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前走4着以下から好走した馬
2022年 ダノンベルーガ 3着
2019年 ダノンプレミアム 2着
2017年 キタサンブラック 1着
2017年 レインボーライン 3着
2016年 リアルスティール 2着
2016年 ステファノス 3着
2015年 ステファノス 2着
2014年 ジェンティルドンナ 2着
2012年 エイシンフラッシュ 1着
2011年 ペルーサ 3着
2010年 ペルーサ 2着
2009年 スクリーンヒーロー 2着
2006年 スウィフトカレント 2着
2005年 ダンスインザムード 2着
2004年 ダンスインザムード 3着
2004年 アドマイヤグルーヴ 3着
過去20年で上記16頭
全体の60頭中16頭、逆に44頭は前走3着以内から天皇賞秋を好走していたことになります。
面白いのが前走4着以下に限定してもリピーターの多さに驚きます。
もう一度上から見てみてください、同じ馬の名前が連続していることに気づきます。
好走馬の前走
ダノンベルーガ ダービーG1 1人気 4着
ダノンプレミアム 安田記念G1 2人気 16着
キタサンブラック 宝塚記念G1 1人気 9着
レインボーライン 宝塚記念G1 7人気 5着
リアルスティール 安田記念G1 2人気 11着
ステファノス 毎日王冠G2 6人気 7着
ステファノス 毎日王冠G2 2人気 5着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 3人気 9着
エイシンフラッシュ 毎日王冠G2 2人気 9着
ペルーサ 天皇賞春G1 4人気 8着
ペルーサ 毎日王冠G2 1人気 5着
スクリーンヒーロー 宝塚記念G1 6人気 5着
スウィフトカレント オールカG2 3人気 4着
ダンスインザムード 府中牝馬G3 2人気 8着
ダンスインザムード 秋華賞G1 1人気 4着
アドマイヤグルーヴ 京都大賞G2 2人気 4着
16頭中12頭が前走3番人気以内に支持されていました。
例外だった4頭を調べて見ると
レインボーライン 前年東京G1好走
ステファノス 前年東京G1好走
ペルーサ 前年東京G1好走
スクリーンヒーロー 前年東京G1好走
4頭全てに前年東京G1実績がありました。
そして面白いのが前走馬券外から好走した過去20年の16頭全馬が
3歳~5歳馬
なんですよね。
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
シルトホルン
ジャスティンパレス
ステラヴェローチェ
タスティエーラ
ドウデュース
ニシノレヴナント
マテンロウスカイ
今年は上記7頭
早速前走人気を見ていきたいと思います。
シルトホルン 11人気
ジャスティンパレス 2人気
ステラヴェローチェ 2人気
タスティエーラ 4人気
ドウデュース 1人気
ニシノレヴナント 13人気
マテンロウスカイ 8人気
NGだった馬の前年東京G1実績の有無を見ていきます。
シルトホルン なし
タスティエーラ ダービー好走
ニシノレヴナント なし
マテンロウスカイ なし
この時点で実績のない3頭は脱落
過去の好走馬にはもう1つ重要な要素があります。
ローテーションが若干今と違うので過去10年に短縮して絞りますが
2022年 ダノンベルーガ 共同通信杯1着
2019年 ダノンプレミアム サウジRC1着
2017年 キタサンブラック JC1着
2017年 レインボーライン NHKマイル3着
2016年 リアルスティール 共同通信杯1着
2016年 ステファノス (富士S1着+前年2着)
2015年 ステファノス 富士S1着
2014年 ジェンティルドンナ JC1着
最低でも東京重賞勝ち、5歳馬は東京G1好走実績がありました。
ここまでの傾向から考えても天皇賞秋は東京コースでの実績が非常に重要となっています。
シルトホルン なし
ジャスティンパレス 前年天皇賞秋2着
ステラヴェローチェ ダービー3着
タスティエーラ ダービー1着
ドウデュース ダービー1着
ニシノレヴナント なし
マテンロウスカイ なし
条件クリアは4頭
しかしステラヴェローチェは6歳馬
先に書きましたが前走馬券外から巻き返した馬は例外なく3歳~5歳馬
この辺りでかなり厳しいと感じています。
まとめ
本日は前走馬券外から巻き返した馬の共通点を考察してきましたが、完全クリアの今年買える馬は…
ジャスティンパレス
タスティエーラ
ドウデュース
上記3頭
