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好走馬の前走馬体重
ソールオリエンス 2
タスティエーラ -2
ファントムシーフ 0
ジオグリフ 2
イクイノックス 8
ドウデュース 8
エフフォーリア 4
タイトルホルダー -4
ステラヴェローチェ -2
コントレイル 6
サリオス -2
ガロアクリーク -10
サートゥルナーリア 12
ヴェロックス -8
ダノンキングリー 4
エポカドーロ -4
サンリヴァル 10
ジェネラーレウーノ -2
アルアイン 6
ペルシアンナイト 4
ダンビュライト -2
ディーマジェスティ 6
マカヒキ 0
サトノダイヤモンド -2
ドゥラメンテ 0
リアルスティール 6
キタサンブラック 0
イスラボニータ 2
トゥザワールド -2
ウインフルブルーム -4
ロゴタイプ 4
エピファネイア 8
コディーノ 8
ゴールドシップ 4
ワールドエース -8
ディープブリランテ -8
オルフェーヴル -6
サダムパテック 10
ダノンバラード 0
ヴィクトワールピサ -8
ヒルノダムール 6
エイシンフラッシュ 0
アンライバルド 2
トライアンフマーチ -2
セイウンワンダー 12
キャプテントゥーレ 6
タケミカヅチ 0
マイネルチャールズ -4
ヴィクトリー -4
サンツェッペリン 4
フサイチホウオー 10
メイショウサムソン 0
ドリームパスポート 4
フサイチジャンク -4
ディープインパクト -4
シックスセンス 2
アドマイヤジャパン -6
ダイワメジャー -4
コスモバルク 6
メイショウボーラー 8
赤く塗ったのは前走増減なしか増の馬
青く塗ったのは前走馬体重減の馬
過去20年好走馬60頭のうち、21頭が前走馬体減で好走
それ以外の約3分の2は増減なしか馬体増だったことがわかります。
この比率は長らく変わっていません。
なぜ前走馬体重が減っている馬の好走率が低いか?
それは3歳馬と言う成長期にあると思っています。
優先出走権を獲得するためにメイチと言われる仕上げ、または飼葉の食いなど様々な要因があるとは思いますが
総じて一言で言うならばシンプルに
「順調度」
だと思います。
昨年は共同通信杯から直行予定だったタスティエーラが騎手のポジション取りによってまさかの取りこぼし、弥生賞を使うことになり馬体重を減らしていました。
この皐月賞に照準を合わせて強い調教を消化できるというのは非常に重要な要素だと思います。
前走成績
こちらをご覧ください。
ソールオリエンス 京成杯G3 2人 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 3人 1着
ジオグリフ 共同通信G3 1人 2着
イクイノックス 東京スポG2 1人 1着
ドウデュース 弥生賞G2 1人 2着
エフフォーリア 共同通信G3 4人 1着
コントレイル ホープフG1 1人 1着
サートゥルナーリア ホープフG1 1人 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 3人 1着
サンリヴァル 弥生賞G2 5人 4着
アルアイン 毎日杯G3 2人 1着
ペルシアンナイト アーリンG3 1人 1着
ディーマジェスティ 共同通信G3 6人 1着
マカヒキ 弥生賞G2 2人 1着
ドゥラメンテ 共同通信G3 1人 2着
リアルスティール スプリンG2 1人 2着
キタサンブラック スプリンG2 5人 1着
イスラボニータ 共同通信G3 1人 1着
ロゴタイプ スプリンG2 1人 1着
エピファネイア 弥生賞G2 1人 4着
コディーノ 弥生賞G2 2人 3着
ゴールドシップ 共同通信G3 2人 1着
ワールドエース 若葉S 1人 1着
オルフェーヴル スプリンG2 1人 1着
サダムパテック 弥生賞G2 1人 1着
ダノンバラード 共同通信G3 1人 9着
ヒルノダムール 若葉S 1人 2着
エイシンフラッシュ 京成杯G3 1人 1着
アンライバルド スプリンG2 1人 1着
セイウンワンダー 弥生賞G2 2人 8着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 5人 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 7人 3着
サンツェッペリン スプリンG2 4人 8着
フサイチホウオー 共同通信G3 1人 1着
メイショウサムソン スプリンG2 4人 1着
ドリームパスポート スプリンG2 2人 3着
シックスセンス 若葉S 2人 4着
コスモバルク 弥生賞G2 2人 1着
メイショウボーラー 弥生賞G2 3人 2着
これは前走増減なしかプラス体重だった馬の前走成績になります。
前走マイナス体重だった馬と比較してみましょう。
タスティエーラ 弥生賞G2 3人 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 4人 1着
ステラヴェローチェ 共同通信G3 1人 5着
サリオス フューチG1 1人 1着
ガロアクリーク スプリンG2 6人 1着
ヴェロックス 若葉S(L) 1人 1着
エポカドーロ スプリンG2 3人 2着
ジェネラーレウーノ 京成杯G3 1人 1着
ダンビュライト 弥生賞G2 5人 3着
サトノダイヤモンド きさらぎG3 1人 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1人 1着
ウインフルブルーム 若葉S 1人 2着
ディープブリランテ スプリンG2 1人 2着
ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1人 1着
トライアンフマーチ 若葉S 4人 2着
マイネルチャールズ 弥生賞G2 2人 1着
ヴィクトリー 若葉S 1人 1着
フサイチジャンク 若葉S 1人 1着
ディープインパクト 弥生賞G2 1人 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 3人 2着
ダイワメジャー スプリンG2 11人 3着
何か気づきませんか?
