【スプリンターズS】最終結論 過去20年データ考察から今年も絶対に買いたい穴条件クリア馬

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■9月29日(日)■中山競馬場
スプリンターズS(G1)
芝2200m 発走15時40分
【過去10年の解析データ】
★☆【人気データ】☆★
1番人気 (5-1-1-3) 2番人気 (2-3-0-5)
3番人気 (2-2-0-6) 4番人気 (0-0-0-10)
5番人気 (0-1-1-8) 6番人気 (0-0-0-10)
7~9人 (0-1-5-24) 10人以下(1-2-3-64)
『人気サイドはまずまず堅実です。』

★☆【所属データ】☆★
美浦(5-1-2-30) 栗東(5-9-8-91) 外国(0-0-0-9)
『関西馬が優勢です。』

★☆【間隔データ】☆★
連闘(0-0-0-0) 2週(0-0-0-0) 3週(5-4-3-48)
4週(0-0-0-2) 5週~9週(2-2-7-56)
10週~25週(3-3-0-23) 半年以上(0-1-0-1)
『サマースプリントシリーズ出走馬が中心です。』
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はじめに

 

今週から有馬記念(ホープフルS)終了時点までG1週はできる限り毎日考察記事をアップしていきます。

ありがたい事に、ここ1~2年の間にSNSのフォロワーは3万人以上増えブログ閲覧者数も当時の倍に増えています。

そこで改めて注意書きとして最初に示して置きたいのですが、私の記事は最終結論以外は予想のようで予想ではありません。

過去の結果を細かく並べて分析しているだけなので、今まで起きた「事実」を書いているだけです。

どこで線引きをしようが嘘偽りのない過去の記録なので、軽視したり、必要と感じる部分は参考にしたり、自分なりに強弱を付けて予想に役立ててください。

その予想の部分ですが、私はたくさんの食材(過去データ)を用意しますので、あとはご自身で味付けをしながら調理して完成させてください。

提供している無料の炊き出しに味が濃いだの薄いだの言われても、じゃあ食べるなとしか言えません。

結論を指示する事はマイナスサムゲームで一番やっては行けない事なので「最終的に結論を出すのは自分自身である」と言うことを胸に刻んでください。

毎日睡眠の時間を削って何十時間も過去データを調査し、見に来てくれた方々にわかりやすいようにまとめ記事にする。

シンプルに皆さんが出来ないことや、やらない事を私が代わりにやっているだけの話です。

色々な角度からフォーカスし、競馬をより楽しむ1つの読み物として楽しんでいただければ幸いです。

 

 

過去20年の同年高松宮記念出走馬

 

2023年
ナムラクレア

2022年
ジャンダルム
ナランフレグ

2021年
レシステンシア

2020年
グランアレグリア
ダノンスマッシュ
アウィルアウェイ

2019年
モズスーパーフレア
ダノンスマッシュ

2018年
ファインニードル

2017年
レッドファルクス
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン

2016年
ミッキーアイル

2015年
ストレイトガール
サクラゴスペル

2014年
スノードラゴン
ストレイトガール
レッドーオーヴァル

2013年
ロードカナロア
ハクサンムーン

2012年
ロードカナロア
カレンチャン

2011年
好走馬なし

2010年
キンサシャノキセキ
サンカルロ

2009年
ローレルゲレイロ
ビービーガルダン

2008年
キンサシャノキセキ

2007年
好走馬なし

2006年
好走馬なし

2005年
デュランダル
アドマイヤマックス

2004年
デュランダル

 

 

過去20年の好走馬60頭中31頭が同年の高松宮記念に出走していました。

もうこの時点で熱いのが伝わると思いますが「スプリンターズSの好走馬半数以上が同年高松宮記念組」と言うことになります。

2011年は好走馬なしとありますが、この年は外国馬3頭が参戦していました。

 

ロケットマン

ラッキーナイン

グリーンバーディ

 

そのうちのロケットマンが1番人気になるほどこの年のスプリント路線は中央競馬の歴史上、過去20年の中でも1、2を争うほどレベルが低かったように見えます。

2006年も海外招待馬のテイクオーバーターゲットが優勝

そのときも日本のスプリント路線は空き巣状態で、海外馬が1番人気に支持されていました。

海外馬が1番人気に支持されるようなG1は珍しいですが、裏を返せば日本馬にそれだけ中心的な馬が出走していない証拠でもあります。

純粋に高松宮記念出走の有力馬で好走が無かったのは2007年の1回だけかなと思います。

本日はこの高松宮記念出走組の熱さを伝えていきたいと思います。

 

 

高松宮記念組の好走パターンA

 

『高松宮記念で3番人気以内に支持されていた』

 

2023年
ナムラクレア 2番人気

2022年
ジャンダルム 13番人気
ナランフレグ 8番人気

2021年
レシステンシア 1番人気

2020年
グランアレグリア 2番人気
ダノンスマッシュ 3番人気
アウィルアウェイ 11番人気

2019年
モズスーパーフレア 2番人気
ダノンスマッシュ 1番人気

2018年
ファインニードル 2番人気

2017年
レッドファルクス 1番人気
レッツゴードンキ 2番人気
ワンスインナムーン 8番人気

2016年
ミッキーアイル 2番人気

2015年
ストレイトガール 1番人気
サクラゴスペル 12番人気

2014年
スノードラゴン 8番人気
ストレイトガール 1番人気
レッドーオーヴァル 9番人気

2013年
ロードカナロア 1番人気
ハクサンムーン 10番人気

2012年
ロードカナロア 1番人気
カレンチャン 2番人気

2011年
好走馬なし

2010年
キンサシャノキセキ 1番人気
サンカルロ 4番人気

2009年
ローレルゲレイロ 3番人気
ビービーガルダン 4番人気

2008年
キンサシャノキセキ 5番人気

2007年
好走馬なし

2006年
好走馬なし

2005年
デュランダル 1番人気
アドマイヤマックス 4番人気

2004年
デュランダル 1番人気

 

好走馬30頭のうち19頭がこのパターンと王道路線になります。

何よりMAXで3頭までしか該当しないので少ない頭数の割りに該当馬が出走してくればかなり熱いです。

 

皆さん今年の高松宮記念のオッズは覚えていますか?

今年、高松宮記念に出走し3番人気以内に支持されスプリンターズSに登録がある馬は…

 

ルガル 1人気

ナムラクレア 2人気

ママコチャ 3人気

 

なんと今年は上位3頭揃って出走します。

これ実は20年間でも結構珍しいことで、昨年も3頭揃いましたが基本は多くても2頭まで、今年は高松宮記念出走組から好走馬が出る確率は例年以上に上がっているかな思います。

 

 

高松宮記念組の好走パターンB

 

『高松宮記念で支持されていない馬はその後のレースに共通点あり』

 

2022年
ジャンダルム 13番人気
ナランフレグ 8番人気

2020年
アウィルアウェイ 11番人気

2017年
ワンスインナムーン 8番人気

2015年
サクラゴスペル 12番人気

2014年
スノードラゴン 8番人気
レッドーオーヴァル 9番人気

2013年
ハクサンムーン 10番人気

2010年
サンカルロ 4番人気

2009年
ビービーガルダン 4番人気

2008年
キンサシャノキセキ 5番人気

2005年
アドマイヤマックス 4番人気

 

好走パターンAで3番人気以内に支持されていなかった残りの12頭をみてみましょう。

非常に目立ったのが高松宮記念を惨敗した前後の成績がシンプルに良かったんですよね。

 

ジャンダルム
オーシャンS1着→高松宮記念惨敗→前走G3凡走スプリンターズS好走

ナランフレグ
高松宮記念1着(8番人気)

アウィルアウェイ
高松宮記念惨敗→前走G3好走スプリンターズS好走

ワンスインナムーン
高松宮記念惨敗→2連勝スプリンターズS好走

サクラゴスペル
高松宮記念惨敗→G2優勝スプリンターズS好走

スノードラゴン
高松宮記念惨敗→G3好走スプリンターズS好走

レッドオーヴァル
高松宮記念惨敗→その後重賞含む3戦全て連対→スプリンターズS好走

ハクサンムーン
高松宮記念3着→その後重賞含む3戦全て連対→スプリンターズS好走

サンカルロ
高松宮記念を上がり最速で4着(0.1秒差)

ビービーガルダン
高松宮記念惨敗→G3優勝スプリンターズS好走

キンサシャノキセキ
高松宮記念3着→その後重賞2戦全て好走→スプリンターズS好走

アドマイヤマックス
高松宮記念1着馬(4番人気)

 

ほぼ確実に重賞好走は必要かなと思います。

本当によく走っています、唯一といっても良いサンカルロだけが好走なし

しかし高松宮記念を上がり最速0.1秒差4着は十分な例外要素だと感じます。

ここでのボーダーは重賞好走or高松宮記念で着差0.1秒以内とします。

1つ例外的なのはジャンダルムで同年1200m重賞(スプリンターズSと同じ舞台)で勝利経験がありました。

この馬に関しては枠の恩恵があまりにも大きかったと思いますが、それでも同年1200m重賞実績は必須と言えるでしょう。

 

今年の高松宮記念出走組で4番人気以下だった馬をみていきましょう。

 

ウインマーベル
高松宮記念惨敗→京王杯SC1着

トウシンマカオ
高松宮記念惨敗→京王杯SC凡走→セントウルS1着

ビクターザウイナー
高松宮記念3着→G1凡走→G3凡走

マッドクール
高松宮記念1着

モズメイメイ
高松宮記念惨敗→北九州記念3着→アイビスSD1着→セントウルS3着

 

これは参りました。

今年は非常に悪い馬場で高松宮記念が開催された影響もあって上位人気が割と凡走し、人気のなかった馬がその後しっかりと重賞で結果を出している辺り、全く絞れない状況です。

消し要素がある馬がその後例外条件をクリアしているので全馬良いところと悪いところをギリギリ補っている感じになります。

 

 

まとめ

 

ここまでの高松宮記念出走馬の好走パターンA、好走パターンBに当てはまった馬を過去20年ベースでもう一度見ていきます。

 

