【秋華賞】過去20年データ考察第四弾 前走紫苑Sや条件戦から好走した馬を解析!今年買える馬はコレ

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前走G3以下から好走した馬

 

2022年 スタニングローズ
2021年 ファインルージュ
2020年 マジックキャッスル
2020年 ソフトフルート
2019年 カレンブーケドール

2018年 ミッキーチャーム
2017年 ディアドラ
2016年 ヴィブロス
2016年 パールコード
2015年 マキシマムドパリ
2014年 ショウナンパンドラ
2013年 スマートレイアー
2012年 アロマティコ
2011年 アヴェンチュラ
2010年 アプリコットフィズ
2008年 プロヴィナージュ
2005年 ニシノナースコール
2004年 ヤマニンシュクル
2004年 ウイングレット

 

上記は前走G1(基本的にはオークス)とG2(基本的にはローズS)を除いた別路線組です。

その代表レースはやはり紫苑Sですかね、今年もここから好走馬がでてくるのか注目です。

 

 

前走と人気と着順

 

スタニングローズ 紫苑SG3 1人気 1着
ファインルージュ 紫苑SG3 2人気 1着
マジックキャッスル 紫苑SG3 6人気4着
ソフトフルート 夕月特別2勝クラス 1人気 1着
カレンブーケドール 紫苑SG3 1人気 3着

ミッキーチャーム 藻岩山H1000 1人気 1着
ディアドラ 紫苑SG3 1人気 1着
ヴィブロス 紫苑SG3 3人気 2着
パールコード 紫苑SG3 2人気 5着
マキシマムドパリ 甲武特別500 1人気 1着
ショウナンパンドラ 紫苑S 1人気 2着
スマートレイアー 夕月特別1000 1人気 1着
アロマティコ ムーンH1600 1人気 3着
アヴェンチュラ クイーンG3 1人気 1着
アプリコットフィズ クイーンG3 2人気 1着
プロヴィナージュ シリウスHG3 11人気 16着
ニシノナースコール 五頭連峰1000 5人気 1着
ヤマニンシュクル クイーンG3 3人気 3着
ウイングレット クイーンG3 4人気 8着

 

赤く塗った紫苑S組が8頭

緑に塗った条件組が6頭

オレンジに塗ったクイーンS組が4頭

それ以外が青で1頭(ダート主戦のプロヴィナージュ)

 

こう見ると前走条件組は紫苑Sと並ぶくらい頑張っています。

 

 

前走紫苑S組

 

まずは紫苑Sから見てみましょう。

この組はオークス出走系と上がり馬系の2パターンで見ていきましょう。

 

全5頭オークス出走組好走パターン

 

オークスでの成績

スタニングローズ 4角4番手2着
ファインルージュ 4角15番手
カレンブーケドール 4角4番手2着

ディアドラ 上がり最速4着
レディパステル 上がり最速1着

 

「オークスで掲示板内」このキーワードは連日出てくるように、本当にオークス直結レースなのが秋華賞

特に先行して(4角4番手以内)掲示板、もしくは上がり最速で掲示板が基本ライン

ファインルージュだけ掲示板外から巻き返していますが、昨日も書いた通り例外パターンの「出走時点で3勝以上」をクリア

しかもフェアリーSと紫苑Sの勝ち馬で重賞2勝馬、更にはG1を既に好走しており実績は十分すぎるほどで、秋華賞当日もソダシに次ぐ2番人気まで支持されてました。

 

 

次にオークス未出走組

 

ヴィブロス
パールコード
ショウナンパンドラ

 

この組は前走を除いた2走以内に上がり最速で1着か重賞連対経験を全馬がもっていました。

 

 

前走条件戦組

 

紫苑S組の次に好走馬が出ている前走条件組も見ていきましょう。

 

ミッキーチャーム
スマートレイアー
アロマティコ
ニシノナースコール
ティコティコタック
マキシマムドパリ

 

とにかくこの組は「上がり」が重要です。

 

