【フェブラリーS】最終結論 過去20年データ考察から今のタフな東京ダート戦で1番に推薦したい1頭

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■絶対に距離短縮馬を買え

 

レモンポップ ダ,1400
レッドルゼル ダ,1200
メイショウハリオ ダ,2000
カフェファラオ ダ,1800

テイエムサウスダン ダ,1400
ソダシ ダ,1800
カフェファラオ ダ,1800
エアスピネル ダ,1800
ワンダーリーデル ダ,1400
モズアスコット ダ,1400
ケイティブレイブ ダ,2100
サンライズノヴァ ダ,1600
インティ ダ,1800
ゴールドドリーム ダ,2000
ユラノト ダ,1400
ノンコノユメ ダ,1400
ゴールドドリーム ダ,1800
インカンテーション ダ,2000
ゴールドドリーム ダ,1800
ベストウォーリア ダ,1400
カフジテイク ダ,1400
モーニン ダ,1400
ノンコノユメ ダ,1800
アスカノロマン ダ,1800
コパノリッキー ダ,1800
インカンテーション ダ,1800
ベストウォーリア ダ,1800
コパノリッキー ダ,1800
ホッコータルマエ ダ,2100
ベルシャザール ダ,1800
グレープブランデー ダ,1800
エスポワールシチー ダ,2000
ワンダーアキュート ダ,2100
テスタマッタ ダ,1400
シルクフォーチュン ダ,1400
ワンダーアキュート ダ,2000
トランセンド ダ,1800
フリオーソ ダ,2100
バーディバーディ ダ,2000
エスポワールシチー ダ,1800
テスタマッタ ダ,2100
サクセスブロッケン ダ,2000
サクセスブロッケン ダ,2100
カジノドライヴ ダ,1800
カネヒキリ ダ,2100
ヴァーミリアン ダ,2100
ブルーコンコルド ダ,2000
ワイルドワンダー ダ,1400
サンライズバッカス ダ,1800
ブルーコンコルド ダ,2000
ビッググラス ダ,1400
カネヒキリ ダ,2100
シーキングザダイヤ ダ,2100
ユートピア ダ,2000
メイショウボーラー ダ,1400
シーキングザダイヤ ダ,2100
ヒシアトラス ダ,1800
アドマイヤドン ダ,2100
サイレントディール ダ,2000
スターリングローズ ダ,1400

 

過去20年好走馬60頭中

前走から距離短縮 44頭

前走と同距離 1頭

前走から距離延長 15頭

 

昨年は延長馬のワンツーと直近10年は傾向が薄れてきたようにも感じますが、

短縮馬があまり走っていない直近の過去10年で調べてみても

 

前走から距離短縮 6-7-5-52
前走同距離or距離延長 4-3-5-56

 

それでも占有率、好走率ともに距離短縮組がどれだけ走っているのか伝わったと思います。

 

本日は、あなたならどちらを買いますか?という話です。

 

答えはもう出ていますが、ここまで20年以上遡っても距離延長馬で1着~3着を独占したことはありません。

しかし、凡走傾向とは言いつつも走らない訳ではないので、距離延長馬が突っ込んできても良いようにしっかりとリスクを取りながら準備をしておく必要があります。

いつも通り過去を振り返って行きましょう。

 

 

・前走着順と距離について

 

まずは前走着順についてです。

過去10年を振り返って見ましょう。

 

レッドルゼル 4着
ソダシ 12着
カフェファラオ 11着
カフェファラオ 6着
エアスピネル 7着
ケイティブレイブ 6着

サンライズノヴァ 7着
インカンテーション 7着
ゴールドドリーム 12着
ベストウォーリア 11着
コパノリッキー 9着

 

前走馬券外だったこの9頭の前走距離をみてみましょう。

 

レッドルゼル 1200m
ソダシ 1800m
カフェファラオ 1800m
カフェファラオ 1800m
エアスピネル 1800m
ケイティブレイブ 
2100m

サンライズノヴァ 1600m
インカンテーション 2000m
ゴールドドリーム 1800m
ベストウォーリア 1800m
コパノリッキー 1800m
エスポワールシチー 2000m

 

レッドルゼル以外の8頭は

「距離短縮or同距離だった」

 

