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20年間で高松宮記念を好走した馬一覧
ファストフォース
ナムラクレア
トゥラヴェスーラ
ナランフレグ
ロータスランド
キルロード
ダノンスマッシュ
レシステンシア
インディチャンプ
モズスーパーフレア
グランアレグリア
ダイアトニック
ミスターメロディ
セイウンコウセイ
ショウナンアンセム
ファインニードル
レッツゴードンキ
ナックビーナス
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
レッドファルクス
ビッグアーサー
ミッキーアイル
アルビアーノ
エアロヴェロシティ
ハクサンムーン
ミッキーアイル
コパノリチャード
スノードラゴン
ストレイトガール
ロードカナロア
ドリームバレンチノ
ハクサンムーン
カレンチャン
サンカルロ
ロードカナロア
キンシャサノキセキ
サンカルロ
アーバニティ
キンシャサノキセキ
ビービーガルダン
エーシンフォワード
ローレルゲレイロ
スリープレスナイト
ソルジャーズソング
ファイングレイン
キンシャサノキセキ
スズカフェニックス
スズカフェニックス
ペールギュント
プリサイスマシーン
オレハマッテルゼ
ラインクラフト
シーイズトウショウ
アドマイヤマックス
キーンランドスワン
プレシャスカフェ
サニングデール
デュランダル
キーンランドスワン
高松宮記念の歴史を20年間切り取って、上記60頭が過去20年の好走馬一覧です。
前走着順と人気
この60頭の前走を見ると、
「ほとんどが前走人気馬か好走馬しか馬券になってない」
G1なので当たり前ですが、この高松宮記念は特にその傾向が強いです。
60頭全部書いていくので非常に長いですがお付き合いください。
まずは全馬の前走着順と人気を書いていきます。
ファストフォース 2着 10人
ナムラクレア 1着 1人
トゥラヴェスーラ 8着 5人
ナランフレグ 2着 4人
ロータスランド 1着 5人
キルロード 6着 9人気
ダノンスマッシュ 1着 海外
レシステンシア 1着 1人
インディチャンプ 4着 3人
モズスーパーフレア 4着 2人
グランアレグリア 1着 1人
ダイアトニック 2着 1人
ミスターメロディ 7着 1人
セイウンコウセイ 15着 5人
ショウナンアンセム 5着 13人
ファインニードル 1着 4人
レッツゴードンキ 5着 10人
ナックビーナス 2着 2人
セイウンコウセイ 2着 4人
レッツゴードンキ 1着 1人
レッドファルクス 12着 海外
ビッグアーサー 5着 1人
ミッキーアイル 1着 1人
アルビアーノ 5着 1人
エアロヴェロシティ 2着 海外
ハクサンムーン 2着 1人
ミッキーアイル 2着 4人
コパノリチャード 1着 2人
スノードラゴン 2着 11人
ストレイトガール 1着 2人
ロードカナロア 1着 1人
ドリームバレンチノ 1着 2人
ハクサンムーン 9着 3人
カレンチャン 4着 1人
サンカルロ 3着 1人
ロードカナロア 1着 1人
キンシャサノキセキ 2着 2人
サンカルロ 1着 4人
アーバニティ 2着 14人
キンシャサノキセキ 1着 2人
ビービーガルダン 7着 1人
エーシンフォワード 1着 2人
ローレルゲレイロ 2着 3人
スリープレスナイト 1着 1人
ソルジャーズソング 4着 8人
ファイングレイン 1着 3人
キンシャサノキセキ 6着 2人
スズカフェニックス 2着 1人
スズカフェニックス 3着 2人
ペールギュント 13着 12人
プリサイスマシーン 1着 3人
オレハマッテルゼ 3着 1人
ラインクラフト 4着 1人
シーイズトウショウ 9着 5人
アドマイヤマックス 4着 2人
キーンランドスワン 1着 7人
プレシャスカフェ 1着 1人
サニングデール 1着 3人
デュランダル 1着 5人
キーンランドスワン 5着 4人
ビリーヴ 9着 2人
サニングデール 2着 3人
リキアイタイカン 5着 3人
まずは緑で塗った前走海外馬ですが、
ダノンスマッシュ 1着 海外
レッドファルクス 12着 海外 前々走スプリンターズS1着3人
エアロヴェロシティ 2着 海外
海外で凡走していたレッドファルクスは2走前の国内レースでしっかりと結果を出しています。
今年前走海外から参戦する馬は
ディヴィーナ 11着
ビクターザウィナー 1着
マッドクール 8着
上記3頭
ディヴィーナは2走前も凡走しており厳しく見えます。
ビクターザウィナーは海外馬で前走香港G1を優勝しての参戦ですので好走の余地はありそう。
マッドクールは前走敗退ですが2走前スプリンターズSを連対していますので好走しても不思議ではありません。
後は前走の成績も人気も支持されていなかった青く塗った馬
具体的には3着以内か3番人気で赤くマーク、それ以外を青で塗りました。
トゥラヴェスーラ 8着 5人
キルロード 6着 9人
セイウンコウセイ 15着 5人
ショウナンアンセム 5着 13人
レッツゴードンキ 5着 10人
ソルジャーズソング 4着 8人
ペールギュント 13着 12人
シーイズトウショウ 9着 5人
キーンランドスワン 5着 4人
この9頭です。
逆を返せば20年の60頭中51頭が、
「前走3着以内か3番人気以内だった」
と言えます。
この9頭を見ると、G1実績やコース実績に共通点が有りました。
トゥラヴェスーラ 東京G2上がり最速2着
キルロード 左回り勝率50% 2勝(OP勝ち)
セイウンコウセイ 左回りのG1を優勝
ショウナンアンセム 左回り4勝9連対
レッツゴードンキ 左回りG1連対 G1馬
ソルジャーズソング 左回り芝勝率100%
ペールギュント 左回り重賞連対 G13着
シーイズトウショウ 左回り重賞勝ち G12着
キーンランドスワン 左回り重賞上がり最速0.2差
直近2年の好走馬半数が10~17番人気と大荒れが続いたのでキルロードとトゥラヴェスーラはやはり異色ですね。
キルロードは芝ダート全体の数字からみると左は得意だったのは間違いないですが、前走が初重賞出走、その中でも0.4秒差が唯一の救いでしょうか。
トゥラヴェスーラは前年の高松宮記念でレース中に鼻出血を発症しながら勝ち馬から0.1秒差という戦績でした。
難しいですが、この辺り細心の注意をしながら査定していきたいと思います。
今年の該当馬
シャンパンカラー 14着16人
シュバルツカイザー 13着4人
テイエムスパーダ 14着10人
マテンロウオリオン 8着10人
モズメイメイ 12着12人
ロータスランド 6着5人