2023年
ナムラクレア A

2022年
ジャンダルム B
ナランフレグ B

2021年
レシステンシア A

2020年
グランアレグリア A
ダノンスマッシュ A
アウィルアウェイ B

2019年
モズスーパーフレア A
ダノンスマッシュ A

2018年
ファインニードル A

2017年
レッドファルクス A
レッツゴードンキ A
ワンスインナムーン B

2016年
ミッキーアイル A

2015年
ストレイトガール A
サクラゴスペル B

2014年
スノードラゴン B
ストレイトガール A
レッドーオーヴァル B

2013年
ロードカナロア A
ハクサンムーン B

2012年
ロードカナロア A
カレンチャン A

2011年
好走馬なし

2010年
キンサシャノキセキ A
サンカルロ B

2009年
ローレルゲレイロ A
ビービーガルダン B

2008年
キンサシャノキセキ B

2007年
好走馬なし

2006年
好走馬なし

2005年
デュランダル A
アドマイヤマックス B

2004年
デュランダル A

 

同年の高松宮記念に出走していた馬は過去20年間で好走パターンAかBに該当した馬以外好走していない」と言う事がわかります。

という訳でここまでの私の考察では

過去20年の好走馬60頭中31頭と半数以上の馬が同年の高松宮記念に出走しているので

同年の高松宮記念出走馬=好走期待値が高い

中でも好走パターンAもしくはBに該当した馬しか好走できていない。

上記がこの記事での前提部分です。

そして今年の条件クリア馬は以下

 

A ルガル

A ナムラクレア

A ママコチャ

B ウインマーベル

B トウシンマカオ

B マッドクール

B モズメイメイ

 

まだ書く事は沢山ありますが、とりあえず本日はここまで。

この後の考察でいつも通りガッツリと絞れてきますので安心してください、とりあえず今日は高松宮記念組が熱いと言うことを覚えてくれればOKです。

 

 

月曜日限定記事

 

本日高松宮記念について考察してきましたが、過去10年間で少し評価を落としたいデータクリア馬がいるので整理して行きたいと思います。

JRA公式HPにも出ていますが「同年の東京・中山・京都・阪神・中京のOP以上勝利経験の有無」

 

あり【10-9-7-43】(勝率14.5%)

なし【0-1-3-88】(勝率0%)

 

これら例外パターンで好走した4頭を調べて見ましたが、面白い共通点があったので紹介します。

 

2着ラブカンプー(4戦連続OP好走でスプリンターズS出走)

3着ワンスインナムーン(2連勝でスプリンターズS出走)

3着ウキヨノカゼ(2連勝でスプリンターズSで出走)

3着レッドオーヴァル(重賞含む3連続好走でスプリンターズS出走)

 

とにかく直近の戦績は非常に重要で「2連勝しているか最低でも3戦以上は連続でOP以上好走」していなければ厳しいデータです。

シンプルに見るならば直近2走内で馬券外が1度でもあれば、過去に該当した馬は例外なく全て馬券外に飛んでいると言うことになります。

上記の条件を加えると馬券内占有率は10-10-10で100%、該当しなかった馬は0-0-0で占有率0%になります。

今年の同年東京・中山・京都・阪神・中京のOP以上勝利経験が無い馬で、馬券内に好走できるか上記例外条件を当てはめながら見ていきたいと思います。

※国内出走が難しい海外馬除く

 

・ウイングレイテスト 2連続重賞連対でギリ例外△

・ヴェントヴォーチェ 2走内で馬券外あり例外条件×

・オオバンブルマイ 2走内で馬券外あり例外条件×

・ダノンスコーピオン 2走内で馬券外あり例外条件×

・人気ブログランキング限定公開

・モズメイメイ  3戦連続重賞好走○

・モリノドリーム 2走内で馬券外あり例外条件×

・レイベリング 2走内で馬券外あり例外条件×

 

これだけでかなり絞れますが、当然これを鵜呑みにして「即消し」とはしませんので、明日以降の考察もしっかりと見て判断したいと思います。

しかし当日人気確実の2頭が例外条件も満たすことが出来ず、月曜日の段階から今年は波乱のスプリンターズSと言う予感がしますね…

 

 

過去20年で好走した牝馬一覧

 

2023年
ママコチャ
ナムラクレア

2021年
レシステンシア

2020年
グランアレグリア
アウィルアウェイ

2019年
モズスーパーフレア

2018年
ラブカンプー

2017年
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン

2016年
ソルヴェイグ

2015年
ストレイトガール
ウキヨノカゼ

2014年
ストレイトガール
レッドオーヴァル

2012年
カレンチャン

2011年
カレンチャン
エーシンヴァーゴウ

2009年
カノヤザクラ

2008年
スリープレスナイト

2007年
アストンマーチャン
サンアディユ

 

過去20年でスプリンターズSの牝馬好走は上記21頭です。

全体の出走は94頭、そのうち21頭が好走していますので22.3%の好走率

牡馬(セン馬)の全体成績は好走率17.3%ですので一般的には牝馬の方が期待度は高めです。

そんな好走率が非常に高い牝馬を徹底解析していきたいと思います。

 

 

好走パターンA

 

この20頭の前走、前々走の記録を眺めていると非常に高レベルだなと感じました。

まずは好走した21頭の前走をみていきましょう。

 

2023年 ママコチャ 北九州記HG3 1人気 2着
2023年 ナムラクレア キーンラG3 1
人気 1着
2021年 レシステンシア セントウG2 1人気 1着

2020年 グランアレグリア 安田記念G1 3人気 1着
2020年 アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
2019年 モズスーパーフレア 北九州記HG3 2人気 4着
2018年 ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
2017年 レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
2017年 ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
2016年 ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
2015年 ストレイトガール セントウG2 3人気 4着
2015年 ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
2014年 ストレイトガール 函館スプG3 1人気 11着
2014年 レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
2012年 カレンチャン セントウG2 3人気 4着
2011年 カレンチャン キーンラG3 1人気 1着
2011年 エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
2009年 カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
2008年 スリープレスナイト 北九州記HG3 1人気 1着
2007年 アストンマーチャン 北九州記HG3 1人気 6着
2007年 サンアディユ セントウG2 11人気 1着

 

基本的には「前走2番人気以内or1着」で21頭中16頭がこのパターン

これに該当しなかった5頭

 

アウィルアウェイ 前走北九州記念3着
カレンチャン 前々走高松宮記念2番人気1着

ストレイトガール 前々走ヴィクトリアM5番人気1着
ソルヴェイグ 前々走函館SS12番人気1着
レッツゴードンキ 前々走高松宮記念2番人気2着

 

ソルヴェイグとアウィルアウェイ以外は2走内でG1連対しています。

この2頭は同年の1200m重賞勝ち馬で共通点があります。

 

A 前走2番人気以内or1着
B 2走内でG1連対
C 2走内で重賞好走+同年1200m重賞優勝

 

ここまでを分かりやすくまとめると、この3パターン以外で好走した牝馬は20年ではいません。

牝馬で最低人気(11人気)激走のラブカンプーもしっかりとクリアしていました。

 

さっそく今年の登録馬を見てみましょう。

 

ナムラクレア

ピューロマジック

ママコチャ

モズメイメイ

モリノドリーム

 

今年の牝馬登録は上記5頭

各馬の過去成績を見て馬名の横に判定を書いていきます。

 

ナムラクレア A

ピューロマジック A

ママコチャ -

モズメイメイ ‐

モリノドリーム ‐

 

2頭まで絞られました。

ママコチャが前走1200m重賞連対も4番人気と絶妙なラインで脱落しているので難しいところ。

一応ここまでの最低ラインは未クリアですので厳しく判定して行きたいと思います。

 

 

好走パターンB

 

もう1つ別角度から見ていきましょう、今回は出走するまでの『ローテーション』です。

好走馬のパターン的にはざっくり分けて2パターンです。

 

・夏をガッツリ使ってきた勢い系
・夏を休養に使った実力系

 

サマージリーズを複数使ってここも勢い十分に好走を果たした馬と、

予めここ目標に十分休養を挟んで前走を叩いて好走した実力馬とで2パターンあります。

今回はこのうちの夏に複数使ってきた勢い重視の馬についてです。

 

具体的には宝塚記念以降に2レース以上を走った馬を対象に調べると、

これまでに好走してきた牝馬に面白い共通点が見えてきます。

 

アウィルアウェイ 2戦 重賞好走
ラブカンプー 3戦 重賞2連対+3回全て好走

ワンスインナムーン 2戦 全て勝利
ウキヨノカゼ 2戦 全て勝利
レッドオーヴァル 2戦 重賞連対+条件戦勝利
カレンチャン 2戦 全て勝利
エーシンヴァーゴウ 3戦 重賞3勝+3戦全て好走
カノヤザクラ 3戦 重賞勝利+重賞3着
サンアディユ 3戦 重賞2勝
ビリーヴ 2戦 重賞勝利+全て連対
ビリーヴ 3戦 全て勝利

 

アウィルアウェイは少し足りないですが、

全体的に見てこの勢い凄く無いですか?