前走馬券外だったとしても評価を落とす必要はなさそうです。
逆にクリアできなかった4頭はこの時点で完全に脱落となります。
明日以降はまた別角度から過去20年データ考察をして行きたいと思います。
月曜日限定記事
本日最後はこちらのデータで締めたいと思います。
月曜日なので恐らく当日何もなければ本命を打つ予定の馬になります。
・3走内に馬券外なし
・○○の○○
過去20年
【3-2-2-0】好走率100%
非常にシンプルな条件になります。
○○に入るキーワードと今年唯一該当する馬の馬名を次回更新までブログランキングへ掲載中です。
6歳以上で好走した馬
2013年 3着 エイシンフラッシュ
2009年 1着 カンパニー
2007年 3着 カンパニー
過去20年で上記3頭
この天皇賞秋では高齢馬の成績が非常に悪く、好走馬はかなり少ないです。
私の感覚で申し訳ないですが、おそらく最も高齢馬が走らないG1で間違いないと思います。
ちなみに凡走した馬の数20年で
107頭
現在は10 年前まで遡らなければ6歳以上の好走馬はいませんし、連対したのはリピーターである2009年のカンパニーだけ…基本的にはかなり厳しいです。
好走した馬の前走
エイシンフラッシュ 毎日王冠4番人気1着
09年カンパニー 毎日王冠4番人気1着
07年カンパニー 関屋記念1番人気1着
ほぼ結論になってしまうのですが、
全馬前走重賞1着馬です。
G1を使っていないというのも1つのポイントですかね、人気もそれなりに支持されています。
さらにもう一つだけ付け加えるとしたらこれです。
エイシンフラッシュ 前走上がり3位
09年カンパニー 前走上がり1位
07年カンパニー 前走上がり1位
2013年のエイシンフラッシュが好走するまでは前走G2~3を上がり最速で1着が条件でした。
ちなみにそのエイシンフラッシュは前年の優勝馬=リピーターです。
カンパニーもリピーター、偶然かもしれませんが前回の馬券外から巻き返した馬の考察で触れましたが
前走馬券外や6歳以上など一般的に好走し難い部類、いわゆる少数派なのですがここにリピーターがあまりにも多いです。
それだけ得意不得意の差が出てくるコースなのでしょうか。
なかなかここまでの条件になると毎年該当馬は少なく、該当馬がいた場合、逆に買いだったりします。
今年の該当馬を見てみましょう。
サトノエルドール 8歳
ステラヴェローチェ 6歳
ノースブリッジ 6歳
リフレーミング 6歳
今年は上記4頭
これらの前走を見ていきましょう。
サトノエルドール OP 3着
ステラヴェローチェ G2 2着
ノースブリッジ G2 1着
リフレーミング G3 1着
上記の上がりを見ていきましょう。
サトノエルドール 該当なし
ステラヴェローチェ 該当なし
ノースブリッジ 上がり3位
リフレーミング 上がり1位
なんと今年は数年ぶりに条件クリア馬が誕生しました。
基本的にここをクリアできる馬はかなり少ないので驚きました。
さすがに2頭どちらも残す訳には行かないのでもう少し踏み込んで見ましょう。
下記を見てください。
過去に天皇賞秋に出走した経験の有無
2013年 3着 エイシンフラッシュ あり
2009年 1着 カンパニー あり
2007年 3着 カンパニー あり
6歳以上で天皇賞秋が初出走だった馬はここまで1頭も馬券になっていません。
サトノエルドール なし
ステラヴェローチェ なし
ノースブリッジ あり
リフレーミング なし
条件を見事にクリアしていくノースブリッジに少し恐怖すら感じます。
まとめ
本日は6歳以上で好走した馬の共通点について考察してきましたが、条件完全クリアで買える馬は…
ノースブリッジ
上記1頭
正直ここは全馬消したかったところですが、自身のキャリアで最多3勝の東京コース、2000m最多5勝、東京重賞勝ちとノースブリッジにとっては完全にベスト舞台なので条件は合いそうです。
同年G1好走で前走G2勝ちと走っても完全に理由が付く馬ですし、恐らく当日10番人気くらいでしょうが妙味のある1頭かなと思います。
良馬場以外【3-0-2-0】好走率100%
良馬場以外で東京コース出走【2-0-0-0】勝率100%
上記にはG1や重賞も含まれる中での数字なので、もし東京が週末雨予報の場合
かなり怖い存在になるかもしれません…
火曜日限定記事
本日ラストはここまでデータクリアだった馬を含む、3頭が脱落するデータを紹介して終わりたいと思います。
個人的にこのパターンでの出走はどうなのか?少し疑問に思ったので1頭1頭調べて見ました。
すると例外的に走った数頭には明確な理由があり、やはり格が問われるレースだなと感じます。