上記4番人気以下かつ4着以下の7頭をチェックしていきます。
まずは左回りの重賞実績です。
シャンパンカラー NHKマイル1着
シュバルツカイザー なし
テイエムスパーダ なし
マテンロウオリオン NHKマイル2着
モズメイメイ なし
ロータスランド 高松宮記念2着
キルロードで一気にボーダーが下がったので、かなり甘く判定しましたが
それでも青く塗った3頭は実績なく厳しい状況です。
左回り全体成績を見ていきます。
シャンパンカラー 3-0-0-1
シュバルツカイザー 0-0-0-2
テイエムスパーダ 0-0-0-3
マテンロウオリオン 1-1-0-5
モズメイメイ 1-0-1-0
ロータスランド 1-2-0-5
シュバルツカイザーとテイエムスパーダは完全アウトですね、もし好走したら説明にこまる程です。
G1での実績があったマテンロウオリオンとロータスランドも若干割り引きたいところ。
ここから更に踏み込んで削って行くと過去20年の好走馬60頭は全馬が3走内で1桁着順を2回以上記録していました。
裏を返せば直近3走内で大敗を2回以上記録した馬は1頭も馬券になっていないと言う事です。
3走内に2桁着順が2回以上ある馬
シャンパンカラー
シュバルツカイザー
テイエムスパーダ
マテンロウオリオン
モズメイメイ
これで答えは出たと思います。
第一弾まとめ
本日は「前走4着以下+4番人気以下から買える馬」について考察してきました。
今年買える馬は…
ロータスランド
上記1頭のみ
非該当の消去馬は下記
シャンパンカラー
シュバルツカイザー
テイエムスパーダ
マテンロウオリオン
モズメイメイ
以上になります。
月曜日限定記事
さて、本日最後は恒例のイチオシデータの紹介
平日から訪問してブログ記事を読んでくださっている方に向けて、本日しか見ることのできない厳選データを特別公開しています。
X(旧Twitter)でポストした2-2-2-0の100%データを公開予定でしたが、それよりも推したい当日も高確率で本命を打つであろう1頭を先に公開しておきます。(気持ち的には先出し本命発表くらいの勢いです。)
今回出すデータが偶然にも数字が明日書くものと一緒なのですが、完全に別パターンですので明日の限定公開を楽しみにしていてください。
本命馬は1ヶ月前からある程度決まっていたのですが、更に確信に変えるために前走同パターンの馬を過去20年357頭、全ての年代の出馬表をチェックしてきました。
・出走間隔8週以内
・5歳以下
・◯◯の◯◯馬
過去20年
【2-2-2-0】好走率100%
やはりこの出走パターンはかなり強かったです。
現時点の想定オッズよりも馬場の影響もあって当日はナムラクレアが結構売れると思うのと、個人的には今年この馬に印を打つことはなるべく避けたいと思っているので恐らく9割以上の確率で本命はこの馬で行くと思います。
上記◯◯に入る条件と該当馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきますので要チェック、二度と書かないのでTwitterの方でも名前は出さないでもらえると助かります。
過去20年の好走馬前走斤量
ファストフォース 57.5
ナムラクレア 56.5
トゥラヴェスーラ 57
ナランフレグ 56
ロータスランド 56
キルロード 56
ダノンスマッシュ 57
レシステンシア 54
インディチャンプ 57
モズスーパーフレア 56
グランアレグリア 54
ダイアトニック 57
ミスターメロディ 56
セイウンコウセイ 58
ショウナンアンセム 56
ファインニードル 57
レッツゴードンキ 55
ナックビーナス 54
セイウンコウセイ 55
レッツゴードンキ 55
レッドファルクス 57
ビッグアーサー 57
ミッキーアイル 57
アルビアーノ 55
エアロヴェロシティ 57
ハクサンムーン 56
ミッキーアイル 58
コパノリチャード 57
スノードラゴン 56
ストレイトガール 55
ロードカナロア 58
ドリームバレンチノ 58
ハクサンムーン 56
カレンチャン 56
サンカルロ 57
ロードカナロア 57
キンシャサノキセキ 59
サンカルロ 57
アーバニティ 57
キンシャサノキセキ 58
ビービーガルダン 57
エーシンフォワード 56
ローレルゲレイロ 57
スリープレスナイト 55
ソルジャーズソング 56
ファイングレイン 56
キンシャサノキセキ 56
スズカフェニックス 59
スズカフェニックス 57
ペールギュント 57
プリサイスマシーン 58
オレハマッテルゼ 56
ラインクラフト 56
シーイズトウショウ 55
アドマイヤマックス 57
キーンランドスワン 56
プレシャスカフェ 58
サニングデール 57
デュランダル 57
キーンランドスワン 57
TARGETの20年分の好走馬を眺めてて非常に際立っていたのが
「前走重い斤量を背負った馬の好走が非常に目立つ」
試しに前走57キロ以上の馬を赤く塗ってみました。(牝馬は56キロ)
この20年間の好走馬60頭のうち、赤く塗った馬は実に37頭です。
好走馬の全体の約3分の2が前走57キロ以上の馬(牝馬は56キロ以上)
出走馬の多くは前走56キロ以下にも関わらずこの好走率となればここにフォーカスしない手はないでしょう。
本日は消去データではなく加点できる馬を探して行きたいと思います。
前走57キロ以上の馬の前走成績
前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の前走にも非常に偏りがあったので紹介します。
まずは前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の前走成績をご覧ください。
ファストフォース 57.5キロ シルクロHG3 2着
ナムラクレア 56.5キロ シルクロHG3 1着
トゥラヴェスーラ 57キロ 阪神カップ 8着
ロータスランド 56キロ 京都牝馬S 1着
ダノンスマッシュ 57キロ 香港S G1 1着
インディチャンプ 57キロ 阪急杯G3 4着
モズスーパーフレア 56キロ 阪急杯G3 4着
ダイアトニック 57キロ 阪急杯G3 2着
セイウンコウセイ 58キロ シルクロHG3 15着
ファインニードル 57キロ シルクロHG3 1着
レッドファルクス 57キロ 香港SG1 12着
ビッグアーサー 57キロ シルクロHG3 5着
ミッキーアイル 57キロ 阪急杯G3 1着
エアロヴェロシティ 57キロ チェアG1 2着
ミッキーアイル 58キロ 阪急杯G3 2着