とにかく夏を複数使ってきた馬は素晴らしい成績を記録していました。

凡走した馬を探すのが難しい位でサンアディユカノヤザクラが1回づつ凡走は記録しているのですが

それでも最高0.5秒での敗戦、もちろんどちらも重賞です。

アウィルアウェイだけがかなり実績に欠けてる状態で1回凡走しており7着でした。

この3頭に共通している部分が2つあります。

 

アウィルアウェイ 前走3着+上がり2位

カノヤザクラ 前走4着+上がり3位

サンアディユ 前走1着+上がり3位

 

最低でも前走掲示板確保+上がり3位以内を記録

今年の該当馬を見ていきましょう。

 

ナムラクレア 夏1戦

ピューロマジック 夏2戦

ママコチャ 夏1戦

モズメイメイ 夏3戦

モリノドリーム 夏1戦

 

複数使った2頭を見ていきましょう。

 

ピューロマジック 2戦1勝

モズメイメイ 3戦全て好走+重賞勝ち

 

過去の同パターンの馬と比較すると、モズメイメイは流石に文句なしで類似しています。

特にラブカンプーと丸かぶり、近走の充実度が重要なG1ですから怖い存在だと思います。

ピューロマジックは1度だけの好走で、過去の同パターン好走馬と比較すると最低レベルの実績でかなり危ない気がします。

ここで役に立つのが先程書いた凡走馬の共通点で、例外なく全馬が「上がり3位以内」でした。

 

ピューロマジック 上がり18位

 

この時点で条件未クリアとなります。

 

 

まとめ

 

本日は歴代好走牝馬について過去20年データ考察をしてきましたが、これまでの好走パターンABを合わせて今年好走できそうな牝馬の結論を出したいと思います。

 

ナムラクレア A○B○

ピューロマジック A○B×

ママコチャ A×B○

モズメイメイ A×B○

モリノドリーム A×B×

 

上記がここまでの考察結果です。

今年買えそうな牝馬は…

 

 

 

ナムラクレア

 

 

 

上記1頭のみ。

しかし、ママコチャの前走着順と人気が今年例外候補となり得るのと、流石に夏複数回使った馬の好走パターンから圧巻の戦績を記録しているモズメイメイもマイナス要素を打ち消すほどの実績はあるかなと感じます。

一応ママコチャモズメイメイの2頭は例外候補とし、この先の別角度から考察を行った上で最終結論で判断したいと思います。

 

 

火曜日限定記事

 

本日はここまで牝馬について書いて来ましたが、牝馬を買う上で最も好走に期待できるパターンを紹介して終わりにしたいと思います。(もちろん他のどこにも載っていません全て独自データです)

 

・前走逃げ馬を除く

・古馬G1連対牝馬

・○○

 

上記条件を満たす牝馬は、過去20年

【3-3-1-0】好走率100%

 

冒頭で書いた牝馬全体の成績は【6-7-8-73】好走率22.3%

上記から激アツ好走パターン該当馬を抜いた数字は【3-4-7-73】好走率16.0%と一気に下がります。

むしろ上記に該当しない牝馬を買うくらいなら牡馬【14-13-12-187】好走率17.3%を買った方が良いまであるので要注目です。

個人的には昨日の考察と真逆の結果になりデータブレイクは確定の年かなと感じています、非常に難しいスプリンターズSになりそうです…

 

 

前走2桁着順or1秒以上負けで好走した馬一覧

 

※前走3着以内好走馬を除く過去30年間

 

2023年
2着 マッドクール
前走 CBC賞 1番人気9着1.0秒

2021年
1着 ジャンダルム
前走 北九州記念 9番人気17着2.0秒

2017年
2着 レッツゴードンキ
前走 ヴィクトリアM 3番人気11着0.7秒

2015年
2着 サクラゴスペル
前走 安田記念 13番人気17着1.1秒差

2009年
1着 ローレルゲレイロ
前走 セントウルS 4番人気14着1.4秒差

2005年
3着 アドマイヤマックス
前走 安田記念 4番人気12着0.7秒差

2001年
1着 トロットスター
前走 安田記念 4番人気14着1.4秒差

1998年
1着 マイネルラブ
前走 スワンS 1番人気7着1.2秒差

1998年
2着 シーキングザパール
前走 マイルCS 2番人気8着1.0秒差

 

母数が少なかったので普段の過去20年→30年前まで遡って考察したいと思います。

過去30年まで遡ってもわずか9頭しかいません。

本日はこの前走2桁着順、1秒以上の負けを記録していた馬を徹底考察していきます。

 

 

巻き返した馬の前走

 

マッドクール CBC賞
ジャンダルム 北九州記念
レッツゴードンキ 
ヴィクトリアM

サクラゴスペル 安田記念
ローレルゲレイロ セントウルS
アドマイヤマックス 安田記念
トロットスター 安田記念
マイネルラブ スワンS

シーキングザパール マイルCS

 

基本的には前走マイルG1で大敗した馬が一気の距離短縮で巻き返しが非常に目立っております。

前走G2以下で2桁人気だった馬は過去30年で1頭も馬券内に好走してません。

今年前走2桁着順もしくは1秒以上敗退馬を見ていきましょう。

 

ダノンスコーピオン G2 5人気12着

ピューロマジック G2 1人気13着

マッドクール G1 (海外)11着

ルガル G1 1人気10着

 

今年は4頭のみ

毎年かなりの数がいますが今年は前走人気馬が多いですしハイレベルだと思います。

まさにスプリントG1にふさわしいメンバーが揃った印象

 

 

巻き返した馬の近走成績

 

マッドクール 2走前 OP1人気1着(3走前シルクロードS1人気3着)
ジャンダルム 3走前 オーシャンS 2人気1着
レッツゴードンキ 2走前
 高松宮記念 2人気2着

サクラゴスペル 2走前 京王杯 5人気1着
ローレルゲレイロ 3走前 高松宮記念 3人気1着
アドマイヤマックス 3走前 高松宮記念 4人気1着
トロットスター 2走前 高松宮記念 1人気1着
マイネルラブ 2走前 セントウルS 2人気1着
シーキングザパール 3走前 海外G1 1着

 

昨年のマッドクールが少し実績面では劣りますが、これも例外を先読みして去年のスプリンターズSでは当日5番人気以下から買えるのはマッドクール1頭だけと断言したほど走ってくる自信がありました。(週中から注目馬としてこの馬1頭のみ推薦)

この馬は3走前のシルクロードSでも1番人気でしたし着差も0.1秒差、その後の中山OPを勝っており実績的には問題ないと判断しました。

他は基本的に重賞勝ち馬が基本となります。

 

早速今年該当する馬の近3走を見ていきましょう。

 

ダノンスコーピオン 好走なし

ピューロマジック 北九州記念1着、葵S1着

マッドクール 高松宮記念1着

ルガル シルクロードS1着1着

 

去年はこの時点で1~2頭しか残れなかったですが今年はようやくダノンスコーピオンだけ消せている状態…

過去のスプリンターズSと比較しても今年は本当にレベルが高いと感じます。

 

 

まとめ

 

本日は前走大敗馬(2桁着順or1秒以上敗退馬)について調べてきましたが、ここまでの考察で今年巻き返しが期待できそうな馬は…

 

ピューロマジック

マッドクール

ルガル

 

上記3頭

普通に多いです、全く絞れていません。

しかしここからの考察、特に明日は当日5番人気以下から好走した馬の共通点や別角度からのアプローチでなんとか片手に収まる程度の頭数まで絞りたいと思います。

1つ1つ焦らずにやって行こうと思うので週の後半も是非楽しみに待っていてください。

 

 

水曜日限定記事

 

本日は最後に面白いデータを紹介します、と言うか人気馬だったので個人的に気になって調べたことがあるので共有したいと思います。

この角度からの考察は、どこのYouTubeにもブログにも載っていないと思います。

 

私が注目しているのは「同年のサマースプリントシリーズ優勝馬」です。

 

スプリンターズSには必ずと言って良いほど夏のスプリント優勝馬が毎年出走してくるのですが

シリーズ化された2006年からその成績は過去17年で(新潟開催除く)

 

1-2-3-11】勝率5.8%連対率17.6%複勝率35.3%

 

実は意外と悪いんです。

スプリントシリーズを優勝するくらいですので近走の戦績が良いのは当たり前で、当日人気が多い割りには飛んでいるんですよね。

一昨年も人気だったナムラクレアがシリーズ優勝馬で馬券外へ…

去年は飛びますと宣言した優勝馬ジャスパークローネも人気を背負って馬券外でした。

 

そうです、ここに注目したのは言うまでもなく

今年の優勝馬は

 

1番人気 サトノレーヴ

 

過去に好走した6頭ですが

例外なし全馬の共通点は○○だったこと。

今年サトノレーヴが条件達成しているのかブログランキングへ掲載しておくので要チェックです

 

 

5番人気以下から好走した馬一覧

 

2023年
マッドクール 5人気

2022年
ジャンダルム 8人気
ウインマーベル 7人気
ナランフレグ 5人気

2021年
シヴァージ 10人気

2020年
アウィルアウェイ 10人気

2018年
ラブカンプー 11人気
ラインスピリット 13人気

2017年
レッツゴードンキ 5人気
ワンスインナムーン 7人気

2016年
ソルヴェイグ 9人気

2015年
サクラゴスペル 11人気
ウキヨノカゼ 9人気

2014年
スノードラゴン 13人気
レッドオーヴァル 5人気

2013年
マヤノリュウジン 15人気

2012年
ドリームバレンチノ 9人気

2011年
パドトロワ 9人気
エーシンヴァーゴウ 7人気

2010年
ウルトラファンタジ 10人気
サンカルロ 7人気

2009年
ローレルゲレイロ 6人気
カノヤザクラ 8人気

2008年
ビービーガルダン 6人気

2007年
アイルラヴァゲイン 5人気

2006年
メイショウボーラー 10人気
タガノバスティーユ 16人気

2004年
カルストンライトオ 5人気
ケープオブグッドホ 8人気

 

20年の全体好走馬60頭のうち上記29頭になります。

割合で言うと約48.3%が5番人気以下からの好走ですので配当的にもここは見逃せないポイントになりそうです。

馬券内の半数が5人気以下=1~4人気は約2分の1で飛ぶという荒れっぷり…本日はこの大事な穴馬について考察していきます。

 

 

前走G1出走組について

 

マッドクール CBC賞H G3 1人気 9着
ジャンダルム 北九州記HG3 9人気 17着

ウインマーベル キーンラG3 2人気 2着
ナランフレグ 安田記念G1 12人気 9着
シヴァージ パラダH(L) 1人気 5着

アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
ラインスピリット セントウG2 9人気 5着
レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
サクラゴスペル 安田記念G1 13人気 17着
ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
スノードラゴン キーンラG3 4人気 8着
レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
マヤノリュウジン セントウG2 7人気 7着
ドリームバレンチノ キーンラG3 2人気 7着
パドトロワ キーンラG3 4人気 3着
エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
ウルトラファンタジ シャVG3 – 14着
サンカルロ オータムHG3 3人気 5着
ローレルゲレイロ セントウG2 4人気 14着
カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
ビービーガルダン キーンラG3 2人気 2着
アイルラヴァゲイン セントウG2 3人気 5着
メイショウボーラー セントウG2 5人気 7着
タガノバスティーユ 北九州記HG3 6人気 9着
カルストンライトオ アイビスG3 1人気 1着
ケープオブグッドホ ジュCG1 – 4着

