過去11年の優勝馬
2024年 アドマイヤズーム
2023年 ジャンタルマンタル
2022年 ドルチェモア
2021年 ドウデュース
2020年 グレナディアガーズ
2019年 サリオス
2018年 アドマイヤマーズ
2017年 ダノンプレミアム
2016年 サトノアレス
2015年 リオンディーズ
2014年 ダノンプラチナ
以前は中山で開催されていましたが、2014年から阪神開催です。
しかも昨年は京都開催、G1としてはデータのサンプルが少ない上に難しいレースになりそうです。
優勝馬の前走
アドマイヤズーム 未勝利戦 2人気 1着
ジャンタルマンタル デイリーG2 1人気 1着
ドルチェモア サウジアG3 2人気 1着
ドウデュース アイビーS 2人気 1着
グレナディアガーズ 未勝利 1人気 1着
サリオス サウジアG3 1人気 1着
アドマイヤマーズ デイリーG2 1人気 1着
ダノンプレミアム サウジアG3 2人気 1着
サトノアレス ベゴニア500* 2人気 1着
リオンディーズ 新馬 1人気 1着
ダノンプラチナ ベゴニア500* 1人気 1着
まず目につくのは全馬前走1着の数字、さらには2番人気以内だった点です。
細かく見ていくと2番人気だった2頭は揃って5倍未満のオッズだったという事で、1番人気から離された人気は割引です。
更にこれまでの優勝馬の上がりを比較
アドマイヤズーム 前走上がり1位1着
ジャンタルマンタル 前走上がり2位1着
ドルチェモア 前走上がり1位1着
ドウデュース 前走上がり2位1着
グレナディアガーズ 前走上がり1位1着
サリオス 前走上がり1位1着
アドマイヤマーズ 前走上がり2位1着
ダノンプレミアム 2走前上がり2位1着
サトノアレス 前走上がり1位1着
リオンディーズ 前走上がり1位1着
ダノンプラチナ 前走上がり2位1着
最低でも2走内で上がり2位以内優勝経験あり。
個人的に注目したいのが前走の位置取りなんですよね。
ここまで2歳戦の特徴として後方から豪快な上がりを記録して人気を集めるケースが多いのですが、
中山→阪神開催になってからは意外と先行馬が活躍しており
アドマイヤズーム 前走4角2番手
ジャンタルマンタル 前走4角3番手
ドルチェモア 前走4角2番手
ドウデュース 前走4角3番手
グレナディアガーズ 前走4角2番手
サリオス 前走4角3番手
アドマイヤマーズ 前走4角2角
ダノンプレミアム 前走4角2番手
サトノアレス 前走4角7番手
リオンディーズ 前走4角4番手
ダノンプラチナ 前走4角4番手
サトノアレス以外は全馬4角4番手以内
そのサトノアレスは2走前4角4番手以内での優勝経験あり。
前走全馬が1着だった事を考えると最低でも2走内で4角4番手以内で勝利経験は必須レベル
サンプルが少ないのでどこまでリンクするのかわかりませんがここまでの優勝馬の共通点はかなり偏っており明確に出ています。
ここまでをまとめると
A 前走単オッズ5倍未満で優勝(ローカル以外)
B 2走内に上り2位以内で勝利経験
C 2走内に4角4番手以内で勝利経験
この3ポイントは阪神開催になった過去11年全ての優勝馬が該当するので最低でもクリアしておきたいところ。
今年の該当馬
早速今年の該当馬を探していきましょう。
アドマイヤクワッズ
エコロアルバ
カクウチ
カヴァレリッツォ
グッドピース
コスモレッド
コルテオソレイユ
ストームサンダー
スペルーチェ
タガノアラリア
ダイヤモンドノット
ホワイトオーキッド
リアライズシリウス
レッドリガーレ
今年は登録18頭で抽選対象はいませんが、現時点で出走回避濃厚な4頭は除いています。
この14頭を先に説明した3ポイントに当てはめてみると…
A 前走単オッズ5倍未満で優勝(ローカル以外)
B 2走内に上り2位以内で勝利経験
C 2走内に4角4番手以内で勝利経験
アドマイヤクワッズ AB
エコロアルバ AB
カクウチ AC
カヴァレリッツォ
グッドピース C
コスモレッド B
コルテオソレイユ B
ストームサンダー
スペルーチェ AB
タガノアラリア ABC