3着馬ステラヴェローチェを除いてほぼ全馬が前走好走馬なんです。
馬体重に余裕のあった馬は前走馬券外でも巻き返している点に気づくと思います。
前哨戦で余裕力のある敗戦→本番でしっかり絞って好走
最初に書いた「順調度」とはまさにこの事です。
逆に前走で皐月賞出走権を得るためにある程度仕上げていた馬は前走でも好走していることが大前提となります。
唯一この20年で前走マイナス体重かつ馬券外から本番3着に食い込んだステラヴェローチェを見ると
前走1番人気に支持されていたように出走時点で2歳重賞を優勝、G1を連対と有り余るほどの重賞実績の持ち主です。
それでも3着が精一杯のここまで連対ゼロデータとなります。
今年このパターンに該当する馬は、
ジューンテイク -2キロ 前走馬券外
重賞未勝利馬でもありステラヴェローチェと比較しても到底買える馬ではありません。
残念ながらこの時点で脱落となります。
馬格のある馬が有利
そしてこの馬体重に一つ注目して欲しいのですが、
過去の好走馬の前走馬体重を見てください。
ソールオリエンス 462
タスティエーラ 484
ファントムシーフ 502
ジオグリフ 498キロ
イクイノックス 482キロ
ドウデュース 504キロ
エフフォーリア 514キロ
タイトルホルダー 466キロ
ステラヴェローチェ 500キロ
コントレイル 462キロ
サリオス 538キロ
ガロアクリーク 496
サートゥルナーリア 500キロ
ヴェロックス 482キロ
ダノンキングリー 454キロ
エポカドーロ 492キロ
サンリヴァル 500キロ
ジェネラーレウーノ 496キロ
アルアイン 520キロ
ペルシアンナイト 482キロ
ダンビュライト 470キロ
ディーマジェスティ 476キロ
マカヒキ 496キロ
サトノダイヤモンド 498キロ
ドゥラメンテ 488キロ
リアルスティール 506キロ
キタサンブラック 504キロ
イスラボニータ 462キロ
トゥザワールド 518キロ
ウインフルブルーム 490キロ
ロゴタイプ 486キロ
エピファネイア 494キロ
コディーノ 484キロ
ゴールドシップ 506キロ
ワールドエース 446キロ
ディープブリランテ 502キロ
オルフェーヴル 444キロ
サダムパテック 508キロ
ダノンバラード 460キロ
ヴィクトワールピサ 510キロ
ヒルノダムール 466キロ
エイシンフラッシュ 492キロ
アンライバルド 478キロ
トライアンフマーチ 478キロ
セイウンワンダー 526キロ
キャプテントゥーレ 464キロ
タケミカヅチ 504キロ
マイネルチャールズ 452キロ
ヴィクトリー 476キロ
サンツェッペリン 474キロ
フサイチホウオー 516キロ
メイショウサムソン 508キロ
ドリームパスポート 464キロ
フサイチジャンク 482キロ
ディープインパクト 446キロ
シックスセンス 452キロ
アドマイヤジャパン 480キロ
ダイワメジャー 532キロ
コスモバルク 480キロ
メイショウボーラー 486キロ
赤く塗った馬は480キロ以上の馬で青く塗ったのは480キロ未満の馬
クラシックとは言え3歳で480キロ超えの馬格のある馬が非常に目立ちます。
好走馬60頭のうち40頭は前走時点で480キロ以上の馬でした。
今年この前走480キロ以下の馬が、
アレグロブリランテ 470
ウォーターリヒト 462
ビザンチンドリーム 450
ミスタージーティー 472
ルカランフィースト 462
レガレイラ 454
人気になるであろうビザンチンドリーム、ミスタージーティー、レガレイラあたりが該当しており波乱も考えられる1戦です。
ちなみに過去20年でみても前走480キロ以下だった馬のワンツー決着は2009年の1度だけ
13年前の話なので当然ながら過去10年では1度もこの決着はありませんでした。
いかに馬格のある馬が有利かよくわかります。
人気馬も該当しているだけに軸は是非とも480キロ以上馬を狙いたいところ。
ちなみに過去20年で前走480キロ未満だった馬20頭中12頭は、前走プラス体重もしくは増減なしから本番好走
前走480キロ未満かつ前走マイナス体重で本番好走できたのは
2021年 タイトルホルダー
2017年 ダンビュライト
2012年 ワールドエース
2011年 オルフェーヴル
2009年 トライアンフマーチ
2008年 マイネルチャールズ
2007年 ヴィクトリー
2005年 ディープインパクト
上記の8頭のみ
改めて狭き門なのが伝わると思います。
1年で2頭以上走ったことはありません。
今年これに該当するのが、
ビザンチンドリーム
ミスタージーティー
レガレイラ
恐らくですが今見ている人のほとんどが上記3頭のどれかを買おうと思っていたのではないでしょうか?
かなり注目を集める3頭が該当しているのですが、先ほど書いた通りこれまで過去20年の皐月賞で2頭以上走ったパターンは1度もありません。
言い方を変えれば、この3頭のうち全馬が飛ぶか2頭が飛ぶ可能性が極めて高いと思います。
絶対はないので今年どうなるか分かりませんが、爆弾を抱えているのは確かです。
月曜日限定記事
本日は前走脚質から少し不安のある1頭を紹介します。
これは中山のコース形状が影響しているのは間違いないですが、多くの人気馬がなかなか突破することができない難関です。
該当馬を広げるために過去30年の皐月賞を振り返ってみましたが結果は…
前走○○
過去30年
【0-3-1-65】勝率0% 好走率5.7%
他にも該当馬はいますが今回の該当馬は当日1~2番人気もあり得る1頭
個人的にも今年の本命対抗予定だった1頭なのですが、人気するのであればオッズほどの期待値は少々厳しいものを感じます。
前走着順に注目
過去20年の好走馬60頭中47頭が、
「前走連対馬だった」
まずは過去好走馬の前走をみてみましょう。
ソールオリエンス 京成杯G3 1着
タスティエーラ 弥生賞G2 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 1着
ジオグリフ 共同通信G3 2着
イクイノックス 東京スポG2 1着
ドウデュース 弥生賞G2 2着
エフフォーリア 共同通信G3 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 1着
ステラヴェローチェ 共同通信G3 5着
コントレイル ホープフG1 1着
サリオス フューチG1 1着
ガロアクリーク スプリンG2 1着
サートゥルナーリア ホープフG1 1着
ヴェロックス 若葉S(L) 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 1着
エポカドーロ スプリンG2 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 4着
ジェネラーレウーノ 京成杯G3 1着
アルアイン 毎日杯G3 1着
ペルシアンナイト アーリンG3 1着
ダンビュライト 弥生賞G2 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 1着
マカヒキ 弥生賞G2 1着
サトノダイヤモンド きさらぎG3 1着
ドゥラメンテ 共同通信G3 2着
リアルスティール スプリンG2 2着
キタサンブラック スプリンG2 1着
イスラボニータ 共同通信G3 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1着
ウインフルブルーム 若葉S 2着
ロゴタイプ スプリンG2 1着
エピファネイア 弥生賞G2 4着
コディーノ 弥生賞G2 3着
ゴールドシップ 共同通信G3 1着
ワールドエース 若葉S 1着
ディープブリランテ スプリンG2 2着
オルフェーヴル スプリンG2 1着
サダムパテック 弥生賞G2 1着
ダノンバラード 共同通信G3 9着
ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1着
ヒルノダムール 若葉S 2着
エイシンフラッシュ 京成杯G3 1着
アンライバルド スプリンG2 1着
トライアンフマーチ 若葉S 2着
セイウンワンダー 弥生賞G2 8着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 3着
マイネルチャールズ 弥生賞G2 1着
ヴィクトリー 若葉S 1着
サンツェッペリン スプリンG2 8着
フサイチホウオー 共同通信G3 1着
メイショウサムソン スプリンG2 1着