コパノリチャード 57キロ 阪急杯G3 1着
ロードカナロア 58キロ 阪急杯G3 1着
ドリームバレンチノ 58キロ シルクロHG3 1着
カレンチャン 56キロ オーシャG3 4着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 3着
ロードカナロア 57キロ シルクロHG3 1着
キンシャサノキセキ 59キロ オーシャG3 2着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 1着
アーバニティ 57キロ シルクロHG3 2着
キンシャサノキセキ 58キロ オーシャG3 1着
ビービーガルダン 57キロ 阪急杯G3 7着
ローレルゲレイロ 57キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 59キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 57キロ 阪急杯G3 3着
ペールギュント 57キロ 中山記念G2 13着
プリサイスマシーン 58キロ 阪急杯G3 1着
ラインクラフト 56キロ 阪神牝馬G2 4着
アドマイヤマックス 57キロ 阪急杯G3 4着
プレシャスカフェ 58キロ シルクロHG3 1着
サニングデール 57キロ 阪急杯G3 1着
デュランダル 57キロ マイルチG1 1着
キーンランドスワン 57キロ 阪急杯G3 5着
赤く塗った23頭が前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)を背負って重賞を連対しています。
次に青く塗った馬(前走3着以下から好走した馬)の共通点を探して見ましょう。
トゥラヴェスーラ 前年高松宮記念0.1秒差
インディチャンプ マイルCS1着
モズスーパーフレア スプリンターズS2着
セイウンコウセイ 高松宮記念1着
レッドファルクス スプリンターズS1着
ビッグアーサー G1初挑戦
カレンチャン スプリンターズS1着
サンカルロ 高松宮記念2着 スプリンターズS3着
ビービーガルダン スプリンターズS2着
スズカフェニックス G1初挑戦
ペールギュント 朝日杯FS3着
ラインクラフト NHKマイル1着
アドマイヤマックス 安田記念2着 スプリンターズS3着
キーンランドスワン G1実績なし
ビリーヴ 57キロ スプリンターズS1着
リキアイタイカン マイルCS3着
15頭中11頭にG1での好走実績が有りました。
そのほとんどは同距離G1であるスプリンターズSか高松宮記念でのもの。
実績のなかった4頭は、
ビッグアーサーは前々走重賞3着でデビュー戦以外は全て1番人気でした(当日も1番人気)
スズカフェニックスとキーンランドスワンは共に前々走重賞1着でした。
昨年のトゥラヴェスーラは前年の高松宮記念0.1秒差から1年間で6走しましたが、その全てが0.3秒差以内と珍しい馬でした。
G1実績がないと言えど過去に2度しか出走がないG1は共に高松宮記念、そのどちらも0.2秒差以内で走っています。
今年の該当馬
早速今年の該当馬を探していきたいのですが、斤量が改正されたのでこれまでの負担重量に+1キロで計算したいと思います。(牡馬58キロ、牝馬57キロ)
ウインカーネリアン 58キロ
ウインマーベル 58キロ
シャンパンカラー 58キロ
モズメイメイ 57キロ
今年は上記4頭
まずは重賞連対馬をピックアップ
ウインカーネリアン 東京新聞杯2着
ウインマーベル 阪急杯1着
シャンパンカラー 馬券外
モズメイメイ 馬券外
前走馬券外だった2頭のG1実績をチェック
シャンパンカラー NHKマイル1着
モズメイメイ なし
この時点でモズメイメイは脱落、しかし昨日の記事を読んで下さった方はもうお分かりだと思いますが、直近3走成績でシャンパンカラーがすでに完全NG判定となっています。
という事で今回のデータクリア馬は、
ウインカーネリアン
ウインマーベル
上記2頭となります。
上記条件を満たした馬の整理
本日は更にここからもう一歩踏み込んで考察していきたいと思います。
どうしても前走マイルから一気の短縮になるウインカーネリアンが気になって調べてきました。
過去20年で前走マイル以上から高松宮記念で馬券になった馬はわずか4頭…
2018年2着レッツゴードンキ
2007年2着ペールギュント
2006年2着ラインクラフト
2004年2着デュランダル
過去20年で勝ち馬は出てきていません。
上記4頭のG1実績に注目してください。
レッツゴードンキ 桜花賞1着
ペールギュント 朝日杯FS3着
ラインクラフト NHKマイル1着
デュランダル マイルCS1着
全馬にマイルG1での好走記録あり。
過去10年データだとレッツゴードンキだけになりますから、更に10年遡ることで深みが出てきますね。
ウインカーネリアン G1実績なし
個人的な私情が入ってしまって申し訳ないのですが、ラインクラフトやデュランダルといったスプリント~マイルでの名馬ですらこの20年間こじ開けることのできなかった高松宮記念制覇の道
マイルどころかG1実績の1つもないウインカーネリアンが上を目指せるかと考えたときに、かなり厳しいのではと感じています。
やはりマイル以上からの距離短縮はかなり鬼門だと思っています。
なので更に条件を厳しくして「1400m以下の重賞好走」を付け加えても
2023年 ナムラクレア
2022年 ロータスランド
2021年 ダノンスマッシュ
2021年 インディチャンプ
2020年 ダイアトニック
2020年 モズスーパーフレア
2019年 セイウンコウセイ
2018年 ファインニードル
2017年 レッドファルクス
2016年 ビッグアーサー
2016年 ミッキーアイル
2015年 エアロヴェロシティ
2015年 ミッキーアイル
2014年 コパノリチャード
2013年 ロードカナロア
2013年 ドリームバレンチノ
2012年 カレンチャン
2012年 サンカルロ
2012年 ロードカナロア
2011年 キンシャサノキセキ
2011年 サンカルロ
2011年 アーバニティ
2010年 キンシャサノキセキ
2010年 ビービーガルダン
2009年 ローレルゲレイロ
2008年 スズカフェニックス
2007年 スズカフェニックス
2007年 プリサイスマシーン
2006年 ラインクラフト
2005年 アドマイヤマックス
2005年 プレシャスカフェ
2004年 サニングデール
2004年 デュランダル
2004年 キーンランドスワン
これを見て感じることはありませんか?