ダイヤモンドノット AC
ホワイトオーキッド
リアライズシリウス BC
レッドリガーレ A
とんでもない結果になりました。
ちなみに昨年はこの時点で3頭しか残っておらず、条件に該当したアドマイヤズームが5番人気で勝利、更に2着に入ったミュージアムマイル2番人気も条件該当馬でワンツー決着でした。
まとめ
本日は過去11年優勝馬の共通点から今年優勝する可能性のある馬を考察してきましたが、データ完全クリアで買えそうな馬は…
タガノアラリア
1頭のみ
この馬以外から優勝馬が出れば阪神開催になってからは初のパターンになります。
恐らく各馬を苦しめているのが「前走の位置取り」だと思うので、この辺りは更に深堀りして記事を書きたいと思います。
今のところアドマイヤクワッズ、エコロアルバ、スペルーチェがABクリアでCのみ該当せずなので例外候補となります。
火曜日限定記事
本日は優勝馬について考察してきましたが、最後に気になるデータを紹介して終わりたいと思います。
過去11年
【0-0-0-25】好走率0%
現在の阪神開催で調べて見ても1頭も好走馬がいません。
前走OP以上勝ち馬や同じ条件で勝利してきた馬も多いのでかなりマイナスポイントです。
過去11年好走馬
2024年
1着アドマイヤズーム
2着ミュージアムマイル
3着ランスオブカオス
2023年
1着ジャンタルマンタル
2着エコロヴァルツ
3着タガノエルピーダ
2022年
1着ドルチェモア
2着ダノンタッチダウン
3着レイベリング
2021年
1着ドウデュース
2着セリフォス
3着ダノンスコーピオン
2020年
1着グレナディアガーズ
2着ステラヴェローチェ
3着レッドベルオーブ
2019年
1着サリオス
2着タイセイビジョン
3着グランレイ
2018年
1着アドマイヤマーズ
2着クリノガウディー
3着グランアレグリア
2017年
1着ダノンプレミアム
2着ステルヴィオ
3着タワーオブロンドン
2016年
1着サトノアレス
2着モンドキャンノ
3着ボンセルヴィーソ
2015年
1着リオンディーズ
2着エアスピネル
3着シャドウアプローチ
2014年
1着ダノンプラチナ
2着アルマワイオリ
3着クラリティスカイ
中山開催から阪神開催に変更されてからの過去11回、昨年の京都開催も含んだサンプルで考察して行きたいと思います。
好走条件
これまでの30頭の好走ボーダーは
A 前走1着(条件戦以下は0.2秒以上差)or重賞で0.5秒差以内
B 上がり3位以内で2勝以上
C 上がり2位以内で0.1秒差以上勝ち
上記30頭全馬が満たしていた条件です。
特に気になったのは好走馬33頭中24頭に上がり3位以内で2勝以上の記録があった事です。
やはり阪神JFでも同様に書いてきた上がり3ハロンの重要性ですね。
これに該当せずに好走した9頭は
2024年1着アドマイヤズーム
2024年3着ランスオブカオス
2023年3着タガノエルピーダ
2022年2着ダノンタッチダウン
2022年3着レイベリング
2018年2着クリノガウディー
2017年1着ダノンプレミアム
2016年3着ボンセルヴィーソ
2014年3着クラリティスカイ
クリノガウディーは前走東スポ2歳S 0.5秒差、
これを除けば上記は1着or前走G2~G3連対馬です。
ここまでの上記9頭全てに上がり2位以内で0.1秒差以上を付けて勝利経験あり。
今年の該当馬
今年の登録馬を見ていくと
アドマイヤクワッズABC
エコロアルバABC
カクウチ
カヴァレリッツォAC
グッドピースC
コスモレッドC
コルテオソレイユC
ストームサンダーC
スペルーチェAC
タガノアラリアBC
ダイヤモンドノットAC
ホワイトオーキッドA
リアライズシリウスAC
レッドリガーレ
少し分かりにくいですが、馬券内に好走するにはA~Cの項目を2つ以上該当している必要があります。
そのうち「C」の項目は例外条件になりますので、完全クリアは「AB」の両方に該当する馬となります。
昨年は予想段階で3番人気想定だったアルレッキーノを完全消し判定して飛んだり、一昨年はジャンタルマンタル以外の人気馬がほとんど該当せず全馬飛んでいたり、簡易的な絞り込みですが割と結果に直結します。