 

外国馬が2頭入っていますがローテーションなど臨戦過程の比較が難しいので、参考程度に書いていきます。

前走OPクラスからは2頭好走していますが、こちらも近年ではあまり見なくなってきましたので今年出走が無い点も踏まえて割愛します。

前走G1は3頭しかいません、ナランフレグ、レッツゴードンキ、サクラゴスペルです。

外国馬を除いた27頭の中では3頭のみ、意外と少ない印象です。

 

ナランフレグ 2走前高松宮記念連対

レッツゴードンキ 2走前高松宮記念連対

サクラゴスペル 2走前京王杯SC優勝

 

3頭全て前走のG2以上で連対しております。

さらにサクラゴスペルは3走前に高松宮記念に出走しており、高松宮記念を経由していることは絶対条件

高松宮記念から距離延長→前走マイルG1→スプリンターズSで一気の距離短縮が3頭の共通点

 

今年の当日5番人気以内をnetkeibaの想定オッズから並べて見ると

 

1番人気 サトノレーヴ

2番人気 ママコチャ

3番人気 ナムラクレア

4番人気 マッドクール

5番人気 トウシンマカオ

 

並びはどうなるか分かりませんが、上位5頭の支持を集めるのはこちらが濃厚だと思います。

本日は上記5頭を除いた馬から狙えそうな穴馬にフォーカスして行きたいと思います。

上記以外の前走G1出走馬は

 

ヴェントヴォーチェ 高松宮記念8着

ルガル 高松宮記念10着

 

どちらも長期休養明けで、ヴェントヴォーチェが1年6ヶ月、ルガルが6ヶ月半となります。

これまで10週以上間隔があった馬の好走は5頭

 

マッドクール 13週

ナランフレグ 17週

シヴァージ 14週

レッツゴードンキ 20週

サクラゴスペル 17週

 

これらの2走前を見てみると…

 

マッドクール OP 1着

ナランフレグ G1 1着

シヴァージ OP 2着

レッツゴードンキ G1 2着

サクラゴスペル G2 1着

 

OP以上で連対を外している馬がいませんでした。

ちなみに海外馬を見てみると、ウルトラファンタジー(G2 1着)、ケープオブグッドホープ(G1 3着)と2走前の戦績は光るものがありました。

今年はローテーション関係なくビクターザウイナーとムゲンを見てみると、どちらも馬券外に飛んでいますので歴代の海外馬と比較するとかなり実績は劣る印象です。

 

ヴェントヴォーチェ オーシャンS1着

ルガル シルクロードS1着

 

2走前を見ると勝利実績があるので、長期休養や前走の大敗が嫌われて人気を落とすなら少し面白いかもしれません。

どちらも好走すれば過去20年の5番人気以下では最長の出走間隔を更新します。

もともと27頭中24頭が前走G1以外なのでステップとしてはあまり期待できないですが、ギリギリ好走しても不思議ではないレベルではあります。

 

 

前走G2以下組について

 

最も激走が多い前走G3~G2組ですが、まず目立つのは前走3番人気or3着以内です。

これは前走海外orG1orOP戦を除く22頭中14頭が満たしていた条件です。

逆にこれらを満たしていない残りの8頭をみてみると

 

・同年の高松宮記念連対馬or1200m重賞勝ち馬

 

このパターンが8頭中6頭

全馬該当ではないのですが、残った2頭はかなり例外的です。

 

2018年 3着ラインスピリット

前走セントウルSで9人気5着でしたが同年1200mOP以上は5戦走って高松宮記念以外は全て掲示板以内(0.4秒差以内)

更に1200m戦は6勝しており距離実績は十分でした、セントウルSは3-3と先行して敗退しています。

 

2013年 3着マヤノリュウジン

前走セントウルSで7人気7着でしたが、もともとダート(地方)を走っていた馬で、芝での戦績が他の馬に比べて圧倒的に少なかった馬

芝キャリアが浅い中で同距離は複勝率7割超え、勝率も4割超と適正がありました。セントウルSは3-3-で先行して敗退

 

どちらも3着までなのと、2頭に基準を合わせるとかなりボーダーが広くなってしまうので連対馬に絞って考察したいと思います。

気になるのがどちらも前走セントウルSで先行し敗退した馬、距離実績などにも注意しながら選別していきたいと思います。

 

今年の該当馬の前走をみてみましょう。

 

ウイングレイテスト アイビスSD 2人気2着

ウインマーベル 京王杯SC 1人気1着

エイシンスポッター キーンランドC 8人気2着

オオバンブルマイ キーンランドC 7人気3着

ダノンスコーピオン セントウルS 5人気12着

ピューロマジック セントウルS 1人気13着

モズメイメイ セントウルS 7人気3着

 

ビクターザウイナー G3戦 6着

ムゲン G3戦 1着

 

もうヤバいですよね、過去最高レベルで全馬の戦績が良い今年のスプリンターズS

2桁人気の馬は1頭もいませんし、毎年書いているこの記事も例年なら半分以下まで絞れる項目もほぼ全馬残り。

ダノンスコーピオンは前走のセントウルSでも後方脚質でしたので例外条件的にもかなり厳しいかなと感じます。

海外馬のビクターザウイナーの直近2走で凡走続き、ムゲンは同年の1200m勝利が無く過去の好走馬と類似していません。

唯一ビクターザウイナーが同年の高松宮記念好走馬ではありますが現時点では軽視予定です。

 

 

穴馬の好走パターン

 

更に細かく分類してみましょう。

大まかに好走馬のパターンを分析すると

 

・前走フロック視系
ウインマーベル前走重賞2人気2着
ラブカンプー前走重賞2番人気2着

ウキヨノカゼ前走重賞8番人気1着
レッドオーヴァル前走重賞1番人気2着
パドトロワ前走重賞4番人気3着タイム差なし
エーシンヴァーゴウ前走重賞2番人気1着
ビービーガルダン前走重賞2番人気2着
カルストンライトオ前走重賞1番人気1着

 

・芝1200m得意系
マッドクール4-0-1-1
ラインスピリット6勝

ワンスインナムーン4戦3勝
デュランダル3-1-1-0
タガノバスティーユ3戦2勝重賞勝ち

 

・同年の高松宮記念好走系
ナランフレグ1着
レッツゴードンキ2着

スノードラゴン2着
サンカルロ4着0.1秒差上がり最速
ローレルゲレイロ1着

 

・前々走重賞快勝系
ソルヴェイグ函館SS優勝
サクラゴスペル京王杯優勝
ドリームバレンチノ函館SS優勝

 

・それ以外
ジャンダルム(同年1200m重賞優勝馬)
カノヤザクラ(前走セントウルS2番人気)
アイルラヴァゲイン(前走セントウルS3番人気)
マヤノリュウジン(戦績の約半分がダート)

メイショウボーラー(近10走中7走ダート)

 

これが全馬のざっくりとした内訳です。

今年の出走馬に当てはめてみましょう。

まずは前走フロック系ですが、この特徴としては

前走の重賞を2番人気以内で連対していること、それ以外は1着かタイム差無しまでが好走の部類

これに今年当てはまるのが

 

ウイングレイテスト アイビスSD 2人気2着

ウインマーベル 京王杯SC 1人気1着

 

次に芝1200m得意系

ざっくりと1200m戦の戦績を並べると今年当てはまりそうなのは

 

ヴェントヴォーチェ同距離7勝

ピューロマジック4-2-0-1

 

次に同年高松宮記念好走馬を並べましょう

 

1着マッドクール(当日人気濃厚)

2着ナムラクレア(当日人気濃厚)

3着ビクターザウイナー(条件NG)
※歴代の海外馬は最低でも2走内重賞連対

 

前々走重賞勝ち馬系は以下

 

ヴェントヴォーチェ オーシャンS

ピューロマジック 北九州記念

モズメイメイ アイビスSD

ルガル シルクロードS

 

重複しているのを整理し、ここまでで名前の上がらなかった馬は

 

エイシンスポッター

オオバンブルマイ

ダノンスコーピオン

ビクターザウイナー

ムゲン

 

やっとの思いで5頭削ることが出来ました。

本当に全馬に走る理由がある今年のスプリンターズSは難しいですね。

 

 

まとめ

 

ここまで頑張って様々な角度から調べてきましたが上記をまとめると、

過去20年5番人気以下で好走した共通データクリア馬は(当日人気馬除く)

 

ウイングレイテスト

ウインマーベル

ヴェントヴォーチェ

ピューロマジック

モズメイメイ

ルガル

 

上記6頭です。

 

 

木曜日限定記事

 

記事を書く前から予想はしていましたが、この時点でもかなりの候補馬が残っています。

流石にこのままでは楽しみに見に来て下さった方々へ何も残せていないので、ここから一気に絞りたいと思います。

まず考えたのは「過去20年の好走高齢馬」です。

 

2022年1着ジャンダルム7歳
2018年3着ラインスピリット7歳
2015年2着サクラゴスペル7歳
2010年1着ウルトラファンタジー8歳
2010年3着キンシャサノキセキ7歳
2006年1着テイクオーバーターゲット7歳

 

7歳以上の出走は全部で68頭

その中でも上記6頭しか好走しておらず全体で8.8%と低めです。

 

ジャンダルム オーシャンS1着
ラインスピリット 淀短距離S1着
サクラゴスペル 京王杯SC1着
ウルトラファンタジー スプリントC1着
キンシャサノキセキ 高松宮記念1着
テイクオーバーターゲット KSS1着

 

全馬に同年OP以上(全馬1200m戦)で勝利経験あり。

ここに注目したのは残っているウイングレイテストとヴェントヴォーチェの戦績が少し引っかかったからです。

 

ウイングレイテスト
同年OP以上勝ちなし
1200m戦での勝利経験なし

 

ヴェントヴォーチェ
同年OP以上勝ちなし
1年6ヶ月休養明け

 

7歳以上にもなると経験豊富ですし全馬が1200m戦での勝利経験があった中でウイングレイテストはマイルを中心に使われてきたのが引っかかり、同年のOP以上の勝利もなし。

ヴェントヴォーチェに限っては7歳馬でなくともこれだけの長期離脱はマイナスですし上記2頭は走れば過去20年では初となる部分が非常に多いのでデータクリアも最終判断でNGとさせていただきます。

 

月曜日から過去20年データ考察第一弾、第二弾、第三弾、本日第四弾と考察してきましたが、ここまでのNG馬と照らし合わせると5番人気以下(想定人気馬除く)馬から条件全てクリアの「買える穴馬」は一気に「2頭」までに絞られていると思います。

見逃した方のためにも現時点で穴馬として好走の資格がある2頭の馬名を次回更新まで人気ブログランキングへ公開しておきます。

 

 

スプリンターズS枠順確定

 

1枠1番 オオバンブルマイ
1枠2番 トウシンマカオ
2枠3番 ウインマーベル
2枠4番 エイシンスポッター
3枠5番 ナムラクレア
3枠6番 ママコチャ
4枠7番 マッドクール
4枠8番 モズメイメイ
5枠9番 ムゲン
5枠10番 ピューロマジック
6枠11番 ダノンスコーピオン
6枠12番 サトノレーヴ
7枠13番 ルガル
7枠14番 ビクターザウィナー
8枠15番 ヴェントヴォーチェ
8枠16番 ウイングレイテスト

 

出走16頭の枠順が決まりました。

皆さんの第一印象はどうでしょうか?