ミッキーチャーム 6戦2回上がり最速
スマートレイアー 4戦2回上がり最速
アロマティコ 9戦4回上がり最速
ニシノナースコール 6戦3回上がり最速
ティコティコタック 8戦3回上がり最速(ダ除く)
マキシマムドパリ 8戦3回上がり最速

 

最低でも上がりは30%以上で最速が欲しいところ。

最低ラインのミッキーチャームも少し特殊で未勝利抜け出すまで3戦と足踏みしましたが

そこから別馬のように3連勝、ここでようやく上がり最速で勝つのですが

0.6秒差、0.6秒差、1.3秒差と逃げ馬としては大楽勝でした。

 

 

前走クイーンS組

 

最後に母数はかなり少ないですが、前走クイーンS組

 

アヴェンチュラ 1人気1着
アプリコットフィズ 2人気1着
ヤマニンシュクル 3人気3着
ウイングレット 4人気8着

 

上記の通り基本的には前走3人気以内かつ3着以内

なんですが、ここで走った4頭はかなりOP以上の成績が良く

 

アヴェンチュラ
札幌2歳S2着
クイーンC1着

アプリコットフィズ
フェアリーS2着
クイーンC1着
クイーンS1着

ヤマニンシュクル
札幌2歳S3着
阪神JF1着
チューリップ賞3着
桜花賞3着
クイーンS3着

ウイングレット
新潟2歳S2着
スイートピーS1着

 

いや普通に凄い成績です。

牡馬混合重賞で連対があった2頭、なかった2頭は複数回で牝馬限定戦を好走

全馬にOP以上で2連対以上とボーダーはびっくりするくらい高いです。

 

 

今年の該当馬

 

キャットファイト

クリスマスパレード

コガネノソラ

チルカーノ

ホーエリート

ボンドガール

ミアネーロ

ランスオブクイーン

 

今年は上記8頭が前走G3以下からの参戦になります。

上で説明したデータを振り返りながら、考察順で見ていきましょう。

 

前走紫苑S組

クリスマスパレード オークス未

ホーエリート オークス出

ボンドガール オークス未

ミアネーロ オークス出

 

オークス出走組は掲示板内に入っているのが基本ラインで、4角4番手以内か上がり最速が全馬共通点

これに該当しなかったファインルージュは出走時点で3勝以上+重賞2勝+G1好走で当日2番人気以内と非常に厳しい条件

 

ホーエリート オークス10着

ミアネーロ オークス14着

 

共に4角位置も上がりも満たすことができず3勝以上も未クリア

例外候補と比較しても実績的にかなり厳しいレースになりそうです。

 

オークス未出走組は2走前上がり最速1着か重賞連対が必須、シンプルに2走前で連対できていない馬は過去20年1頭も馬券になっていません。

 

クリスマスパレード 2走前関東オークス9着

ボンドガール クイーンS2着(上がり最速)

 

クリスマスパレードは3走前まで遡っても厳しく、紫苑Sの勝ち馬ではありますが厳しい評価になりそうです。

ボンドガールは常に「1勝馬」である点が不安ですがデータ上は問題なく好走可能となりました。

 

次に好走馬が多い前走条件戦組を判定して行きたいと思います。

 

チルカーノ

ランスオブクイーン

 

この2頭が好走するには上がり最速率を調べる必要があります。

ここまでの回数を見てみると

 

チルカーノ 5戦2回

ランスオブクイーン 7戦2回

 

正直どちらも最低レベルです。

ランスオブクイーンに限っては最速率28.5%と同パターンから好走した最低上がり率のミッキーチャーム(30%)を下回っており絶望的

上で書いた通りミッキーチャームはそもそも逃げ馬でしたし、着差全て0.5秒以上の圧勝を3連続で記録し物凄い連勝で秋華賞に挑んだ馬、当日も前走2勝クラスながら5番人気と支持されていました。

個人的にレース回顧していてもオークスは先行馬全滅の流れを粘って5着に残っていますし「オークスで掲示板」のキーワードを満たす馬なのですが、末脚がキレッキレの馬でないと条件戦からは厳しい結果になっていますので軽視したいと思います。

