【チャンピオンズカップ】過去11年データ考察第四弾 枠順考察から見えてくる買える馬と消せる馬

 

枠順データ考察

 

・チャンピオンズカップ(過去11年)

1枠 1-2-2-14 5.3%/15.8%/26.3%
2枠 2-2-2-16 9.1%/18.2%/27.3%
3枠 3-0-3-16 13.6%/13.6%/27.3%
4枠 1-2-0-19 4.5%/13.6%/13.6%
5枠 2-1-1-18 9.1%/13.6%/18.2%
6枠 1-1-2-18 4.5%/9.1%/18.2%
7枠 0-3-1-18 0.0%/13.6%/18.2%
8枠 1-0-0-20 4.8%/4.8%/4.8%

 

・内外比較

1~3枠 6-4-7-46 9.5%/15.9%/27.0%
6~8枠 2-4-3-56 3.1%/9.2%/13.8%

1桁馬番 9-6-8-76 9.1%/15.2%/23.2%
2桁馬番 2-5-3-63 2.7%/9.6%/13.7%

 

綺麗に別れましたね、パッと見でも分かる外枠不利

更に回収率を見てみましょう。

 

1~3枠
単勝回収率 136%
複勝回収率 107%

6~8枠
単勝回収率 26%
複勝回収率 67%

 

1桁馬番
単勝回収率 122%
複勝回収率 100%

2桁馬番
単勝回収率 23%
複勝回収率 65%

 

人気薄が内枠の恩恵を受けて好走している証拠でもあります。

その成績は何と

 

1~3枠
単勝回収率 136%
複勝回収率 107%

1桁馬番
単勝回収率 122%
複勝回収率 100%

 

内枠だけ買っていれば過去11年プラス収支になるほどです。

これは中京のコース形状を見ると分かりますが、スタート地点はホームストレッチの左寄り、上り坂の途中がスタートになっています。

上り坂スタートでスピードが上がりにくい状態で最初のコーナーまで距離が短く外枠がこの時点で不利

更に向こう正面では急な上り坂が再度登場、スタートで後手を踏んでしまった場合に追い上げにくいコース形状です。

坂を登りきった後はスパイラルカーブで下り坂、4角出口で再度急勾配となっております。

 

 

過去10年の枠順別好走馬

 

1枠
2024年1着レモンポップ

2020年2着ゴールドドリーム
2017年3着コパノリッキー
2015年2着ノンコノユメ
2015年3着サウンドトゥルー

2枠
2022年3着ハピ

2019年3着インティ
2018年1着ルヴァンスレーヴ
2016年2着アウォーディー
2015年1着サンビスタ
2014年2着ナムラビクター

3枠
2024年3着ドゥラエレーデ
2023年3着ドゥラエレーデ
2022年1着ジュンライトボルト

2021年1着テーオーケインズ
2019年1着クリソベリル
2016年3着アスカノロマン

4枠
2024年2着ウィルソンテソーロ
2023年2着ウィルソンテソーロ

2014年1着ホッコータルマエ

5枠
2022年2着クラウンプライド

2018年3着サンライズソア
2017年1着ゴールドドリーム
2016年1着サウンドトゥルー

6枠
2021年3着アナザートゥルース
2020年1着チュウワウィザード
2019年2着ゴールドドリーム
2014年3着ローマンレジェンド

7枠
2021年2着チュウワウィザード
2020年3着インティ
2018年2着ウェスタールンド
2017年2着テイエムジンソク

8枠
2023年1着レモンポップ

 

全馬の近走成績と過去実績は以下

 

