ソウルラッシュ 京成杯AH 2人気1着
ジャスティンカフェ 毎日王冠 3人気7着
グランアレグリア 天皇賞秋G1 2人気 3着
インディチャンプ 安田記念G1 2人気 3着
ペルシアンナイト 毎日王冠G2 4人気 4着
ミッキーアイル スプリンG1 2人気 2着
イスラボニータ 富士SG3 4人気 2着
ネオリアリズム 札幌記念G2 5人気 1着
フィエロ スワンSG2 2人気 3着
グランデッツァ 毎日王冠G2 2人気 5着
トーセンラー 京都大賞G2 2人気 3着
ダノンシャーク 富士SG3 1人気 1着
フィフスペトル スプリンG1 6人気 6着
エーシンフォワード スワンSG2 1人気 8着
ブルーメンブラット 府中牝馬G3 4人気 1着
スーパーホーネット 毎日王冠G2 2人気 1着
ファイングレイン スワンSG2 7人気 5着
スズカフェニックス スプリンG1 2人気 9着
ダイワメジャー 天皇賞秋G1 4人気 1着
ダンスインザムード 天皇賞秋G1 5人気 6着
デュランダル スプリンG1 2人気 2着
テレグノシス 天皇賞秋G1 2人気 11着
実に22頭中18頭が前走3番人気以内か連対馬でした。
そこから外れる4頭
ペルシアンナイト 皐月賞2着
フィフスペトル 朝日杯FS2着
ファイングレイン NHKマイル2着
ダンスインザムード 桜花賞1着
全馬綺麗に1600m~2000mのG1実績があることが分かります。
4歳の項目でも書いた通り、マイルCSはとにかく格が問われるレース
今年の該当馬を見てみましょう。
アルナシーム
ウインマーベル
コムストックロード
ジュンブロッサム
セリフォス
ナミュール
マテンロウスカイ
今年は上記7頭が5歳馬で出走
その前走を見てみると
アルナシーム 富士S11人気6着
ウインマーベル スプリンターズS7人気5着
コムストックロード 富士S17人気6着
ジュンブロッサム 富士S4人気1着
セリフォス 富士S2人気4着
ナミュール 安田記念4人気2着
マテンロウスカイ 天皇賞秋12人気5着
前走3番人気以内or連対馬では無い4頭
例外馬全て1600m~2000mのG1実績がありました。
アルナシーム G1実績なし
ウインマーベル G1実績なし
コムストックロード G1実績なし
マテンロウスカイ G1実績なし
今年は例外馬の出番はなさそうです。
まとめ
本日は5歳馬の好走共通点について考察してきましたが、データ完全クリアで今年買える5歳馬は…
ジュンブロッサム
セリフォス
ナミュール
上記3頭
ここまでは大枠での考察、この後どれだけ厳選できるか腕の見せ所です。
木曜日限定記事
本日最後はここまでデータ残りで気になる5歳馬について前走を調べてみました。
前走○○の勝ち馬だった馬は過去20年で14頭が出走しています。
その成績は以下
過去20年
【3-2-1-8】好走率42.9%
個人的には驚いたのですがベタ買いでも半数近くが好走しており、人気的にも美味しい馬が多く良い前走ステップの印象です。
この内、凡走した馬の前走を見ると8頭中6頭が上がり4位以下、全馬がマイル重賞2勝以下となっていました。
その逆を見てみると、好走馬6頭中4頭が上がり3位以内、マイル重賞も6頭中4頭が2勝以上
特に上がり性能では、ぱっと見でも分かるくらい好走馬と凡走馬でハッキリと違いがあるのでその辺りでボーダーを引いてみると…
・マイル重賞3勝以上
・上がり3位以内(33秒台を記録)
上記のどちらかに該当する○○勝ち馬は
過去20年
【2-2-0-0】連対率100%
マイルCSで直結する結果となっています。
これに該当するのか?次回更新までブログランキングへ○○のキーワードと今年の該当馬を公開しておきます。
少し不安なのが、上記4頭のほとんどが上がり1位or2位、マイル重賞1勝以下馬は1頭しか含まれていない点がどうかなと感じます。
サンプル不足感はありますが、恐らく人気もないので抑えて見ても良いかもしれません。
6歳以上の好走馬
2015年2着 フィエロ
2014年1着 ダノンシャーク
2011年3着 サプレザ
2009年1着 カンパニー
2007年1着 ダイワメジャー
過去20年で上記5頭
残り1ヶ月少々で7歳以上馬になるので当然厳しい結果となっています。
本日は6歳以上馬について考察して行きたいと思います。
好走馬の前走