・古馬G1連対経験なし
・○○
過去20年
【0-0-0-28】好走率0%
これで更に絞れてきたと思います。
○○に入るキーワードと消える3頭を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
好走した5歳馬一覧
2023年 プログノーシス 3着
2022年 パンサラッサ 2着
2021年 グランアレグリア 3着
2020年 アーモンドアイ 1着
2020年 フィエールマン 2着
2019年 アエロリット 3着
2017年 キタサンブラック 1着
2017年 サトノクラウン 2着
2016年 モーリス 1着
2016年 ステファノス 3着
2015年 ラブリーデイ 1着
2014年 スピルバーグ 1着
2014年 ジェンティルドンナ 2着
2012年 エイシンフラッシュ 1着
2012年 ルーラーシップ 3着
2011年 トーセンジョーダン 1着
2010年 アーネストリー 3着
2009年 スクリーンヒーロー 2着
2009年 ウオッカ 3着
2006年 ダイワメジャー 1着
2006年 スウィフトカレント 2着
2005年 ヘヴンリーロマンス 1着
2005年 ゼンノロブロイ 2着
過去20年で上記23頭
占有率で見ると4歳~5歳馬はかなり走りますね、本日はこの5歳馬をみていきましょう。
好走馬の前走
プログノーシス 札幌記念G2 2人気 1着
パンサラッサ 札幌記念G2 2人気 2着
グランアレグリア 安田記念G1 1人気 2着
アーモンドアイ 安田記念G1 1人気 2着
フィエールマン 天皇賞春G1 1人気 1着
アエロリット 毎日王冠G2 2人気 2着
キタサンブラック 宝塚記念G1 1人気 9着
サトノクラウン 宝塚記念G1 3人気 1着
モーリス 札幌記念G2 1人気 2着
ステファノス 毎日王冠G2 2人気 5着
ラブリーデイ 京都大賞G2 1人気 1着
スピルバーグ 毎日王冠G2 5人気 3着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 3人気 9着
エイシンフラッシュ 毎日王冠G2 2人気 9着
ルーラーシップ 宝塚記念G1 2人気 2着
トーセンジョーダン 札幌記念G2 1人気 1着
アーネストリー 札幌記念G2 1人気 1着
スクリーンヒーロー 宝塚記念G1 6人気 5着
ウオッカ 毎日王冠G2 1人気 2着
ダイワメジャー 毎日王冠G2 3人気 1着
スウィフトカレント オールカG2 3人気 4着
ヘヴンリーロマンス 札幌記念G2 9人気 1着
ゼンノロブロイ インタG1 2着
これ凄く面白くて過去20年の好走馬全部が前走「G1かG2」なんです。
天皇賞秋での5歳馬は本当に特徴的でもっとも安定感のある組でもあります。
前走ですが
過去20年で全馬2桁着順 なし
過去20年で全馬2桁人気 なし
過去20年でG3以下出走 なし
ここは最低のボーダーラインだと思います。
好走馬を見ると、前走G2からは
パンサラッサ
アエロリット
モーリス
ステファノス
ラブリーデイ
スピルバーグ
エイシンフラッシュ
トーセンジョーダン
アーネストリー
ウオッカ
ダイワメジャー
スウィフトカレント
ヘヴンリーロマンス
非常に多くの好走馬が出ています。
上記13頭中11頭が前走3番人気以内
例外だった2頭は
スピルバーグ 5人気3着
ヘヴンリーロマンス 9人気1着
テンザンセイザだけ馬券外でしたが、2走前の共通点を探すと
スピルバーグ OP 1着
ヘヴンリーロマンス G3 2着(0.0秒差)
2走前の着順に高いボーダーあり。
好走馬の実績
過去のG1好走歴を調べると納得しました。
2022年 パンサラッサ あり
2021年 グランアレグリア あり
2020年 アーモンドアイ あり
2020年 フィエールマン あり
2019年 アエロリット あり
2017年 キタサンブラック あり
2017年 サトノクラウン あり
2016年 モーリス あり
2016年 ステファノス あり
2015年 ラブリーデイ あり
2014年 スピルバーグ なし
2014年 ジェンティルドンナ あり
2012年 エイシンフラッシュ あり
2012年 ルーラーシップ あり
2011年 トーセンジョーダン なし
2010年 アーネストリー あり
2009年 スクリーンヒーロー あり
2009年 ウオッカ あり
2006年 ダイワメジャー あり
2006年 スウィフトカレント なし
2005年 ヘヴンリーロマンス なし
2005年 ゼンノロブロイ あり