左の数字か1つも途切れることなく続いていますよね。
20年間1度も途切れずに毎年好走馬が出ているのです。
昨年はこれに該当しているナムラクレアを馬券内鉄板指定で見事好走
全ての年で好走馬が出てきている条件に複勝1本釣りで2.2倍は美味しい1戦でした。
ちなみにTARGETで遡れる1996年まで調べてみると
2003年 ビリーヴ
2003年 サニングデール
2003年 リキアイタイカン
2002年 アドマイヤコジーン
2002年 スティンガー
2001年 トロットスター
2001年 ブラックホーク
2000年 キングヘイロー
2000年 ディヴァインライト
2000年 アグネスワールド
1999年 シンコウフォレスト
1998年 シンコウフォレスト
1997年 シンコウキング
1996年 ビコーペガサス
1996年 ヒシアケボノ
見事にビンゴですね、全ての年で好走馬が出ています。
他のデータ派は良くて過去10年、しかもそのほとんどが何の根拠もないただの数字並べでしょう。
当たり前ですが上記全て独自データです。
仮説を立て、検証し、何度も失敗を繰り返し、皆さんに分かりやすく伝えるために何時間も使って記事にしています。
何年も腐ることなく生き続けるデータ考察を目指して魂こめて書いています。
実は昨年に限らず一昨年もこの条件に完全一致していたのは1頭だけ。
ロータスランド 5人気2着
見事好走しているんですよね、めちゃくちゃ美味しい穴馬だったと思います。
今年は必然的にもうこの馬に期待感を持ってしましますね…
ウインマーベル
この馬が今年唯一の該当馬です。
個人的には少し不安要素があったので昨日の推薦馬を上に取りました。
火曜日限定記事
さて本日はここまでの考察に連動したデータを最後に公開して終わりたいと思います。
過去20年の該当馬は6頭いましたが、その成績は…
【2-2-2-0】好走率100%
昨日のデータとは全く内容が違います。
牡馬58キロ以上、牝馬57キロ以上の好走条件にプラスして下記を追加します。
・2走内に2桁着順なし
・前走◯◯もしくは◯◯
今年の該当馬は現在の想定オッズで5番人気以下
上記の◯◯に入る条件と該当馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
過去20年で好走した牝馬一覧
2023年 ナムラクレア
2022年 ロータスランド
2021年 レシステンシア
2020年 モズスーパーフレア
2020年 グランアレグリア
2018年 レッツゴードンキ
2018年 ナックビーナス
2017年 レッツゴードンキ
2016年 アルビアーノ
2014年 ストレイトガール
2012年 カレンチャン
2009年 スリープレスナイト
2006年 ラインクラフト
2006年 シーイズトウショウ
過去20年で14頭の牝馬が好走しています。
本日は高松宮記念を好走できたこの14頭の牝馬について考察していきたいと思います。
好走した牝馬その1
まずは14頭の前走の人気を調べてみました。
ナムラクレア シルクロHG3 2人
ロータスランド 京都牝馬G3 5人
レシステンシア 阪急杯G3 1人
モズスーパーフレア シルクロHG3 2人
グランアレグリア 阪神カップG3 1人
レッツゴードンキ フェブラG1 10人
ナックビーナス オーシャG3 2人
レッツゴードンキ 京都牝馬G3 1人
アルビアーノ オーシャG3 1人
ストレイトガール シルクロHG3 2人
カレンチャン オーシャG3 1人
スリープレスナイト スプリンG1 1人
ラインクラフト 阪神牝馬G2 1人
シーイズトウショウ オーシャG3 5人
ほとんどの馬が「前走2番人気以内」なんですよね。
例外の青く塗った馬の前々走を調べてみました。
ロータスランド マイルCS9人気
レッツゴードンキ スワンS1番人気(海外戦除く)
シーイズトウショウ CBC賞2番人気
ロータスランドを除けば全馬が2走以内に2番人気以内に支持されていたことがわかります。
そのロータスランドですが、
2走前は唯一のG1出走、更には前走上がり2位で京都牝馬Sを優勝していました。
例外条件的には十分すぎるほどの実績ですが
この馬を除けば牝馬は基本的に
「前走か前々走のどちらかで2番人気以内に支持されている」
これが1つ大きなポイントになるかと思います。
該当馬
ソーダズリング
テイエムスパーダ
ディヴィーナ
ナムラクレア
ママコチャ
メイケイエール
ロータスランド
今年は出走牝馬がかなり多いですね、過去10年ベースでは勝ち馬が出ていないだけに慎重に調査したいところです。
必須条件である「2走内の人気」をチェックしていきましょう。
ソーダズリング 前走2人気
テイエムスパーダ 2走内×
ディヴィーナ 2走内×(前走海外)
ナムラクレア 前走1人気
ママコチャ 前走1人気
メイケイエール 2走内×(前走海外)
ロータスランド 2走内×
すんなりとデータクリアはソーダズリング、ナムラクレア、ママコチャの3頭
それ以外は前走海外出走で例外の余地は多少あり。
好走した牝馬その2
次に好走した牝馬の直近の成績を調べました。
するとある共通点があることが分かります。
ナムラクレア 前走シルクロードS1着
ロータスランド 前走京都牝馬S1着
レシステンシア 前走阪急杯1着
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
グランアレグリア 前走阪神カップ1着
レッツゴードンキ 2走前スワンS3着(海外除く)
ナックビーナス 前走オーシャンS2着
レッツゴードンキ 前走京都牝馬S1着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
ストレイトガール 前走シルクロードS1着
カレンチャン 2走前スプリンターズS1着(海外除く)