まとめ
本日は好走条件について考察してきましたが、データ完全クリアの今年買えそうな馬は…
アドマイヤクワッズ
エコロアルバ
上記2頭
これらは間違いなく馬券の中心になってくると思います。
この2頭に加え例外候補は…
カヴァレリッツォ
スペルーチェ
タガノアラリア
ダイヤモンドノット
リアライズシリウス
条件クリアの2頭から上記に流すだけで当たりそうな気もします。
水曜日限定記事
本日の最後は、朝日杯と近年直結しているレースについて書いて終わりにしたいと思います。
過去10年
【2-1-0-0】連対率100%
毎年そこまで該当馬は多くないのですが、出走してくれば本番は必ず勝ち負けしています。
好走馬前走コーナー順
アドマイヤズーム 2,2
ミュージアムマイル 6,6,3
ランスオブカオス 8,6
ジャンタルマンタル 3,3
エコロヴァルツ 1,1
タガノエルピーダ 3,2
ドルチェモア 2,2
ダノンタッチダウン 8,8
レイベリング 9,11
ドウデュース 2,4,3
セリフォス 6,4
ダノンスコーピオン 3,4
グレナディアガーズ 2,2
ステラヴェローチェ 8,9
レッドベルオーブ 5,5
サリオス ,3,3
タイセイビジョン ,6,6
グランレイ ,5,4
アドマイヤマーズ ,1,2
クリノガウディー 3,2,2
グランアレグリア ,2,2
ダノンプレミアム ,2,2
ステルヴィオ ,14,16
タワーオブロンドン ,6,7
サトノアレス ,7,7
モンドキャンノ ,9,8
ボンセルヴィーソ ,1,1
リオンディーズ 6,5,4
エアスピネル ,3,2
シャドウアプローチ ,3,4
ダノンプラチナ ,4,4
アルマワイオリ ,3,3
クラリティスカイ ,4,3
好走馬の前走コーナー順位ですが、見ての通り後方待機組は苦戦傾向
前走4角4番手以内の馬で占有率は7割あります。
前哨戦で後方から豪快な脚を使った馬は人気ばかり背負って結構飛んでいるんですよね。
もちろん当日のペース次第で前が極端に引っ張れば後方待機組が一気に独占する未来もあるので必ずそうなるとは言えませんが…
試しに並べてみるとこれだけの馬が前走4角5番手以下で競馬していて本番も凡走しています。
アルテヴェローチェ 1人気 5着 6番手
パンジャタワー 4人気 12着 7番手
ダノンマッキンリー 3人気 8着 5番手
ドゥラモンド 5人気 7着 6番手
レッドベルジュール 3人気 10着 9番手
マイネルサーパス 5人気 10着 8番手
ケイデンスコール 4人気 13着 8番手
ミスエルテ 1人気 4着 10番手
レッドアンシェル 4人気 8着 6番手
ダンビュライト 2人気 13着 6番手
イモータル 5人気 9着 6番手
ブライトエンブレム 2人気 7着 8番手
アッシュゴールド 4人気 8着 6番手
ナヴィオン 5人気 11着 6番手
4角5番手以下から好走した馬を見てみると、ある程度の共通点は伺えます。
ランスオブカオス 前走1着-0.4
ステラヴェローチェ 前走1着-0.5
ダノンタッチダウン 前走2着0.1
レイベリング 前走1着-0.6
レッドベルオーブ 前走1着0.0
サトノアレス 前走1着-0.2
ステルヴィオ 前走2着0.3
タイセイビジョン 前走1着-0.3
モンドキャンノ 前走1着-0.1
タワーオブロンドン 前走1着-0.3
まず前走負けていたのがステルヴィオ、ダノンタッチダウンの2頭
勝っても着差が無かったレッドベルオーブも含めると3頭の共通点は前走1番人気で重賞出走馬
ランスオブカオスとレイベリングを除くと全馬上がり最速かつ1勝クラス以上で3番人気以内でした。
ランスオブカオスは-0.4秒差、レイベリングは-0.6秒差の圧勝と共に前走の新馬戦で圧巻のパフォーマンスを見せていました。
前走新馬戦組はそれなりの着差が欲しいところです。
勝っても一番着差の少なかったモンドキャンノは前走京王杯2歳S(G2)勝ち馬でした。
今年の該当馬
今年前走4角5番手以下の該当馬を見てみましょう。