これはG1好走の有無を調べたものになりますが、
基本的にはG1実績が必要です。
例外だった4頭全てに同年OP以上で優勝経験がありました。
直近の成績も大切ですが、5歳馬となると格も非常に重要なことが分かります。
今年の該当馬
キングズパレス
ジャスティンパレス
ダノンベルーガ
ドウデュース
マテンロウスカイ
今年は上記5頭
例年と比較するとかなり少ないと思います。
まずは前走を見ていきましょう。
キングズパレス G3 1人気3着
ジャスティンパレス G1 2人気10着
ダノンベルーガ 前走海外
ドウデュース G1 1人気6着
マテンロウスカイ G2 8人気8着
人気や着順に関わらず前走G3以下出走の5歳馬は20年間好走例なし。
この時点でキングズパレスは脱落
前走海外だったダノンベルーガですが、このパターンはゼンノロブロイしかサンプルが無いので何とも言えません。
ゼンノロブロイが国内最終戦を好走していた点を比較すると、2走前のJCで6人気6着+1.4秒は若干のマイナス要素となります。
次にG1実績を見てみましょう。
キングズパレス なし
ジャスティンパレス あり
ダノンベルーガ あり
ドウデュース あり
マテンロウスカイ なし(同年OP勝ち)
ここでもキングズパレスは該当しません。
マテンロウスカイはG1好走実績はありませんが、同年OP勝ちを満たしており例外候補
なのですが、このG1実績がなかったパターン4頭全ての馬が前走着差0.1秒差以内、マテンロウスカイの前走8番人気8着+0.5秒差は過去に好走例がないので厳しく見てNGとします。
まとめ
本日は5歳馬について考察してきましたが、マイナス条件なしの完全クリア馬で今年買える5歳馬は…
ジャスティンパレス
ドウデュース
ダノンベルーガ
上記3頭
正直ダノンベルーガは同年に国内で走っていないので何とも言えませんが、一応天皇賞秋のリピーターでもありますので、この後の考察でもしっかりと見ていきたい1頭です。
水曜日限定記事
本日は最後に5歳馬のもう1つの共通点を紹介します。
特に直近10年間では好走した5歳馬のほとんどが該当しており、連対馬に限っては100%この条件を満たしていました。
A 2走内で○○
or
B 3走内で○○
あり【5-4-3-13】好走率48.0%
なし【0-0-1-23】好走率4.1%
衝撃的な今年の該当馬を御覧ください。
○○に入るキーワードを次回更新までブログランキングへ公開中です。
好走した4歳馬一覧
2023年 1着 イクイノックス
2023年 2着 ジャスティンパレス
2021年 2着 コントレイル
2020年 3着 クロノジェネシス
2019年 1着 アーモンドアイ
2019年 2着 ダノンプレミアム
2018年 1着 レイデオロ
2018年 2着 サングレーザー
2018年 3着 キセキ
2017年 3着 レインボーライン
2016年 2着 リアルスティール
2015年 2着 ステファノス
2015年 3着 イスラボニータ
2013年 1着 ジャスタウェイ
2013年 2着 ジェンティルドンナ
2011年 2着 ダークシャドウ
2011年 3着 ペルーサ
2010年 1着 ブエナビスタ
2008年 1着 ウオッカ
2008年 2着 ダイワスカーレット
2007年 1着 メイショウサムソン
2007年 2着 アグネスアーク
2005年 3着 ダンスインザムード
2004年 1着 ゼンノロブロイ
2004年 3着 アドマイヤグルーヴ
過去20年で上記25頭
毎年の出走メンバーも層が厚く、天皇賞秋では4歳馬、5歳馬と肩を並べて良く走る年代です。
本日はこの4歳馬について考察していきたいと思います。
好走馬の前走
イクイノックス 宝塚記念1人気1着
ジャスティンパレス 宝塚記念2人気3着
コントレイル 大阪杯 1人気 3着
クロノジェネシス 宝塚記念 2人気 1着
アーモンドアイ 安田記念G1 1人気 3着
ダノンプレミアム 安田記念G1 2人気 16着
レイデオロ オールカG2 1人気 1着
サングレーザー 札幌記念G2 2人気 1着
キセキ 毎日王冠G2 6人気 3着
レインボーライン 宝塚記念G1 7人気 5着
リアルスティール 安田記念G1 2人気 11着
ステファノス 毎日王冠G2 6人気 7着
イスラボニータ 毎日王冠G2 7人気 3着
ジャスタウェイ 毎日王冠G2 6人気 2着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 1人気 3着
ダークシャドウ 毎日王冠G2 1人気 1着
ペルーサ 天皇賞春G1 4人気 8着
