【チャンピオンズカップ】過去10年データ考察第四弾 枠順考察から見えてくる買える馬と消せる馬

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枠順データ考察

 

・チャンピオンズカップ(過去10年)

1枠 0-2-2-13 0.0%/11.8%/23.5%
2枠 2-2-2-14 10.0%/20.0%/30.0%
3枠 3-0-2-15 15.0%/15.0%/25.0%
4枠 1-1-0-18 5.0%/10.0%/10.0%
5枠 2-1-1-16 10.0%/15.0%/20.0%
6枠 1-1-2-16 5.0%/10.0%/20.0%
7枠 0-3-1-16 0.0%/15.0%/20.0%
8枠 1-0-0-18 5.3%/5.3%/5.3%

・内外比較

1~2枠 2-4-4-27 5.4%/16.2%/27.0%
7~8枠 1-3-1-34 2.6%/10.3%/12.8%
1桁馬番 8-5-7-70 8.9%/14.4%/22.2%
2桁馬番 2-5-3-56 3.0%/10.6%/15.2%

 

綺麗に別れましたね、パッと見でも分かる外枠不利

横に人気馬の数(単勝オッズ10倍以下)を入力すればよかったのですが久しぶりの枠順考察で忘れてました。すいません。

簡単ですが手元の計算を共有すると

 

・最も人気馬が配置された枠順は「6・7枠」で同率35%

・外枠(2桁馬番)が内枠(1桁馬番)の人気馬配置数を全て上回っている。

 

これが何を意味するかと言うと、内枠よりも外枠に人気馬が入っているのにも関わらず、勝率、連対率、複勝率全ての数値で内枠が上=人気馬は外枠で苦戦し、人気薄は内枠の恩恵を受けて好走している。

これが客観的数値として出ています。

雰囲気でなんとなく中京1800ダートは外が不利かな…とかではなく間違いなく「内枠有利、外枠不利」です。

 

これ自分でも調べていてびっくりしたんですが、現在の中京ダート1800mで開催されるようになってからのチャンピオンズカップ

 

1桁馬番(1~9番)

単勝回収率131%
複勝回収率100%

 

1桁馬番の馬を全馬買っていても圧倒的プラス収支なんです。

しかも2桁馬番で決着した年は1度も無いので実質毎年馬券が的中していることになります。

それだけ人気薄が内枠の恩恵を受けて好走し、人気馬は外枠で凡走していると言う事になります。

 

これは中京のコース形状を見ると分かりますが、スタート地点はホームストレッチの左寄り、上り坂の途中がスタートになっています。

上り坂スタートでスピードが上がりにくい状態で最初のコーナーまで距離が短く外枠がこの時点で不利

更に向こう正面では急な上り坂が再度登場、スタートで後手を踏んでしまった場合に追い上げにくいコース形状です。

坂を登りきった後はスパイラルカーブで下り坂、4角出口で再度急勾配となっております。

昨年のレモンポップが大外から逃げ切ったのは本当にすごいことだと思いますね、ペースが楽だとは言え強かったと思います。

 

 

過去10年の枠順別好走馬

 

1枠
2020年2着ゴールドドリーム
2017年3着コパノリッキー
2015年2着ノンコノユメ
2015年3着サウンドトゥルー

2枠
2022年3着ハピ

2019年3着インティ
2018年1着ルヴァンスレーヴ
2016年2着アウォーディー
2015年1着サンビスタ
2014年2着ナムラビクター

3枠
2023年3着ドゥラエレーデ
2022年1着ジュンライトボルト

2021年1着テーオーケインズ
2019年1着クリソベリル
2016年3着アスカノロマン

4枠
2023年2着ウィルソンテソーロ

2014年1着ホッコータルマエ

5枠
2022年2着クラウンプライド

2018年3着サンライズソア
2017年1着ゴールドドリーム
2016年1着サウンドトゥルー

6枠
2021年3着アナザートゥルース
2020年1着チュウワウィザード
2019年2着ゴールドドリーム
2014年3着ローマンレジェンド

7枠
2021年2着チュウワウィザード
2020年3着インティ
2018年2着ウェスタールンド
2017年2着テイエムジンソク

8枠
2023年1着レモンポップ

 

全馬の近走成績と過去実績は以下

 