フィエロ スワンS1人気2着
ダノンシャーク 富士S1人気7着
サプレザ 海外G1優勝(外国馬)
カンパニー 天皇賞秋5人気1着
ダイワメジャー 天皇賞秋3人気10着
やはり6歳以上とは言え、この条件でも走ってくる馬は揃っているなと言う印象
特に前走人気が顕著に出ていますね。
・前走G1優勝or3番人気以内
・上記以外は前走1番人気
更に前走1秒以上大敗馬もいませんでした。
全馬が前走5番人気以内、前走の人気が良い=近走で安定した戦績だと言う事です。
今回はビシッとラインを引きましたが、サンプルが少ないので相応の前走内容であればOKとします。
今年の該当馬
フィアスプライド
ソウルラッシュ
タイムトゥヘヴン
毎年出走頭数は少ないですが、今年は上記3頭
これらの前走を見ていきましょう。
フィアスプライド 府中牝馬S4人気4着
ソウルラッシュ 富士S1人気2着
タイムトゥヘヴン 富士S10人気15着
どう例外候補を探しても今年はソウルラッシュ以外は完全NGですね。
フィアスプライド、タイムトゥヘヴンが走ると説明に困るほど過去の同パターンとかけ離れています。
まとめ
本日は6歳以上馬について考察してきましたが、過去の好走馬と比較して今年買える6歳以上馬は…
ソウルラッシュ
1頭のみ。
当然の結果となりました。
金曜日限定記事
本日ラストは6歳以上馬についてもう少し踏み込んだ話をしたいと思います。
マイルCSを好走した6歳以上馬は数すくない実力馬の集まりで、これまでの戦績を眺めていると面白い共通点に気づきました。
2015年2着 フィエロ あり
2014年1着 ダノンシャーク あり
2011年3着 サプレザ あり
2009年1着 カンパニー あり
2007年1着 ダイワメジャー あり
正直ここまで綺麗に偏るか…と言う感じですが、6歳以上でマイルCSを好走する必須項目なのは間違いありません。
上記の条件と今年ソウルラッシュは該当するのか次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
前走馬券外から巻き返した馬
2023年 3着ジャスティンカフェ
2021年 3着ダノンザキッド
2019年 3着ペルシアンナイト
2018年 2着ペルシアンナイト
2018年 3着アルアイン
2017年 1着ペルシアンナイト
2014年 1着ダノンシャーク
2014年 3着グランデッツァ
2012年 1着サダムパテック
2011年 2着フィフスペトル
2010年 1着エーシンフォワード
2009年 2着マイネルファルケ
2008年 3着ファイングレイン
2007年 1着ダイワメジャー
2007年 3着スズカフェニックス
2006年 2着ダンスインザムード
2005年 1着ハットトリック
2005年 2着ダイワメジャー
2004年 3着テレグノシス
過去20年で19頭
好走馬全体の60頭、そのうち3分の1が前走馬券外となると侮れない存在です。
本日はこの前走馬券外から巻き返した馬に焦点を当てて考察していきたいと思います。
好走馬の前走
ジャスティンカフェ 毎日王冠G2 3人気 7着 0.5
ダノンザキッド 富士SG2 2人気 4着 0.5
ペルシアンナイト 毎日王冠G2 4人気 4着 0.5
ペルシアンナイト 富士SG3 4人気 5着 0.5
アルアイン 天皇賞秋G1 5人気 4着 0.4
ペルシアンナイト 富士SG3 2人気 5着 0.8
ダノンシャーク 富士SG3 1人気 7着 0.3
グランデッツァ 毎日王冠G2 2人気 5着 0.3
サダムパテック 天皇賞秋G1 10人気 8着 0.6
フィフスペトル スプリンG1 6人気 6着 0.5
エーシンフォワード スワンSG2 1人気 8着 0.6
マイネルファルケ 富士SG3 5人気 9着 0.3
ファイングレイン スワンSG2 7人気 5着 0.4
ダイワメジャー 天皇賞秋G1 3人気 10着 0.9
スズカフェニックス スプリンG1 2人気 9着 0.6
ダンスインザムード 天皇賞秋G1 5人気 6着 0.5
ハットトリック 天皇賞秋G1 11人気 7着 0.4
ダイワメジャー 毎日王冠G2 1人気 5着 0.5
テレグノシス 天皇賞秋G1 2人気 11着 1.7
19頭中13頭が前走着差0.5秒以内でした。
0.6秒以上だった馬はG1以外は全馬が3番人気以内も共通点です。