ブエナビスタ 宝塚記念G1 1人気 2着
ウオッカ 毎日王冠G2 1人気 2着
ダイワスカーレット 産経大阪G2 1人気 1着
メイショウサムソン 宝塚記念G1 2人気 2着
アグネスアーク 毎日王冠G2 5人気 2着
ダンスインザムード 府中牝馬G3 2人気 8着
ゼンノロブロイ 京都大賞G2 1人気 2着
アドマイヤグルーヴ 京都大賞G2 2人気 4着
前走2番人気以内が最も多く赤く塗った18頭
次に馬券内だった緑の4頭
それ以外の青3頭
基本的には最も馬券内占有率の高い「赤」を満たしておきたいところ。
緑のパターンで好走した4頭を見てみましょう。
キセキ 2走前宝塚記念2番人気
イスラボニータ 2走前中山記念1番人気
ジャスタウェイ 2走前関屋記念1番人気
アグネスアーク 2走前札幌記念12番人気2着
基本的には2走前に重賞で1番人気orG1で2番人気
人気NGも連対馬だったアグネスアークは東京重賞連対含む
東京コース連対率100%のコース巧者でした。
条件を満たさずに好走した青の3頭を見てみましょう。
レインボーライン 菊花賞連対
ステファノス 同年海外G1連対
ペルーサ 前年の天皇賞秋連対
G1実績は必須
そして全馬に東京重賞勝ちかG1好走の実績がありました。
今年の該当馬
ベラジオオペラ
タスティエーラ
ソールオリエンス
ホウオウビスケッツ
リバティアイランド
シルトホルン
レーベンスティール
ニシノレヴナント
今年出走15頭に対して半数以上の8頭が出走します。
現5歳馬があまりにも強すぎた反面、世間的には最弱世代と言われた現4歳馬
これらを先程の項目に当てはめてみましょう。
ベラジオオペラ 宝塚記念5人気3着
タスティエーラ 天皇賞春4人気7着
ソールオリエンス 宝塚記念7人気2着
ホウオウビスケッツ 毎日王冠4人気2着
リバティアイランド JC2人気2着(前走海外)
シルトホルン 毎日王冠11人気5着
レーベンスティール オールカマー1人気1着
ニシノレヴナント オールカマー13人気9着
4歳好走馬の72%が該当していた赤のグループはリバティアイランド、レーベンスティールの2頭のみ。
緑の前走好走組は「2走前に重賞で1番人気orG1で2番人気」のボーダーが必要
ベラジオオペラ 大阪杯2人気1着
ソールオリエンス 大阪杯5人気7着
ホウオウビスケッツ 函館記念3人気1着
ニアピンですがベラジオオペラは全く問題ないでしょう。
比較対象のキセキは2人気9着だったので優勝馬である時点で今年好走すれば違和感なく更新されます。
ソールオリエンスは東京コース連対率100%、ダービーを好走している時点で見逃せない存在かなと思います。
ホウオウビスケッツは例え勝ち馬だとしても、4歳馬は赤のグループにある通り前走人気が最も重要な要素と言っても良いほどなので、G3戦で3番人気かつ東京コース馬券外を経験している馬なので脱落となります。
青のグループを見てみましょう。
タスティエーラ ダービー1着
シルトホルン なし
ニシノレヴナント なし
G1実績が必須ですが2頭は完全に脱落です。
関東馬が好走率では優勢
本日はもう少し踏み込んだ話しをしたいと思います。
この天皇賞秋というのは関東圏のレースですので当然関東馬有利
直近過去20年のデータベースだと
関東馬 10-8-7-92
関西馬 10-12-13-169
好走率で比較したら一目瞭然です。
(勝率/連対率/複勝率)
関東馬 8.5%/15.4%/21.4%
関西馬 4.9%/10.8%/17.2%
シンプルに関東馬の方が走ります。
近年は関東馬の好走が非常に目立っており、過去20年ではなく過去10年で見ると倍近くの差が出ていますし関東馬には注目したいところ。
過去20年の好走馬を見てみると
23年 イクイノックス ◯
22年 イクイノックス ◯
22年 ダノンベルーガ -
21年 エフフォーリア ◯
21年 グランアレグリア ◯
20年 アーモンドアイ ◯
20年 フィエールマン ◯
19年 アーモンドアイ ◯
19年 アエロリット ◯
18年 レイデオロ ◯
17年 サトノクラウン ◯
16年 モーリス ◯
15年 イスラボニータ ◯
14年 スピルバーグ ◯
14年 イスラボニータ ◯
12年 フェノーメノ ◯
11年 ダークシャドウ ◯
11年 ペルーサ -
10年 ペルーサ -
09年 スクリーンヒーロー -
06年 ダイワメジャー ◯
05年 ゼンノロブロイ ◯
05年 ダンスインザムード -
04年 ゼンノロブロイ ◯
04年 ダンスインザムード -
上記25頭中19頭が前走重賞で「3番人気以内かつ3着以内」馬でした。