1枠
ゴールドドリーム前年好走馬
コパノリッキー前走G1優勝
ノンコノユメ前走重賞優勝
サウンドトゥルー特になし

2枠
ハピ2走前重賞連対

インティ同年中央G1優勝
ルヴァンスレーヴ前走G1優勝
アウォーディー前走G1優勝
サンビスタ前走G1連対
ナムラビクター前走重賞好走

3枠
ドゥラエレーデダート連対率100%
ジュンライトボルト前走重賞優勝

テーオーケインズ2走前G1優勝
クリソベリル2走前G1優勝
アスカノロマン同年中央G1好走

4枠
ウィルソンテソーロ同年重賞3勝

ホッコータルマエ同年中央G1連対

5枠
クラウンプライド前走G1連対

サンライズソア前走G1好走
ゴールドドリーム同年中央G1優勝
サウンドトゥルー前走G1好走

6枠
アナザートゥルース前走重賞好走
チュウワウィザード前走G1好走
ゴールドドリーム前走G1好走
ローマンレジェンド前走重賞優勝

7枠
チュウワウィザード前走JBC好走
インティ前年好走馬
ウェスタールンド2走前重賞連対
テイエムジンソク前走重賞優勝

8枠
レモンポップ同年中央G1優勝

 

こう見ると近2走内での重賞好走実績は必須レベルです。

他は「同年の中央ダートG1好走馬or前年リピーター」の2択

あまり実績の無かった馬は芝馬でダート転向タイプのウェスタールンド、ドゥラエレーデ(どちらも芝馬だがダート連対率75%以上)

同年で3勝以上している馬はほとんど出走しない中で、重賞3勝以上だったウィルソンテソーロ

このあたりは説明が付きますが、全く強調材料が無かったのがサウンドトゥルーとハピ

この2頭の共通点が1~2枠と言う圧倒的内枠有利を活かした激走でした。

外枠は本当にボーダーが高いと思います。

 

次に枠順別の好走馬人気に注目してみましょう。

 

1枠
2着ゴールドドリーム3人
3着コパノリッキー9人
2着ノンコノユメ3人
3着サウンドトゥルー5人

2枠
3着ハピ6人

3着インティ3人
1着ルヴァンスレーヴ1人
2着アウォーディー1人
1着サンビスタ12人
2着ナムラビクター8人

3枠
3着ドゥラエレーデ9人気
ジュンライトボルト3人気

1着テーオーケインズ1人
1着クリソベリル2人
3着アスカノロマン10人

4枠
2着ウィルソンテソーロ12人気

1着ホッコータルマエ2人

5枠
クラウンプライド4人

3着サンライズソア3人
1着ゴールドドリーム8人
1着サウンドトゥルー6人

6枠
3着アナザートゥルース14人
1着チュウワウィザード4人
2着ゴールドドリーム1人
3着ローマンレジェンド3人

7枠
2着チュウワウィザード3人
3着インティ10人
2着ウェスタールンド8人
2着テイエムジンソク1人

8枠
1着レモンポップ1人

 

当日3番人気以内とダート転向で出走ダート重賞が少なすぎるウェスタールンド、ドゥラエレーデを除き

4番人気以下で好走した馬の「同年中央G1好走歴、過去同レース成績」に絞って調べると

 

1枠
3着コパノリッキー(なし)
3着サウンドトゥルー(なし)

2枠
3着ハピ(なし)

1着サンビスタ(なし)
2着ナムラビクター(なし)

3枠
1着ジュンライトボルト(なし)

3着アスカノロマン(同年中央G13着)

4枠
2着ウィルソンテソーロ(なし)

5枠
2着クラウンプライド(同年G1連対)

1着ゴールドドリーム(同年中央G1優勝)
1着サウンドトゥルー(前年3着)

6枠
3着アナザートゥルース(なし)
1着チュウワウィザード(前年0.3秒差4着)

7枠
3着インティ(前年3着)

8枠
1着レモンポップ(同年中央G1優勝)

 

あきらかに1~4枠は実績不足馬が枠の利を存分に発揮して好走しています。

馬番が1桁か2桁かでちょうど分かれる5~8枠はやはりボーダーが高いと思います。

実績不足で好走したのは3着アナザートゥルースが最高着順で1頭のみ。

 

 

2024年の枠順

 

前置きが長くなりましたが早速やって行きますか。

今年の枠順が本日発表されました。

 

1枠1番 クラウンプライド
1枠2番 レモンポップ
2枠3番 ハギノアレグリアス
2枠4番 ペプチドナイル
3枠5番 ペイシャエス
3枠6番 ドゥラエレーデ
4枠7番 セラフィックコール
4枠8番 ウィルソンテソーロ
5枠9番 テーオードレフォン
5枠10番 アーテルアストレア
6枠11番 ミトノオー
6枠12番 サンライズジパング
7枠13番 ミックファイア
7枠14番 スレイマン
8枠15番 グロリアムンディ
8枠16番 ガイアフォース

 

上記で調べたデータを当てはめて行きましょう。

 

