過去20年の好走馬前走斤量
ファストフォース 57.5
ナムラクレア 56.5
トゥラヴェスーラ 57
ナランフレグ 56
ロータスランド 56
キルロード 56
ダノンスマッシュ 57
レシステンシア 54
インディチャンプ 57
モズスーパーフレア 56
グランアレグリア 54
ダイアトニック 57
ミスターメロディ 56
セイウンコウセイ 58
ショウナンアンセム 56
ファインニードル 57
レッツゴードンキ 55
ナックビーナス 54
セイウンコウセイ 55
レッツゴードンキ 55
レッドファルクス 57
ビッグアーサー 57
ミッキーアイル 57
アルビアーノ 55
エアロヴェロシティ 57
ハクサンムーン 56
ミッキーアイル 58
コパノリチャード 57
スノードラゴン 56
ストレイトガール 55
ロードカナロア 58
ドリームバレンチノ 58
ハクサンムーン 56
カレンチャン 56
サンカルロ 57
ロードカナロア 57
キンシャサノキセキ 59
サンカルロ 57
アーバニティ 57
キンシャサノキセキ 58
ビービーガルダン 57
エーシンフォワード 56
ローレルゲレイロ 57
スリープレスナイト 55
ソルジャーズソング 56
ファイングレイン 56
キンシャサノキセキ 56
スズカフェニックス 59
スズカフェニックス 57
ペールギュント 57
プリサイスマシーン 58
オレハマッテルゼ 56
ラインクラフト 56
シーイズトウショウ 55
アドマイヤマックス 57
キーンランドスワン 56
プレシャスカフェ 58
サニングデール 57
デュランダル 57
キーンランドスワン 57
TARGETの20年分の好走馬を眺めてて非常に際立っていたのが
「前走重い斤量を背負った馬の好走が非常に目立つ」
試しに前走57キロ以上の馬を赤く塗ってみました。(牝馬は56キロ)
この20年間の好走馬60頭のうち、赤く塗った馬は実に37頭です。
好走馬の全体の約3分の2が前走57キロ以上の馬(牝馬は56キロ以上)
出走馬の多くは前走56キロ以下にも関わらずこの好走率となればここにフォーカスしない手はないでしょう。
本日は消去データではなく加点できる馬を探して行きたいと思います。
前走57キロ以上の馬の前走成績
前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の前走にも非常に偏りがあったので紹介します。
まずは前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の前走成績をご覧ください。
ファストフォース 57.5キロ シルクロHG3 2着
ナムラクレア 56.5キロ シルクロHG3 1着
トゥラヴェスーラ 57キロ 阪神カップ 8着
ロータスランド 56キロ 京都牝馬S 1着
ダノンスマッシュ 57キロ 香港S G1 1着
インディチャンプ 57キロ 阪急杯G3 4着
モズスーパーフレア 56キロ 阪急杯G3 4着
ダイアトニック 57キロ 阪急杯G3 2着
セイウンコウセイ 58キロ シルクロHG3 15着
ファインニードル 57キロ シルクロHG3 1着
レッドファルクス 57キロ 香港SG1 12着
ビッグアーサー 57キロ シルクロHG3 5着
ミッキーアイル 57キロ 阪急杯G3 1着
エアロヴェロシティ 57キロ チェアG1 2着
ミッキーアイル 58キロ 阪急杯G3 2着
コパノリチャード 57キロ 阪急杯G3 1着
ロードカナロア 58キロ 阪急杯G3 1着
ドリームバレンチノ 58キロ シルクロHG3 1着
カレンチャン 56キロ オーシャG3 4着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 3着
ロードカナロア 57キロ シルクロHG3 1着
キンシャサノキセキ 59キロ オーシャG3 2着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 1着
アーバニティ 57キロ シルクロHG3 2着