ドリームパスポート スプリンG2 3着
フサイチジャンク 若葉S 1着
ディープインパクト 弥生賞G2 1着
シックスセンス 若葉S 4着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 2着
ダイワメジャー スプリンG2 3着
コスモバルク 弥生賞G2 1着
メイショウボーラー 弥生賞G2 2着
赤く塗った馬は前走連対馬、それ以外は青く塗っています。
非常に高いレベルなのが見てわかります。
過去の好走馬で前走連対できていなかったのは以下の12頭
ステラヴェローチェ
サンリヴァル
ダンビュライト
エピファネイア
コディーノ
ダノンバラード
セイウンワンダー
タケミカヅチ
サンツェッペリン
ドリームパスポート
シックスセンス
ダイワメジャー
これらの過去実績には明確な共通点がありました。
前走で連対できていなかったこの12頭の過去実績を見ていきましょう。
ステラヴェローチェ 重賞勝ち+G1連対
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+2000m重賞3着
エピファネイア 2000m重賞優勝
コディーノ 重賞勝ち+2000m重賞3着
ダノンバラード 2000m重賞優勝
セイウンワンダー G1勝ち
タケミカヅチ G1好走
サンツェッペリン 2000m重賞優勝
ドリームパスポート OP戦4度好走(重賞勝ち含む)
シックスセンス 2000m重賞優勝(中山)
ダイワメジャー 中山重賞好走(前走3着)
やはり巻き返しには明確な理由がありますね、
一番実績面で不足していたサンリヴァルですが、キャリアは4戦の身で勝率50%
デビューから一度も掲示板を外していませんでした。
基本的には2000m重賞実績orG1好走実績が必須となります。
今年の該当馬
ウォーターリヒト
エコロヴァルツ
シュバルツクーゲル
ジューンテイク
今年は4頭が該当
過去の実績を見ていきたいと思います。
ウォーターリヒト
2000m重賞 なし
G1実績 なし
エコロヴァルツ
2000m重賞 なし
G1実績 朝日杯FS連対
シュバルツクーゲル
2000m重賞 なし
G1実績 なし
ジューンテイク
2000m重賞 なし
G1実績 なし
エコロヴァルツは朝日杯FSを好走していますので巻き返しの可能性あり。
他3頭は残念ながらこの時点で脱落となります。
前走人気も重要
ここまで前走着順について書きましたが、
同時に前走の人気にも注目したいと思います。
「好走馬の約7割が前走2番人気以内」
前走60頭中41頭が前走2番人気以内です。
過去の好走馬を見て見ましょう。
前走3番人気以下から好走した19頭です。
タスティエーラ 弥生賞G2 3人気 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 3人気 1着
エフフォーリア 共同通信G3 4人気 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 4人気 1着
ガロアクリーク スプリンG2 6人気 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 3人気 1着
エポカドーロ スプリンG2 3人気 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 5人気 4着
ダンビュライト 弥生賞G2 5人気 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 6人気 1着
キタサンブラック スプリンG2 5人気 1着
トライアンフマーチ 若葉S 4人気 2着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 5人気 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 7人気 3着
サンツェッペリン スプリンG2 4人気 8着
メイショウサムソン スプリンG2 4人気 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 3人気 2着
ダイワメジャー スプリンG2 11人気 3着
メイショウボーラー 弥生賞G2 3人気 2着
先に書いた前走で連対を外していた馬の共通点とほとんど同じで
重賞実績が非常にポイントになります。
タスティエーラ 前走TR勝ち
ファントムシーフ 前走重賞勝ち
エフフォーリア 3戦3勝前走重賞勝ち
タイトルホルダー 前走中山重賞勝ち
ガロアクリーク 前走中山重賞勝ち
ダノンキングリー 3戦3勝前走重賞勝ち
エポカドーロ 複勝率100%+前走TR好走
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+前走TR好走
ディーマジェスティ 連対率100%前走重賞勝ち
キタサンブラック 3戦3勝前走重賞勝ち
トライアンフマーチ 連対率75%+前走TR連対
キャプテントゥーレ 重賞勝ち+G1好走
タケミカヅチ 重賞3度好走+前走TR好走
サンツェッペリン 中山2000m重賞勝ち+中山OP2連対
メイショウサムソン 重賞5度好走+前走TR勝ち
アドマイヤジャパン 複勝率100%+前走TR連対
ダイワメジャー 前走TR好走
メイショウボーラー 連対率100%+前走TR好走
ここでもサンリヴァルが異質な感じにはなりますが、
基本的には重賞連対の実績か100%系or前走TR好走がボーダーとなっています。
今年の該当馬
こちらも今年の登録メンバーを見ていきましょう。
アレグロブリランテ 前走TR好走(5着以下あり)
エコロヴァルツ OP勝ち+G1連対
コスモキュランダ 前走TR勝ち
サンライズアース 勝率100%
シュバルツクーゲル 重賞連対(5着以下あり)
シリウスコルト 前走TR好走(5着以下あり)
シンエンペラー TR好走+G1連対
ジャスティンミラノ TR勝ち+勝率100%
ジューンテイク 特になし
ダノンザテイル 前走TR勝ち
ホウオウプロサンゲ 前走TR好走(5着以下あり)
メイショウタバル 前走重賞勝ち
ルカランフィースト 前走TR好走+中山100%
赤く塗った7頭は過去の好走馬と比較しても問題なく好走する可能性はあります。
気になるのが緑に塗った5頭ですが、前走TR好走のみで当日走ったのは20年前のダイワメジャー1頭のみで5着以下を記録していませんでした。
同じく重賞好走のみで馬券になった馬もおらず、追加の実績が少ないため緑の5頭は現時点で軽視したい存在です。
まとめ
ここまで前走着順と前走人気について考察してきましたが、今年買える該当馬は…
エコロヴァルツ
コスモキュランダ
シンエンペラー
ジャスティンミラノ
ダノンザテイル
メイショウタバル
ルカランフィースト
上記7頭になります。
逆にマイナス条件があり買い難い馬は…
アレグロブリランテ
ウォーターリヒト
サンライズアース
シュバルツクーゲル
シリウスコルト
ジューンテイク
ホウオウプロサンゲ
上記7頭になります。
火曜日限定記事
本日最後ですが、過去10年の最近のトレンドについて書きたいと思います。
勝率100%or3連勝で皐月賞に挑んだ馬で
・キャリア3戦以内
・前走重賞1着
・前走○○
2023年
1着ソールオリエンス
10着ベラジオオペラ
2022年
2着イクイノックス
4着ダノンベルーガ
2021年
1着エフフォーリア
2020年
1着コントレイル
2着サリオス
2019年
1着サートゥルナーリア
3着ダノンキングリー
2018年
該当馬なし
2017年
5着レイデオロ
2016年
2着マカヒキ
2015年
3着キタサンブラック
6着サトノクラウン
2014年
該当馬なし
過去10年
【4-3-2-4】 好走率69.2%
特に直近5年は該当馬がいれば必ず好走しているトレンドになります。
やはり輸送がないと好走率は大幅に上昇しますね。
好走した関東馬
2023年 ソールオリエンス
2023年 タスティエーラ
2022年 ジオグリフ
2022年 イクイノックス
2021年 エフフォーリア
2021年 タイトルホルダー
2020年 サリオス
2020年 ガロアクリーク
2019年 ダノンキングリー
2018年 ジェネラーレウーノ
2016年 ディーマジェスティ
2015年 ドゥラメンテ
2014年 イスラボニータ
2013年 ロゴタイプ
2013年 コディーノ
2008年 タケミカヅチ
2008年 マイネルチャールズ
2007年 サンツェッペリン
2004年 ダイワメジャー
過去20年で19頭います。