個人的には買いたいと思っていた馬が8枠を引かなくてとにかくホッとしました。

本日は枠順に特化したデータ考察をして行きたいと思います。

 

 

2014年馬場改修工事後の変化

 

※スマホの方は横スクロール← →

 

馬名 人気 馬番
2023年 1着 ママコチャ 3人気 6番
2着 マッドクール 6人気 10番
3着 ナムラクレア 1人気 1番
2022年 1着 ジャンダルム 8人気 2番
2着 ウインマーベル 7人気 7番
3着 ナランフレグ 5人気 6番
2021年 1着 ピクシーナイト 3人気 4番
2着 レシステンシア 2人気 12番
3着 シヴァージ 10人気 1番
2020年 1着 グランアレグリア 1人気 10番
2着 ダノンスマッシュ 3人気 3番
3着 アウィルアウェイ 10人気 16番
2019年 1着 タワーオブロンドン 2人気 8番
2着 モズスーパーフレア 3人気 7番
3着 ダノンスマッシュ 1人気 2番
2018年 1着 ファインニードル 1人気 8番
2着 ラブカンプー 11人気 9番
3着 ラインスピリット 13人気 1番
2017年 1着 レッドファルクス 7人気 8番
2着 レッツゴードンキ 4人気 2番
3着 ワンスインナムーン 12人気 6番
2016年 1着 レッドファルクス 1人気 13番
2着 ミッキーアイル 5人気 15番
3着 ソルヴェイグ 7人気 4番
2015年 1着 ストレイトガール 3人気 2番
2着 サクラゴスペル 2人気 4番
3着 ウキヨノカゼ 9人気 6番
2014年(新潟) 1着 スノードラゴン 13人気 18番
2着 ストレイトガール 2人気 9番
3着 レッドオーヴァル 5人気 13番
2013年 1着 ロードカナロア 1人気 10番
2着 ハクサンムーン 2人気 7番
3着 マヤノリュウジン 15人気 5番
2012年 1着 ロードカナロア 2人気 16番
2着 カレンチャン 1人気 14番
3着 ドリームバレンチノ 9人気 3番
2011年 1着 カレンチャン 3人気 10番
2着 パドトロワ 9人気 3番
3着 エーシンヴァーゴウ 7人気 14番
2010年 1着 ウルトラファンタジ 10人気 7番
2着 キンシャサノキセキ 3人気 14番
3着 サンカルロ 7人気 3番
2009年 1着 ローレルゲレイロ 6人気 13番
2着 ビービーガルダン 2人気 9番
3着 カノヤザクラ 8人気 12番
2008年 1着 スリープレスナイト 1人気 14番
2着 キンシャサノキセキ 2人気 15番
3着 ビービーガルダン 6人気 13番
2007年 1着 アストンマーチャン 3人気 7番
2着 サンアディユ 1人気 6番
3着 アイルラヴァゲイン 5人気 1番
2006年 1着 テイクオーバーター 1人気 13番
2着 メイショウボーラー 10人気 4番
3着 タガノバスティーユ 16人気 2番
2005年 1着 サイレントウィットネス 1人気 13番
2着 デュランダル 2人気 4番
3着 アドマイヤマックス 3人気 12番

 

2014年は改修工事で新潟開催だったので省きます。

上記はその新潟開催を起点とした改修後の9年、改修前の9年で比較した表になっています。

赤く塗ったのは馬番6番以内で好走した馬で、枠だと1~3枠が目安になります。

 

1~3枠の成績

改修前好走数 8回
改修後好走数 14回(毎年必ず好走)

 

馬場改修後は明らかに走っています。

さらに2014年の改修後は毎年かならず1枠か2枠に入った馬が好走しており、

枠の恩恵を受けていることが好走率を見てもよくわかります。

 

1~3枠の成績

改修前好走率 単勝0% 連対率7.4% 複勝16.4%
改修後好走率 単勝7.4% 連対率13.0% 複勝27.8%

 

ちなみにデータは表裏一体でなければ不自然です。

例えば1枠が有利なら8枠は不利でなければ偶然の要素が大きいと言えます。

外枠(6~8枠)の馬の成績も調べてみましょう。

 

6~8枠の成績

改修前好走数 10回
改修後好走数 4回

 

狙った通りですね、改修工事後は半分以下に好走回数が下がっています。

これで内有利の裏取りができました。

 

合わせて人気薄がどれだけ内枠の恩恵を受けているのか回収率も見ていきましょう。

これで内枠の回収率と外枠で差があまりない場合は人気馬が集中して内枠に入っていることになりますので、ここも要チェックです。

 

6~8枠の成績

改修前回収率 単勝52% 複勝58%
改修後回収率 単勝17% 複勝27%

 

馬場改修工事後の外枠は改修前の半分以下まで回収率が下がり一気に成績が悪くなっています。

これで前提部分の馬場改修工事後の「スプリンターズSは内枠有利」が証明されました。

様々なところでスプリンターズSは内枠有利だ!と見かけますが、具体的に根拠を持って説明できている人は少ないでしょう。

表の部分だけではなく、裏の部分もしっかりと比較しながら想像ではなく根拠を持って考察しなければなりません。

ここの前提部分で間違った認識をしていると、その後の考察は全て間違った方向へ進みます。

 

 

馬場改修後の好走馬共通点

 

2023年 ママコチャ 3人気1着
2023年 ナムラクレア 1人気3着
2022年 ジャンダルム 8人気1着
2022年 ナランフレグ 5人気3着
2021年 ピクシーナイト 3人気 1着
2021年 シヴァージ 10人気 3着
2020年 ダノンスマッシュ 3人気 2着

2019年 ダノンスマッシュ 1人気 3着
2018年 ラインスピリット 13人気 3着
2017年 レッツゴードンキ 5人気 2着
2017年 ワンスインナムーン 7人気 3着

2016年 ソルヴェイグ 9人気 3着
2015年 ストレイトガール 1人気 1着
2015年 サクラゴスペル 11人気 2着
2015年 ウキヨノカゼ 9人気3着

 

馬場改修後、1枠~3枠で好走した馬は上記15頭

今年で改修後10年目になりますが、データを比較できるのは昨年までの9年好走馬27頭です。

その内の15頭となると半数以上が1~3枠となり、上から見ても年数が飛んでいないので毎年好走していることになります。

早速1頭1頭見ていきましょう。

 

ママコチャ
前走1200重賞連対、2走連続連対

ナムラクレア
同年の1200m重賞優勝馬

ジャンダルム
同年の1200m重賞優勝馬

ナランフレグ
同年の高松宮記念連対馬

ピクシーナイト
前走1200m重賞連対、2走連続連対

シヴァージ
同年の1200m重賞優勝馬

ダノンスマッシュ(20年)
同年の1200m重賞優勝馬

ダノンスマッシュ(19年)
同年の1200m重賞優勝馬

ラインスピリット
同年の1200mOP優勝馬

レッツゴードンキ
同年の高松宮記念連対馬

ワンスインナムーン
2走連続1着

ソルヴェイグ
同年の1200m重賞優勝馬

ストレイトガール
同年のG1優勝馬

サクラゴスペル
同年の1200m重賞優勝馬

ウキヨノカゼ
同年の1200m重賞優勝馬

 

・同年の1200mOP以上優勝

・同年のG1連対

 

基本的には2択で内枠の馬は判断できます。

例外っぽいところだと緑に塗ったママコチャ、ピクシーナイト、ワンスインナムーンの3頭

この3頭の共通点は最低ライン2連続で連対しており、重賞好走が含まれていない場合は全て勝利が絶対条件になります。

近走で崩れずに連続で連対している馬が内に入ったら少し注意が必要ですが、一番は2択をクリアしている馬が狙い目です。

 

試しに馬場改修後の該当馬全てを見ていきます。

 

2023年
ママコチャ 3番人気1着
ナムラクレア 1番人気3着
テイエムスパーダ 10番人気14着

2022年
ジャンダルム 8番人気1着
ナランフレグ 5番人気3着

テイエムスパーダ 4番人気15着

2021年
ピクシーナイト 3番人気1着
シヴァージ 10番人気3着
ラヴィングアンサー 15番人気10着
ファストフォース 8番人気15着

2020年
ダノンスマッシュ 3番人気2着
ライトオンキュー 6番人気9着

モズスーパーフレア 2番人気10着

2019年
ダノンスマッシュ 1番人気3着
リナーテ 5番人気9着
セイウンコウセイ 8番人気12着

2018年
ラインスピリット 13番人気3着
ダイメイプリンセス 10番人気4着
アレスバローズ 6番人気14着

2017年
レッツゴードンキ 5番人気2着
ワンスインナムーン 7番人気3着

フィドゥーシア 13番人気9着
セイウンコウセイ 3番人気11着
ラインミーティア 10番人気13着

2016年
ソルヴェイグ 9番人気3着
シュウジ 5番人気4着
ベルカント 11番人気11着
ビッグアーサー 1番人気12着

2015年
ストレイトガール 1番人気1着
サクラゴスペル 11番人気2着
ウキヨノカゼ 9番人気3着

 

該当馬あり=必ず好走している

 

これはかなり熱いのではないでしょうか?