例外だった残りの6頭を見てみると
ペルシアンナイト マイル重賞勝ち+G1連対
サダムパテック G1連対+マイルG1 0.2秒差
エーシンフォワード マイル重賞2連対+高松宮記念3着
ダイワメジャー マイルG1勝ち
スズカフェニックス マイル重賞勝ち+高松宮記念1着
テレグノシス マイルG1勝ち
マイルでの実績は必須レベル
今年の該当馬
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
コムストックロード
バルサムノート
オオバンブルマイ
マテンロウスカイ
フィアスプライド
ニホンピロキーフ
アルナシーム
ウインマーベル
セリフォス
タイムトゥヘヴン
出走17頭に対して10頭が前走馬券外と多いです。
前走内容をチェックして行きましょう。
コムストックロード 富士S17人気6着0.5
バルサムノート 富士S14人気5着0.5
オオバンブルマイ スプリンターズS8人気11着0.6
マテンロウスカイ 天皇賞秋12人気5着0.3
フィアスプライド 府中牝馬S4人気4着0.4
ニホンピロキーフ OP戦1人気5着0.4
アルナシーム 富士S11人気6着0.5
ウインマーベル スプリンターズS7人気5着0.2
セリフォス 富士S2人気4着0.4
タイムトゥヘヴン 富士S10人気15着1.0
ほとんどの馬が前走0.5秒差以内ですが、ここで注目してほしいのが「前走2桁人気+前走G1以外」の馬は全馬が飛んでいる条件です。
ニホンピロキーフの前走OP戦も全飛びの条件、流石にG1となると厳しいです。
コムストックロード 富士S17人気6着0.5
バルサムノート 富士S14人気5着0.5
ニホンピロキーフ OP戦1人気5着0.4
アルナシーム 富士S11人気6着0.5
タイムトゥヘヴン 富士S10人気15着1.0
上記5頭はこの時点で脱落となります。
前走0.6秒負けのオオバンブルマイの例外条件を見ていきましょう。
アーリントンC1着
NHKマイルC3着
実績的には問題なさそうです。
格が問われるG1
更に踏み込んで行きましょう。
前走馬券外+3番人気以下でマイルCSを好走した馬を見てみましょう。
ジャスティンカフェ なし
ペルシアンナイト G1勝ち
ペルシアンナイト G1勝ち
アルアイン G1勝ち
サダムパテック G1連対
フィフスペトル G1連対
マイネルファルケ なし
ファイングレイン G1連対
ダイワメジャー G1勝ち
ダンスインザムード G1勝ち
ハットトリック なし
この圧倒的なまでのG1実績、
前走着差の項目でもG1実績が重要だった事から格が問われるレースで間違いありません。
G1実績の無かった3頭はマイル戦4勝以上馬でした。
オオバンブルマイ G1連対なし+マイル戦1勝
マテンロウスカイ G1連対なし+マイル戦1勝
フィアスプライド G1連対
ウインマーベル G1連対
セリフォス G1連対
実績的にも2頭はかなり厳しいと思います。
まとめ
本日は前走馬券外だった馬の共通点について考察してきましたが、ここまでのデータ完全クリア馬で今年買えそうな該当馬は…
フィアスプライド
ウインマーベル
セリフォス
上記3頭
妥当な結果かなと思います。
今年はただでさえレベルが高い1戦だと思っていますので、あまり大穴の出番がなさそうなレースかなと言う印象です。
土曜日限定記事
本日は前走馬券外だった馬について最後にデータクリア馬を軽視したいなと感じていたので、同パターンを調べてみました。
やはりと言うか勝ち負けするにはかなり厳しい前走馬券外パターンで、個人的には頑張ってのギリ3着程度かなと思います。
過去20年
前走馬券外+○○馬
【0-0-2-58】好走率3.3%
連対馬が1度も出ていません。
○○に入るキーワードと該当馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
いよいよ明日は最終結論、本命は枠順が発表された時点で決まっていたので現時点でのオッズではありますが、大変美味しくいただけると思っています。
推薦馬
▲チャリン
3走前のジャックルマロア賞の1.33.9の走破時計は歴代3位、しかも60キロを背負って上がり33.2を記録しており日本の高速馬場への対応は全く問題なしと言えるだろう。