逆を返すと、過去20年で60頭好走馬がいますが、
そのうちの41頭は関西馬だったと言うこと。
見ての通り関東馬にとっては狭き門なのです。
この19頭の関東馬には面白いほど共通点があったので、
本日はそれを書いて行こうと思います。
中山コースと深い関係性
同じ関東圏と言うことで関東馬なら中山コースへの出走歴が非常に多く目立ちます。
1頭1頭見ていきましょう。
ソールオリエンス 京成杯優勝
タスティエーラ 弥生賞優勝
ジオグリフ 中山重賞出走なし
イクイノックス 中山重賞出走なし
エフフォーリア 中山重賞出走なし
タイトルホルダー 弥生賞優勝
サリオス 朝日杯FS優勝
ガロアクリーク スプリングS優勝
ダノンキングリー 中山重賞出走なし
ジェネラーレウーノ 京成杯優勝
ディーマジェスティ 中山重賞出走なし
ドゥラメンテ 中山重賞出走なし
イスラボニータ 中山重賞出走なし
ロゴタイプ スプリングS優勝
コディーノ 朝日杯FS連対
タケミカヅチ 弥生賞3着
マイネルチャールズ 弥生賞優勝
サンツェッペリン 京成杯優勝
ダイワメジャー スプリングS3着
中山の重賞に出走があった場合は全馬に好走歴がありました。
馬名を青く塗った中山重賞に出走がなかった馬も非常に面白いことになっています。
ジオグリフ 東京重賞勝ち(3着以下はG1のみ)
イクイノックス 連対率100%東京重賞勝ち
エフフォーリア 連対率100%東京重賞勝ち
ダノンキングリー 連対率100%東京重賞勝ち
ディーマジェスティ 連対率100%東京重賞勝ち
ドゥラメンテ 連対率100%東京重賞連対
イスラボニータ 連対率100%東京重賞勝ち
なんと中山重賞に出走していなかった馬はほぼ東京重賞勝ち馬
ドゥラメンテだけ2着でしたが上がり最速0.1秒差でした。
ジオグリフはG1の5着を除けば連対率100%、更に重賞2連対の実績でした。
今年の該当馬
今年の関東馬を査定していきます。
アーバンシック
アレグロブリランテ
コスモキュランダ
シュバルツクーゲル
シリウスコルト
ルカランフィースト
レガレイラ
現在の登録段階では上記7頭
過去の中山重賞実績を見ていきたいと思います。
アーバンシック 京成杯連対
アレグロブリランテ スプリングS連対
コスモキュランダ 弥生賞優勝
シュバルツクーゲル なし
シリウスコルト 弥生賞3着
ルカランフィースト スプリングS3着
レガレイラ ホープフルS優勝
ほとんどの馬がクリアしていますが、過去の該当馬は全馬が勝ち馬から着差0.2秒差以内だったことを考えると…
アレグロブリランテ +0.6秒差
シリウスコルト +0.4秒差
ルカランフィースト +0.7秒差
上記3頭も条件未達と同等レベルになります。
次に該当しなかった馬の東京実績を見ていきましょう。
シュバルツクーゲル 東京重賞連対(5着以下あり)
アレグロブリランテ なし
シリウスコルト なし
ルカランフィースト なし
過去の該当馬は連対率100%と非常にレベルが高くシュバルツクーゲルのG1以外で5着以下は評価できません。
それ以外も東京実績は無く例外要素もないため軽視したいと思います。
まとめ
本日は狭き門である関東馬の考察をしてきましたが、今年条件クリアで買える関東馬は…
アーバンシック
コスモキュランダ
レガレイラ
上記3頭
逆に条件未達で軽視したい馬は…
シュバルツクーゲル
アレグロブリランテ
シリウスコルト
ルカランフィースト
以上になります。
水曜日限定記事
本日最後に近年は関東馬の活躍が目立つ皐月賞ですが単純に出走する馬のレベルが段違いなんですよね、イクイノックス、エフフォーリア、タイトルホルダー、サリオス、ドゥラメンテ、イスラボニータ…
かなり限られた馬(古馬になってもG1常連の素質馬)しか馬券になっていません。
過去10年ベースで見ると皐月賞で連対した関東馬は
2023年1着 ソールオリエンス
2023年2着 タスティエーラ
2022年1着 ジオグリフ
2022年2着 イクイノックス
2021年1着 エフフォーリア
2021年2着 タイトルホルダー
2020年2着 サリオス
2016年1着 ディーマジェスティ
2015年1着 ドゥラメンテ
2014年1着 イスラボニータ
上記好走馬には面白いくらい○○実績がずば抜けていました。
・勝率100%
・過去に○○
皐月賞で連対した馬は必ずどちらかを満たしています。
今年の該当馬で勝率100%の馬はいませんので、必然的に○○実績が必要になってきます。
皐月賞枠順確定
1枠1番 サンライズジパング
1枠2番 メイショウタバル
2枠3番 エコロヴァルツ
2枠4番 シリウスコルト
3枠5番 ミスタージーティー
3枠6番 アレグロブリランテ
4枠7番 ルカランフィースト
4枠8番 ジャンタルマンタル
5枠9番 アーバンシック
5枠10番 レガレイラ
6枠11番 ホウオウプロサンゲ
6枠12番 コスモキュランダ
7枠13番 ジャスティンミラノ
7枠14番 シンエンペラー
7枠15番 サンライズアース
8枠16番 ダノンデサイル
8枠17番 ビサンチンドリーム
8枠18番 ウォーターリヒト
今年の皐月賞の出走メンバー&枠順が確定しました。
逃げ馬は内に集まり、有力どころも無難な枠に入った印象です。
本日は本題に入る前に少し話をさせてください。(飛ばしてもらっても大丈夫です)
昏睡状態だった藤岡康太騎手が天国へ旅立った知らせが朝入ってきて、今日は無気力なままただ時間だけが過ぎていった1日でした。
兄である藤岡佑介騎手のメッセージを見て、市川海老蔵さんの奥さんである小林麻央さんを思い出しました。
(※小林麻央さんオフィシャルブログより引用)
人の死は、病気であるかにかかわらず、
いつ訪れるか分かりません。
例えば、私が今死んだら、
人はどう思うでしょうか。
「まだ34歳の若さで、可哀想に」
「小さな子供を残して、可哀想に」
でしょうか??
私は、そんなふうには思われたくありません。
なぜなら、病気になったことが
私の人生を代表する出来事ではないからです。
私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、
愛する人に出会い、
2人の宝物を授かり、家族に愛され、
愛した、色どり豊かな人生だからです。
藤岡康太騎手は2007年3月に騎手デビューし、同日初騎乗初勝利というJRAジョッキーの中でも数少ない偉業を成し遂げた騎手です。
NHKマイルCではジョーカプチーノと人馬共に初となるG1タイトルを手にし、最近ではナミュールの急遽代打であったにも関わらずマイルCSを制覇
お手馬でなくとも調教ではドウデュースやマカヒキなど多くのG1馬に騎乗依頼、馬を育てることにも非常に定評があり、常に声が掛かっていたほど皆んなに愛され頼りにされていた存在でした。
今は悲しいかもですが、この落馬事故が藤岡康太騎手を代表する出来事ではなく、騎手という職業に全力で向き合い、素晴らしい家族、兄弟、仲間や関係者に囲まれながら最後の最後まで全うした素晴らしい人生だったと言うことです。
藤岡佑介騎手のメッセージにも「大好きな騎手という仕事を最後の瞬間までできたこと、すごく幸せだったと思う」、「悲しい出来事として残ってほしくない」、「騎手として輝いていた康太を忘れないでやって欲しい」とあります。
まだ若くて可哀想に…、子供も産まれたばかりなのに…、最初はやっぱり自分と同世代だったので感情移入してしまいマイナスなことばかり考えてしまいました。
けれどこのメッセージを読んで、競馬ファン全体が重たい雰囲気でいるよりも、普段と変わらず全力で競馬を楽しむことが天国にいる藤岡康太騎手が一番望んでいることかなと思いました。
今週も変わらず藤岡佑介騎手は騎乗します。
一番辛い立場であるのにも関わらず、騎手という仕事に全力で向き合っています。
いつまでも下を向かずに、そして藤岡康太騎手という素晴らしいジョッキーを忘れずに競馬ファンは前を向くだけだなと。
人馬無事にレースが終わる素晴らしさ、当たり前に感謝することを忘れずに、気持ち切り替えて今週末の競馬に挑みたいと思います。
枠順別成績
過去20年
1枠 3-2-2-32 7.7%/12.8%/17.9%
2枠 1-3-2-34 2.5%/10.0%/15.0%
3枠 2-1-2-35 5.0%/7.5%/12.5%
4枠 3-3-3-31 7.5%/15.0%/22.5%
5枠 0-3-3-34 0.0%/7.5%/15.0%
6枠 3-0-4-33 7.5%/7.5%/17.5%
7枠 5-4-1-47 8.8%/15.8%/17.5%
8枠 3-4-3-47 5.3%/12.3%/17.5%
皆さんは皐月賞に対してどんなイメージがありますでしょうか?
