【エルムS】過去10年データ考察 良馬場開催の連対馬100%が4角4番手以内!圧倒的先行有利の狙い目はコレ

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札幌ダート1700mについて

 

昨日のレパードSの考察で新潟ダート1800mについて書きましたが、非常に対照的なコースです。

新潟は直線が非常に長く、その分コーナー角度がキツく縦長に対して、札幌は直線が短くコーナー角度が緩い小判型の丸みのあるコースです。

こちらのコースは見た目の通り、直線があまりにも短いのでシンプルに前有利のコース

どれだけ前が有利なのか調べて行きたいと思います。

 

 

過去の好走馬

 

馬名 4コーナー順位
2023年 1着 セキフウ 13,11,9
2着 ワールドタキオン 2,2,1
3着 ロッシュローブ 8,7,5
2022年 1着 フルデプスリーダー 6,4,3
2着 ウェルドーン 2,2,1
3着 オメガレインボー 4,4,3
2021年 1着 スワーヴアラミス 4,5,4
2着 オメガレインボー 8,8,4
3着 ロードブレス 8,9,9
2020年 1着 タイムフライヤー 7,7,4
2着 ウェスタールンド 14,12,4
3着 アナザートゥルース 2,2,1
2019年 1着 モズアトラクション 10,8,5
2着 ハイランドピーク 7,6,4
3着 サトノティターン 12,11,9
2018年 1着 ハイランドピーク 3,2,2
2着 ドリームキラリ 1,1,1
3着 ミツバ 13,13,10
2017年 1着 ロンドンタウン 4,3,3
2着 テイエムジンソク 2,2,2
3着 ドリームキラリ 1,1,1
2016年 1着 リッカルド 6,6,2
2着 クリノスターオー 2,2,2
3着 モンドクラッセ 1,1,1
2015年 1着 ジェベルムーサ 11,2,1
2着 グレープブランデー 3,3,3
3着 エーシンモアオバー 1,1,2
2014年 1着 ローマンレジェンド 4,2,2
2着 クリノスターオー 2,2,1
3着 インカンテーション 6,4,3

 

見ての通り「前有利」で間違いありません。

好走馬30頭中24頭が4角4番手以内の馬です。

少し注意したいのが、過去10年中良馬場で開催されたのは4回だけです。

半分以上が稍重~不良で開催されており、時期的に天候に恵まれないことの多いレース

札幌の週末天気予報を見る限り、今年はなんとか良馬場で開催できそうです。

 

ちなみに2012年~2023年の間に良馬場で開催されたのは5回のみ。

この5回を見てみると…

 

2022年
1着 フルデプスリーダー 6,4,3
2着 ウェルドーン 2,2,1
3着 オメガレインボー 4,4,3

2021年
1着 スワーヴアラミス 4,5,4
2着 オメガレインボー 8,8,4
3着 ロードブレス 8,9,9

2020年
1着 タイムフライヤー 7,7,4
2着 ウェスタールンド 14,12,4
3着 アナザートゥルース 2,2,1

2016年
1着 リッカルド 6,6,2
2着 クリノスターオー 2,2,2
3着 モンドクラッセ 1,1,1

2012年
1着 ローマンレジェンド 6,4,2
2着 エスポワールシチー 3,2,2
3着 グランドシチー 10,11,11

 

もう何が言いたいか分かると思います。

15頭中13頭が4角4番手以内、連対馬は100%4角4番手以内です。

「圧倒的前有利コース」と言えるでしょう。

 

注目したいのが、初角4番手以内だった馬です。

15頭中7頭と半数以下、4角のポジションを見ると「テンの速さ」よりも「ポジションを上げる力」が重要な気がします。

もちろんスタートから先行ポジションが取れることも重要ではありますが、新潟と違いコーナーが緩いのでマクリが非常に決まりやすいコース

今年はこのコース適性を重視しながら予想して行きたいと思います。

 

 

好走馬の共通点

 