ちなみに該当しなかった6頭を細かく見ていくと
22年 ダノンベルーガ 共同通信杯
11年 ペルーサ 前年2着馬
10年 ペルーサ 青葉賞
09年 スクリーンヒーロー JC
05年 ダンスインザムード 前年2着馬
04年 ダンスインザムード なし
同年東京重賞勝ち馬or前年の好走馬の2択
唯一これに該当しなかったのが3歳牝馬のダンスインザムード
この馬は3歳馬更に牝馬ということでクラシックのトライアルはフラワーC(中山)
G1は桜花賞(阪神)、秋華賞(京都)など東京を使うタイミングが非常に少なくキャリアも浅め
オークスを1番人気で4着していますが、2走前にはアメリカンオークスで2着に入っており海外遠征なども含めかなり例外としては十分な理由かなと思います。
キャリア7戦の身でG1馬、更に複数G1連対もありますし、東京がオークスの1回度しかタイミングがない「3歳馬」ということで例外にしたいと思います。
ちなみに今年は3歳馬の出走はないので来年以降覚えて置きたいと思います。
今年の該当馬
関東馬が好走するには前走3人気以内かつ3着以内、例外候補は同年東京重賞勝ち馬or前年リピーターです。
年齢に限らず全馬見ていきます。
タスティエーラ
ノースブリッジ
ソールオリエンス
キングズパレス
ホウオウビスケッツ
ダノンベルーガ
シルトホルン
レーベンスティール
ニシノレヴナント
上記が今年の関東馬8頭です。
タスティエーラ 該当なし
ノースブリッジ 該当なし
ソールオリエンス 該当なし
キングズパレス ○
ホウオウビスケッツ 該当なし
ダノンベルーガ 該当なし
シルトホルン 該当なし
レーベンスティール ○
ニシノレヴナント 該当なし
やはり関東馬のボーダーは非常に高く、基本的には当日人気馬が多く好走していることから脱落馬が多めです。
昨年もこの段階で残ったのはイクイノックスとダノンベルーガ(好走条件はNG判定)だけでした。
まとめ
本日は4歳馬の好走共通点と関東馬について考察してきましたが、4歳馬の好走条件クリア馬は(例外条件全て含む)
ベラジオオペラ
タスティエーラ
ソールオリエンス
リバティアイランド
レーベンスティール
上記5頭
関東馬の好走条件NG馬を除くと…
ベラジオオペラ
リバティアイランド
レーベンスティール
上記3頭になります。
木曜日限定記事
日程的に本日は枠順考察、明日は4歳馬と関東馬の考察(この記事)をアップ予定でしたが、変更することにしました。枠順データについては先程Xにてポストした通りです。
どうしても土曜重賞の馬券を買いたいので明日はアルテミスS、明後日はスワンS、日曜日は天皇賞秋の最終結論と言うことで、第五弾をアップする隙間がないです。
最後に書きたかった最もシンプルで重要な条件を書いて天皇賞秋の考察は一旦終わりにしたいと思います。
今年の天皇賞秋は3歳馬の参戦がありません。(昨年もなかったですが…)
なので古馬(4歳以上)に絞って1つ指標となる要素を書いて行きたいと思います。
イクイノックス ○
ジャスティンパレス ○
パンサラッサ ○
コントレイル ○
アーモンドアイ ○
フィエールマン ○
アーモンドアイ ○
ダノンプレミアム ○
レイデオロ ○
サングレーザー ○
キタサンブラック ○
サトノクラウン ○
モーリス ○
リアルスティール ○
ラブリーデイ ○
ステファノス ○
スピルバーグ ○
ジェンティルドンナ ○
ジャスタウェイ ○
ジェンティルドンナ ○
エイシンフラッシュ -
トーセンジョーダン ○
ダークシャドウ ○
ブエナビスタ ○
カンパニー ○
スクリーンヒーロー -
ウオッカ ○
ダイワスカーレット ○
メイショウサムソン ○
アグネスアーク ○
ダイワメジャー ○
スウィフトカレント ○
ヘヴンリーロマンス ○
ゼンノロブロイ ○
ゼンノロブロイ ○
リピーターが多いレースですので、名前が2つある馬もいますが上記が過去20年で連対した古馬(4歳以上)35頭になります。
名前の横に書いてある「○」は非常にシンプルな条件に該当しているかの判定です。
ここに該当しなかった馬を見てみましょう。
エイシンフラッシュ
ジャパンC 8着0.7秒差 有馬記念 2着0.1秒差
スクリーンヒーロー
ジャパンC 1着-0.1秒差 有馬記念5着0.5秒差
前年の天皇賞秋以降、古馬秋G1の王道であるジャパンCか有馬記念を連対していました。
2頭共にジャパンCと有馬記念に出走していたのもポイントだと思います。
実績面ではエイシンフラッシュがダービー優勝、スクリーンヒーローはJC優勝と共に東京2400mG1馬であることも共通しています。