アドマイヤクワッズ 4角7番手
エコロアルバ 4角8番手
グッドピース 4角5番手
コスモレッド 4角7番手
コルテオソレイユ 4角6番手
ストームサンダー 4角11番手
スペルーチェ 4角7番手
ホワイトオーキッド 4角5番手
レッドリガーレ 4角6番手
出走馬のほとんどが該当してしまっています。
ここまでの条件を加算してみます。
アドマイヤクワッズ デイリー杯2歳S 1人気1着0.0秒差
エコロアルバ サウジアラビアRC 2人気1着-0.3秒差
グッドピース デイリー杯2歳S 4人気6着1.7秒差
コスモレッド 新馬戦 5人気1着-0.1秒差
コルテオソレイユ 1勝クラス 5人気2着0.0秒差
ストームサンダー 東スポ2歳S 11人気12着2.7秒差
スペルーチェ 未勝利戦 1人気1着-0.2秒差
ホワイトオーキッド 新馬戦 5人気1着-0.2秒差
レッドリガーレ 新馬戦 2人気1着0.0秒差
まずは前走新馬未勝利戦だった馬は4角位置に関わらず全馬が上がり最速だった点、着差がそれなりにあった点から今年の該当馬は全馬NG判定です。
そして前走負けている馬、もしくは着差が無かった馬は前走重賞1番人気が必須なので上記該当馬はNG判定
まとめ
本日は前走4角位置から狙える馬について考察してきましたが、過去の好走馬と共通して今年買えそうな馬は…
アドマイヤクワッズ
エコロアルバ
上記2頭
今年は前走4角5番手以下だった馬は上記2頭以外は全て切る方針で行きたいと思います。
そもそも買いは馬券内占有率約7割の「前走4角4番手以内」の馬なので、上記2頭も決してプラス評価にはなりませんがマイナスの中でも買える馬として取り上げたいと思います。
木曜日限定記事
前走の4角位置で後方組が凹んでいるなら、反対側は凸だろうという考えで
逆に4角4番手以内だった馬の好走パターンを絞り込めないかなと思いました。
ここまでの好走馬を並べて見ます。
2024年
1着アドマイヤズーム
2着ミュージアムマイル
3着ランスオブカオス
2023年
1着ジャンタルマンタル
2着エコロヴァルツ
3着タガノエルピーダ
2022年
1着ドルチェモア
2着ダノンタッチダウン
3着レイベリング
2021年
1着ドウデュース
2着セリフォス
3着ダノンスコーピオン
2020年
1着グレナディアガーズ
2着ステラヴェローチェ
3着レッドベルオーブ
2019年
1着サリオス
2着タイセイビジョン
3着グランレイ
2018年
1着アドマイヤマーズ
2着クリノガウディー
3着グランアレグリア
2017年
1着ダノンプレミアム
2着ステルヴィオ
3着タワーオブロンドン
2016年
1着サトノアレス
2着モンドキャンノ
3着ボンセルヴィーソ
2015年
1着リオンディーズ
2着エアスピネル
3着シャドウアプローチ
2014年
1着ダノンプラチナ
2着アルマワイオリ
3着クラリティスカイ
上記で注目したいのが
11年間の好走馬33頭中19頭が該当している条件
「前走○○で○○だった馬」
毎年該当馬は意外と少なく、今年も上位1~3番人気の馬に該当馬はいないので当然注目です。
好走馬の前走
アドマイヤズーム 未勝利 1着
ミュージアムマイル 1勝クラス 1着
ランスオブカオス 新馬 1着
ジャンタルマンタル デイリーG2 1着
エコロヴァルツ コスモス賞1着
タガノエルピーダ 新馬 1着
ドルチェモア サウジアG3 1着
ダノンタッチダウン デイリーG2 2着
レイベリング 新馬 1着
ドウデュース アイビーS 1着
セリフォス デイリーG2 1着
ダノンスコーピオン 萩S 1着
グレナディアガーズ 未勝利 1着
ステラヴェローチェ サウジアG3 1着
レッドベルオーブ デイリーG2 1着
サリオス サウジアG3 1着
タイセイビジョン デイリーG2 1着
グランレイ 未勝利 1着
アドマイヤマーズ デイリーG2 1着
クリノガウディー 東京スポG3 7着
グランアレグリア サウジアG3 1着
ダノンプレミアム サウジアG3 1着
ステルヴィオ サウジアG3 2着
タワーオブロンドン 京王杯2G2 1着