やはり中山2000mと言う事で短い直線、内枠が有利な雰囲気は感じているかなと思います。
どうでしょうか、極端に凹んでいる枠もなく複勝率で見れば全枠10%以上あり割とフラットかなという結果です。
桜花賞の時も触れましたが、枠順を考える上で私が一番重要視していることは「人気のない馬の枠順成績」です。
内枠有利と言われるなら下位人気(ここでは1~3番人気を除いた馬とします)と言われる上位と力差のある馬が、枠の恩恵を受けて上位に食い込む必要があります。
当たり前に当日人気馬が集中して同じ枠に連続して入った場合、その枠の成績が上がって当然だからです。
過去20年(1~3人気除く)
1枠 0-2-1-25 0.0%/7.1%/10.7%
2枠 0-1-1-31 0.0%/3.0%/6.1%
3枠 2-0-0-30 6.3%/6.3%/6.3%
4枠 1-2-2-27 3.1%/9.4%/15.6%
5枠 0-2-2-32 0.0%/5.6%/11.1%
6枠 2-0-1-32 5.7%/5.7%/8.6%
7枠 3-3-1-44 5.9%/11.8%/13.7%
8枠 2-1-2-41 4.3%/6.5%/10.9%
全体の成績と比較すると1~2枠の成績が格段に落ちているなと言う印象
逆に7~8枠はそこまで影響なく、むしろ外が有利なんじゃないかと思えるほどです。
当日4番人気以下かつ1~2枠に入った馬は過去20年で1頭も勝てていないあたりを見ると枠の恩恵があって好走している理由とは少し違うかなと。
ちなみに今年レガレイラが5枠に入りましたが、未だに1着馬が出ておらず話題になっていました。
これまで当日1~3番人気以内に支持された5枠の馬は
2015年6着サトノクラウン
2012年2着ワールドエース
2008年3着マイネルチャールズ
2008年6着ブラックシェル
他と比べて圧倒的に人気馬が少なく単純に母数が少ないのが原因だと思います。
1~3番人気以内の馬が5枠に入ったら好走率50%って凄く良い数字なのでレガレイラの単勝買おうと思っている人は断言しますが「全く気にする必要ない」です。
自信持って単勝握ってよいと思います。
枠が原因で勝てない根拠が不明確すぎて流石にサイコロ振っただけの数字です、勝ち馬が出ていないことは気にしなくても全然大丈夫。
枠順からの狙い目
1枠~6枠(全体成績)
12-12-16-199 5.0%/10.0%/16.7%
単勝回収率44% 複勝回収率67%
7~8枠(全体成績)
8-8-4-94 7.0%/14.0%/17.5%
単勝回収率93% 複勝回収率63%
やっぱり個人的には外枠で嫌われるくらいならむしろ外の方が注目したいかなと思います。
世間が内有利のイメージがあるならば、馬券的にギャップ差があるので単勝回収率も全馬ベタ買いでいい数字が出ています。
更に好走率全体で見ても全ての数字で外が優勢です。
1枠~6枠(全体成績)
5-7-7-177 2.6%/6.1%/9.7%
単勝回収率40% 複勝回収率64%
7~8枠(全体成績)
5-4-3-85 5.2%/9.3%/12.4%
単勝回収率99% 複勝回収率60%
当日1~3番人気を除いてもその比率は変わりません。
むしろ単勝回収率は99%まで跳ね上がります。
7~8枠から好走した馬
2着 タスティエーラ
1着 ジオグリフ
2着 イクイノックス
2着 タイトルホルダー
3着 ガロアクリーク
2着 サンリヴァル
1着 ディーマジェスティ
2着 トゥザワールド
3着 ウインフルブルーム
2着 エピファネイア
1着 ゴールドシップ
1着 ヴィクトワールピサ
2着 ヒルノダムール
1着 アンライバルド
3着 セイウンワンダー
1着 ヴィクトリー
1着 ディープインパクト
3着 アドマイヤジャパン
1着 ダイワメジャー
2着 コスモバルク
2桁人気を含む上記20頭になります。
平均して1年に1頭走っていると考えるとやはり外優勢かなと個人的には思います。
(あからさまではないが内か外かどちらが有利かと聞かれたらレベルですが)
上記20頭のボーダーを探していきます。
・前走3着以内かつ着差0.2秒差以内(17/20)
・前走上がり3位以内(14/20)
・前走1~2人気以内(13/20)
非常に甘いボーダーですが基本は上記3ポイント
1つ1つ見ていきましょう。
・前走3着以内かつ着差0.2秒差以内(17/20)
1つ目の例外馬は3頭
サンリヴァル 中山OP戦1着
エピファネイア 前走弥生賞1人気0.1秒差
セイウンワンダー 中山G1優勝馬
特にコース実績が目立っていました。
エピファネイアは流石に前走着差0.1秒差は好走馬とかなり差がなく1番人気だったこともあり許容範囲かなと思います。
・前走上がり3位以内(14/20)
2つ目の例外馬は6頭
ファントムシーフ 4角2番手
タイトルホルダー 4角1番手
サンリヴァル 4角1番手
エピファネイア 4角2番手
セイウンワンダー 4角3番手
ダイワメジャー 4角2番手
綺麗に全馬が前走4角3番手以内となっています。
4角4番手以下で上がり上位を使えていない馬は過去20年全て馬券外です。
・前走1~2人気以内(13/20)
3つ目の例外馬は7頭
タスティエーラ 中山重賞1着
タイトルホルダー 中山重賞1着
ガロアクリーク 中山重賞1着
サンリヴァル 中山OP1着(上がり最速)
アドマイヤジャパン 中山重賞1着
ダイワメジャー 中山重賞3着(0.2秒差)
ほぼ全馬に中山重賞実績あり。
サンリヴァルは中山OP戦を上がり最速で1着、ダイワメジャーは中山重賞3着ではありましたが着差はわずかでしたし、何よりダートからの転向馬でそもそも芝の実績がほとんど無い馬でした。
今年の該当馬
7枠13番 ジャスティンミラノ
7枠14番 シンエンペラー
7枠15番 サンライズアース
8枠16番 ダノンデサイル
8枠17番 ビサンチンドリーム
8枠18番 ウォーターリヒト
上記6頭を3ポイントに当てはめていきましょう。
A 前走3着以内かつ着差0.2秒差以内
B 前走上がり3位以内
C 前走1~2人気以内
ジャスティンミラノ AB
シンエンペラー AB
サンライズアース AB
ダノンデサイル AB
ビサンチンドリーム ABC
ウォーターリヒト
完全なクリア馬はビザンチンドリーム1頭のみ。
Cの例外馬を見ていきましょう。
上で説明したように中山重賞実績は必須となっております。
ジャスティンミラノ なし
シンエンペラー ホープフルS連対
サンライズアース なし
ダノンデサイル 京成杯1着
上記2頭が復活
まとめ
本日は枠順別データを見てきましたが、外枠が狙い目で今年注目したい馬は…
シンエンペラー
ビザンチンドリーム
ダノンザテイル
上記3頭
ちなみにですが、3項目クリア馬で好走した馬の年号を並べてみると…
過去10年
2023年2着 タスティエーラ
2022年1着 ジオグリフ
2022年2着 イクイノックス
2021年2着 タイトルホルダー
2020年3着 ガロアクリーク
2019年好走馬なし(該当馬なし)
2018年2着 サンリヴァル
2017年好走馬なし(該当馬1頭)
2016年1着 ディーマジェスティ
2015年好走馬なし(該当馬なし)
2014年2着 トゥザワールド
2014年3着 ウインフルブルーム
2013年2着 エピファネイア