昨年も枠順考察からナムラクレアを鉄板指定(結果3着でしたが…)

一昨年もジャンダルムを枠順データ考察から激アツ指定で8人気1着

シンプルに馬場改修工事後にこの条件に当てはまった馬を買っていれば…

 

単勝回収率 112.6%
複勝回収率 184.8%

 

シンプルに該当馬を全馬買っていたら毎年スプリンターズSが的中し、プラス収支となれば今年も見逃せないでしょう。

 

 

今年の該当馬

 

早速今年の該当馬をみていきましょう。

 

1枠1番 オオバンブルマイ
1枠2番 トウシンマカオ
2枠3番 ウインマーベル
2枠4番 エイシンスポッター
3枠5番 ナムラクレア
3枠6番 ママコチャ

 

枠順発表の際、なるべく人気馬が入らないことを毎年祈っているのですが今年はナムラクレアとママコチャが入ってしまいました。

上記6頭の中で2走連続で好走している馬は1頭もいませんので、今年は例外条件は使用しません。

となると同年のG1連対馬、同年1200m重賞優勝馬が該当馬になります。

 

トウシンマカオ セントウルS1着

ナムラクレア 高松宮記念2着

 

今年はこの2頭です。

正直ここにルガルが入ってくれることを願っていたのですが、外枠に行ってしまいました。

トウシンマカオは陣営も口を揃えて内枠だけは引きたくないとコメントしている通り、外枠でこその馬なのでプラスでは無いです。

ルガルとトウシンマカオの2頭の枠順を入れ替えて欲しいです、逆なら本当に最高でした。

となると今年もナムラクレアか…と言う面白みの無い結果になりました。

何度も言いますがあくまでデータはデータ、これまでの結果は嘘偽りなく書いてきた通りになりますが、今年でこの記録が途切れるかもしれませんし競馬に絶対は無いので、そこだけ自己責任でお願いします。

 

 

外枠の馬はどうするか

 

まだまだ終わらないですよ、無料記事とは言え一切手を抜くことなく更に深堀りして行きましょう。

ここまで内枠有利かつ、どの馬を狙えば良いかは伝わったと思います。

データの基本である表を調べたら、裏も有効活用しない手はありません。

内枠の恩恵を受け人気薄でも複勝圏内に走れるのであれば、枠でハンデのある7~8枠と言った外枠の馬は更に高いボーダーが求められる、これが自然な流れだと思いませんか?

試しに7~8枠で好走した馬に内枠で好走した馬の条件を当てはめてみましょうか。

 

馬場改修工事後7枠~8枠から好走した馬

2020年 3着アウィルアウェイ

2016年 1着レッドファルクス

2016年 2着ミッキーアイル

 

特に条件は入れてませんが、シンプルに2014年~のスプリンターズSで7~8枠から馬券になった馬がこれだけしかいません。

短い期間ではありますが、これだけの人気馬が外枠から飛んでいます。

 

ジャスパークローネ 4人気4着
シュネルマイスター 3人気9着

メイケイエール 1人気14着
モズスーパーフレア 5人気5着
ダノンスマッシュ 1人気6着
レッドアンシェル 4人気6着
レッドファルクス 5人気10着
ミッキーアイル 4人気4着

 

話を戻して好走した3頭に好走条件を当てはめます。

 

アウィルアウェイ 条件クリア

レッドファルクス 条件クリア

ミッキーアイル 条件クリア

 

はい、ビンゴです。

同じ条件ならまだしも、外枠なら更に厳しいです。

下記を追加してみましょう。

 

アウィルアウェイ 条件クリア+前走重賞好走馬

レッドファルクス 条件クリア+前走重賞好走馬

ミッキーアイル 条件クリア+前走G1連対馬

 

シンプルに前走で馬券内に走っていた馬しか馬券になっていません。

この辺りは耳が痛くなるほど繰り返しますが、見ての通り母数もかなり少ないですし、今年も確実にそうなるとは言い切れません。

しかし嘘を書いている訳ではなく、これまでの「事実」です。

参考程度に今年の外枠の馬を見ていきます。

 

7枠13番 ルガル
7枠14番 ビクターザウィナー
8枠15番 ヴェントヴォーチェ
8枠16番 ウイングレイテスト

 

そもそも前走好走馬がかなり少ないですが…

 

ルガル 条件○+前走×
ビクターザウィナー 条件×+前走×
ヴェントヴォーチェ 条件×+前走×
ウイングレイテスト 条件×+前走○

 

今年も外枠はかなり厳しそうだとお伝えしておきます。

絶対飛ぶとは言い切りませんが走ったら凄いと思います。

 

 

金曜日限定記事

 

本日はここまでかなり打ち込んできたので、G1から一度離れて気分転換にでも明日開催されるシリウスSについて注目馬を書いてみたいと思います。

この記事を書いている昼12:00段階のnetkeiba想定オッズは以下

 

1番人気オメガギネス 2.0倍

2番人気ハピ 4.7倍

3番人気 ハギノアレグリアス 9.1倍

 

上記3頭が現在の赤オッズです。

これらを除いた妙味のありそうな2頭をブログランキングへ掲載しておきました。

 

 

土曜日中山芝レース

 

昨日の段階では重馬場を覚悟していましたが、なんと奇跡的に朝から芝ダート共に良馬場発表

この後に雨マークが無く、くもりでギリギリ維持できそうなのでスプリンターズSは良馬場で開催となりそうです。

そこで大切になってくるのが前日のトラックバイアスです。

今できる事は全てやる、悔いのない結論を出すためにもしっかりと比較して行きましょう。

 

土曜日中山芝レース6鞍

未勝利1200m 1.09.4(34.8)
平均比較 -0.2(-0.4)

未勝利2000m 2.02.2(36.0)
平均比較 -0.2(+0.4)

新馬戦1600m 1.36.0(34.7)
平均比較 +0.6(-0.6)

2歳OP2000m 2.02.8(35.1)
平均比較 +0.3(+0.3)

2勝クラス1200m 1.07.9(34.0)
平均比較 -0.8(-0.3)

3勝クラス1600m 1.33.3(34.0)
平均比較 -0.3(-0.5)

 

先週まで平均値を圧倒的に更新していた中山芝コースも、流石に最終週となると少しマシになってきました。

前が飛ばせばタイムは速くなりますし、前が遅ければ上がりが速くなりますので、全体の評価としてはどちらも平均より0.3秒遅かった2歳OP戦を除けば6鞍中5鞍が平均~平均より速いタイム

最終週を考えればかなり時計が出ていると言って間違い無さそうです。

試しに昨年前日の時計と比較してみましょう。

 

今年(左)昨年(右)比較

未勝利1200m
1.09.4(34.8) 
1.09.7(34.8)
-0.3(-0.0)

未勝利2000m
2.02.2(36.0) 2.03.4(34.9)

-1.2(+1.1)

新馬戦1600m
1.36.0(34.7) 1.38.1(35.0)

-1.9(+0.3)

2歳OP2000m
2.02.8(35.1) 
2.03.0(35.6)
-0.2(-0.5)

2勝クラス1200m
1.07.9(34.0) 1.09.2(34.5)

-1.3(+0.5)

3勝クラス1600m
1.33.3(34.0) 
1.33.6(34.1)
-0.3(-0.1)

 

走破タイムは全て今年の方が速いですね。

前が飛ばせば後半は時計が掛かるので1秒以上タイムの速かったレースは上がりが昨年よりも掛かっているのは自然な事です。

それ以外のレースは走破タイムも上がりタイムも昨年よりも速い結果となりました。

 

スプリンターズS
2023年 1.08.0(34.5)

 

ここまでの比較から今年は1.07秒台での決着(引っ張るペースによっては1.06秒台)になると思います。

当然時計が速いと極端な追い込みは決まり難いですし、スタートの出方1つで全く違った結果になると思います。

枠順の考察でも触れた通り、今年良馬場で開催される以上イン前有利は変わりませんし、ある程度の持ちタイムも重視しながら全頭診断をやって行きたいと思います。

 

 

はじめに

 

よくある全頭診断でS評価2〜3頭、A評価3〜4頭、B評価8〜10頭でアルファベットを並べて行き、レース終了後S+A評価で決着、的中しました。とかはやりません。

結局それだと5〜7頭も印打ってBOX買いしてるのと同じですので、今まで最初から全てそれを適用して回収率に直した場合、保険を掛けすぎて確実にマイナス収支です。

なるべく他と被らないような形で、前回同様にかなり尖った全頭診断をして行きたいと思います。

当たり前ですが「来る」「来ない」の評価順ではありません。

ここだけで評価するなら1番人気から順番にアルファベットを打てば、その通りの好走率に収束しますので単純に人気順に強い評価をしていけば好走率は簡単に伸ばせます。

一番競馬で重要なのは何ですか?