今年この辺りを満たしているのは…
ドウデュース
ダービー優勝馬
ジャパンC 4着0.9秒
有馬記念 1着-0.1秒
この馬1頭のみ
その他の馬は○○条件を満たしていない限り厳しい戦いになると思います。
○○に入る条件は次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
月曜日から毎日天皇賞秋の過去20年データ考察を書いてきましたが、ここまでの考察を全てチェックしていくと枠順データ含め3着以内の3頭が成立しないくらいガッツリ絞れてきたと思います。
ここまでのデータ考察を振り返りながら何を重視するのかは各自に任せます。
枠順データ考察
単純に過去10年で見ると…
2023年11頭立て(8枠=10番11番)
2020年12頭立て(8枠=11番12番)
2018年13頭立て(8枠=12番13番)
上記のように小頭数での開催も含まれるため、出走頭数15頭以上で開催された過去10年に絞って考察して行きたいと思う。
人気馬の数に注目すると6枠〜8枠で極端に数が少ない。
外枠に入った事で売れ難くなるのか、そもそも人気馬が配置されないのか不明も、比例して好走率が大きく下がっている。
6枠〜8枠で好走率ワースト1位2位3位と固まっているので、人気薄が入ったとしても枠の恩恵を受けて好走しているようなパターンも少なく、数字通り外枠不利と受け取って良さそう。
内外で比較してみると、1〜2枠と7〜8枠では好走率に2倍近い差が出ているのが分かる。
もちろん人気馬の配置により若干内枠が優勢の成績になるのは納得だが、枠順に限らず1桁馬番と2桁馬番で区切ってもその差は開く一方だ。
ここで過去10年(※15頭立て以上)2桁馬番から好走した7頭を並べてみよう。
全体の好走馬30頭中7頭が上記馬、残りの23頭が馬番1〜9番の馬である。
16年2着(7枠12番)リアルスティール
16年3着(8枠14番)ステファノス
15年2着(7枠14番)ステファノス
15年3着(8枠16番)イスラボニータ
14年3着(7枠14番)イスラボニータ
12年1着(6枠12番)エイシンフラッシュ
11年1着(6枠12番)トーセンジョーダン
面白いのが外枠に入ると取りこぼしが多い印象で、13番〜18番で勝利した馬は同条件の過去10年ではいなかった。
15頭立て以上の開催で2桁馬番での優勝は2012年エイシンフラッシュの12番まで遡る事になる。
少し面白い共通点があるので、上記馬の芝2000m実績に注目してみよう。
リアルスティール G1 2着(皐月賞)
ステファノス G1 2着(天皇賞秋)前年リピ
ステファノス G1 2着(QE2世)
イスラボニータ G1 1着(皐月賞)前年リピ
イスラボニータG1 1着(皐月賞)
エイシンフラッシュ G1 3着(2000m3勝)
トーセンジョーダン G2 1着(2000m5勝)
芝2000m戦での実績が豊富な馬が集まった印象で、上記を整理すると
・2000m G1連対実績
・2000m G1好走+3勝以上
・2000m G2勝利+5勝以上
上記の実績を持っていた馬のみ馬番10〜18番で好走できている。
15頭立てと多頭数になった場合、2000m実績を持っていない2桁馬番は全て馬券外に飛んでいるので条件未達馬の評価は下げたいところ。
今年の該当馬
6枠10番ダノンベルーガ
6枠11番ジャスティンパレス
7枠12番リバティアイランド
7枠13番シルトホルン
8枠14番レーベンスティール
8枠15番ニシノレヴナント
上記が2024年天皇賞秋の2桁馬番の馬
同パターンの好走馬が全て満たしていた条件を比較してみる。
A 2000m G1連対実績
B 2000m G1好走+3勝以上
C 2000m G2勝利+5勝以上
ダノンベルーガ 該当なし
ジャスティンパレス A
リバティアイランド A
シルトホルン 該当なし
レーベンスティール 該当なし
ニシノレヴナント 該当なし
条件クリア馬
ジャスティンパレス(ホープルS、天皇賞秋)
リバティアイランド(秋華賞)
この手のデータはどこで区切るかで全く異なる結果となるので、あくまでも参考程度に。
コース形状に注目するとスタート直後に急カーブを迎えるため7〜8枠の馬に不利なのは納得
更に天皇賞秋はBコース開幕週で開催されるので、内馬場のコンディションが良く、速い時計の決着も多い事からイン前が強い傾向
数字が示す通り客観的に見て内枠有利、外枠不利は間違いない。
ここまで書いた過去データは揺るぎのない事実ではあるが、今年も過去データ通り必ずそうなるとは限らない。
