ヴィクトリアマイル枠順確定
1枠1番 クリスマスパレード
1枠2番 ステレンボッシュ
2枠3番 アルジーヌ
2枠4番 サフィラ
3枠5番 ラヴェル
3枠6番 ミアネーロ
4枠7番 ワイドラトゥール
4枠8番 シンリョクカ
5枠9番 アドマイヤマツリ
5枠10番 ボンドガール
6枠11番 シングザットソング
6枠12番 シランケド
7枠13番 ビヨンドザヴァレー
7枠14番 マサノカナリア
7枠15番 ソーダズリング
8枠16番 クイーンズウォーク
8枠17番 アスコリピチェーノ
8枠18番 アリスヴェリテ
本日枠順の発表がありました。
今回は枠順別データから買える馬を探していこうと思います。
枠順別成績
過去19年
1枠 1-2-7-27 2.7%/8.1%/27.0%
2枠 3-3-3-29 7.9%/15.8%/23.7%
3枠 7-0-1-30 18.4%/18.4%/21.1%
4枠 0-3-2-32 0.0%/8.1%/13.5%
5枠 1-4-1-31 2.7%/13.5%/16.2%
6枠 4-1-0-33 10.5%/13.2%/13.2%
7枠 2-1-2-48 3.8%/5.7%/9.4%
8枠 1-5-3-46 1.8%/10.9%/16.4%
やはりイメージ通り1~3枠の好走率が飛び抜けて良いですね。
これは東京芝Bコース替わり開幕週の影響で間違いないと思います。
枠順を考える上で私が一番重要視していることは「人気のない馬の枠順成績」です。
内枠有利と言われるなら下位人気(ここでは1~3番人気を除いた馬)と言われる上位と力差のある馬が、枠の恩恵を受けて上位に食い込む必要があります。
当たり前に当日人気馬が集中して同じ枠に連続して入った場合、その枠の成績が上がって当然だからです。
いつものテンプレ文章で申し訳ないですが、今回もしっかりと見ていきましょう。
過去19年(1~3人気除く)
1枠 0-2-5-23 0.0%/6.7%/23.3%
2枠 3-2-2-26 9.1%/15.2%/21.2%
3枠 5-0-1-24 16.7%/16.7%/20.0%
4枠 0-3-1-28 0.0%/9.4%/12.5%
5枠 1-2-1-28 3.1%/9.4%/12.5%
6枠 1-0-0-28 3.4%/3.4%/3.4%
7枠 2-0-1-40 4.7%/4.7%/7.0%
8枠 0-2-3-42 0.0%/4.3%/10.6%
見た通り、人気馬を除いても内枠の好走率は他と比較しても圧倒的で6~8枠の数字がかなり凹んでいることからも人気の無い馬+外枠は非常に鬼門となっています。
そんな事言っても18番人気のミナレットが8枠から馬券になっているだろ。
こんな意見もありますが、是非レース映像を見て欲しいのです。
8枠スタートから一気にハナを取りきって道中は誰よりも最内を周回しています。
スタートから僅か150mほどで1枠の馬と同等のライン取りをしており、直線では8馬身近くの大逃げで粘りきっての3着でした。
ミナレットが仮に1枠スタートだった場合1~2着はあったかなと思います。
横移動の分ロスしていますし、内枠ならもっと楽に行けた可能性もあり8枠がプラスに働いたことはまず無いです。
8枠から来たと言っても1450mは1枠と同等の競馬をしていましたのでかなりのレアケースだと思います。
ちなみにヴィクトリアマイルの第一回から3枠以内を買い続けていた場合
1~3枠
【11-5-11-86】9.7%/14.2%/23.9%
単勝回収率133%
複勝回収率100%
全馬ベタ買いでもプラス収支になるほど圧倒的アドバンテージです。
過去19年の内、11回がこの1~3枠と言うのも凄いですよね…それくらい内枠有利です。
6枠~8枠から好走した馬
2着 ソダシ 3人気
2着 ファインルージュ 3人気
1着 アーモンドアイ 1人気
2着 サウンドキアラ 4人気
3着 ノームコア 5人気
2着 リスグラシュー 1人気
1着 ストレイトガール 7人気
3着 ショウナンパンドラ 2人気
3着 ミナレット 18人気
1着 ヴィルシーナ 11人気
1着 ヴィルシーナ 1人気
1着 ホエールキャプチャ 4人気
2着 ドナウブルー 7人気
1着 アパパネ 2人気
2着 ブエナビスタ 1人気
1着 ブエナビスタ 1人気
3着 デアリングハート 8人気
2着 エアメサイア 3人気
3着 ディアデラノビア 4人気
上記19頭
不利な外枠から好走した馬にはどんな共通点があったのか。
A 東京重賞勝ち経験
B 前走東京マイル重賞連対or2走内マイル重賞勝ち
C G1を上がり最速か初角3番手以内で好走
19頭中18頭が上記に該当
基本的に速い上がりを使える馬がほとんどで、先行馬に関してはG1で1コーナー3番手以内から好走した馬が目立ちます。
実績がなかった馬は東京コース功者、2走内マイル重賞勝ち馬など
唯一これを満たしていなかったのは先程書いたレースの9割以上は1枠と同じライン取りだったミナレットです。
今年の該当馬
6枠11番 シングザットソング
6枠12番 シランケド
7枠13番 ビヨンドザヴァレー
7枠14番 マサノカナリア
7枠15番 ソーダズリング
8枠16番 クイーンズウォーク
8枠17番 アスコリピチェーノ
8枠18番 アリスヴェリテ
今年の対象は上記8頭
これらを過去の好走馬と同様の条件に当てはめて行くと…
シングザットソング 該当なし
シランケド 該当なし
ビヨンドザヴァレー 該当なし
マサノカナリア 該当なし
ソーダズリング 該当なし
クイーンズウォーク A
アスコリピチェーノ B
アリスヴェリテ 該当なし
今年も外枠は当日人気馬しか厳しそうです。
そもそも6~8枠から好走した19頭中14頭が当日1~5人気以内の馬だったので、穴狙いなら当然内枠から選択するのが良いと思います。
第五弾まとめ
本日は枠順について考察してきましたが、不利な外枠からでも好走できそうな馬は…
クイーンズウォーク
アスコリピチェーノ
上記2頭のみ
その他の6頭はかなり厳しいと思います。
金曜日限定記事
本日の枠順データ考察を調べている中で、Bコース開幕週で圧倒的内有利となるとスタートが非常に大切になってくると思い、個人的に疑問に思った事を調べてみました。
過去19年
A ○○ 8-6-10-144 好走率14.2%
B ○○ 11-13-9-132 好走率20.0%
自分が思っている以上に差が出ていたので共有したいと思います。
ちなみに当日10番人気以下で激走した11頭中8頭が「B」でした。
個人的にこれは理にかなっているなと思っていて、ルール上仕方ない事ですが必然的にBが有利になりやすく、特にスタートが非常に大切になってくる東京Bコース開幕週では必然的な結果とも言えます。
これはG1に限らず平場のレースでも同じ傾向だと思います。
◯◯に入るキーワードを新潟大賞典が更新される明日の朝までブログランキングへ公開しておきます。