 

回収率です。

 

なのでシンプルに自分ならこのオッズで「買うのか」「買わないのか」で判断したいと思います。

Sランクをつけると明日の本命発表が分かってしまうので今回は3段階にします。

 

A評価 買い

B評価 保留

C評価 買わない

 

それでは早速やっていきましょう。

 

 

スプリンターズS全頭診断

 

1枠1番オオバンブルマイ

評価C 買わない

出走間隔があった方が良いタイプで、休み明け初戦は2-0-1-0と日本の重賞と海外でしっかりと結果を残しているが、2走目になると1度も連対はなく今回の叩き2戦目は少し不安が残る。

前走のキーンランドCは1枠から4角大外で唯一追い込んできた馬、確かに強かったが札幌の洋芝だった事がこの馬にとって非常に大きかった。

アーリントンCは重馬場で1着、NHKマイルは稍重で3着と国内戦は馬場が重くなれば全て好走しており、今の高速中山芝はあまり向かないタイプ

1200m戦の持ちタイムは1.08.2とG1のメンバーに入るとかなり遅く、更新しているレースで勝ち負けできていない点も時計勝負は厳しい。

 

 

 

1枠2番トウシンマカオ

評価B 保留

週中で触れた枠順データ考察では激アツ条件に該当し、本来はこの枠だと最高だがこの馬にとっては試練の枠だろう。

内枠だから来ない、内枠だから評価を下げると言うのはオッズにも無事反映されており、最もスプリンターズSに直結する王道路線セントウルSの優勝馬にも関わらず10回中1回程度しか勝てないだろうと言う現在オッズだ。

予想側がここまで分かっているなら実際に騎乗してきた菅原騎手は当然頭に入っているだろう、大阪杯でイン強襲したルージュエヴァイユ、天皇賞春では誰よりも外を通したブローザホーン、アイビスSDではラチ沿いから離れない奇策を最初にやった人物であり、大波乱を演出するなど常に何か工夫を持ってレースをしてくれる優秀な騎手

この馬が内枠で駄目だから消すという目線から、この馬が内枠を克服したらどんな競馬を見せてくれるのだろうか?と考える余裕がある今のオッズ差だと感じる。

前走も左回りは苦手だしスプリンターズSに向けてかなり緩い仕上げ、それでいて前年の覇者ママコチャをあっさり差し切ったのは驚いたと陣営もコメントしている通り、馬自身が成長し、様々な問題を克服してきている証拠だ。

隣がテンの遅いオオバンブルマイならインを1頭分確保しながらポジションを取ればこなせない枠では無いし、前が引っ張っるならバラける展開もあるので楽しみは多い。

 

 

 

2枠3番ウインマーベル

評価A 買い

週中データ考察では5番人気以下好走共通点を唯一クリアした馬(トウシンマカオは現在5番人気以内)なので昨年で言うとマッドクールと全く同じ状況にある馬

枠順考察からも、この枠は絶好位置とも言えるのでブログ考察でも早い段階から名前が残っていた1頭

少し驚いたのが◎本命単勝1本で勝負した前走の京王杯SCでスローの瞬発力勝負で見事勝ってしまった事だ。

ラスト2ハロン11.4-11.3と加速しており、キレではなく本来持続力と立ち回りを活かした競馬が武器のこの馬にとっては最も向かない展開であった。

もちろん得意の1400m戦での結果であり、今回の1200m戦での実績が少ない中で未知の部分があるが十分そこに期待して良いオッズ差である。

雨予報でマイナス要素があった馬が、見事晴れて良馬場開催ならもう買わない手は無いと言うほどデータ面、オッズ面、枠順、馬場状態が一致する馬

2022年のスプリンターズSでは不利がある中で2着に入っており、この舞台でも十分やれる。

 

 

 

2枠4番エイシンスポッター

評価C 買わない

マッドクールとの直接対決でも1馬身以上の差を付けられており、1200m戦以外での持ちタイム更新レースでは全て掲示板外と時計面でも少し心配な馬

それに加えて今現在の中山芝コースは例年よりも時計が速く前が非常に強いバイアス、そこに追込馬が内枠に入ると進路としては2択

スタートから我慢し続け前が開くのを待つか、スタートから下げて大外を回すのか

どちらにしても今の中山では地獄のような展開になることは想像しやすく、できれば長く広いコースをノビノビと走らせてあげたい馬

オッズ妙味はあるだろうが3着以内に走らないとその恩恵を受けられないので、馬券内は難しいと判断して見送り。

 

 

 

3枠5番ナムラクレア

評価C 買わない

2023年高松宮記念2着、2023年スプリンターズS3着、2024年高松宮記念2着と3度この馬を本命にして全て馬券内に好走してくれている素晴らしい馬

逆に本命にしなかったヴィクトリアM、2022年スプリンターズSは飛んでいるので自分としてはこの馬の買い時は常に目を光らせてきた。

個人的に前走の負け方が気になっていて、確かに直線で接触する不利はあったもののラチに接触するほどヨレていませんし、その後ゴールまで十分な距離があったにも関わらず一切伸びない。

伸びない内だったからと書いている人もいますが、同じ内ラチから物凄い脚で差を詰めるモリノドリームの説明が矛盾しますし、内が伸びなかったと言う着眼点は確実に間違っている見解です。

今まで散々G1で内枠を引き続け、高松宮記念でも接触しながら負い比べが続いた熱いレースでしたし、こんな不利で完全に脚が止まる馬ではありません。

そして常に書いてますが、この馬の本質はやっぱり直線平坦キャラであると言う点です。

坂を登って脚が止まるシーンは何度も見てきましたし、後方から捌けない騎手へ乗り替わり、時計の速い今の中山コースで持ち時計更新時全ての距離で勝利経験なしの雨が必要なタイプ

買い時はここまでハッキリしている馬に現在のオッズではリスクがありすぎると感じます。

しかし牝馬の考察、枠順の考察、100%好走データなど全ての好走材料に一致している唯一の馬でもあるので、自分のレース回顧vs過去20年100%データ崩れの1戦になると思います。

ここまで時計が速くなく、乗り替わりがなければ印を打っていたかもしれませんが、やはり勝つ姿は1ミリも想像出来なかったので迷い無く消したいと思います。

 

 

 

3枠6番ママコチャ

評価B 保留

2走前の高松宮記念は重馬場で惨敗、3走前は冬の時期で毎年この時期は状態が悪く走らないのでとコメント

騎手もパドックから覇気が無く調子が落ちていると感じたとあるので度外視で問題ないでしょう。

それらを除けばセントウルS2着、スプリンターズS優勝、北九州記念2着と崩れずに常に安定した戦績を残している優等生

特に前走のセントウルSは陣営も認める緩い仕上げの中で牝馬57キロは超がつく重い斤量、トウシンマカオに差し切られましたが同じ位置にいた馬に抜かれる様子は一切なく改めてこの馬の強さを実感した。

持ち時計もあり苦手な雨の心配もなく、素晴らしい枠順、昨年この舞台の覇者となれば当然今年も人気するのが当たり前です。

しかしこの馬の全てのレースに言えるのが、他馬を寄せ付けない強さを持っている訳ではなく、不利を受けずに100%の力を発揮しやすい脚質、立ち回りの上手さを活かしてなんとか格好を付けてきた馬と言う印象です。

当然昨年よりも間違いなく時計は速くなりますし、1着で駆け抜けるイメージは沸かなかったので保留にしました。

この馬の武器はプラス要素よりもマイナス要素がほとんど無いことだと思います。

 

 

 

4枠7番マッドクール

評価A 買い

昨年のスプリンターズSでは週中から注目馬と言うことで1頭この馬を推していたので配当的にも非常に助かった1頭

今年の高松宮記念で重馬場のイメージが完全についたでしょうし、SNSでも雨が降ったらこの馬、タフな条件で向くのはこの馬と言うように目立っていました。

しかし、ずっと言い続けていますがこの馬は高速決着でこその馬です。断言しても良いです。

この馬がOPに上がる前、最も充実期だった2年前の4連勝で刻んだLAPは今でも忘れません。

3歳未勝利1400m戦1.20.4(34.4)は平均値よりも1秒近く速く、続く1勝クラス1.06.9(33.7)は平均より1.5秒近く速く、続く2勝クラス1200m戦1.07.7(33.9)は平均より1秒近く速く、3勝クラス1.07.2(33.3)は平均より0.7秒速いです。

その全てで2着馬に着差を付けて完勝しており、その後の競争も持ち時計更新時1200~1400m戦では全て1着で駆け抜けるほど良馬場の馬です。

雨が降ったらマッドクールは買いではなく、雨が降っても降らなくてもマッドクールは買いです。

イメージだけで重馬場専用機と安易に考えてしまってはいけません。良馬場なら更に強いので。

 

 

 

4枠8番モズメイメイ

評価C 買わない

サマーシリーズは本当に立派な成績だと思います、特に単勝指定したアイビスSDでは痺れるような強さでした。

穴馬の共通点からも、この馬の買い要素は結構多いと感じるが同時に牝馬共通データからはマイナス要素も併せ持つ難しい馬

レース回顧的には前走のセントウルSが自分の中で決め手となり、57キロを背負って次に本番を控えるママコチャが8枠18番から勝ち負けするのに対して、55キロでインを最短で進めたモズメイメイは引き離されました。

当然斤量が同じで負けた相手が自分より更に良い枠、良い状態で出走してくるとなるとシンプルに差が大きいなと感じます。

 

 

 

5枠9番ムゲン

評価C 買わない

ここまでの考察はデータ面から見れば買い要素はないNG馬ですが、全てつきまとうのが過去20年で見ても海外馬のサンプルの少なさです。

抜け道はたくさんある印象ですが、個人的には時計がある程度落ちついていた去年の方がまだチャンスはあったのかなと。

今年は抜けた馬がいないながらも全馬が優等生でチャンスがある馬が揃いましたし、そこに異常とも言えるバイアスが効いた高速馬場となれば脚質的にもギャンブルかなと感じます。

 

 

 

5枠10番ピューロマジック

評価C 買わない

前に行きたい馬としてはギリギリの枠を引いた印象で、せめてもの救いは後入れ偶数番と言った感じ。

強かった北九州記念は小倉コースと馬場の恩恵が強かった印象で、実績的にも結局はG3までしか届いていない馬

3歳牝馬でスプリンターズS出走は素晴らしいことですが、過去最低とも言える実績で歴代の好走牝馬と並ぶのはデータ上も否定していますし、同型馬の存在で楽には行けないでしょう。

オッズ妙味はありますが馬券内は現実的でないと判断し見送ります。

 

 

 

6枠11番ダノンスコーピオン

評価C 買わない

今週のデータ考察で最も多くのNGを記録した馬で、データ面からも推薦できる項目が1つもありません。

京王杯SCでは流石の福永厩舎と言った感じでしたが、なかなか1度落ちた成績が戻ることはなく今回も後方からの競馬になると思うので超えなければならない壁が高すぎる印象

出走馬全馬にもちろんチャンスはあるので絶対来ないとは言い切れませんが、好走したら来年以降のデータ考察で何と説明したらよいのか困るレベルなので、応援しつつも馬券は見送りです。

 

 

 

6枠12番サトノレーヴ

評価C 買わない

ポストした通り1週間前の想定オッズで1番人気だった時点でデータ的に良い条件だったとしても印を打つことはないだろうなと感じていた1頭

函館SSでは◎本命でしたが、それは函館コースでの印であり枠順や同型馬の比較で立ち回りの恩恵を最も受けやすい1頭だったから

キーンランドCでも立ち回りの上手さを活かして2連勝しましたが、今回の出走メンバーとは比べ物にならないほどメンバーレベルは下でしたし、同じ競馬が中山のG1でできるのかと言われると疑問

