推薦馬
◎エリキング 1番人気※予想投稿前日21:00オッズ
2走前の皐月賞では何度もパトロール映像を確認したが、スタートから内の方に十分スペースがあるにも関わらず、外から来たマスカレードボールに必要以上に何度もタックルを入れ続ける川田騎手の強引な騎乗で前半のリズムが崩れてしまった。
1枠スタートを嫌って外に張り出してスペースを確保する狙いがあったとは言え、結局2頭でタックル合戦をしている間に外の馬が並んで来ているので結局他の馬に閉じ込められる形になってしまった。
道中の動きを見ても何度も内を嫌って外に張っているが3~4角ではあきらめてインしか無いスペースをこじ開け詰まりながらの直線だった。
この皐月賞は不利を受けた馬が非常に多く、その度合や直線追えていた時間を加味すると他の馬に比べて猛烈な不利と言う訳では無かったが、1枠スタートと言う事が何よりもこの馬にとっては厳しい条件だった。
続くダービーも内枠を引いてしまいスタート若干遅れ、そのタイミングでファンダムとレディネスの2頭がインに切り込んだ影響でドラゴンブーストと玉突き事故のような形になってしまい、またしてもインに閉じ込められる前半となった。
距離が十分あるので上手く道中は外に出せるタイミングをしっかりと確保しており、直線はインから大外まで大移動するロスがありながらも33.4秒の上がり最速で絶望的な位置から掲示板を確保した。
このレースで上がり33秒台を記録したのはマスカレードボールとエリキングの2頭だけ、8枠と言う超不利な枠からこれを記録したマスカレードボールの強さが際立つ内容も、エリキングの前半と直線の横移動を考えれば馬券外とは言え同じくらい評価できる内容だった。
今回は10頭立てと頭数も少なく、更に逃げ馬不在となれば例年と変わらずスローからの瞬発力勝負で間違いなさそうで、8枠を引けた事が何よりのプラス材料
ゴチャつく要素もなければ外を通しても距離ロスが抑えられる頭数、非常にトビが大きい馬なので距離は伸びれば伸びる程良さそうで前哨戦仕上げの7割でも余裕で勝負になると感じる。
この馬に印を打つのは京都2歳ステークス以来ですが、前哨戦とは言えこの馬に向く条件がこれだけ揃えば買い時は今だと思います。
◯ショウヘイ 2番人気※予想投稿前日21:00オッズ
この馬が唯一馬券外に飛んだ3走前のきさらぎ賞は稍重とは言え58.7のハイペース、それを外受けして見た目にもかなり厳しいレースだった。
新馬戦から使われてきた1800mも今思えばこの馬にとってはかなり短いレースだったなと感じる程で、2ハロン延長した京都新聞杯はスローで各馬が折り合いに苦労する中、1頭だけ涼しい顔で追走していた。
1つ前のレースであれだけハイペースを経験して一気に2ハロン延長で1000m通過タイムは5秒近く違う中で完璧に折り合っているのはレースセンスの塊で、京都新聞杯なんかほとんどの馬が前半掛かっていたくらい普通は難しい事である。
ダービーでも抜群の折り合いを見せ超豪華メンバーの中で堂々の3着確保、このレースは前目で残した馬よりも差して届かなかった馬を評価したいので着順以上に大きく評価はできないが立派な3着である。
今回は頭数が落ち着いてまさにこの馬が大好物である道中スローの流れ、どんなに遅くとも折り合えるしポジションを取って終いを使うこともできる優等生
最後の決めて比べになるとエリキングよりも相当前にいないと難しいと思うので、本番なら自ら動いて勝ちに行くだろうが、あくまで神戸新聞杯は前哨戦
勝ちに行くと言うよりも同じ位置で末脚を図ったり、相手の末脚がどこまで使えるのか、この馬は本番どのように動くべきかの情報収集の1戦だと思うのでダービー組の2頭で堅いと思いつつも上下関係を付けるなら無難にレースを進めそうなショウヘイを1枚下げる評価にしました。
現在前日21:00オッズで馬券を組むのであれば、ワイド⑤⑩1.8-2.1倍(70%)、三連複①⑤⑩15.7倍(15%)、⑤⑨⑩21.0倍(10%)、⑤⑦⑩36.7倍、相手3頭はレース回顧からライトトラック、デルアヴァー、ボンドロアの3頭に妙味を感じたので3連複の相手にしたいと思います。
前日なので当日また変わって前後するでしょうがワイド単体でも回収率130%前後、三連複成立で300%まで上振れを狙いつつ安全に狙えるので、この4点を購入しようと思います。