サトノアレス ベゴニア500* 1着
モンドキャンノ 京王杯2G2 1着
ボンセルヴィーソ デイリーG2 2着
リオンディーズ 新馬 1着
エアスピネル デイリーG2 1着
シャドウアプローチ 京王杯2G2 3着
ダノンプラチナ ベゴニア500* 1着
アルマワイオリ デイリーG2 4着
クラリティスカイ いちょう 1着
前走敗退した馬の好走は実に5頭しかいません、直近は特に前走勝ち馬しか馬券になっていません。
馬名を青く塗った馬がそれです。
クリノガウディー 東京スポG3 7着
ステルヴィオ サウジアG3 2着
ボンセルヴィーソ デイリーG2 2着
シャドウアプローチ 京王杯2G2 3着
アルマワイオリ デイリーG2 4着
前走全馬重賞レース、この時点で当たり前ですが前走重賞以外で負けていた馬はここで好走する資格はありません。
そして1年でこの前走敗退組が3つある席の2つ以上を埋めたことはないです。
非常に狭き門であることは間違いありません。
過去好走馬の前々走に1つ注目してみてみましょう。
クリノガウディー 新馬戦上がり1位1着-0.2秒
ステルヴィオ コスモス賞上がり2位1着
ボンセルヴィーソ 未勝利戦上がり2位1着-0.2秒
シャドウアプローチ ききょうS上がり3位1着
アルマワイオリ もみじS上がり2位1着
前走敗退=2走前全馬1着
2走内で勝った馬しか好走していないと言う事です。
特に全馬共通して上がり3位以内、OP以上は問題ありませんが
それ以外は2着に最低でも-0.2秒差の勝利が必要です。
今年の該当馬
今年の該当馬をみていきましょう。
カヴァレリッツォ
グッドピース
コルテオソレイユ
ストームサンダー
今年は上記4頭
上記の前走と2走前を見ていきます。
カヴァレリッツォ デイリー杯2歳S 2人気2着
グッドピース デイリー杯2歳S 4人気6着
コルテオソレイユ 1勝クラス 5人気2着
ストームサンダー 東スポ2歳S 11人気12着
この時点でコルテオソレイユが脱落します。
残った馬の2走前を見てみましょう。
カヴァレリッツォ 新馬戦1着上がり1位-0.8秒差
グッドピース 新馬戦1着上がり1位-0.4秒差
ストームサンダー 萩S3着
2走前に敗退していたストームサンダーが脱落します。
少し気になるのが、前走負けていた馬を全て確認しても最大着差は0.5秒
前走グッドピースの2.7秒差敗退は流石に厳しく感じます。
まとめ
本日は前走馬券外から巻き返した馬の共通点について考察してきましたが、共通点クリアで今年買えそうな馬は…
カヴァレリッツォ
1頭のみ
もともと好走率がかなり低い部類ですのでプラス評価にはなりませんが、前走敗退組の中で唯一買える1頭として評価したいと思います。
全頭診断
1枠1番 グッドピース
【前走】外ロスあったが道中それなりに脚を溜めていた割に直線弾けず、外の馬場が良かった点を含めても上位とは力差を感じる内容
【2走前】道中インでロス無く脚を溜め直線はスムーズに外に出すインアウトの完璧な騎乗で大きく評価できないが、2馬身半突き離したメイプルハッピーは次走で即勝利、上がりも優秀で評価しても良い1戦
【メモ】道中しっかりと緩む区間が無いとラストの末脚に繋がってこない印象で、流石に前走は上位2頭と相当な力差を感じる内容で更にメンバーレベル上がるここは低評価
2枠2番 ホワイトオーキッド
【前走】スタートから直線もスムーズに追い通し勝利、2着に入ったルージュプルーヴは展開不利の中で追い込んできており勝ち馬よりも評価したいが、この新馬戦に出走した馬は次走以降で全て馬券外とメンバーレベル疑問
【メモ】特に上がりが速い訳でも無く新馬戦のメンバーが未だに1頭も馬券内に好走していない辺りも含めメンバーレベル上がるここは低評価
3枠3番 エコロアルバ
【前走】出遅れ最後方から追走でも少頭数にしてはかなり置かれ気味で直線に向いた時点では絶望的な状況も圧巻の末脚で並ぶ暇を与えないくらいの末脚で加速LAP全馬差し切りは見た目通り非常に強い競馬で評価