とにかく勝ったレースが全て何も障害がなくスムーズ過ぎるのが、まだG3だから出来たレースかなと思っています。

中間の追い切りは物凄い時計で状態の良さはハッキリと伝わる内容、そこに緊急来日するレーン騎手が加われば1番人気も納得

しかし実績的にはまだG3勝ち1回のみ、あまりにも周りの期待が本来の能力を追い越している感があり個人的には来たら仕方のない馬

このオッズとリターンを天秤にかけた時に、買える馬とはなりませんでした。

 

 

 

7枠13番ルガル

評価C 買わない

内枠を引いていれば間違いなく印は打っていたでしょう、それくらい5番人気以下共通点もクリアし、後は枠順だけのところで7枠

前走の重馬場での惨敗は度外視できますし、本来はポジションを取って立ち回りを活かす競馬の馬

当然ながらこの人気ですしバイアスの恩恵、展開の助けが必要な馬ですがこの枠となるとかなり厳しく、枠順データ考察でも書いた通り2014年馬場改修工事後の7~8枠は本当に地獄です。

アグリを完封した先行抜け出しを期待しましたが今回は難しそうです。

 

 

 

7枠14番ビクターザウィナー

評価C 買わない

ピューロマジックよりも外に配置されてしまったのでかなりキツイ印象です。

高松宮記念は馬場の恩恵もありましたし、レース回顧的には騎乗ミスと判断する方も中にはいますが、個人的にはむしろ外目に出したからこその伸び脚だと思っているので100%出し切った内容だと思います。

インをタイトに周回していたら脚元を取られて失速していた可能性もありますし、インを強襲した2頭(ナムラクレア、マッドクール)が、あれだけの重馬場でもこなせる馬だったので悪く映りますが、ビクターザウイナーがそのまま最内にいたところで間違いなく差されていた内容です。

今回は中山の高速馬場に変わりますし、枠的にも高松宮記念以上の結果は難しいと判断し見送りです。

 

 

 

8枠15番ヴェントヴォーチェ

評価C 買わない

ナムラクレアの浜中騎手が騎乗停止になったとき、ルメール騎手が乗れるのかなと思っていたところにヴェントヴォーチェで行くと聞いて驚きました。

意外にも1200m戦の持ちタイムは出走16頭中で1位と現在の中山芝にも対応できる馬

しかし何度も引っかかるのが1年6ヶ月の長期休み明けですね、正直このスプリンターズSに限らずG1で長期離脱からぶっつけ本番でプラスになる馬などいませんので当然引き算で考えたい馬です。

枠順も厳しすぎるので順当に見送りです。

 

 

 

8枠16番ウイングレイテスト

評価C 買わない

週中のデータ考察から強調できる材料がなく、ここまでマイル中心に使われてきたこともあって現在のスプリント最強決定戦では流石に荷が重いです。

直近59キロを背負って重賞を連対していると言う点は評価できますが、このスプリンターズでは1着と2着の差がデータ上あまりにも大きいレース

最低でもどちらか一方は勝っている必要がありますし、枠順データ考察的にも斤量60キロ並みに厳しい16番枠となり最悪な状況です。

中間の追い切りもアクシデントがあり踏ん張りが効いていなかった様子で状態面の不安も伺えます。

仮に内枠を引いていたとしても印は一切付くことのない馬で今回は順当に見送りです。

 

 

 

まとめ

 

1枠1番Cオオバンブルマイ
1枠2番Bトウシンマカオ
2枠3番Aウインマーベル
2枠4番Cエイシンスポッター
3枠5番Cナムラクレア
3枠6番Bママコチャ
4枠7番Aマッドクール
4枠8番Cモズメイメイ
5枠9番Cムゲン
5枠10番Cピューロマジック
6枠11番Cダノンスコーピオン
6枠12番Cサトノレーヴ
7枠13番Cルガル
7枠14番Cビクターザウィナー
8枠15番Cヴェントヴォーチェ
8枠16番Cウイングレイテスト

 

買い2頭 ウインマーベル、マッドクール

保留2頭 トウシンマカオ、ママコチャ

消し12頭 上記以外の馬全て

 

今現状の究極の3頭で行くならコレ、と言うのを明日の朝までブログランキングへ掲載しておきました。

 

 

推薦馬

 

▲トウシンマカオ

週中で触れた枠順データ考察ではナムラクレアとこの馬しか残っておらず、どちらも一長一短、特にこの馬にとっては試練の枠でしょう。

現に1~4枠【1-0-1-5】掲示板外4回、勝ったのは新馬戦の1回だけ、5~8枠【6-1-1-4】掲示板外2回のみとOPに上がってから内枠は連対ゼロ

トビが大きく加速に時間が掛かるタイプで直線に向いて馬群を捌いて前のスペースが開いたタイミングで追い出しだと遅すぎて、コーナーで既に準備しながら直線全てを追い通す必要がある馬

確かにこの中山コースで直線一杯に追い通すのは難しいです、内枠だから来ない、内枠だから評価を下げると言うのはオッズにも無事反映されています。

しかしそのリスクに対してリターンもしっかりと上昇しており、最もスプリンターズSに直結する王道路線セントウルSの優勝馬にも関わらず10回中1回程度しか勝てないだろうと言う現在オッズ

前走も左回りは苦手だしスプリンターズSに向けてかなり緩い仕上げ、それでいて前年の覇者ママコチャをあっさり差し切ったのは驚いたと陣営もコメントしている通り、馬自身が成長し、様々な問題を克服してきている中で、私はこの馬が新馬戦以来初めて内枠から勝ち負けする未来に賭けたいと思います。

前走のイン前有利を1頭だけ別次元の末脚でまとめて差し切った脚が、また良馬場でチャンスある舞台で見れると思っています。

隣がテンの遅いオオバンブルマイならインを1頭分確保しながらポジションを取ればこなせない枠では無いし、前が引っ張っるならバラける展開もあるので楽しみは多い。

この馬が内枠で駄目だから消すという目線から、この馬が内枠を克服したらどんな競馬を見せてくれるのだろうか?という考えで期待したいと思います。

 

 

○マッドクール

昨年のスプリンターズSでは週中から注目馬と言うことで1頭この馬を推していたので配当的にも非常に助かった1頭

国内戦に限れば脅威の複勝率91%と抜群の安定感、更に夏負けの影響があった昨年のCBC賞を回避し調整された今回は、昨年よりも順調で力強い中間の追い切りを披露しています。

昨年は10番から好走しましたが、今年は7番と更に内を引き想定以上に人気になってしまうのも納得なので単体利益を出すのが少し難しく対抗にしました。

何と言っても今年の高松宮記念を勝ったことにより、この馬には重馬場のイメージが完全についたでしょうし、SNSでも雨が降ったらこの馬、タフな条件で向くのはこの馬と言うように目立っていました。

しかし、ずっと言い続けていますがこの馬は高速決着でこその馬です。断言しても良いです。

この馬がOPに上がる前、最も充実期だった2年前の4連勝で刻んだLAPは今でも忘れません。

3歳未勝利1400m戦1.20.4(34.4)は平均値よりも1秒近く速く、続く1勝クラス1.06.9(33.7)は平均より1.5秒近く速く、続く2勝クラス1200m戦1.07.7(33.9)は平均より1秒近く速く、3勝クラス1.07.2(33.3)は平均より0.7秒速いです。

その全てで2着馬に着差を付けて完勝しており、その後の競争も持ち時計更新時1200~1400m戦では全て1着で駆け抜けるほど良馬場の馬です。

雨が降ったらマッドクールは買いではなく、雨が降っても降らなくてもマッドクールは買いです。

2回重馬場を勝ったから重馬場専用機と安易に考えてしまってはいけません。

良馬場なら更に強いので当たり前に買いです。

 

 

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この馬を本命にしたいと考えていたポイントは5つ(過去競争、オッズ妙味、前走、良馬場好枠、データ面)あります。

まずは過去の走りですが同舞台の挑戦は2022年が初、この時は直線不利がある中で非常に強い競馬でしたし、昨年なんかは出遅れて前半かなり脚を使ったにも関わらず後ろからくる馬にも負けない持続力で、目立ってはいませんが個人的には一番強い競馬をしていたのではないかと思っています。

実績や距離的に人気落ちの盲点になることは枠順発表前から感じていましたのでオッズ妙味と言うところもポイント

驚いたのが前走でこれまで得意としていた持続力勝負の馬が、別馬になったのかと想うほどスローの瞬発力勝負で抜群の強さを見せてくれたことです。

ラスト2ハロン11.4-11.3と加速しており、キレではなく本来持続力と立ち回りを活かした競馬が武器のこの馬にとっては最も向かない展開であった中での勝利でした。

週中のデータ考察でも5番人気以下共通点クリア馬は現時点のオッズを見る限り5番人気以下の12頭中この馬1頭のみ(昨年マッドクール1頭のみ該当し6番人気2着好走)

枠順発表はドキドキでしたがまさかの絶好枠、そして一番心配していた天候はなんとか耐えてくれたので頭の中では買い一択

全頭診断のときにも書きましたが、馬券内に好走するしないで判断するなら人気順に印を打てば好走確率は収束しますが、馬券(回収率)で考えた場合に何を本命にするかで買い目が変わってきます。

もちろん1着なら話は早いですが、今回は馬券の組み方的に単体利益が出せるキャラを配置することで、他の券種で保険を掛けれる余裕が生まれるので本命が飛んだ決着の部分もBOX寄りでカバーしつつ弱い部分と強い部分を補って行けるだろうと思い本命にしました。

散々ここまで両想いだったナムラクレアが牝馬100%条件に該当しつつ今回は自分で心に決めて振ったので少しそこが引っかかりますが、バッサリ切ったサトノレーヴに未練もありませんし1つ1つ根拠を持って決めてきました。

久々のG1で一切手を抜かずここまでやってきたつもりですが、データはあくまでデータなのでご自身の予想や考えを大切にしながら本番のスプリンターズS楽しみましょう。

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