キンシャサノキセキ 58キロ オーシャG3 1着
ビービーガルダン 57キロ 阪急杯G3 7着
ローレルゲレイロ 57キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 59キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 57キロ 阪急杯G3 3着
ペールギュント 57キロ 中山記念G2 13着
プリサイスマシーン 58キロ 阪急杯G3 1着
ラインクラフト 56キロ 阪神牝馬G2 4着
アドマイヤマックス 57キロ 阪急杯G3 4着
プレシャスカフェ 58キロ シルクロHG3 1着
サニングデール 57キロ 阪急杯G3 1着
デュランダル 57キロ マイルチG1 1着
キーンランドスワン 57キロ 阪急杯G3 5着
赤く塗った23頭が前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)を背負って重賞を連対しています。
次に青く塗った馬(前走3着以下から好走した馬)の共通点を探して見ましょう。
トゥラヴェスーラ 前年高松宮記念0.1秒差
インディチャンプ マイルCS1着
モズスーパーフレア スプリンターズS2着
セイウンコウセイ 高松宮記念1着
レッドファルクス スプリンターズS1着
ビッグアーサー G1初挑戦
カレンチャン スプリンターズS1着
サンカルロ 高松宮記念2着 スプリンターズS3着
ビービーガルダン スプリンターズS2着
スズカフェニックス G1初挑戦
ペールギュント 朝日杯FS3着
ラインクラフト NHKマイル1着
アドマイヤマックス 安田記念2着 スプリンターズS3着
キーンランドスワン G1実績なし
ビリーヴ 57キロ スプリンターズS1着
リキアイタイカン マイルCS3着
15頭中11頭にG1での好走実績が有りました。
そのほとんどは同距離G1であるスプリンターズSか高松宮記念でのもの。
実績のなかった4頭は、
ビッグアーサーは前々走重賞3着でデビュー戦以外は全て1番人気でした(当日も1番人気)
スズカフェニックスとキーンランドスワンは共に前々走重賞1着でした。
昨年のトゥラヴェスーラは前年の高松宮記念0.1秒差から1年間で6走しましたが、その全てが0.3秒差以内と珍しい馬でした。
G1実績がないと言えど過去に2度しか出走がないG1は共に高松宮記念、そのどちらも0.2秒差以内で走っています。
今年の該当馬
早速今年の該当馬を探していきたいのですが、斤量が改正されたのでこれまでの負担重量に+1キロで計算したいと思います。(牡馬58キロ、牝馬57キロ)
ウインカーネリアン 58キロ
ウインマーベル 58キロ
シャンパンカラー 58キロ
モズメイメイ 57キロ
今年は上記4頭
まずは重賞連対馬をピックアップ
ウインカーネリアン 東京新聞杯2着
ウインマーベル 阪急杯1着
シャンパンカラー 馬券外
モズメイメイ 馬券外
前走馬券外だった2頭のG1実績をチェック
シャンパンカラー NHKマイル1着
モズメイメイ なし
この時点でモズメイメイは脱落、しかし昨日の記事を読んで下さった方はもうお分かりだと思いますが、直近3走成績でシャンパンカラーがすでに完全NG判定となっています。
という事で今回のデータクリア馬は、
ウインカーネリアン
ウインマーベル
上記2頭となります。
上記条件を満たした馬の整理
本日は更にここからもう一歩踏み込んで考察していきたいと思います。
どうしても前走マイルから一気の短縮になるウインカーネリアンが気になって調べてきました。
過去20年で前走マイル以上から高松宮記念で馬券になった馬はわずか4頭…
2018年2着レッツゴードンキ
2007年2着ペールギュント
2006年2着ラインクラフト
2004年2着デュランダル
過去20年で勝ち馬は出てきていません。
上記4頭のG1実績に注目してください。
レッツゴードンキ 桜花賞1着
ペールギュント 朝日杯FS3着
ラインクラフト NHKマイル1着
デュランダル マイルCS1着
全馬にマイルG1での好走記録あり。