【2走前】前半3ハロンある程度流れて一気にペースが緩んで直線はまた再加速という難しいながれも一切掛かる事なく馬群で折り合って直線は外にだすと2ハロンの競馬だけであっさり他馬を突き離す内容で評価
レース後のレイチェルキング騎手が大絶賛するほどの精神的落ち着きと素晴らしい末脚を披露した新馬戦はラスト3ハロンから1.2秒のギアチェンジ、ラスト2ハロン11.3-11.1の加速LAPは当然評価
【メモ】今年のメンバーの中でもこの馬が最高打点、ですが新馬戦はレイチェルキング騎手が道中は馬群の中で我慢させ直線はスムーズに外に出す好騎乗、前走は出遅れ追走置かれる形も8頭立てだったから大外ロス無く末脚を全力で使う事ができたので、G1となると1つの出遅れ1つの詰まりがゴール前の取りこぼしに繋がるので全て噛み合えば圧勝すら期待できる馬だが取りこぼすリスクも同じくらいある馬で枠はできるだけ外が欲しかった印象も打点の高さでA評価
3枠4番 コスモレッド
【前走】新馬勝ちもスタートで5馬身以上出遅れたハピネスサンライズが道中かなりロスがありながらも4角ではコスモレッドの1馬身圏内まで追い上げ、直線はそこからゴールまでの脚色が大きく変わらずハピネスサンライズの次走は未勝利で馬券外になっている事を考えても評価することはできないので平行線
【メモ】1戦1勝の身で上がり目など未知数な部分は多いが、前走だけを切り取ればメンバー的にも疑問が残る1戦で、この時に強い競馬をしていた馬が次走で未勝利戦を凡走している事から評価するのは難しい印象
4枠5番 ストームサンダー
【前走】後方2番手から脚を溜めるも直線は離されていく一方で、レース後も馬場が硬すぎてダメだったとあり低評価
【2走前】1枠から道中ロス無く直線もインを通して若干つまるが楽をした割にジリ脚で、得意の水分を含んだ馬場を考えても道中スローはこの馬には厳しく低評価
【3走前】前半ハイペースの11.9-12.4-12.5の減速LAPで前に行った馬は全滅の流れを後方から展開が向いての勝利、キレよりもタフさが求められた条件であまりにも向いたので評価は平行線
【メモ】キレは一切なく当日土砂降りの大雨か雪でも降らない限り今の阪神の馬場では相当厳しいかなと、当日の雨はプラスですがこの馬にとってはもっと降って欲しいところで現状は低評価です
4枠6番 タガノアラリア
【前走】道中スローの流れをインで追走し直線も狭い内を狙って勝利、並んでから突き離した内容はシンプルに評価しても良い1戦
【2走前】道中上手く脚を溜め直線は伸びるだけの競馬も上位とはキレ負けの内容で、レース後のコメントは坂で止まったとあったように東京コースの勾配はそこまできつくない中での敗戦で低評価
【3走前】内枠からインアウトの完璧な騎乗も前が止まらず直線では差が縮まらず敗退、そこまで評価できる内容ではなかった
【メモ】現時点では平坦巧者の可能性が高く、東京コースよりも厳しい急勾配の阪神コース替わりはマイナスでメンバーレベルも一気に上るので低評価
5枠7番 コルテオソレイユ
【前走】スタート出負けして後方2番手、直線に向いても出しどころが無く前が壁の不利があったがスペースが開くと良く追い込んでおり負けはいたものの評価しても良い1戦
【2走前】道中も直線もスムーズで上手く乗った感があるのと、前目で強い競馬をしていた2着馬や3着馬は未だに未勝利卒業できずメンバーレベル疑問
【3走前】外ロスあり道中スローだったこともあり負けても言い訳が効くレースだったが、勝ち馬とこの馬を除く全馬が未だに未勝利戦で凡走を繰り返している辺りは低レベル戦だったかなと
【メモ】直近のメンバーレベルがそこまで高くない中で勝ちきっていないのでG1で一気にメンバーレベル上がるここは低評価
5枠8番 カヴァレリッツォ
【前走】道中顔を上げて抵抗するなどクリスチャン・デムーロ騎手が抑えるために意図的に前に馬を置いたと話すように行きたがる気性は少し心配になるが、一気に解放すると早め先頭から良く伸びて2着、最後はかなり外にヨレていたのが勿体なかったが上位2頭は3着以下に5馬身差、レコード決着にタイム差なしは当然評価したい1戦
