前走着順に注目
過去20年の好走馬60頭中47頭が、
「前走連対馬だった」
まずは過去好走馬の前走をみてみましょう。
ソールオリエンス 京成杯G3 1着
タスティエーラ 弥生賞G2 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 1着
ジオグリフ 共同通信G3 2着
イクイノックス 東京スポG2 1着
ドウデュース 弥生賞G2 2着
エフフォーリア 共同通信G3 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 1着
ステラヴェローチェ 共同通信G3 5着
コントレイル ホープフG1 1着
サリオス フューチG1 1着
ガロアクリーク スプリンG2 1着
サートゥルナーリア ホープフG1 1着
ヴェロックス 若葉S(L) 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 1着
エポカドーロ スプリンG2 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 4着
ジェネラーレウーノ 京成杯G3 1着
アルアイン 毎日杯G3 1着
ペルシアンナイト アーリンG3 1着
ダンビュライト 弥生賞G2 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 1着
マカヒキ 弥生賞G2 1着
サトノダイヤモンド きさらぎG3 1着
ドゥラメンテ 共同通信G3 2着
リアルスティール スプリンG2 2着
キタサンブラック スプリンG2 1着
イスラボニータ 共同通信G3 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1着
ウインフルブルーム 若葉S 2着
ロゴタイプ スプリンG2 1着
エピファネイア 弥生賞G2 4着
コディーノ 弥生賞G2 3着
ゴールドシップ 共同通信G3 1着
ワールドエース 若葉S 1着
ディープブリランテ スプリンG2 2着
オルフェーヴル スプリンG2 1着
サダムパテック 弥生賞G2 1着
ダノンバラード 共同通信G3 9着
ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1着
ヒルノダムール 若葉S 2着
エイシンフラッシュ 京成杯G3 1着
アンライバルド スプリンG2 1着
トライアンフマーチ 若葉S 2着
セイウンワンダー 弥生賞G2 8着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 3着
マイネルチャールズ 弥生賞G2 1着
ヴィクトリー 若葉S 1着
サンツェッペリン スプリンG2 8着
フサイチホウオー 共同通信G3 1着
メイショウサムソン スプリンG2 1着
ドリームパスポート スプリンG2 3着
フサイチジャンク 若葉S 1着
ディープインパクト 弥生賞G2 1着
シックスセンス 若葉S 4着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 2着
ダイワメジャー スプリンG2 3着
コスモバルク 弥生賞G2 1着
メイショウボーラー 弥生賞G2 2着
赤く塗った馬は前走連対馬、それ以外は青く塗っています。
非常に高いレベルなのが見てわかります。
過去の好走馬で前走連対できていなかったのは以下の12頭
ステラヴェローチェ
サンリヴァル
ダンビュライト
エピファネイア
コディーノ
ダノンバラード
セイウンワンダー
タケミカヅチ
サンツェッペリン
ドリームパスポート
シックスセンス
ダイワメジャー
これらの過去実績には明確な共通点がありました。
前走で連対できていなかったこの12頭の過去実績を見ていきましょう。
ステラヴェローチェ 重賞勝ち+G1連対
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+2000m重賞3着
エピファネイア 2000m重賞優勝
コディーノ 重賞勝ち+2000m重賞3着
ダノンバラード 2000m重賞優勝
セイウンワンダー G1勝ち
タケミカヅチ G1好走
サンツェッペリン 2000m重賞優勝
ドリームパスポート OP戦4度好走(重賞勝ち含む)
シックスセンス 2000m重賞優勝(中山)
ダイワメジャー 中山重賞好走(前走3着)
やはり巻き返しには明確な理由がありますね、
一番実績面で不足していたサンリヴァルですが、キャリアは4戦の身で勝率50%
デビューから一度も掲示板を外していませんでした。
基本的には2000m重賞実績orG1好走実績が必須となります。
今年の該当馬
ウォーターリヒト
エコロヴァルツ
シュバルツクーゲル
ジューンテイク
今年は4頭が該当
過去の実績を見ていきたいと思います。
ウォーターリヒト
2000m重賞 なし
G1実績 なし
エコロヴァルツ
2000m重賞 なし
G1実績 朝日杯FS連対
シュバルツクーゲル
2000m重賞 なし
G1実績 なし
ジューンテイク
2000m重賞 なし
G1実績 なし
エコロヴァルツは朝日杯FSを好走していますので巻き返しの可能性あり。
他3頭は残念ながらこの時点で脱落となります。
前走人気も重要
ここまで前走着順について書きましたが、
同時に前走の人気にも注目したいと思います。
「好走馬の約7割が前走2番人気以内」