スリープレスナイト 前走スプリンターズS1着
ラインクラフト 2走前マイルCS3着
シーイズトウショウ 2走前CBC賞3着
基本的にほとんどの馬が、
「2走内に重賞を好走している」
例外だった2頭は、
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
上記馬の実績から
「3走前G1連対かG2で1着」
なのですが、そもそもこの例外2頭を除けば2走内で重賞勝ち(着差0.0秒差含む)が無かった馬は
レッツゴードンキ
ラインクラフト
シーイズトウショウ
上記3頭全てマイルG1好走馬なんですよね。
なので2走内に重賞勝ちが無い場合はマイルG1実績も欲しいところです。
該当馬
ソーダズリング 前走京都牝馬S1着
テイエムスパーダ 3走前セントウルS1着
ディヴィーナ 3走前府中牝馬S1着
ナムラクレア 前走京都牝馬S2着(マイルG1実績あり)
ママコチャ 2走前スプリンターズS1着
メイケイエール なし
ロータスランド なし
純粋なクリア馬はソーダズリングとママコチャ、ナムラクレアも問題なさそうです。
ギリギリの滑り込みでテイエムスパーダとディヴィーナといったところ。
好走した牝馬その3
最後にこれまでの好走してきた牝馬14頭の実績をみていきたいと思います。
具体的には「G1実績」、「牡馬混合重賞実績」
この2つをチェックしていきたいと思います。
ナムラクレア G1好走 混合重賞1着
ロータスランド G1実績なし 混合重賞勝ち
レシステンシア G1連対 混合重賞連対
モズスーパーフレア G1連対 混合重賞勝ち
グランアレグリア G1勝ち 混合重賞勝ち
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞2着
ナックビーナス G1実績なし 混合重賞2着(タイム差なし)
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞3着
アルビアーノ G1連対 混合重賞勝ち
ストレートガール G1初出走 混合重賞勝ち
カレンチャン G1勝ち 混合重賞勝ち
スリープレスナイト G1勝ち 混合重賞勝ち
ラインクラフト G1勝ち 混合重賞勝ち
シーイズトウショウ G1連対 混合重賞勝ち
G1実績がなかったのは青く塗った3頭のみ、
ナックビーナスは前年の高松宮記念が初出走、それまでG1レースの出走もなく再挑戦(G1戦2回目)で好走
ロータスランドも同様に3走前のマイルCSが初のG1挑戦で今回は2回目
ストレートガールはそもそも高松宮記念が初G1でした。
共に牡馬混合重賞では連対、ナックビーナスは勝ち馬とのタイム差は有りませんでした。
ここまで見ると出走時点での牡馬混合重賞実績は必須と言えるでしょう。
もちろんG1実績があればなお良いですが、例外候補も含め今年の登録馬を調べてみましょう。
ソーダズリング G1実績なし 牡馬混合実績なし
テイエムスパーダ G1実績なし 牡馬混合重賞勝ち
ディヴィーナ G1実績なし 牡馬混合重賞2着
ナムラクレア G1実績あり 牡馬混合重賞1着
ママコチャ G1実績あり 牡馬混合重賞1着
メイケイエール G1実績なし 牡馬混合重賞1着
ロータスランド G1実績あり 牡馬混合重賞1着
G1実績もなく混合実績もないソーダズリングはここで脱落
残りの3頭はG1好走実績がなくNGですが、全馬が今回で3回目以上の出走になるため基本的にはNGに該当します。
好走した牝馬まとめ
A 2走内人気
ソーダズリング ○
テイエムスパーダ ×
ディヴィーナ △
ナムラクレア ○
ママコチャ ○
メイケイエール △
ロータスランド ×
B 2走内重賞実績
ソーダズリング ○
テイエムスパーダ △
ディヴィーナ △
ナムラクレア ○
ママコチャ ○
メイケイエール ×
ロータスランド ×
C G1実績+混合実績
ソーダズリング ×
テイエムスパーダ ×
ディヴィーナ ×
ナムラクレア ○
ママコチャ ○
メイケイエール ×
ロータスランド ○
今年上記で完全無傷の馬は…
ナムラクレア
ママコチャ
上記2頭
水曜日限定記事
本日ラストは上記と連動するオリジナルデータを1つ紹介します。
過去20年で前走馬券外から高松宮記念で巻き返した牝馬は6頭います。
全体で牝馬の好走が14頭なのでおおよそ半数です、意外と馬券外からの巻き返しは現実的だったりします。
2020年2着モズスーパーフレア
2018年2着レッツゴードンキ
2016年3着アルビアーノ
2012年1着カレンチャン
2006年2着ラインクラフト
2006年3着シーイズトウショウ
上記6頭の共通点は非常にシンプルです。
今年ママコチャが前走馬券外から参戦しますが、買えるのかどうか。
次回更新までブログランキングへ上記の共通点を書いておきますのでチェックしてみてください。
良馬場以外で開催された高松宮記念
2023年不良
ファストフォース
ナムラクレア
トゥラヴェスーラ
2022年重
ナランフレグ
ロータスランド
キルロード
2021年重
ダノンスマッシュ
レシステンシア
インディチャンプ
2020年重
モズスーパーフレア
グランアレグリア
ダイアトニック
2017年稍重
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
レッドファルクス
2015年稍重
エアロヴェロシティ
ハクサンムーン
ミッキーアイル
2014年不良
コパノリチャード
スノードラゴン
ストレイトガール
2007年重
スズカフェニックス
ペールギュント
プリサイスマシーン
過去20年で良馬場以外での開催となったのは上記8回
現在4年連続で重~不良で開催されており、今年の天気予報を見ても土曜日から雨マーク
当日は曇りですが雨は深夜にも降る予報なので良馬場での開催は絶望的と感じています。