過去10年データだとレッツゴードンキだけになりますから、更に10年遡ることで深みが出てきますね。
ウインカーネリアン G1実績なし
個人的な私情が入ってしまって申し訳ないのですが、ラインクラフトやデュランダルといったスプリント~マイルでの名馬ですらこの20年間こじ開けることのできなかった高松宮記念制覇の道
マイルどころかG1実績の1つもないウインカーネリアンが上を目指せるかと考えたときに、かなり厳しいのではと感じています。
やはりマイル以上からの距離短縮はかなり鬼門だと思っています。
なので更に条件を厳しくして「1400m以下の重賞好走」を付け加えても
2023年 ナムラクレア
2022年 ロータスランド
2021年 ダノンスマッシュ
2021年 インディチャンプ
2020年 ダイアトニック
2020年 モズスーパーフレア
2019年 セイウンコウセイ
2018年 ファインニードル
2017年 レッドファルクス
2016年 ビッグアーサー
2016年 ミッキーアイル
2015年 エアロヴェロシティ
2015年 ミッキーアイル
2014年 コパノリチャード
2013年 ロードカナロア
2013年 ドリームバレンチノ
2012年 カレンチャン
2012年 サンカルロ
2012年 ロードカナロア
2011年 キンシャサノキセキ
2011年 サンカルロ
2011年 アーバニティ
2010年 キンシャサノキセキ
2010年 ビービーガルダン
2009年 ローレルゲレイロ
2008年 スズカフェニックス
2007年 スズカフェニックス
2007年 プリサイスマシーン
2006年 ラインクラフト
2005年 アドマイヤマックス
2005年 プレシャスカフェ
2004年 サニングデール
2004年 デュランダル
2004年 キーンランドスワン
これを見て感じることはありませんか?
左の数字か1つも途切れることなく続いていますよね。
20年間1度も途切れずに毎年好走馬が出ているのです。
昨年はこれに該当しているナムラクレアを馬券内鉄板指定で見事好走
全ての年で好走馬が出てきている条件に複勝1本釣りで2.2倍は美味しい1戦でした。
ちなみにTARGETで遡れる1996年まで調べてみると
2003年 ビリーヴ
2003年 サニングデール
2003年 リキアイタイカン
2002年 アドマイヤコジーン
2002年 スティンガー
2001年 トロットスター
2001年 ブラックホーク
2000年 キングヘイロー
2000年 ディヴァインライト
2000年 アグネスワールド
1999年 シンコウフォレスト
1998年 シンコウフォレスト
1997年 シンコウキング
1996年 ビコーペガサス
1996年 ヒシアケボノ
見事にビンゴですね、全ての年で好走馬が出ています。
他のデータ派は良くて過去10年、しかもそのほとんどが何の根拠もないただの数字並べでしょう。
当たり前ですが上記全て独自データです。
仮説を立て、検証し、何度も失敗を繰り返し、皆さんに分かりやすく伝えるために何時間も使って記事にしています。
何年も腐ることなく生き続けるデータ考察を目指して魂こめて書いています。
実は昨年に限らず一昨年もこの条件に完全一致していたのは1頭だけ。
ロータスランド 5人気2着
見事好走しているんですよね、めちゃくちゃ美味しい穴馬だったと思います。
今年は必然的にもうこの馬に期待感を持ってしましますね…
ウインマーベル
この馬が今年唯一の該当馬です。
個人的には少し不安要素があったので昨日の推薦馬を上に取りました。
火曜日限定記事
さて本日はここまでの考察に連動したデータを最後に公開して終わりたいと思います。
過去20年の該当馬は6頭いましたが、その成績は…
【2-2-2-0】好走率100%
昨日のデータとは全く内容が違います。
牡馬58キロ以上、牝馬57キロ以上の好走条件にプラスして下記を追加します。
・2走内に2桁着順なし
・前走◯◯もしくは◯◯
今年の該当馬は現在の想定オッズで5番人気以下
上記の◯◯に入る条件と該当馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。