そのレッドルゼルは前走1番人気でJBCスプリント4着の実績

過去のフェブラリーステークスで4着に入っており、この辺りを指標に例外馬のボーダーを引きたいと思います。

 

念の為さらに10年戻って20年間を見てみましょう。

 

ブルーコンコルド 2000m
ユートピア 2000m
サイレントディール 2000m
スターリングローズ 1400m

 

1頭だけ該当馬がありました。

このスーターリングローズは20年前の好走馬ですが、物凄い実績の持ち主です。

出走時点でOP以上を8勝、G3以上を6勝、既にG1馬でしたがG1を複数回好走していました。

過去の実績も素晴らしい馬ですが、直近の戦績だけ見ても

 

・前走2番人気に支持されていた
・前々走のダート重賞を勝利していた
・前年度のダートG1で3着以内に好走していた

 

この辺りの実績はレッドルゼルと非常に被っており、2頭共に全ての項目をクリア

実は昨年このスターリングローズを基準にレッドルゼルは例外扱いをし、この項目では条件クリア馬として取り扱ったので先見の目は正しかったです。

データブレイクする馬を想定しておくのもデータ派の腕の見せ所だと思います。

早速今年の登録馬を見ていきましょう。

 

 

……

 

と思ったのですが登録馬「27頭」とあまりにも多い。

現時点の想定で出走できそうな馬だけを書くことにします。

木曜日に追記する可能性があります、予めご了承ください。

 

 

・今年の該当馬

 

登録馬から出走予定の16頭を厳選しました。

 

イグナイター

レッドルゼル

ウィルソンテソーロ

キングズソード

ミックファイア

シャンパンカラー

カラテ

タガノビューティー

ドンフランキー

ペプチドナイル

ドゥラエレーデ

スピーディキック

セキフウ

ガイアフォース

サンライズホーク

オメガギネス

 

上記から前走同距離or距離延長馬をピックアップ

昨年は登録段階で19頭中12頭が前走から距離延長馬だったのですが、今年は異常はほど芝からダート転向した馬が勢揃いです。

これらの馬が底上げをして16頭中青く塗った7頭が前走から距離延長または同距離です。

前走馬券外だった馬は昨年のレッドルゼル、スターリングローズの3項目例外条件をあてていきましょう。

 

イグナイター 前走1着

レッドルゼル 前走3着

シャンパンカラー 前走14着×

タガノビューティー 前走13着×

ドンフランキー 前走1着

セキフウ 前走5着×

サンライズホーク 前走1着

 

前走馬券外だった3頭は例外条件も満たしていないので、この時点で脱落となります。

残った4頭も結局は好走率も占有率も低い部類ですので推薦馬として書く確率は低いと思います。

まだ月曜日なのと出走馬がハッキリしないところもあるので、本日はここまでにしておきます。

いつも通り徐々に絞って最終的には片手で数えられる程度まで絞る予定です。

 

 

・月曜日限定公開

 

さて、本日ラストは短縮馬の熱いパターンを紹介して〆たいと思います。

 

・前走ダートかつ距離短縮

・前走〇〇or〇〇

・3走内でG1好走orG3以上勝ち

 

上記3項目を満たした馬は過去20年全てで好走馬あり。

更に好走馬60頭中30頭と占有率は50%、さらに凄いのが基本的に多くても3~4頭しか該当馬しかいません。

ちなみに昨年は該当馬1頭のみ、Twitterで先出し告知したように4番人気でメイショウハリオが好走してくれました。

今年この条件に該当するのは現時点で27頭中3頭のみ。

 

 

■前走好走馬が狙い目

 

「前走3着以内馬が圧倒的に強い」

 

まずはこれを見てください。

下は過去20年のフェブラリーS好走馬の前走着順を調べたものです。

 

レモンポップ 根岸SG3 1着
レッドルゼル JBCスプリント 4着
メイショウハリオ 東京大G1 3着
カフェファラオ チャンピG1 11着
テイエムサウスダン 根岸SG3 1着
ソダシ チャンピG1 12着
カフェファラオ チャンピG1 6着

