前走2桁着順or2桁人気で好走した馬
2021年 1着タイトルホルダー
2012年 2着スカイディグニティ
2008年 2着フローテーション
過去20年でたったの3頭
あまり重要な項目ではありませんが1頭1頭根拠を持って切りたいので、該当馬がいる限り丁寧にやって行こうと思います。
アレグロブリランテ
ウエストナウ
ミスタージーティー
上記3頭が前走2桁着順or2桁人気だった馬です。
本日はこの前走2桁着順or2桁人気から菊花賞を好走したパターンを見ていきましょう。
好走馬の前走
タイトルホルダー セントライト記念1番人気13着
スカイディグニティ セントライト記念14番人気2着
フローテーション 神戸新聞杯14番人気12着
全馬が前走G2以上に出走していました。
これまでの非根幹距離実績を見てみると、
タイトルホルダー 非根幹重賞連対(前走以外全て連対)
スカイディグニティ 非根幹重賞連対+非根幹0.4秒の圧勝
フローテーション 非根幹重賞連対+非根幹距離4戦3回好走
距離が倍以上になるマイル以下の戦績は省いて計算しています。
非根幹重賞連対実績は必須、そしてプラスアルファの好走要素もしっかりとありました。
更にこの3頭は4走内にG2以上で連対経験があった馬です。
今年の該当馬の非根幹実績を見ていきましょう。
アレグロブリランテ スプリングS2着
ウエストナウ 京都新聞杯2着
ミスタージーティー なし
次に4走内でのG2以上連対実績
アレグロブリランテ あり
ウエストナウ あり
ミスタージーティー なし
ここまでの項目を見る限りミスタージーティーはかなり厳しそうで消しが現実的
他2頭と過去の好走馬を比較してみると
アレグロブリランテ
直近2走連続2桁着順(タイトルホルダーは前走以外全て連対)
非根幹距離2回以上馬券外(フローテーションは1回以下)
最大着差0.1秒差(スカイディグニティは-0.4秒差)
ウエストナウ
前走以外は連対(タイトルホルダーと類似)
非根幹距離の馬券外は1度のみ(フローテーションと類似)
最大着差0.4秒差(スカイディグニティと類似)
正直アレグロブリランテは全ての面で走れば過去最低を更新しますので流石に厳しいと思います。
このデータで走られたら諦めが付くほどなので消し判定
ウエストナウはここまでを見る限り過去の好走馬と同等のボーダーかつデータクリアと巻き返しの条件は揃っています。
しかし、個人的に心配しているのが「キャリア3戦」です。
過去20年を遡ってもキャリア3戦から馬券内に好走したのは2018年のフィエールマン1頭だけ。
ご存知の通りこの馬は3戦連対率100%、前走非根幹重賞を連対しており戦績に傷1つありませんでした。
であれば前走2桁着順だしウエストナウは消しか…と言われるとこれがまた難しく
全体で検索しても2022年18着マイネルトルファンしか他の該当馬がいないので、フィエールマンに基準を合わせるのも少し違うと感じます。
完全にサンプル不足なので完全に買いとも言えませんし、完全に消しとも言えない微妙なライン
一応例外候補として残しますが、前後の考察で最終的な判断は見えてくると思います。
まとめ
本日は前走2桁着順or2桁人気だった馬の巻き返し条件について考察してきましたが、今年買えそうな馬は…
完全クリア馬はいません。
ウエストナウ
判断が難しいので1頭のみ、例外候補として最終結論まで残しながら考えていきます。
火曜日限定記事
本日は当日人気がどうなるか不明も、2強オッズであるアーバンシック、ダノンデサイルに◎は絶対に打たないと決めているので別角度から本命候補を先に書きたいと思います。
もちろんデータに該当しているから注目しているのではなく、現時点での妙味と全レース回顧から今年出走するメンバーの中では3本の指に入るくらい強い印象を受けたので注目しています。
・前走○○で3番人気以内かつ着差0.1秒以上
・前走3角~4角3番手以内
・前走上がり35.0秒以下
過去20年
【2-1-3-2】好走率75%
単勝回収率 803.8%
複勝回収率 370.0%
当ブログ独自の抽出条件になりますが、たったこれだけのポイントでかなり絞れてきます。
この条件の凄さは平均人気7.9番人気と毎回人気薄が該当するにも関わらず、4回に3回は好走する脅威の好走率です。
20年間で見ても該当馬がいれば安定して走っていますし、現時点で個人的に本命候補でもあるので妙味含め期待したいところ。
次回更新まで○○に入る条件と、今年の該当馬をブログランキングへ公開しておきます。