1枠1番 クラウンプライド 2走重賞連勝
1枠2番 レモンポップ 同年中央G1優勝
2枠3番 ハギノアレグリアス 前走重賞優勝
2枠4番 ペプチドナイル 前走G1連対
3枠5番 ペイシャエス 2走前重賞優勝
3枠6番 ドゥラエレーデ なし
4枠7番 セラフィックコール なし
4枠8番 ウィルソンテソーロ 前走G1優勝
5枠9番 テーオードレフォン なし
5枠10番 アーテルアストレア 2走前重賞優勝
6枠11番 ミトノオー なし
6枠12番 サンライズジパング 前走重賞優勝
7枠13番 ミックファイア なし
7枠14番 スレイマン なし
8枠15番 グロリアムンディ なし
8枠16番 ガイアフォース 同年中央G1連対

 

何故か今年は実績のない馬が外に固まった印象です。

この時点で2桁馬番で青い文字はNG、かなり厳しいと思います。

 

次に4番人気以下で好走した馬の「同年中央G1好走歴、過去同レース成績」

こちらを調べて行きたいですが今年の予想オッズ

 

1番人気レモンポップ

2番人気ウィルソンテソーロ

3番人気サンライズジパング

 

この3頭を除いて見ていきます。

 

1枠1番 クラウンプライド(リピーター)
1枠2番 レモンポップ(当日人気馬)
2枠3番 ハギノアレグリアス(なし)
2枠4番 ペプチドナイル(同年中央G1好走)
3枠5番 ペイシャエス(なし)
3枠6番 ドゥラエレーデ(リピーター)
4枠7番 セラフィックコール(なし)
4枠8番 ウィルソンテソーロ(当日人気馬)
5枠9番 テーオードレフォン(なし)
5枠10番 アーテルアストレア(なし)
6枠11番 ミトノオー(なし)
6枠12番 サンライズジパング(当日人気馬)
7枠13番 ミックファイア(なし)
7枠14番 スレイマン(なし)
8枠15番 グロリアムンディ(なし)
8枠16番 ガイアフォース(同年中央G1好走)

 

上記を全てまとめた個人的な印象はコチラ

 

1枠1番 クラウンプライド リピーターOK
1枠2番 レモンポップ リピーターOK
2枠3番 ハギノアレグリアス 何でもありの内枠
2枠4番 ペプチドナイル 何でもありの内枠
3枠5番 ペイシャエス 何でもありの内枠
3枠6番 ドゥラエレーデ リピーターOK
4枠7番 セラフィックコール 何でもありの内枠
4枠8番 ウィルソンテソーロ 何でもありの内枠
5枠9番 テーオードレフォン 実績不足でNG
5枠10番 アーテルアストレア 実績不足でNG
6枠11番 ミトノオー 実績不足でNG
6枠12番 サンライズジパング 当日人気だけが救い
7枠13番 ミックファイア 実績不足でNG
7枠14番 スレイマン 実績不足でNG
8枠15番 グロリアムンディ 実績不足でNG
8枠16番 ガイアフォース 大外以外はクリア

 

こんなところで外は全部切っても良いかなと思ってます。

それくらい過去の好走馬で外枠のボーダーが高いのと、今年の注目馬がほぼ内枠に固まったので尚更です。

 

 

木曜日限定記事

 

本日は最後に出すか迷いましたが、個人的なイチオシデータを紹介します。

当たり前ですが、当ブログは基本的にどこにも載っていないオリジナルデータでして、これが毎年結構な確率で走ってくれます。

 

2023年
レモンポップ 3回
ウィルソンテソーロ 3回
ドゥラエレーデ 1回

2022年
ジュンライトボルト 1回
クラウンプライド 3回
ハピ 2回

2021年
テーオーケインズ 2回
チュウワウィザード 2回
アナザートゥルース 3回

2020年
チュウワウィザード 3回
ゴールドドリーム 1回
インティ 1回

2019年

クリソベリル 3回
ゴールドドリーム 3回
インティ 3回

2018年

ルヴァンスレーヴ 3回
ウェスタールンド 1回
サンライズソア 4回

2017年

ゴールドドリーム 1回
テイエムジンソク 2回(馬券外なし)
コパノリッキー 3回

2016年

サウンドトゥルー 4回
アウォーディー 4回
アスカノロマン 4回

2015年

サンビスタ 6回
ノンコノユメ 3回
サウンドトゥルー 2回

2014年

ホッコータルマエ 2回
ナムラビクター 3回
ローマンレジェンド 3回

 

赤く塗った3回以上だった馬が全ての年で好走しています。

ちなみに昨年はウィルソンテソーロ12番人気、一昨年は2頭しかいない該当馬でどちらも4番人気以下の馬でした(結果はしっかりとクラウンプライドが走って継続)

その前はアナザートゥルースがこの条件に当てはまり14番人気で激走

記憶に新しいテーオーケインズは1.5倍も該当せず凡走、クリソベリルも1.4倍で該当せず凡走…

人気馬には当たり前に該当して欲しいですし、逆に人気薄で3回以上は絶好の狙い目かもしれません。

上記の条件と、本日の考察から1頭穴馬が急浮上しているので次回更新までブログランキングへ公開しておきます。

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