複数該当馬がいた場合、どれか必ず好走馬が出ているのでチャンスは多いと思います。
結論としては枠順で有利不利はそこまでないので好きな馬を枠順が理由で評価を下げる必要は無いと言う事です。
木曜日限定記事
さて、本日最後になりますが枠順も確定したことで出走頭数に関するデータを紹介
過去10年、皐月賞は全てフルゲート18頭立てで開催されてきましたが
・前走OP戦1番人気or0.3秒差以内
・過去に○○に出走
上記2項目を満たさずに好走した馬は8頭しかいません。
2023年ソールオリエンス
2021年エフフォーリア
2020年コントレイル
2019年サートゥルナーリア
2016年マカヒキ
2016年サトノダイヤモンド
2015年リアルスティール
2014年トゥザワールド
超豪華メンバーですね…
それもそのはず、上記例外8頭は全て「当日1~3番人気以内だった馬」です。
言葉の裏返しですが、逆に当日4番人気以下の馬は100%上記条件をクリアしていた馬で構成されています。
今回データクリアだった馬にも条件未達の馬が含まれていますし、気になる馬を削る1つのきっかけになるかもしれないので要チェックです。
前走ステップについて
ソールオリエンス 京成杯G3
タスティエーラ 弥生賞G2
ファントムシーフ 共同通信G3
ジオグリフ 共同通信G3
イクイノックス 東京スポG2
ドウデュース 弥生賞G2
エフフォーリア 共同通信G3
タイトルホルダー 弥生賞G2
ステラヴェローチェ 共同通信G3
コントレイル ホープフG1
サリオス フューチG1
ガロアクリーク スプリンG2
サートゥルナーリア ホープフG1
ヴェロックス 若葉S(L)
ダノンキングリー 共同通信G3
エポカドーロ スプリンG2
サンリヴァル 弥生賞G2
ジェネラーレウーノ 京成杯G3
アルアイン 毎日杯G3
ペルシアンナイト アーリンG3
ダンビュライト 弥生賞G2
ディーマジェスティ 共同通信G3
マカヒキ 弥生賞G2
サトノダイヤモンド きさらぎG3
ドゥラメンテ 共同通信G3
リアルスティール スプリンG2
キタサンブラック スプリンG2
イスラボニータ 共同通信G3
トゥザワールド 弥生賞G2
ウインフルブルーム 若葉S
上記は過去10年の好走馬30頭の前走になります。
青く塗った2頭は前走マイル戦からの好走でした。
残りの28頭は芝1800m戦or2000m戦で馬券内占有率は93.3%になっています。
本日はこの1800m組と2000m組にフォーカスして考察していきたいと思います。
前走の決着タイム
走破タイムを中心に見ていくので、いつものように過去20年だと現在の中山コース(2014年に改修工事)や時計の出やすい近年と少しズレが生じるので、フレッシュな過去10年で見ていきたいと思います。
まずは前走1800m組について過去の好走馬が前走どれくらいの走破タイムだったのか見ていきましょう。
3着ファントムシーフ 共同通信G3 1.47.0
1着ジオグリフ 共同通信G3 1.47.9
2着イクイノックス 東京スポG2 1.46.2
1着エフフォーリア 共同通信G3 1.47.6
3着ステラヴェローチェ 共同通信G3 1.48.1
3着ガロアクリーク スプリンG2 1.49.8
3着ダノンキングリー 共同通信G3 1.46.8
1着エポカドーロ スプリンG2 1.48.1
1着アルアイン 毎日杯G3 1.46.5
1着ディーマジェスティ 共同通信G3 1.47.4
3着サトノダイヤモンド きさらぎG3 1.46.9
1着ドゥラメンテ 共同通信G3 1.47.2
2着リアルスティール スプリンG2 1.49.1
3着キタサンブラック スプリンG2 1.49.1
1着イスラボニータ 共同通信G3 1.48.1
基準となるのは「1.48.1」という走破タイム
これを超えていた場合、過去10年で優勝馬は出ていません。
好走馬に限らず皐月賞出走の全馬を計算してみると…
走破タイム1.48.1以内 7-1-4-21
走破タイム1.48.2以上 0-1-2-40
走破タイム1.48.1以内
勝率21.2%/連対率24.2%/複勝率36.4%
走破タイム1.48.2以上
勝率0.0%/連対率2.3%/複勝率6.9%
当たり前ですが、速いタイムを出していた馬の方が優秀です。
前走重馬場など馬場の違いは勿論ありますが、そもそも皐月賞は前走重馬場以下から参戦してくる馬の好走率が極端に低く、過去10年では1頭も好走馬がいません。
タフな馬場で脚への負担など様々な要因はあるでしょうが、当日の皐月賞のスピードに対応できる能力を前走で示していた馬が好走傾向
前走馬場が重たいから好走できたという見方もできるので、ここでは一律でタイムのみを基準に考えたいと思います。
次に前走2000m組を見ていきます。
1着 ソールオリエンス 2.02.2
2着 タスティエーラ 2.00.4
3着 ドウデュース 2.00.5
2着 タイトルホルダー 2.02.0
1着 コントレイル 2.01.4
1着 サートゥルナーリア 2.01.6
2着 ヴェロックス 2.02.1
2着 サンリヴァル 2.01.3
3着 ジェネラーレウーノ 2.01.2
3着 ダンビュライト 2.03.5
2着 マカヒキ 1.59.9
2着 トゥザワールド 2.01.4
3着 ウインフルブルーム 2.01.6
基準となるのは「2.02.2」という走破タイム
1800m戦と同じく仕切りで見ていくと…
走破タイム2.02.2以内 3-6-3-38
走破タイム2.02.3以上 0-0-1-22
走破タイム2.02.2以内
勝率6.0%/連対率18.0%/複勝率24.0%%
走破タイム2.02.3以上
勝率0.0%/連対率0.0%%/複勝率4.3%
2000m戦は1800m戦と違ってスローペースになりやすく、そこまでタイムを気にする必要はないかもしれません。
あまりに遅いのも良くないですが、かなり甘いボーダーなので最低限クリアしたいところ。
今年の該当馬
前走芝1800m組
メイショウタバル 1.46.0
エコロヴァルツ 1.48.7
アレグロブリランテ 1.50.0
ルカランフィースト 1.50.1
ジャンタルマンタル 1.48.2
ジャスティンミラノ 1.48.0
ビザンチンドリーム 1.46.8
ウォーターリヒト 1.50.3
なんとジャンタルマンタルがここでマイナスデータに該当
もし勝てば前走1800m戦からは過去10年で最も遅い走破時計での勝利となります。
走破タイム1.48.2以上 0-1-2-40なのでここまでの最高着順は2着が1回のみ。
ここまで何一つデータ上で死角がなかった人気の1頭なので個人的にも意外でした。
少し気になるのは前走重~不良馬場で皐月賞を好走した馬はこの10年人気馬も全て全飛びなのでメイショウタバルが物凄い走破時計も走れば過去10年で区切ると初の好走馬となります。
前走芝2000m組
サンライズジパング 2.02.8
シリウスコルト 2.00.2
ミスタージーティー 1.59.7
アーバンシック 2.00.6
レガレイラ 2.00.2
ホウオウプロサンゲ 1.59.8
コスモキュランダ 1.59.8
シンエンペラー 2.00.0
ダノンザテイル 2.00.5
流石に激甘ボーダーなのでほぼ全馬クリア、サンライズジパングは厳しそう。