チルカーノも決して過去の好走馬と比較して40%の上がり最速率は推せるものではありませんが、好走しても最低ラインのボーダー条件達成馬と言う理由がつくので消せない状況

かなり戦績にムラのある馬で、勝ったときのインパクトは素晴らしい(特に新馬戦)のでオッズ妙味的には面白いかもしれません。

 

最後にクイーンS組

 

キャットファイト

コガネノソラ

 

前走京成杯AH(G3)のキャットファイトも合わせて見ていきましょう。

この組はシンプルに3番人気以内かつ3着以内なのですが、これほどまでに全馬が当日人気で実力通り上位に好走し秋華賞好走の流れなら当然実績がものを言うパターン

上で説明した通り好走した馬の過去重賞実績を調べてみると

 

アヴェンチュラ
札幌2歳S2着
クイーンC1着

アプリコットフィズ
フェアリーS2着
クイーンC1着
クイーンS1着

ヤマニンシュクル
札幌2歳S3着
阪神JF1着
チューリップ賞3着
桜花賞3着
クイーンS3着

ウイングレット
新潟2歳S2着
スイートピーS1着

 

当然ながらクイーンSで人気になる理由がある馬でした。

キャットファイトも含めて判定して行くと

 

キャットファイト
前走4人気9着
OP勝ちのみ

 

コガネノソラ
前走5人気1着
OP勝ち クイーンS勝ち

 

どちらも前走人気の時点でNGですし、過去好走馬は複数重賞好走実績があった点からもズレます。

たとえ勝ち馬だとしても過去実績が重要になってくる前走で、未勝脱出まで4戦使ったコガネノソラと重賞好走歴のないキャットファイトは問答無用で消します。

 

 

まとめ

 

本日は前走G3以下(紫苑S、クイーンS、条件戦)を見てきましたが、ここまでの好走条件を完全にクリアした今年買える馬は…

 

 

 

 

ボンドガール

チルカーノ

 

 

 

 

 

上記2頭のみ

自分の主観的な要素を排除してデータクリアかNGかを判定した場合、この2頭が残ります。

もちろんボンドガールの距離が…追い切りが…、チルカーノのレースレベルが…実績が…

書けば色々とありますが、そこは受け手の自由ですので上げ下げは任せます。

私の判断が気になるようでしたら全頭診断か(多分今回はやらないかも…)最終結論をお持ちください。

 

 

木曜日限定記事

 

本日もかなり長くなりましたが、最後にこの組を更にシンプルに見ていきたいと思います。

過去20年好走馬60頭中、前走オークスとローズSと特殊なパターン(前走海外G1やダートを使用してきた馬)を除けば20頭しかいません。

これら20頭の前走人気が非常に重要で、実に17頭が前走3番人気以内でした。

 

2着マジックキャッスル6番人気4着(0.2秒差)
3着ウイングレット4人気8着
3着ニシノナースコール5人気1着

 

まずここから読み取れるのは、前走主要ステップ以外の馬は

前走重賞で0.2秒差以内だった馬か3番人気以内だった馬しか当日連対できていないという事実

更にマジックキャッスルは何度も出てくる「オークス掲示板内」条件クリア+重賞複数連対馬と実績は完璧でした。

何とか3着に滑り込んだウイングレットは牡馬混合重賞連対馬、ニシノナースコールは3勝馬、更に2頭は19年前のデータ、20年前のデータと古く、18年以上連続でこの法則は継続しています。

今年は条件クリアだった2頭がそのままなので改めて手を加える必要はありませんが、来年以降も継続が濃厚なので頭の片隅に入れておきたいと思います。

 

一通り前走ステップや過去実績、オークスとの関連性など踏まえて削っていく作業の大部分が終了しました。

明日以降はまた違った角度から分析して行きたいと思うのと、今年1番重要視している要素をまだ出していないので楽しみに待っていてください。

月曜日から過去20年データ考察を毎日書いてきましたが、ありがたいことに訪問数が伸び続けている状態です。

この記事が初めての方や、毎日見ている方の復習を含め、ここまでのデータ完全クリア馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。

だいぶ絞れてきましたね、明日以降もお楽しみに!

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