【2走前】直線で前が壁でとんでもない内まで大移動する不利があり、このとき北村友一騎手が騎乗していましたが正直相当下手に乗った印象があって普通の馬なら詰まって終了の内容を馬の力だけでこじ開けてきた、直線の末脚含めあまりにも馬が強すぎた印象で当然酷い騎乗でこれだけの内容なので高評価
【メモ】気性面だったりヨレたり修正して行かないといけない部分が多いが、素質だけで前走アドマイヤクワッズにタイム差なしまで迫った内容は当然ここでも高い評価を付ける必要があるのでA評価は付けたい
6枠9番 スペルーチェ
【前走】道中馬群の中で折り合い直線は目が壁になる不利も跳ね除けて上がり最速1着も前走で敗退していた馬が揃っておりメンバーレベルはそこまで高く無く評価は平行線
【2走前】番手からインが強いバイアス活かして粘るも勝ち馬のアドマイヤクワッズに並ぶ間もなく交わされて力差を感じる内容
【メモ】前走勝ち上がりも今回は比べ物にならないくらいの相手強化で内枠を引いて相当上手く乗らない限りここは厳しい印象で低評価
6枠10番 ダイヤモンドノット
【前走】前半スローで展開は当然向いているもののラスト3ハロン11.4-11.0-11.3のLAPで3馬身突き離した内容は評価できる
【2走前】前半の3ハロンで手綱を引っ張り続け逃げ馬との差をかなり取ったことが直線に向いても差が大きくゴール前猛追も取りこぼす騎乗ミスに繋がった、最も強い競馬をしていながら勝ちきれなかったのは勿体なかった
【3走前】特に強い馬も少なくメンバーレベルが低かったもののしっかりと3馬身差を付けての勝利は完勝の内容
【メモ】例年なら十分通用して良い馬だが、今年はマイルのスペシャリストが集まった印象で距離延長は相対的に見てマイナス、6月デビューからここまで5戦を消化し今回で6戦目とかなり使い込まれている点もマイナスだが、弱点であるキレ勝負も当日の雨で緩和される点はプラス、そして今回は前が手薄なメンバー構成で先行力は魅力的なので抑えのB評価
7枠11番 カクウチ
【前走】スタート上手く出て、抑えながらの追走も枠の内外の差で自然とハナを取りラスト12.1の減速LAP、苦手なキレ勝負にならなかった点と少頭数で出走馬のほとんどが前走馬券外の馬が揃った低レベル戦だった事も含め未勝利勝ちも評価は平行線
【2走前】スタート若干出負けで最後方追走、直線は大外ロスあったが後方待機組み、外差しに向いた展開でキレ負けしているので低評価
【3走前】新馬戦らしく重馬場も重なり道中かなりのスローペース、直線は瞬発力勝負で完全にキレ負けしており低評価
【メモ】過去3走を見てもG1で通用するような追走力、瞬発力は兼ね備えていないので低評価も当日の雨は速い上がりが使えないこの馬にとってはプラスになりそう
7枠12番 アドマイヤクワッズ
【前走】スタートから4角全てをインで構える形、直線もカヴァレリッツォより内を選択し長い叩き合いを制して勝利、レコード勝利もラスト2ハロン11.2-11.2と減速なしは内容ともに歴代最高クラスと言っても良い。
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスはどちらも京都マイルで開催されたが、その時の勝ち時計、レースLAPを比較しても圧勝できるレベルでG1でないと中々見られない走破タイムで走った上位2頭は当然評価
【2走前】新馬戦らしく道中はかなり緩んだ後半瞬発力勝負の流れで直線は外から11.5-11.3-11.2で加速LAP全馬差し切り、この日はイン前がとにかく強くレースLAP的にも4角1~2番手のコーナー回った順でそのままゴールするのが普通のところ後方待機組では唯一外からこの馬だけ脚を伸ばしている状態で相当強い内容
【メモ】ここ2戦時計もレースLAPも優秀、バイアス無視で2連勝と当然ここでも主役を張れる存在も、心配なのが当日の纏まった雨、これだけ十分なスピードを持っている馬なので雨が降ってプラスになる事は無い、マイナスでしかないので馬場が悪くならないように祈るしかないですが現時点では最高評価のS評価付けたいと思います。
8枠13番 リアライズシリウス
