過去20年で好走した牝馬一覧
2023年 ナムラクレア
2022年 ロータスランド
2021年 レシステンシア
2020年 モズスーパーフレア
2020年 グランアレグリア
2018年 レッツゴードンキ
2018年 ナックビーナス
2017年 レッツゴードンキ
2016年 アルビアーノ
2014年 ストレイトガール
2012年 カレンチャン
2009年 スリープレスナイト
2006年 ラインクラフト
2006年 シーイズトウショウ
過去20年で14頭の牝馬が好走しています。
本日は高松宮記念を好走できたこの14頭の牝馬について考察していきたいと思います。
好走した牝馬その1
まずは14頭の前走の人気を調べてみました。
ナムラクレア シルクロHG3 2人
ロータスランド 京都牝馬G3 5人
レシステンシア 阪急杯G3 1人
モズスーパーフレア シルクロHG3 2人
グランアレグリア 阪神カップG3 1人
レッツゴードンキ フェブラG1 10人
ナックビーナス オーシャG3 2人
レッツゴードンキ 京都牝馬G3 1人
アルビアーノ オーシャG3 1人
ストレイトガール シルクロHG3 2人
カレンチャン オーシャG3 1人
スリープレスナイト スプリンG1 1人
ラインクラフト 阪神牝馬G2 1人
シーイズトウショウ オーシャG3 5人
ほとんどの馬が「前走2番人気以内」なんですよね。
例外の青く塗った馬の前々走を調べてみました。
ロータスランド マイルCS9人気
レッツゴードンキ スワンS1番人気(海外戦除く)
シーイズトウショウ CBC賞2番人気
ロータスランドを除けば全馬が2走以内に2番人気以内に支持されていたことがわかります。
そのロータスランドですが、
2走前は唯一のG1出走、更には前走上がり2位で京都牝馬Sを優勝していました。
例外条件的には十分すぎるほどの実績ですが
この馬を除けば牝馬は基本的に
「前走か前々走のどちらかで2番人気以内に支持されている」
これが1つ大きなポイントになるかと思います。
該当馬
ソーダズリング
テイエムスパーダ
ディヴィーナ
ナムラクレア
ママコチャ
メイケイエール
ロータスランド
今年は出走牝馬がかなり多いですね、過去10年ベースでは勝ち馬が出ていないだけに慎重に調査したいところです。
必須条件である「2走内の人気」をチェックしていきましょう。
ソーダズリング 前走2人気
テイエムスパーダ 2走内×
ディヴィーナ 2走内×(前走海外)
ナムラクレア 前走1人気
ママコチャ 前走1人気
メイケイエール 2走内×(前走海外)
ロータスランド 2走内×
すんなりとデータクリアはソーダズリング、ナムラクレア、ママコチャの3頭
それ以外は前走海外出走で例外の余地は多少あり。
好走した牝馬その2
次に好走した牝馬の直近の成績を調べました。
するとある共通点があることが分かります。
ナムラクレア 前走シルクロードS1着
ロータスランド 前走京都牝馬S1着
レシステンシア 前走阪急杯1着
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
グランアレグリア 前走阪神カップ1着
レッツゴードンキ 2走前スワンS3着(海外除く)
ナックビーナス 前走オーシャンS2着
レッツゴードンキ 前走京都牝馬S1着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
ストレイトガール 前走シルクロードS1着
カレンチャン 2走前スプリンターズS1着(海外除く)
スリープレスナイト 前走スプリンターズS1着
ラインクラフト 2走前マイルCS3着
シーイズトウショウ 2走前CBC賞3着
基本的にほとんどの馬が、
「2走内に重賞を好走している」
例外だった2頭は、
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
上記馬の実績から
「3走前G1連対かG2で1着」
なのですが、そもそもこの例外2頭を除けば2走内で重賞勝ち(着差0.0秒差含む)が無かった馬は
レッツゴードンキ
ラインクラフト
シーイズトウショウ
上記3頭全てマイルG1好走馬なんですよね。