2022年
1着 フルデプスリーダー A
2着 ウェルドーン A
3着 オメガレインボー

2021年
1着 スワーヴアラミス A
2着 オメガレインボー A
3着 ロードブレス B

2020年
1着 タイムフライヤー A
2着 ウェスタールンド B
3着 アナザートゥルース B

2016年
1着 リッカルド
2着 クリノスターオー B
3着 モンドクラッセ A

2012年
1着 ローマンレジェンド
2着 エスポワールシチー B
3着 グランドシチー B

 

A 前走札幌or函館で4角3番手以内からOP連対
B 同年地方重賞(Gレース)を好走

 

シンプルに小回り適正だと思います。

特に地方競馬はコーナー手前から激しく手綱が動く忙しいレースがほとんどですし、同じく札幌や函館のレースで前走先行し連対していた馬はそのまま疑う必要はなさそう。

例外だったリッカルド、ローマンレジェンドに関してはどちらも今回が初重賞挑戦、さらには3走連続で連対している上がり馬でした。

3走全て連対しているような上がり馬はいませんので例外候補としてカバーする必要はなさそう。

それ以外では唯一3着に入ったオメガレインボー、この馬は前走函館コースで7番手から捲って0.3秒差の4着と僅差でした。

連対圏ではないのでここまでカバーする必要はないかなと思います。

シンプルに小回り適正を重視して行きたいと思います。

 

 

今年の該当馬

 

条件の通りに選別していくと、今年の該当馬は…

 

いません。

 

しかし惜しいところで言うならば結構該当馬は多めです。

 

ナチュラルハイ 前走函館4角4番手1着

サヴァ 前走函館コーナー(4-3-5-6) 1着

 

前走北海道で連対していた2頭ですが、ナチュラルハイは4角3番手以内ではなく4番手から

サヴァは2コーナー3番手以内もインでポジションを下げた分、4角は6番手に

しかしどちらも捲るような形でこのコース形状では強さを見せていた2頭なので現時点では有力候補

そして今年の該当馬が少ない理由に同年の地方参戦が極端に少ないことが関係しています。

一応過去の同パターンの馬は全馬が直近4走内だったので、条件を同年から4走以内に変換しても該当馬は変わりません。

そうなると同年では無く昨年末の実績を適用できるので、こちらで少し枠を広げて見ようかなと思います。

 

ユティタム 川崎記念3着

ミトノオー 浦和記念2着

ペイシャエス 白山大賞典3着

ドゥラエレーデ 東京大賞典3着

 

無理やり枠を広げるならこの辺りも可能性あると思います。

最後に非常にシンプルな考え方ではありますが、良馬場開催のレース結果を見ると…

 

2022年
1着 前走4角3番手以内から連対していた馬
2着 前走4角3番手以内から連対していた馬
3着 オメガレインボー

2021年
1着 前走4角3番手以内から連対していた馬
2着 前走4角3番手以内から連対していた馬
3着 ロードブレス

2020年
1着 タイムフライヤー (前走上がり最速1着)
2着 ウェスタールンド (前走上がり最速1着)
3着 前走4角3番手以内から連対していた馬

2016年
1着 前走4角3番手以内から連対していた馬
2着 前走4角3番手以内から連対していた馬
3着 前走4角3番手以内から連対していた馬

2012年
1着 前走4角3番手以内から連対していた馬
2着 前走4角3番手以内から連対していた馬
3着 前走4角3番手以内から連対していた馬

 

前走4角3番手以内から連対していた馬か上がり最速1着の馬を狙えばほとんどカバーできそうなので、これを元に注目馬を書くならば

 

ミトノオー 前走4角1番手1着

 

上記1頭が唯一の該当馬かなと思います。

しかし残りの函館組2頭も許容範囲なので同じくらい注目しても良いかなと思います。

 

ナチュラルハイ

サヴァ

 

現時点では上記3頭が馬券の中心かなと思っていますが、現時点での本命候補をブログランキングに記載しておきました。

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