1枠
レモンポップ同年中央G1優勝

ゴールドドリーム前年好走馬
コパノリッキー前走G1優勝
ノンコノユメ前走重賞優勝
サウンドトゥルー特になし

2枠
ハピ2走前重賞連対

インティ同年中央G1優勝
ルヴァンスレーヴ前走G1優勝
アウォーディー前走G1優勝
サンビスタ前走G1連対
ナムラビクター前走重賞好走

3枠
ドゥラエレーデ前年好走馬
ドゥラエレーデダート連対率100%
ジュンライトボルト前走重賞優勝

テーオーケインズ2走前G1優勝
クリソベリル2走前G1優勝
アスカノロマン同年中央G1好走

4枠
ウィルソンテソーロ前走G1優勝
ウィルソンテソーロ同年重賞3勝

ホッコータルマエ同年中央G1連対

5枠
クラウンプライド前走G1連対

サンライズソア前走G1好走
ゴールドドリーム同年中央G1優勝
サウンドトゥルー前走G1好走

6枠
アナザートゥルース前走重賞好走
チュウワウィザード前走G1好走
ゴールドドリーム前走G1好走
ローマンレジェンド前走重賞優勝

7枠
チュウワウィザード前走JBC好走
インティ前年好走馬
ウェスタールンド2走前重賞連対
テイエムジンソク前走重賞優勝

8枠
レモンポップ同年中央G1優勝

 

こう見ると近2走内での重賞好走実績は必須レベルです。

他は「同年の中央ダートG1好走馬or前年リピーター」の2択

あまり実績の無かった馬は芝馬でダート転向タイプのウェスタールンド、ドゥラエレーデ(どちらも芝馬だがダート連対率75%以上)

同年で3勝以上している馬はほとんど出走しない中で、重賞3勝以上だったウィルソンテソーロ

このあたりは説明が付きますが、全く強調材料が無かったのがサウンドトゥルーとハピ

この2頭の共通点が1~2枠と言う圧倒的内枠有利を活かした激走でした。

外枠は本当にボーダーが高いと思います。

 

次に枠順別の好走馬人気に注目してみましょう。

 

1枠
1着レモンポップ1人

2着ゴールドドリーム3人
3着コパノリッキー9人
2着ノンコノユメ3人
3着サウンドトゥルー5人

2枠
3着ハピ6人

3着インティ3人
1着ルヴァンスレーヴ1人
2着アウォーディー1人
1着サンビスタ12人
2着ナムラビクター8人

3枠
3着ドゥラエレーデ9人気
3着ドゥラエレーデ9人気
ジュンライトボルト3人気

1着テーオーケインズ1人
1着クリソベリル2人
3着アスカノロマン10人

4枠
2着ウィルソンテソーロ2人気
2着ウィルソンテソーロ12人気

1着ホッコータルマエ2人

5枠
クラウンプライド4人

3着サンライズソア3人
1着ゴールドドリーム8人
1着サウンドトゥルー6人

6枠
3着アナザートゥルース14人
1着チュウワウィザード4人
2着ゴールドドリーム1人
3着ローマンレジェンド3人

7枠
2着チュウワウィザード3人
3着インティ10人
2着ウェスタールンド8人
2着テイエムジンソク1人

8枠
1着レモンポップ1人

 

当日3番人気以内とダート転向で出走ダート重賞が少なすぎるウェスタールンド、ドゥラエレーデを除き

4番人気以下で好走した馬の「同年中央G1好走歴、過去同レース成績」に絞って調べると

 

1枠
3着コパノリッキー(なし)
3着サウンドトゥルー(なし)

2枠
3着ハピ(なし)

1着サンビスタ(なし)
2着ナムラビクター(なし)

3枠
3着ドゥラエレーデ(前年3着)
1着ジュンライトボルト(なし)

3着アスカノロマン(同年中央G13着)

4枠
2着ウィルソンテソーロ(なし)

5枠
2着クラウンプライド(同年G1連対)

1着ゴールドドリーム(同年中央G1優勝)
1着サウンドトゥルー(前年3着)

6枠
3着アナザートゥルース(なし)
1着チュウワウィザード(前年0.3秒差4着)

7枠
3着インティ(前年3着)

8枠
該当馬なし

 