各自必要なところは参考にしていただき、必要ないと感じる部分は己の予想を貫くのもよし、素晴らしいメンバーが揃った今年の天皇賞秋を楽しみましょう。
推薦馬
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4走前は古馬と初対決ながらも57キロを背負って+20キロの7割仕上げ、長期休養明けながらも1発回答しており時計的にも非常に内容が濃いレース
3走前は差のない競馬で、相手がベスト舞台だったことを考えれば本番に向けた仕上げの中で強さは際立っていました。
2走前は完全に立ち回りを活かした競馬で展開利はもちろんありましたが、並ばれてから再度加速しているようにキレる脚はないが、垂れず持続する脚で完勝
前走も一気に身体が増え完全に本格化、伸びない内に入ってもしぶとく脚を使っており3歳の時と比較してもラスト1ハロンの粘りが増しているように感じる。
今回は絶好枠も引き当て、並びを見てもスローになる可能性が高く、ある程度主張して行けるこの馬にとっては理想の展開になるかなと思っています。
心配なのが1週前の追い切りで、立ち上がりもスローだったし良い頃と比べると活気が無いとハッキリ仰っていたので仕上がりの悪さはあると思います。
前走の馬場が応えたり、夏の暑さが応えたりと難しい調整だったことは何度も繰り返し良い頃の感じでは無いと言っていたので、中身が出来ているかだけ気になるところです。
元々はダービーで一番強い競馬をしていた舞台ですし、右で立ち回りを活かした競馬のイメージがあるでしょうが個人的にはこの舞台で再度狙いたいと思っています。
昨年から牡馬同世代の中ではこの馬が1番強いと言い続けて来ました、万全な状態か少し不安な部分もありますが再び下剋上期待しています。
○レーベンスティール
東京コースで走った3戦があまりにも強すぎる印象で、新馬戦でソールオリエンスと対決しているが直線の追い出しでは詰まってスムーズではない中で相手は楽な展開を考えると負けても差のない評価かなと思います。
即座に未勝利を卒業、1勝クラスに上がった2戦目では上がり33.0秒、5馬身差の圧勝で他馬とは次元の違う末脚で突き離すだけのレース
2走前のエプソムカップでは59キロを背負って1.44.7秒と言う破格のタイムで2馬身突き抜け、上がり最速の1着
東京コースに限れば全て上がり最速(他馬とのタイム差も物凄い…)で完全にコース巧者かなと思います。
ここまでのメンバーレベルを考えると一気の相手強化にはなりますが、この馬も比例するように直近は他馬を寄せ付けないような圧倒的なレースをしてきています。
力が通用するかしないかで考えるなら余裕で戦えると思っていて、それよりも心配なのが過去20年データを見ても圧倒的とも言えるほど不利な8枠に入ったことだけです。
データ考察は完全クリア馬ですが、週中にポストした枠順データ考察では2桁馬番の共通点だけクリアできていません。
まさか天皇賞秋で7枠8枠を揃って本命対抗にするなんて思ってもいなかったですが、外に入った事で少しでもオッズ妙味が出ればと思います。
同年東京重賞勝ち&東京コース連対率100%が例外条件になることを先読みして、今年に限っては枠順データは軽視
前走の強さは本物だと思うし、最弱世代と言われた4歳馬の下剋上を期待したいと思います。
◎リバティアイランド
イクイノックスが引退した今、私の中では現役最強馬であり、ここまで出走したG1レース全て◎本命を打ち続けてきた馬です。
JRA史上最速となる上がり31.4秒で衝撃的なデビューをし、2歳マイルG1から牝馬三冠と連勝し同世代には敵がいないほど圧倒的な強さで勝ち上がってきました。
迎えたジャパンCではイクイノックスに真っ向勝負を挑みましたが、斤量差の恩恵がありながらも完全敗北の結果に。
それでも3着以下に1馬身差を付け、そのスターズオンアースは次走の有馬記念を好走、更に後ろにいたドウデュースは有馬記念を優勝しています。
前走のドバイシーマクラシックもお世辞抜きにして一番強い競馬をしていたのは間違いなくリバティアイランドと言い切れるほどの内容で、展開が全く向かないなかでも海外初挑戦で良く頑張っていたと思います。
今年の国内初戦で、中間にトラブルあり長期休養明け、斤量恩恵がなくなる初の56キロ、更に近年勝ち馬が出ていない7枠となれば不安要素は叩けばいくらでも出てくる馬ですが、そんな細かいことで語れない強さがこの馬にはあると思います。
個人的には10枠でも(そんなレース無いですが)本命です、現役最強を証明するレースになることを期待していますし、この枠でも歴史に名前を刻めると思っています。