前走60頭中41頭が前走2番人気以内です。
過去の好走馬を見て見ましょう。
前走3番人気以下から好走した19頭です。
タスティエーラ 弥生賞G2 3人気 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 3人気 1着
エフフォーリア 共同通信G3 4人気 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 4人気 1着
ガロアクリーク スプリンG2 6人気 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 3人気 1着
エポカドーロ スプリンG2 3人気 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 5人気 4着
ダンビュライト 弥生賞G2 5人気 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 6人気 1着
キタサンブラック スプリンG2 5人気 1着
トライアンフマーチ 若葉S 4人気 2着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 5人気 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 7人気 3着
サンツェッペリン スプリンG2 4人気 8着
メイショウサムソン スプリンG2 4人気 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 3人気 2着
ダイワメジャー スプリンG2 11人気 3着
メイショウボーラー 弥生賞G2 3人気 2着
先に書いた前走で連対を外していた馬の共通点とほとんど同じで
重賞実績が非常にポイントになります。
タスティエーラ 前走TR勝ち
ファントムシーフ 前走重賞勝ち
エフフォーリア 3戦3勝前走重賞勝ち
タイトルホルダー 前走中山重賞勝ち
ガロアクリーク 前走中山重賞勝ち
ダノンキングリー 3戦3勝前走重賞勝ち
エポカドーロ 複勝率100%+前走TR好走
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+前走TR好走
ディーマジェスティ 連対率100%前走重賞勝ち
キタサンブラック 3戦3勝前走重賞勝ち
トライアンフマーチ 連対率75%+前走TR連対
キャプテントゥーレ 重賞勝ち+G1好走
タケミカヅチ 重賞3度好走+前走TR好走
サンツェッペリン 中山2000m重賞勝ち+中山OP2連対
メイショウサムソン 重賞5度好走+前走TR勝ち
アドマイヤジャパン 複勝率100%+前走TR連対
ダイワメジャー 前走TR好走
メイショウボーラー 連対率100%+前走TR好走
ここでもサンリヴァルが異質な感じにはなりますが、
基本的には重賞連対の実績か100%系or前走TR好走がボーダーとなっています。
今年の該当馬
こちらも今年の登録メンバーを見ていきましょう。
アレグロブリランテ 前走TR好走(5着以下あり)
エコロヴァルツ OP勝ち+G1連対
コスモキュランダ 前走TR勝ち
サンライズアース 勝率100%
シュバルツクーゲル 重賞連対(5着以下あり)
シリウスコルト 前走TR好走(5着以下あり)
シンエンペラー TR好走+G1連対
ジャスティンミラノ TR勝ち+勝率100%
ジューンテイク 特になし
ダノンザテイル 前走TR勝ち
ホウオウプロサンゲ 前走TR好走(5着以下あり)
メイショウタバル 前走重賞勝ち
ルカランフィースト 前走TR好走+中山100%
赤く塗った7頭は過去の好走馬と比較しても問題なく好走する可能性はあります。
気になるのが緑に塗った5頭ですが、前走TR好走のみで当日走ったのは20年前のダイワメジャー1頭のみで5着以下を記録していませんでした。
同じく重賞好走のみで馬券になった馬もおらず、追加の実績が少ないため緑の5頭は現時点で軽視したい存在です。
まとめ
ここまで前走着順と前走人気について考察してきましたが、今年買える該当馬は…
エコロヴァルツ
コスモキュランダ
シンエンペラー
ジャスティンミラノ
ダノンザテイル
メイショウタバル
ルカランフィースト
上記7頭になります。
逆にマイナス条件があり買い難い馬は…
アレグロブリランテ
ウォーターリヒト
サンライズアース
シュバルツクーゲル
シリウスコルト
ジューンテイク
ホウオウプロサンゲ
上記7頭になります。
火曜日限定記事
本日最後ですが、過去10年の最近のトレンドについて書きたいと思います。
勝率100%or3連勝で皐月賞に挑んだ馬で
・キャリア3戦以内
・前走重賞1着
・前走○○
2023年
1着ソールオリエンス
10着ベラジオオペラ
2022年
2着イクイノックス
4着ダノンベルーガ
2021年
1着エフフォーリア
2020年
1着コントレイル
2着サリオス
2019年
1着サートゥルナーリア
3着ダノンキングリー
2018年
該当馬なし
2017年
5着レイデオロ
2016年
2着マカヒキ
2015年
3着キタサンブラック
6着サトノクラウン
2014年
該当馬なし
過去10年
【4-3-2-4】 好走率69.2%
特に直近5年は該当馬がいれば必ず好走しているトレンドになります。
やはり輸送がないと好走率は大幅に上昇しますね。
○○に入る条件と今年唯一の該当馬を次回更新までブログランキングへ掲載しておきます。