あきらかに1~4枠は実績不足馬が枠の利を存分に発揮して好走しています。

馬番が1桁か2桁かでちょうど分かれる5~8枠はやはりボーダーが高いと思います。

実績不足で好走したのはアナザートゥルースが最高着順で3着が1頭のみ。

 

 

2025年の枠順

 

前置きが長くなりましたが早速やって行きますか。

今年の枠順が本日発表されました。

 

1枠1番  ウィリアムバローズ
1枠2番  ダブルハートボンド
2枠3番  メイショウハリオ
2枠4番  セラフィックコール
3枠5番  ヘリオス
3枠6番  ハギノアレグリアス
4枠7番  ラムジェット
4枠8番  ウィルソンテソーロ
5枠9番  アウトレンジ
5枠10番 テンカジョウ
6枠11番 シックスペンス
6枠12番 ナルカミ
7枠13番 サンライズジパング
7枠14番 ペプチドナイル
8枠15番 ペリエール
8枠16番 ルクソールカフェ

 

上記で調べたデータを当てはめて行きましょう。

 

1枠1番  ウィリアムバローズ2走前G1好走
1枠2番  ダブルハートボンド前走重賞勝ち
2枠3番  メイショウハリオ前走G1連対
2枠4番  セラフィックコール特になし
3枠5番  ヘリオス特になし
3枠6番  ハギノアレグリアス特になし
4枠7番  ラムジェット2走前重賞好走
4枠8番  ウィルソンテソーロ2走前G1優勝
5枠9番  アウトレンジ2走前G1連対
5枠10番 テンカジョウ前走G1連対
6枠11番 シックスペンス前走G1連対
6枠12番 ナルカミ前走G1優勝
7枠13番 サンライズジパング同年中央G1好走
7枠14番 ペプチドナイル2走前G1好走
8枠15番 ペリエール2走前重賞勝ち
8枠16番 ルクソールカフェ前走重賞勝ち

 

実績として強いのが前走重賞勝ちorG1好走馬の2択

それ以外の馬は許容範囲で青く塗った馬はかなり厳しい印象です。

 

次に4番人気以下で好走した馬の「同年中央G1好走歴、過去同レース成績」

こちらを調べて行きたいですが今年の予想オッズ

 

1番人気ナルカミ

2番人気ダブルハートボンド

3番人気ルクソールカフェ

 

この3頭を除いて見ていきます。

 

1枠1番  ウィリアムバローズ(なし)
1枠2番  ダブルハートボンド(当日人気馬)
2枠3番  メイショウハリオ(なし)
2枠4番  セラフィックコール(なし)
3枠5番  ヘリオス(なし)
3枠6番  ハギノアレグリアス(なし)
4枠7番  ラムジェット(なし)
4枠8番  ウィルソンテソーロ(リピーター)
5枠9番  アウトレンジ(なし)
5枠10番 テンカジョウ(なし)
6枠11番 シックスペンス(なし)
6枠12番 ナルカミ(当日人気馬)
7枠13番 サンライズジパング(同年中央G1好走)
7枠14番 ペプチドナイル(なし)
8枠15番 ペリエール(なし)
8枠16番 ルクソールカフェ(当日人気馬)

 

5枠~8枠で上記実績が無かった馬の好走は6枠からアナザートゥルースの3着1回が最高成績

 

アウトレンジ

テンカジョウ

シックスペンス

ペプチドナイル

ペリエール

 

上記5頭はマイナス評価です。

 

 

上記を全てまとめた個人的な印象はコチラ

 

1枠1番  ウィリアムバローズ 内枠で実績免除
1枠2番  ダブルハートボンド 条件クリアで問題なし
2枠3番  メイショウハリオ 条件クリアで問題なし
2枠4番  セラフィックコール 2走内実績なし
3枠5番  ヘリオス 2走内実績なし
3枠6番  ハギノアレグリアス 2走内実績なし
4枠7番  ラムジェット 1桁馬番で実績も許容範囲
4枠8番  ウィルソンテソーロ 前年好走馬
5枠9番  アウトレンジ 1桁馬番で実績も許容範囲
5枠10番 テンカジョウ 3着争いなら可能
6枠11番 シックスペンス 3着争いなら可能
6枠12番 ナルカミ 当日人気で実績も問題なし
7枠13番 サンライズジパング 不利な枠だが可能性あり
7枠14番 ペプチドナイル 3着争いなら可能
8枠15番 ペリエール 3着争いなら可能
8枠16番 ルクソールカフェ 不利な枠だが可能性あり