【前走】2着以下の馬が次走以降で大活躍している点から、それらを相手にしなかったこの馬の4馬身差圧勝は十分評価できるが、このレースを細かく見ていくと分かる事が多く、後方で届かなかった馬を評価するのが正しいレース回顧、レースレベルは十分高かったものの過大評価禁物の意味を込めて平行線
【2走前】稍重で見た目以上にタフな馬場も直線では突き離す一方で乗っていた津村騎手が最後はまたがっているだけの状態と非常に余裕もあり完勝と行った内容
【メモ】前走が話題となって当日もかなり売れ、阪神マイルのキレ負けする舞台では個人的には真っ先に消したいタイプだったが、この馬の弱点全てを解消してくれる当日の雨予報は他馬と比較してもこの馬にとっては最高の舞台設定、更に前が手薄なメンバー構成的に早めに仕掛けても十分残れそうなバイアスになりそうで消すに消せない状況、現状は抑えのB評価
8枠14番 レッドリガーレ
【前走】ゴール板ジャストで力を100%出し切るプーシャン騎手の非常に上手いエスコートあっての1着、2着に敗れたメイショウテンクはエンジンの掛かり遅く最後猛追するも勝ちレースを逃す形で本来の力比べでは2着馬の方が評価できる内容で新馬勝ちも評価は平行線
【メモ】特別速い上がりもなく驚異的な走破タイムで勝ってきた訳でもなく2着馬の方が圧倒的に強い競馬をしていた点も含め、今回のメンバーでは流石に厳しいと思うので低評価
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推薦馬
◎アドマイヤクワッズ 2番人気※前日最終オッズ(恐らく当日1人気)
新馬戦は道中はかなり緩んだ後半瞬発力勝負の流れ、直線は外から11.5-11.3-11.2で加速LAP全馬差し切り勝ち。
この日はイン前がとにかく強くレースLAP的にも4角1~2番手のコーナー回った順でそのままゴールするのが普通のところ後方待機組では唯一外からこの馬だけ脚を伸ばしている状態で相当強い内容だった。
前走のデイリー杯2歳ステークスはスタートから4角全てをインで構える形、直線もカヴァレリッツォより内を選択し長い叩き合いを制して勝利、レコード勝利もラスト2ハロン11.2-11.2と減速なしは内容ともに歴代最高クラス
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスはどちらも京都マイルで開催されたが、その時の勝ち時計、レースLAPを比較しても圧勝できるレベルでG1でないと中々見られない走破タイムで走った点は当然評価
この日の京都芝はイン全滅の馬場で特に前後に行われたアンドロメダS、3歳1勝クラスでは内は10頭分以上空けて各馬が走っていたように圧倒的外差し馬場だった、イン5頭分内を通して勝利したのはこの日アドマイヤクワッズたった1頭だけ
ここ2戦時計もレースLAPも優秀、バイアス無視で2連勝と当然ここでも主役を張れる存在で、1ヶ月以上前から朝日杯フューチュリティステークスの本命はアドマイヤクワッズと宣言していたくらい。
前走のデイリー杯2歳Sを走る前の新馬戦の時からG1馬になれると激走ランクで早い段階から評価してきた馬なので、こうして無事にG1の舞台にたどり着いてくれた事は非常に嬉しく感じる。
他のライバル馬であるカヴァレリッツォ、エコロアルバ、リアライズシリウスなど強敵揃いではあるが、今回の本当のライバルは完全に「雨」、当日の馬場状態だけがマイナスポイント
何度も天気予報を確認したが明日は良くて稍重、前日段階では結構降る(正確には弱い雨が降り続ける)ので重馬場にまで悪化する可能性が非常に高い。
こうなると自慢のキレ味が低減する上に今回は前が手薄なメンバー構成、キレ勝負では都合の悪いリアライズシリウスにとっては最高の条件で走れる舞台設定なので取りこぼしの確率が相当上がっている。
馬券の組み方は良馬場では買う予定がなかったリアライズシリウスとダイヤモンドノットの前残りを警戒しS評価-AB評価-AB評価の三連複で行きたいと思う。
あまりにも明日の馬場が傾向的に目に見えて偏ったバイアスだった場合、買い方を変更する可能性もあるが、その際はXのサブ垢の方でリアルタイムで報告します。