なので2走内に重賞勝ちが無い場合はマイルG1実績も欲しいところです。
該当馬
ソーダズリング 前走京都牝馬S1着
テイエムスパーダ 3走前セントウルS1着
ディヴィーナ 3走前府中牝馬S1着
ナムラクレア 前走京都牝馬S2着(マイルG1実績あり)
ママコチャ 2走前スプリンターズS1着
メイケイエール なし
ロータスランド なし
純粋なクリア馬はソーダズリングとママコチャ、ナムラクレアも問題なさそうです。
ギリギリの滑り込みでテイエムスパーダとディヴィーナといったところ。
好走した牝馬その3
最後にこれまでの好走してきた牝馬14頭の実績をみていきたいと思います。
具体的には「G1実績」、「牡馬混合重賞実績」
この2つをチェックしていきたいと思います。
ナムラクレア G1好走 混合重賞1着
ロータスランド G1実績なし 混合重賞勝ち
レシステンシア G1連対 混合重賞連対
モズスーパーフレア G1連対 混合重賞勝ち
グランアレグリア G1勝ち 混合重賞勝ち
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞2着
ナックビーナス G1実績なし 混合重賞2着(タイム差なし)
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞3着
アルビアーノ G1連対 混合重賞勝ち
ストレートガール G1初出走 混合重賞勝ち
カレンチャン G1勝ち 混合重賞勝ち
スリープレスナイト G1勝ち 混合重賞勝ち
ラインクラフト G1勝ち 混合重賞勝ち
シーイズトウショウ G1連対 混合重賞勝ち
G1実績がなかったのは青く塗った3頭のみ、
ナックビーナスは前年の高松宮記念が初出走、それまでG1レースの出走もなく再挑戦(G1戦2回目)で好走
ロータスランドも同様に3走前のマイルCSが初のG1挑戦で今回は2回目
ストレートガールはそもそも高松宮記念が初G1でした。
共に牡馬混合重賞では連対、ナックビーナスは勝ち馬とのタイム差は有りませんでした。
ここまで見ると出走時点での牡馬混合重賞実績は必須と言えるでしょう。
もちろんG1実績があればなお良いですが、例外候補も含め今年の登録馬を調べてみましょう。
ソーダズリング G1実績なし 牡馬混合実績なし
テイエムスパーダ G1実績なし 牡馬混合重賞勝ち
ディヴィーナ G1実績なし 牡馬混合重賞2着
ナムラクレア G1実績あり 牡馬混合重賞1着
ママコチャ G1実績あり 牡馬混合重賞1着
メイケイエール G1実績なし 牡馬混合重賞1着
ロータスランド G1実績あり 牡馬混合重賞1着
G1実績もなく混合実績もないソーダズリングはここで脱落
残りの3頭はG1好走実績がなくNGですが、全馬が今回で3回目以上の出走になるため基本的にはNGに該当します。
好走した牝馬まとめ
A 2走内人気
ソーダズリング ○
テイエムスパーダ ×
ディヴィーナ △
ナムラクレア ○
ママコチャ ○
メイケイエール △
ロータスランド ×
B 2走内重賞実績
ソーダズリング ○
テイエムスパーダ △
ディヴィーナ △
ナムラクレア ○
ママコチャ ○
メイケイエール ×
ロータスランド ×
C G1実績+混合実績
ソーダズリング ×
テイエムスパーダ ×
ディヴィーナ ×
ナムラクレア ○
ママコチャ ○
メイケイエール ×
ロータスランド ○
今年上記で完全無傷の馬は…
ナムラクレア
ママコチャ
上記2頭
水曜日限定記事
本日ラストは上記と連動するオリジナルデータを1つ紹介します。
過去20年で前走馬券外から高松宮記念で巻き返した牝馬は6頭います。
全体で牝馬の好走が14頭なのでおおよそ半数です、意外と馬券外からの巻き返しは現実的だったりします。
2020年2着モズスーパーフレア
2018年2着レッツゴードンキ
2016年3着アルビアーノ
2012年1着カレンチャン
2006年2着ラインクラフト
2006年3着シーイズトウショウ
上記6頭の共通点は非常にシンプルです。
今年ママコチャが前走馬券外から参戦しますが、買えるのかどうか。
次回更新までブログランキングへ上記の共通点を書いておきますのでチェックしてみてください。