ファクトゥールシュヴァル(ナミュールに完勝した現役最強クラスの馬)にもあっさり勝利し、レーティングでは現時点で現役最高値を更新している。
実績面で言えばこのクラスの馬がマイルCSにやってくるのは2回、3回と生きているうちで無いかもしれないと思わせてくれるような本当に素晴らしい馬です。
ここに出走するまでのストーリー含め、尋常ではないくらいの執念と陣営の本気度がコメントからも読み取れます。
勝てば約3億円のボーナスが入りますし、早くからムーア騎手を確保し日本のG1を取りに行くレースプラン
58キロで出走できますし、実績の比較で言えばこのメンバーで負けるのか?と思わせてくれるほど抜けた存在だと思いますが、ほとんど直線競馬しか経験していないのが気になるところ。
もちろん右回りも経験していますが、間違いなく直線競馬よりもパフォーマンスが落ちていますし、京都の下り坂、大回りの独特なコーナー、これらの経験がない部分は確実にマイナス
おまけに時計は掛かるが異常なまでに高いクッション値、正直この見えない部分に現在2番人気はやり過ぎかなと感じます。
蓋をあけたら圧勝だったなんてパターンも全く驚きませんが、リスクの面に対してリターンが低い部分が気になるので3番手評価になりました。
○ソウルラッシュ
去年のマイルCSも負けて強い内容でしたが、やはりイン前有利のバイアスをロスなく立ち回ったときが突き抜ける瞬間で、基本的には後ろが来る前に先にゴールしなければならない難しい差しタイプ
瞬発力がそこまで無いので外を回して追い比べになったときは他の馬に先を越されるパターンがいつもの負けパターンで、よほど雨の助けが無い限り上がり最速を記録できない馬
マイラーズCも雨の助けがありポジションを取った上での差し切り勝ち、安田記念も雨の助けがあり強い競馬だったが向く展開が続いている。
良馬場では3走前に条件戦で足踏みしていたようなジュンブロッサムにすらあっさり負けるほどなので、ここまで恵まれた部分を除けばやはり1枚も2枚も落ちる印象
それでも今回は絶好とも言える外枠を引き当て、さらには先週から時計の掛かる京都芝コースに15時から降り始める強運の持ち主
前走は叩きだったことを考えても出走メンバーで最も安定し、状態面やバイアス面でも恵まれた馬かなと思います。
直前に大粒の雨でも無い限り、個人的なマイル勢力図の中では突き抜けるほどの馬では無いと思っているので対抗、能力面以外でのプラス要素があまりにも多すぎて切るに切れないのが本音です。
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完全な本格化は6走前から、それまでは体質の弱さなどが原因で持っている能力に対して身体が追いついてこない状態だった。
6走前は1.31.4秒と言う破格の時計で完勝しており、シンプルに時計勝負にも強く当然スプリント~マイル路線での持ち時計はあるだけ加点要素
5走前は展開や枠が向いたとは言え、この路線では一気に代表格に躍り出るような素晴らしい末脚で勝利、結局その当時のメンバーからこの1年間、マイル路線の構図は大きく変わっていない。
その後の海外遠征では決して手薄ではないメンバー構成相手に全て外を回す海外ではあまり得策とは言えない立ち回りも、ゴール前まで減速することなく伸びており相手を考えれば十分通用している。
その疲労が蓄積される形で2走前は不運も重なり度外視しても良い内容だった。
前走も自信の本命を打ったが、左よりも右回りの馬だと個人的に思っていてそのままマイルCSに出るようなら印は確実に打ちたいと思っていた。
枠順は不満だし調教後の馬体重も20キロ以上増えて1週前、最終追い切りと全て軽めの調整、恐らく海外でのラストランに向けての叩きの可能性もあるが、それでもこのメンバーの中で1番強いのはこの馬だと思っているので不安要素をすべて無視してでも本命です。
一応相手を書きましたが、2頭に流したときとシンプルに全額複勝にBETしたときの払戻金の差が現時点のオッズ(9:00現在)ではほとんどありません。(5千円~1万円変わるレベル)
それくらい複勝下限オッズがいい感じなので、このまま下がらないのなら無理して1万円加算を狙うよりも馬券内走れば問答無用のプラス収支である複勝がやはり最強だと思ってます。
下限1.8以上なら1点、それを割るオッズなら(15:00時点のオッズで)上記に書いた2頭に流した馬券で行きたいと思います。