宝塚記念を上がり最速で好走した馬一覧
2024年 1着ブローザホーン(最速タイ)
2024年 2着ソールオリエンス(最速タイ)
2023年 2着スルーセブンシーズ
2022年 2着ヒシイグアス
2021年 1着クロノジェネシス
2020年 1着クロノジェネシス
2019年 2着リスグラシュー
2018年 1着ミッキーロケット(国内最速)
2018年 2着ワーザー(国外最速)
2017年 1着サトノクラウン(最速タイ)
2017年 2着ゴールドアクター(最速タイ)
2016年 2着ドゥラメンテ
2015年 2着デニムアンドルビー
2014年 1着ゴールドシップ
2013年 1着ゴールドシップ
2012年 1着オルフェーヴル
2011年 2着ブエナビスタ
2010年 1着ナカヤマフェスタ
2009年 1着ドリームジャーニー
2008年 2着メイショウサムソン
2007年 1着アドマイヤムーン
2006年 1着ディープインパクト
2005年 2着ハーツクライ
過去20年で上記23頭(上がり最速タイ含む)
過去20年全ての年で好走しています。
該当馬の共通点
まずは以下を見て下さい。
2024年 ブローザホーン 天皇賞春 上がり1位2着
2024年 ソールオリエンス 無し
2023年 スルーセブンシーズ 中山牝馬S 上がり1位1着
2022年 ヒシイグアス 無し
2021年 クロノジェネシス 有馬記念 上がり2位1着
2020年 クロノジェネシス 京都記念 上がり1位1着
2019年 リスグラシュー 金鯱賞 上がり1位2着
2018年 ミッキーロケット 無し
2017年 サトノクラウン 無し
2017年 ゴールドアクター 無し (阪神コース初出走)
2016年 ドゥラメンテ ダービー 上がり2位1着
2015年 デニムアンドルビー 阪神大賞典 上がり2位2着
2014年 ゴールドシップ 阪神大賞典 上がり1位1着
2013年 ゴールドシップ 阪神大賞典 上がり2位1着
2012年 オルフェーヴル 阪神大賞典 上がり1位2着
2011年 ブエナビスタ ヴィクトリアM 上がり1位2着
2010年 ナカヤマフェスタ 無し (阪神コース初出走)
2009年 ドリームジャーニー 大阪杯 上がり2位1着
2008年 メイショウサムソン 天皇賞春 上がり2位2着
2007年 アドマイヤムーン 京都記念 上がり2位1着
2006年 ディープインパクト 天皇賞春 上がり1位1着
2005年 ハーツクライ 大阪杯 上がり1位2着
これは国内戦の前2走の上がりと重賞好走歴を記録したものです。
23頭中17頭に、
国内戦前2走以内に上がり2位以内で重賞連対経験
また、「無し」と書いた6頭
ソールオリエンス
ヒシイグアス
ミッキーロケット
ゴールドアクター
サトノクラウン
ナカヤマフェスタ
阪神コースに出走のあったソールオリエンスとミッキーロケットとサトノクラウンには
阪神開催のG1で勝ち馬から0.5秒差以内経験あり
阪神コースに出走の無かったヒシイグアスとゴールドアクターとナカヤマフェスタには
G2以上の非根幹重賞で上がり3位以内で優勝経験あり
上がり最速必須条件として、3つのポイントが挙げられます。
「過去の上がり最速馬クリア条件」
A 国内戦前2走以内に上がり2位以内で重賞連対経験
B 上記に該当しない場合は阪神開催のG1で勝ち馬から0.5秒差以内経験あり
C 上記に該当しない場合はG2以上の非根幹重賞で上がり3位以内で優勝経験あり
この辺りは最低ラインとして全馬クリアで上がり最速を記録しています。
今年の該当馬
早速今年の登録馬を見ていきましょう。
アーバンシック
シュヴァリエローズ
ショウナンラプンタ
ジャスティンパレス
ジューンテイク
ソールオリエンス
ダノンベルーガ
チャックネイト
ドゥレッツァ
プラダリア
ベラジオオペラ
ボルドグフーシュ
メイショウタバル
ヨーホーレイク
リビアングラス
レガレイラ
ローシャムパーク
ロードデルレイ
今年は上記18頭
A 国内戦前2走以内に上がり2位以内で重賞連対経験
B 上記に該当しない場合は阪神開催のG1で勝ち馬から0.5秒差以内経験あり
C 上記に該当しない場合はG2以上の非根幹重賞で上がり3位以内で優勝経験あり
アーバンシック C
シュヴァリエローズ
ショウナンラプンタ
ジャスティンパレス B
ジューンテイク C
ソールオリエンス
ダノンベルーガ
チャックネイト A
ドゥレッツァ C
プラダリア C
ベラジオオペラ B
ボルドグフーシュ
メイショウタバル C
ヨーホーレイク A
リビアングラス
レガレイラ A
ローシャムパーク B
ロードデルレイ C
更に絞り込むために、一昨年のスルーセブンシーズを除く22頭が共通していた
「G1で上がり最速を使って掲示板」
この条件を適用したいと思います。
スルーセブンシーズは上がり最速で3勝、前走は中山牝馬Sで上がり2位に0.6秒差以上の圧倒的な末脚で差し切り勝ちでした。
さらに過去の該当馬を見ると、ヒシイグアスとゴールドアクターを除き上がり最速馬は4歳or5歳馬に限られます。
ゴールドアクターは、
阪神コース未出走で前年の有馬記念を3着
ヒシイグアスは、
阪神コース未出走で前年の香港Gを2着(有馬記念と同時期)
このあたりは例外候補になりそうです。
これらを踏まえて今年の該当馬を探していくと…
アーバンシック
シュヴァリエローズ
ショウナンラプンタ
ジャスティンパレス B(G1)6歳馬
ジューンテイク
ソールオリエンス
ダノンベルーガ
チャックネイト
ドゥレッツァ C(G1)
プラダリア
ベラジオオペラ B(G1)
ボルドグフーシュ
メイショウタバル
ヨーホーレイク A(G1)7歳馬(前走G1好走)
リビアングラス
レガレイラ A(G1)
ローシャムパーク
ロードデルレイ
ここまでの条件クリア馬は青以外の上記5頭ですが、
直近G1好走のない6歳以上馬であるジャスティンパレスは脱落
まとめ
本日は上がり最速馬について考察してきましたが、今年上がり最速を記録し好走する可能性が高い馬は…
ドゥレッツァ
ベラジオオペラ
ヨーホーレイク
レガレイラ
上記4頭
ちなみに最も占有率の高い「A」+4~5歳馬に該当するのは
レガレイラ
上記1頭のみです。
7歳馬ですが前走G1を好走し、出走回数の少ないヨーホーレイクもニアピンですね。
ちなみに昨年は条件クリアのブローザホーンとソールオリエンスが実際のレースで上がり最速を記録して好走しています。
特に昨年は◎ブローザホーンにする決め手となったデータ考察でしたので、今年もレガレイラ、ヨーホーレイクには注目したいと思います。
しかし今年は例年と違う点が1つあります。
その辺りが差し追い込み馬にとっては不利な条件だと思うので、データがここで途切れる可能性もゼロでは無いかなと思っています。
その辺りはYouTubeにて今年のキーワードとして解説していますので良ければご覧になってみてください。
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