本日はより当日の現場目線から考察していきたいと思います。
好走馬の脚質
ファストフォース ,7,5
ナムラクレア ,10,9
トゥラヴェスーラ ,10,11
ナランフレグ ,15,14
ロータスランド ,7,8
キルロード ,3,3
ダノンスマッシュ ,10,9
レシステンシア ,6,7
インディチャンプ ,11,9
モズスーパーフレア ,1,1
グランアレグリア ,13,12
ダイアトニック ,4,4
セイウンコウセイ ,4,4
レッツゴードンキ ,13,12
レッドファルクス ,8,6
エアロヴェロシティ ,2,3
ハクサンムーン ,2,2
ミッキーアイル ,4,4
コパノリチャード ,2,2
スノードラゴン ,13,13
ストレイトガール ,7,8
スズカフェニックス ,7,5
ペールギュント ,11,11
プリサイスマシーン ,5,5
スプリント戦では当たり前に有利な脚質である逃げ~先行馬ですが、馬場が重たくなると一気に信頼度は落ちます。
好走馬24頭中初角5番手以内で好走した馬は8頭、馬券内の3分の2は6~18番手で競馬していた馬です。
馬場が悪化した重~不良の馬券内占有率は5番手以内で競馬していた馬27.8%に対し6番手以下で競馬していた馬は72.2%です。
長い直線で前と後ろが一気に入れ替わっているのが良くわかります。
そこで注目したいのが「前走の上がり順位」
ファストフォース 上がり2位
ナムラクレア 上がり1位
トゥラヴェスーラ
ナランフレグ 上がり1位
ロータスランド 上がり2位
キルロード
ダノンスマッシュ 前走海外
レシステンシア 上がり2位
インディチャンプ 上がり2位
モズスーパーフレア
グランアレグリア 上がり1位
ダイアトニック
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ 上がり2位
レッドファルクス 前走海外
エアロヴェロシティ 前走海外
ハクサンムーン
ミッキーアイル 上がり3位
コパノリチャード
スノードラゴン 上がり1位
ストレイトガール 上がり1位
スズカフェニックス 上がり1位
ペールギュント
プリサイスマシーン 上がり3位
前走海外に出走していた馬はデータが取れませんでしたが、8回あった良馬場以外のレースで全て好走馬が出ており、ラスト3ハロンを速く走れるキレが求められることがわかります。
上記の赤く塗った該当馬は前走重賞で最低でも着差0.5秒差以内かつ掲示板内、かなりボーダーを甘くしていますが実際にはインディチャンプ以外は全馬着差0.2秒差以内でした。
ちなみに青く塗った非該当の馬のほとんどが前走重賞で着差0.2秒差以内に好走していた馬です。
これに該当しなかったのはキルロードとペールギュントのみ。
該当馬
ウインカーネリアン 前走+0.2
ウインマーベル 前走+0.0
ソーダズリング 前走+0.0
トウシンマカオ 前走-0.2
ナムラクレア 前走+0.0
ビッグシーザー 前走+0.2
ママコチャ 前走+0.2
ルガル 前走-0.5
マッドクール(前走海外)
ビクターザウィナー(前走海外)
今年は上記馬が前走着差0.2秒差以内or海外出走で、良馬場以外の好走馬24頭中21頭が該当していた部類なので今年もこの中でワンツーもしくはワンツースリーが濃厚と見ています。
この中から更に注目したいのが最初に説明した「前走上がり3位以内」だった馬
ウインマーベル 上がり3位
トウシンマカオ 上がり3位
ナムラクレア 上がり3位
ビッグシーザー 上がり2位
最速馬はいませんでしたが上記4頭は良馬場以外の高松宮記念では毎年必ず好走馬が出ている熱いパターンに該当しています。
例年通りならば最後の直線で上記馬が一気に追い込んでくるイメージです。
更に狙いを絞るために好走馬の共通点を下記にまとめました。
木曜日限定記事
過去の条件該当馬を並べて見ましょう。
2023年不良
1着ファストフォース
2着ナムラクレア
2022年重
1着ナランフレグ
2着ロータスランド
2021年重
1着ダノンスマッシュ
2着レシステンシア
3着インディチャンプ
2020年重
2着グランアレグリア
2017年稍重
2着レッツゴードンキ
3着レッドファルクス
2015年稍重
3着ミッキーアイル
2014年不良
2着スノードラゴン
3着ストレイトガール
2007年重
1着スズカフェニックス
3着プリサイスマシーン
良馬場以外で毎年好走している条件は、大前提として多少ボーダーを甘くしていますが最初に書いた通り「前走上がり3位以内かつ重賞0.5秒差以内(+掲示板内)」です。
更に前走海外出走だった日本馬は「3走内に左回り重賞勝ち」が必須条件
この大きな枠から3項目のどれか1つでも満たしていれば上記好走馬となります。
・前走上がり最速
・○○G1連対か重賞勝ち
・○○重賞を上がり2位以内で連対
これで今年の該当馬は2頭のみ。
良馬場以外では必ず好走している条件なので、今年も馬場が悪くなればラスト3ハロンで一気に馬券内に突っ込んでくるイメージがあります。
○○の条件と今年の該当馬2頭を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
高松宮記念枠順確定
1-1 ビッグシーザー
1-2 マッドクール
2-3 ナムラクレア
2-4 モズメイメイ
3-5 トウシンマカオ
3-6 ルガル
4-7 テイエムスパーダ
4-8 ソーダズリング
5-9 シャンパンカラー
5-10 ビクターザウィナー
6-11 メイケイエール
6-12 ロータスランド
7-13 ウインカーネリアン
7-14 ママコチャ
7-15 ディヴィーナ
8-16 ウインマーベル
8-17 マテンロウオリオン
8-18 シュバルツカイザー
今年の高松宮記念の枠順が発表されました。