 

これまでのデータ考察を無視して枠順から買える馬は

 

ダブルハートボンド

メイショウハリオ

ウィルソンテソーロ

ナルカミ

 

上記4頭

 

馬券内の可能性として残っている馬は

 

ウィリアムバローズ

ラムジェット

アウトレンジ

サンライズジパング

ルクソールカフェ

 

上記5頭

 

3着争いなら可能な馬は

 

テンカジョウ

シックスペンス

ペプチドナイル

ペリエール

 

評価がかなり低い馬は

 

セラフィックコール

ハギノアレグリアス

ヘリオス

 

上記3頭

 

最後に現在の中京ダート1800m戦のチャンピオンズカップは

 

「これまで1度も2桁馬番でのワンツー決着なし」

 

今年も継続されるか断言はできませんが、超高確率で1桁馬番が1~2着に入ると思って良いと思います。

例えばナルカミが本命の方なら

 

1枠1番  ウィリアムバローズ
1枠2番  ダブルハートボンド
2枠3番  メイショウハリオ
2枠4番  セラフィックコール
3枠5番  ヘリオス
3枠6番  ハギノアレグリアス
4枠7番  ラムジェット
4枠8番  ウィルソンテソーロ
5枠9番  アウトレンジ

 

上記の1桁馬番から相手を選ぶ事をおすすめします。

これらを踏まえて月曜日から書いてきたデータ考察合わせて最終結論で各馬の評価を上げ下げして行きたいと思います。

 

 

木曜日限定記事

 

本日は最後に出すか迷いましたが、個人的なイチオシデータを紹介します。

当たり前ですが、当ブログは基本的にどこにも載っていないオリジナルデータでして、これが毎年結構な確率で走ってくれます。

 

2024年
レモンポップ 2回
ウィルソンテソーロ 3回
ドゥラエレーデ 1回

2023年
レモンポップ 3回
ウィルソンテソーロ 3回
ドゥラエレーデ 1回

2022年
ジュンライトボルト 1回
クラウンプライド 3回
ハピ 2回

2021年
テーオーケインズ 2回
チュウワウィザード 2回
アナザートゥルース 3回

2020年
チュウワウィザード 3回
ゴールドドリーム 1回
インティ 1回

2019年

クリソベリル 3回
ゴールドドリーム 3回
インティ 3回

2018年

ルヴァンスレーヴ 3回
ウェスタールンド 1回
サンライズソア 4回

2017年

ゴールドドリーム 1回
テイエムジンソク 2回(馬券外なし)
コパノリッキー 3回

2016年

サウンドトゥルー 4回
アウォーディー 4回
アスカノロマン 4回

2015年

サンビスタ 6回
ノンコノユメ 3回
サウンドトゥルー 2回

2014年

ホッコータルマエ 2回
ナムラビクター 3回
ローマンレジェンド 3回

 

赤く塗った3回以上だった馬が全ての年で好走しています。

ちなみに一昨年はウィルソンテソーロ12番人気、一昨年は2頭しかいない該当馬でどちらも4番人気以下の馬でした(結果はしっかりとクラウンプライドが走って継続)

アナザートゥルースもこの条件に当てはまり14番人気で激走

記憶に新しいテーオーケインズは1.5倍も3回以上に該当せず凡走、クリソベリルも1.4倍で該当せず凡走…

人気馬には当たり前に該当して欲しいですし、逆に人気薄で3回以上は絶好の狙い目かもしれません。

上記の条件と、該当馬を本日の無料メルマガにて配信します。

 

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