加えて今年の中山芝は馬場の高速化が進んでおり、昨年秋から加速LAPが連発したほどなので非常に判断が難しいです。
数が多いので好走馬の多くが該当していたボーダーを追加要素として、着順と人気と上がりを付け加えてみます。
上記の走破タイムに下記3ポイントを追加
・前走5番人気以内
・前走連対かつ着差0.3秒差以内
・上がり最速or34.7秒以内
条件クリア 3-5-0-23
条件非該当 0-1-4-38
条件クリア
勝率9.7%/連対率25.8%/複勝率25.8%%
条件未達
勝率0.0%/連対率2.3%%/複勝率11.6%
ちなみに条件未達で唯一連対した馬は当日1番人気だった10年前のトゥザワールドです。
基本的に条件未達馬の連対はほぼ絶望的と考えて良いと思います。
サンライズジパング 非該当
シリウスコルト 非該当
ミスタージーティー 条件クリア
アーバンシック 条件クリア
レガレイラ 条件クリア
ホウオウプロサンゲ 非該当
コスモキュランダ 非該当
シンエンペラー 条件クリア
ダノンザテイル 条件クリア
今年の芝2000m組は上記の通りです。
まとめ
本日は馬券内占有率93%の前走芝1800m組、芝2000m組の走破タイムにフォーカスして考察してきました。
走破タイムから過去連対馬90%以上に該当する条件持ちの馬は…
ジャスティンミラノ
ビザンチンドリーム
ミスタージーティー
アーバンシック
レガレイラ
シンエンペラー
ダノンザテイル
過去10年で連対馬1頭以下の条件に該当する馬は…
メイショウタバル
エコロヴァルツ
アレグロブリランテ
ルカランフィースト
ジャンタルマンタル
ウォーターリヒト
サンライズジパング
シリウスコルト
ホウオウプロサンゲ
コスモキュランダ
以上になります。
ここまでの考察で既に消える馬も多いので週中から読んでくださっている方はかなり絞れてきたのではないでしょうか?
しかし今年は全馬一長一短あり、データブレイクは確実視しています。
こんな年は高確率で世代のレベルが低い事が多く、LAPで見たら確かに凄い時計を出している馬は例年にくらべて多いのですが、そもそも昨年から今年に掛けて異常な馬場が続いており未勝利戦でも破格の時計が連発するほどだったので評価は本当に難しいかなと思います。
期待されていた馬が新馬戦の次走以降で面白いくらい飛びまくった昨年~今年の2~3歳戦、ここまで前半荒れた年はなかなかありません。
ホープフルSでは牝馬のレガレイラが全馬まとめて差し切ってしまうほどで、これをレガレイラが強いと思うのか、牝馬でもあっさり勝てる牡馬のレベルと捉えるのか。
考え方は色々ありますが、今年の牡馬路線は昨年に引き続き低レベルだと思います。
古馬になっても上の世代が最弱世代と呼ばれているほどなので多少誤魔化しは効くとは思いますが…
あくまでも主観で申し訳ないですが、牝馬路線は非常にハイレベル、朝日杯と阪神JFを比較しても決定的だと思っています。
話はズレましたが今回比較した走破タイムは条件によっては時計の出やすい、出にくいはあると思います。
しかしここまでの考察は予想ではなく全て「事実」です。
誰がやっても同じ結果になる客観的要素なので、この基準を知った上で当日どう馬券に活かすかは自分次第と言ったところ。
ガッツリ参考に思い切って人気馬を消すもよし、疑ってもよし、今年どんな結末になるのか非常に楽しみですね。
金曜日限定記事
本日は最後に昨日の続きを少し書きたいと思います。
多頭数経験が非常に重要な要素であることは伝えましたが、具体的にボーダーを引くと「14頭以上」
ここにあるフィルターをかけると毎年のように好走馬が出ている熱い条件が見えてきます。
2023年2着タスティエーラ
2022年2着イクイノックス
2021年3着ステラヴェローチェ
2020年2着サリオス
2019年2着ヴェロックス
2019年3着ダノンキングリー
2018年3着ジェネラーレウーノ
2016年3着サトノダイヤモンド
2015年1着ドゥラメンテ
2014年1着イスラボニータ
該当馬がいればほぼ毎年走っている条件で、
1~3番人気に支持されたレースで
・14頭以上で1着(着差0.5以上)
・14頭以上で○○
今年は0.5秒差以上の圧勝馬はいませんので必然的に2つ目に該当する馬はかなり熱いと思います。
一週間を振り返って
今年はオッズが示す通りの大混戦、ここまでデータ考察してきましたが何度も書くようにデータブレイクはほぼ確実だと思っています。
恐らく過去のデータが機能しない部分がどこか出てくるでしょう、先回りしてボーダーを下げて例外条件で甘く見ても印を打つ馬が増えるだけ。
ならばより現場目線からもう1つ踏み込んで、過去よりも更にフレッシュな近走のレース回顧を中心に推薦馬を決めていきたいと思います。
皐月賞の前後半LAP
2023年58.5-62.1(重)
2022年60.2-59.5
2021年60.3-60.3
2020年59.8-60.9
2019年59.1-59.0
2018年59.2-61.6
2017年59.0-58.8
2016年58.4-59.5
2015年59.2-59.0
2014年60.2-59.4
上記は皐月賞過去10年の前後半LAPになります。
昨年の重馬場開催はかなり特殊なレースになりましたが、今年は良馬場なので昨年を除いた9年間で考えていきたいと思います。
恐らく言わなくても見ればわかると思いますが「前後半の差が少ない」です。
前半もある程度流れて、後半も末脚を持続させる必要があり最後は完全に底力勝負になります。
前半溜めて後半一気の瞬発力勝負は皆無、前半よりも後半が速くなったのは10年中2回のみ
その差もかなり0.2と0.8で僅かなものなので、間違いなくキレよりも持続力が最もこのレースに必要
前走ステップで言うと前後半LAPが持続しやすい(前半厳しいながれ)芝1600m~1800mのレースを評価していきたいところ、芝2000m戦などは前半スローはほぼ確実で後半のキレ勝負が大半なので評価を下げたいと思っています。
過去10年の該当馬を見ていきましょう。
年 | 着 | 馬名 | 1600-1800実績 |
2023年 | 1着 | ソールオリエンス | 重馬場開催 |
2着 | タスティエーラ | 重馬場開催 | |
3着 | ファントムシーフ | 重馬場開催 | |
2022年 | 1着 | ジオグリフ | 1800重賞勝ち |
2着 | イクイノックス | 1800重賞勝ち | |
3着 | ドウデュース | 1600重賞勝ち | |
2021年 | 1着 | エフフォーリア | 1800重賞勝ち |
2着 | タイトルホルダー | 1800重賞連対(0.2差) | |
3着 | ステラヴェローチェ | 1600G1好走(0.1差) | |
2020年 | 1着 | コントレイル | 1800重賞勝ち |
2着 | サリオス | 1600G1勝ち | |
3着 | ガロアクリーク | 1800重賞勝ち | |
2019年 | 1着 | サートゥルナーリア | 1800OP勝ち(-0.3差) |
2着 | ヴェロックス | 1800OP連対(0.1差) | |
3着 | ダノンキングリー | 1800重賞勝ち | |
2018年 | 1着 | エポカドーロ | 1800重賞連対(0.0差) |
2着 | サンリヴァル | ||
3着 | ジェネラーレウーノ | ||