比較的人気どころは内枠に入った印象、ウインカーネリアンとママコチャは外枠に入りました。
枠順別成績
過去20年
1枠 1-0-4-35 2.5%/2.5%/12.5%
2枠 6-3-1-30 15.0%/22.5%/25.0%
3枠 3-1-1-35 7.5%/10.0%/12.5%
4枠 1-4-4-31 2.5%/12.5%/22.5%
5枠 2-2-3-33 5.0%/10.0%/17.5%
6枠 2-1-2-35 5.0%/7.5%/12.5%
7枠 3-4-2-49 5.2%/12.1%/15.5%
8枠 2-5-3-49 3.4%/11.9%/16.9%
2枠と4枠がずば抜けて成績が良いですね、内枠有利に見えてしまいます。
しかし意外にも外は少しだけ不利かなと言う程度で、極端に内有利ではありません。
なんなら1枠が最も好走率が低いほどで外でも十分やれている印象を受けます。
更に深堀りし、5番人気以下限定で当日人気馬を除いた枠順別成績を見てみましょう。
1枠 1-0-2-33 2.8%/2.8%/8.3%
2枠 0-1-0-28 0.0%/3.4%/3.4%
3枠 1-0-1-31 3.0%/3.0%/6.1%
4枠 0-0-2-25 0.0%/0.0%/7.4%
5枠 0-2-1-28 0.0%/6.5%/9.7%
6枠 0-0-0-28 0.0%/0.0%/0.0%
7枠 1-2-1-42 2.2%/6.5%/8.7%
8枠 1-3-1-42 2.1%/8.5%/10.6%
なんと7~8枠が大活躍しています。
特に気になったのが全体成績で好走率1位だった2枠、2位だった4枠を見てください。
全体成績
2枠 6-3-1-30 15.0%/22.5%/25.0%
5番人気以下成績
2枠 0-1-0-28 0.0%/3.4%/3.4%
全体成績
4枠 1-4-4-31 2.5%/12.5%/22.5%
5番人気以下成績
4枠 0-0-2-25 0.0%/0.0%/7.4%
これ何が言いたいか分かりますか?
全体成績で飛び抜けた成績を残していた2枠と4枠は、当日1~4番人気以内に支持された人気馬がごっそりと集中していたと言う裏付けになります。
要するに成績が良くなって当たり前なのです。
個人の私情抜きにして上記の通り客観的数値で見た場合「外枠有利」と断言できます。
力のない穴馬が枠の恩恵を受けて馬券内に浮上しており、内枠の成績はほぼ全て人気馬が押し上げた数字だからです。
良馬場以外での成績
現在の天気予報を見ると驚くほどの回復傾向で下手したら良馬場もありえるかもしれないほど、別の天気予報を見ると雨マークが連続して並んでいたり正直当日の馬場は全く読めません。
個人的には土曜日の雨が乾ききらないと思っているので最低でも稍重、悪くなって重馬場かなと言う印象です。
一応良馬場以外での枠順成績を見ていきましょう。
過去20年中8回(稍重~不良)
1枠 1-0-1-14 6.3%/6.3%/12.5%
2枠 1-1-1-13 6.3%/12.5%/18.8%
3枠 2-0-0-14 12.5%/12.5%/12.5%
4枠 1-1-1-13 6.3%/12.5%/18.8%
5枠 0-1-3-12 0.0%/6.3%/25.0%
6枠 0-0-1-15 0.0%/0.0%/6.3%
7枠 2-2-0-20 8.3%/16.7%/16.7%
8枠 1-3-1-19 4.2%/16.7%/20.8%
7枠8枠はフルゲートで3頭入るので母数が多いですが、良馬場開催のときと比較しても内も外も比較的走っておりフラットな印象を受けます。
同じように5番人気以下の馬に限定して絞って見ましょう。
1枠 1-0-1-13 6.7%/6.7%/13.3%
2枠 0-0-0-12 0.0%/0.0%/0.0%
3枠 1-0-0-12 7.7%/7.7%/7.7%
4枠 0-0-0-11 0.0%/0.0%/0.0%
5枠 0-1-1-9 0.0%/9.1%/18.2%
6枠 0-0-0-11 0.0%/0.0%/0.0%
7枠 1-1-0-18 5.0%/10.0%/10.0%
8枠 1-2-0-16 5.3%/15.8%/15.8%
またしても外枠が猛威を振るっていますね。
ちなみに10番人気以下で激走した5頭中(1位入線降着だったクリノガウディー含む)4頭が2桁馬番の外枠だった馬でした。
これは昨日考察した上がりの項目でも触れましたが、インが荒れているのと想像以上に前の馬が惨敗傾向で内側で後退していく馬の影響をなるべく受けずに長い直線を外から追い込んだイメージに近いと思います。
ここまでの結果を受け、個人の私情を抜きにした客観的数値で見ても間違いなく高松宮記念は
「外枠有利」
馬場が悪くなれば尚更その傾向は色濃くでます。
どうでしょうか、これを見ている皆様の中で高松宮記念は内枠有利と感じていた人が大多数だと思います。
しかしそれは9割以上が当日1~4番人気以内の馬で構成されており、実際に力の無い穴馬のほとんどが外枠での好走となっています。
枠順からの狙い目
枠順成績を様々な角度から調査して来ましたが、問題はこれをどう馬券に活かすのか。
安心してください、ちゃんとその辺りも用意しています。
まず外枠がよく走るのは上記の通り、逆を言えば内枠に入った馬の好走馬のほとんどが人気馬なので穴馬が恩恵を受けることが少ないと言えます。
良馬場以外での内枠好走馬を並べて見ましょう。
3着トゥラヴェスーラ
1着ナランフレグ
3着グランアレグリア
3着ダイアトニック
1着セイウンコウセイ
2着レッツゴードンキ
3着レッドファルクス
1着エアロヴェロシティ
1着コパノリチャード
1着スズカフェニックス
内枠の定義が難しいですが、母数を確保するために1~4枠まで広げて考えたいと思います。