2017年 | 1着 | アルアイン | 1800重賞勝ち |
2着 | ペルシアンナイト | 1600重賞勝ち | |
3着 | ダンビュライト | 1600重賞連対(0,2差) | |
2016年 | 1着 | ディーマジェスティ | 1800重賞勝ち |
2着 | マカヒキ | ||
3着 | サトノダイヤモンド | 1800重賞勝ち | |
2015年 | 1着 | ドゥラメンテ | |
2着 | リアルスティール | 1800重賞勝ち | |
3着 | キタサンブラック | 1800重賞勝ち | |
2014年 | 1着 | イスラボニータ | 1800重賞勝ち |
2着 | トゥザワールド | ||
3着 | ウインフルブルーム | 1600G1好走(0.2差) |
どう考えても前半流れやすい2000mよりも短い距離で実績のある馬が好走傾向です。
これが先に説明した前半後半の差が少ないことから言える追走力だったり持続力だったりの証明になります。
出走するまでにこの適性を示していた方が良いに決まっています。
重馬場開催を除く好走馬27頭中22頭には何かしらの1600~1800mでの実績がありました。
今年の該当馬を見ていきましょう。
メイショウタバル 1800m重賞勝ち
エコロヴァルツ 1600mG1連対(0.1差)
アレグロブリランテ 1800m重賞連対(0.6差)
ジャンタルマンタル 1600mG1勝ち、1800m重賞連対(0.2差)
ジャスティンミラノ 1800m重賞勝ち
ビザンチンドリーム 1800m重賞勝ち
ウォーターリヒト1800m重賞連対(0.0差)
連対以上で絞った場合、上記の7頭になります。
過去の好走馬の最大着差を見てもアレグロブリランテの+0.6差はマイナス条件
もちろん連対よりも勝っている方が良いです。
1位 ジャンタルマンタル 1600mG1勝ち、1800m重賞連対(0.2差)
2位タイ メイショウタバル 1800m重賞勝ち
2位タイ ジャスティンミラノ 1800m重賞勝ち
2位タイ ビザンチンドリーム 1800m重賞勝ち
5位 エコロヴァルツ 1600mG1連対(0.1差)
6位 ウォーターリヒト1800m重賞連対(0.0差)
実績で評価したい順に並べるとこんな感じです。
年 | 着 | 馬名 | 当該実績4角 |
2023年 | 1着 | ソールオリエンス | 重馬場開催 |
2着 | タスティエーラ | 重馬場開催 | |
3着 | ファントムシーフ | 重馬場開催 | |
2022年 | 1着 | ジオグリフ | 3番手(上がり最速) |
2着 | イクイノックス | 8番手(上がり最速) | |
3着 | ドウデュース | 7番手(上がり最速) | |
2021年 | 1着 | エフフォーリア | 3番手(上がり2位) |
2着 | タイトルホルダー | 2番手 | |
3着 | ステラヴェローチェ | 9番手(上がり最速) | |
2020年 | 1着 | コントレイル | 5番手(上がり最速) |
2着 | サリオス | 3番手(上がり最速有) | |
3着 | ガロアクリーク | 4番手(上がり最速) | |
2019年 | 1着 | サートゥルナーリア | 4番手(上がり2位) |
2着 | ヴェロックス | 2番手(上がり最速) | |
3着 | ダノンキングリー | 4番手(上がり最速) | |
2018年 | 1着 | エポカドーロ | 2番手 |
2着 | サンリヴァル | ||
3着 | ジェネラーレウーノ | ||
2017年 | 1着 | アルアイン | 2番手 |
2着 | ペルシアンナイト | 9番手(上がり最速) | |
3着 | ダンビュライト | 6番手(上がり2位) | |
2016年 | 1着 | ディーマジェスティ | 7番手(上がり最速) |
2着 | マカヒキ | ||
3着 | サトノダイヤモンド | 4番手(上がり最速) | |
2015年 | 1着 | ドゥラメンテ | |
2着 | リアルスティール | 4番手(上がり3位最速有) | |
3着 | キタサンブラック | 1番手 | |
2014年 | 1着 | イスラボニータ | 4番手(上がり2位) |
2着 | トゥザワールド | ||
3着 | ウインフルブルーム | 3番手(上がり2位有) |
もう少し踏み込んでみると、当該レースでの4角ポジションが重要です。
4角1~2番手以外だった馬は基本的には最低ライン上がり1位~2位、当該レースで記録の無かった馬は別の1600m~1800m戦で同様の記録を持っていました。
メイショウタバル 1番手(上がり最速有)
エコロヴァルツ 17番手(上がり最速)
ジャンタルマンタル 4番手(上がり2位)
ジャスティンミラノ 2番手(上がり2位)
ビザンチンドリーム 9番手(上がり最速)
ウォーターリヒト 9番手(上がり2位)
該当馬に当てはめてみるとこんな感じ。
エコロヴァルツの4角17番手は過去の好走馬とかなりズレる部分があり少し評価を落としたいです。
ここまでの評価順をまとめると、皐月賞の前後半フラット戦に合っている馬は…
1位タイ メイショウタバル
1位タイ ジャンタルマンタル
3位タイ ビザンチンドリーム
3位タイ ジャスティンミラノ
5位タイ エコロヴァルツ
5位タイ ウォーターリヒト
上中下のように2頭づつで申し訳ないのですが、例年通りならここから1頭もしくは2頭好走馬が出てくると思っています。
それでは今年の推薦馬として印を打って行きたいと思います。
推薦馬
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新馬戦からのレースを見る限り、馬群に入れても割って来れるギアチェンジ、好位を取れる前半の追走力、終いの持続力全てを兼ね備えているなと言う印象
特に驚いたのは前走の究極上がり勝負で前半掛かりながらも、今まで使ったことのないような末脚の走破タイムには驚きました。
自分の得意としているスタイルではなくとも結果を最低限残せるのは優等生だと思います。
距離不安と言われていますし騎手も陣営もこの距離は厳しいと口を揃えていますが、血統的な背景やこれまでのタフなレースでのパフォーマンスを見る限り、スタミナが問題ではないことが分かります。
これまでほぼ全てのレースで前半から行きたがっており、2000mをどれだけ平常心で周回できるかに不安が残っていると思います。
前走のように超スローはまず有りえませんし、例年に比べて今年の皐月賞は前が速いメンバーが揃っていますので、むしろ流れてしまえばこの馬が一番得意とする持続戦に持ち込めるのではないかと思っています。
前後半フラットな皐月賞では最も向くと思っていますし、これまでの実績を踏まえても現時点で4~6番人気(前日22:00に記事書いてます)ならば妙味しか感じません。
今回は初の試みで3頭推薦ではなく1頭のみ推薦ですが、それほど今回は相手を探すレースではないと思っています。
これまでの考察で参考になる部分はして頂き、今年は何を重視しないか(切り捨てるのか)が非常に重要なレースだと思っています。
混戦なときこそ無駄を削ぎ落として考えるのが自分のスタイル、今年は馬券内で考えたときに一番この馬が安定していると感じましたので1頭で行かせてください。