上記を調べていて驚いたのが、昨年のトゥラヴェスーラ以外は全て当日1~5番人気以内なんですよね、穴馬は外枠有利の恩恵を受けて激走すると考察したことが実際に証明されております。
連対馬に限ればこの20年間で1~4枠に入った馬は当日5番人気以内でなければ全馬が飛んでおりますので内枠に入ったから穴で買おうと言う考えは危険かもしれません。
上記馬の好走共通点を深堀りしていきます。
・前走重賞0.2秒差以内(海外出走は2走前で判定)
・同年OP以上戦で馬券外なしor過去に〇〇重賞で上がり2位以内かつ1着(着差0.0秒差含む)
ほぼ人気馬しか走らない内枠ですのでボーダーはかなり高めです。
過去20年の良馬場以外での開催は上記に該当した馬しか走っていません。
今年1~4枠に入った8頭中4頭が消えますね。
月曜日からの記事をご覧になっている方々は今回の記事で片手に収まる頭数まで絞れたと思います。
○○に入る条件と消える4頭を明日の毎日杯予想記事がアップされるまでブログランキングへ公開しておきます。
一週間を振り返って
ここまで月曜日から連投で過去20年データ考察について記事をアップしてきました。
毎回言う事ですが、私の記事は予想のようで予想ではありません。
過去の記録を切り取って並べているだけなので予想ではなく、今まで起きた「事実」であります。
過去の事実を知った上で、それをどう解釈し予測を立て1着2着3着馬を当てるのか、それが予想です。
その予想の部分ですが、こちらでたくさんの食材(過去データ)は用意しますので、あとはご自身で味付けをしながら調理して完成させてください。
最終的に結論を出すのは自分です。無料の炊き出しに味が濃いだの薄いだの言われても、じゃあ食べるなとしか言えません。
何十時間も使い過去データを毎日調査し、わかりやすいようにまとめ記事にする。皆さんが出来ないことや、やらない事を私が代わりにやっているだけです。
最後の結論を出すのは「あくまでも自分」そこだけ忘れないようにして欲しいです。
さて、昨日SNSでもポストしましたが土曜日の中京芝コース全6鞍を見てみると
・上がり最速馬【3-2-1-0】好走率100%
中京芝コースは馬場が悪くなるとラスト3ハロンの「上がり」が超重要ですね。
こちらは週中の考察で書いた通り、良馬場以外の高松宮記念は前走上がり3位以内だった馬が馬券内の7割を占めているほどです。
恐らく今年最も重視しなければ行けないポイントはラスト3ハロンの脚力、ここに注目しながら最終結論へ行きたいと思います。
全Rパトロール見ても内側の状態が悪くないようでインからびっしり並んでました。
かなりタイトな競馬になると思っています、この馬場と距離もあって非常に運要素が高い1戦となっています。
10回やったら10回まるで違う結果になると思いますので、結果を見てこの1戦だけで判断する短期的な考えはしないでください。
推薦馬
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完全にここ2戦で別馬になったと思っており、2走前は前が非常に苦しい展開の中で唯一5番手から残した1頭です。
2~4着は全て初角10番手以下で立ち回った後方待機組、圧倒的展開不利のなかで良く残したと思います。
前走は開幕週の内伸び馬場の影響もあって苦手な重馬場をなんとかごまかした印象、陣営も口を揃えているように完全に良馬場向きの馬です。
なので今回の馬場がプラスに働くことはまず無いのですが、それらも無視したいくらいの馬券妙味が出ているのが一番です。
枠順も考察で触れた通り全く問題ありません、全ては展開次第ですし妙味が上がるならむしろ歓迎したいと思います。
良馬場だったら正直本命まであった1頭で今回は本当に馬場だけだと思います、上手く克服して欲しいところ。
○ルガル
前走着差の項目で個人的にも今年はこの馬で決まりだと心の中では思っていました。
しかしそれは月曜日に書いた記事時点(netkeiba想定4番人気+俺プロも同等)での話です。
今回の1番人気にどうしても納得できず、前走あれだけスムーズに立ち回った圧勝劇がひとり歩きしているように思います。
2走前はトウシンマカオに完全敗北、3着馬にも最後は詰め寄られておりなんとか先にゴールした状況です。
3走前も馬券外、4走前はOPで今よりも圧倒的な低調メンバーにすら勝てていない馬がここまで人気するのと、出遅れ癖も持っている馬、リスクとリターンがこれほど見合っていない馬も久々に見たなと言う印象です。
それを度外視するほどの前走だったのは間違いないですし、枠順も完璧な位置を引きました。
ここまでのデータ考察も満点で中京馬場状態からもプラスにしかならない完全買い時なのは認めますが、馬券として妙味を考えたときに1枚下げて考えたいなと思います。
◎ナムラクレア
良馬場以外で開催された高松宮記念の前走上がり成績、前日の中京芝コース成績を見てもやはり今年一番に重視したいのがラスト3ハロンを減速することなく走り切る脚力です。
今年の出走メンバーを見ても終いがしっかりと使える馬があまりにも少ないと感じています。
前走重賞で好成績だった馬のほとんどが前半のポジション争いが楽で直線もスペースが十分にある中での押切勝ち、いわゆるポジションゲーを制してきた馬が多いです。
その中でも昨年の末脚や年々ズブくなって最近は後半勝負になってきたのもそうですが、まともに安定して使える脚を持っているのは実績からもこの馬しか見当たらないと言うのが本音です。
間違いなくラスト伸びてくる脚はありますし負けたレースを何度も見ましたが全部しっかりと強いので、後は内枠をどう捌くのかだけだと思います。
毎回の事ですが昨年も複勝2.2倍、ナムラクレアは実績に対してオッズ妙味が付きすぎていると感じます。
ルガルのオッズに到底納得できず馬券内という意味ではこちらを上に取ることにしました、この馬の単勝は流石に買えないので複勝オッズとワイドの差額を発走直前まで注視したいと思います。