エアスピネル チャンピG1 7着
ワンダーリーデル 根岸SG3 2着
モズアスコット 根岸SG3 1着
ケイティブレイブ 川崎記念G1 6着
サンライズノヴァ 武蔵野SG3 5着
インティ 東海SG2 1着
ゴールドドリーム 東京大G1 2着
ユラノト 根岸SG3 2着
ノンコノユメ 根岸SG3 1着
ゴールドドリーム チャンピG1 1着
インカンテーション 東京大G1 7着
ゴールドドリーム チャンピG1 12着
ベストウォーリア 根岸SG3 2着
カフジテイク 根岸SG3 1着
モーニン 根岸SG3 1着
ノンコノユメ チャンピG1 2着
アスカノロマン 東海SG2 1着
コパノリッキー 東海SG2 1着
インカンテーション 東海SG2 3着
ベストウォーリア チャンピG1 11着
コパノリッキー フェアウH 9着
ホッコータルマエ 川崎記G1 1着
ベルシャザール JCDG1 1着
グレープブランデー 東海SG2 1着
エスポワールシチー 東京大G1 5着
ワンダーアキュート 川崎記G1 2着
テスタマッタ 根岸SG3 3着
シルクフォーチュン 根岸SG3 1着
ワンダーアキュート 東京大G1 2着
トランセンド JCDG1 1着
フリオーソ 川崎記G1 1着
バーディバーディ 東京大G1 3着
エスポワールシチー JCDG1 1着
テスタマッタ 川崎記G1 3着
サクセスブロッケン 東京大G1 1着
サクセスブロッケン 川崎記G1 3着
カジノドライヴ アレキサ1600 1着
カネヒキリ 川崎記G1 1着
ヴァーミリアン 川崎記G1 消(2走前1着)
ブルーコンコルド 東京大G1 5着
ワイルドワンダー 根岸SG3 1着
サンライズバッカス 平安SG3 2着
ブルーコンコルド 東京大G1 1着
ビッググラス 根岸SG3 1着
カネヒキリ JCDG1 1着
シーキングザダイヤ 川崎記G1 2着
ユートピア 東京大G1 5着
メイショウボーラー 根岸SG3 1着
シーキングザダイヤ 川崎記G1 2着
ヒシアトラス 平安SG3 1着
アドマイヤドン JCDG1 2着
サイレントディール 東京大G1 7着
スターリングローズ 根岸SG3 11着

 

過去20年の好走馬60頭中44頭が前走3着以内

実に73%の馬が前走で好走→フェブラリーSも好走のパターン

逆に20年で16頭しかいない前走馬券外から巻き返しに成功した馬は以下

 

レッドルゼル
カフェファラオ
ソダシ
カフェファラオ
エアスピネル
ケイティブレイブ

サンライズノヴァ
インカンテーション
ゴールドドリーム
ベストウォーリア
コパノリッキー
エスポワールシチー
ブルーコンコルド
ユートピア
サイレントディール
スターリングローズ

 

まずこの16頭に多く共通している点は、

・フェブラリーSが年明け初戦だった
(ケイティブレイブ、スターリングローズ以外はクリア)
・前年にダートG1で3着以内経験or前年に複数回重賞を好走
(レッドルゼル、コパノリッキー以外はクリア)

 

例外的に好走した上記4頭の詳細を見ていきましょう。

 

ケイティブレイブはそれまで地方中央合わせて9回のG1好走、
1年以上中央での出走がなくローテーション的にも地方の1戦を挟んで2戦目でした。
ポイントとしては前走G1で2番人気だった点と9回という破格のG1好走回数が例外に足りる実績だったと言えます。

スターリングローズは今から18年前のフェブラリーS3着馬
前走の根岸Sは11着と大敗しますが、それまでの戦績はG1を含むダート重賞3連続好走でした。
こちらも前走2番人気とG1を複数回好走していた実績が例外ポイントです。

コパノリッキーは前走OP戦を9着と敗退、明け4歳で戦歴も浅く特に目立った実績はありませんでしたが、前走で3番人気に支持され前年のダート勝利数は4勝と勢いがありました。

レッドルゼルは前走JBCスプリントを1番人気4着、2走前はG2勝ち、3走前は海外G1を連対していました。
それまでのダートG1は3度の連対、過去のフェブラリーSは最高4着まで走っています。

 

この4頭にまず共通するのが前走の人気、4頭全てが3番人気以内に支持されていたこと。

そして前年でダート戦を4勝以上しているかG1で連対経験があったことが実績の部分で共通していることがわかります。

 

 

・今年の該当馬

 

さて、ここからは今年に当てはめて見てみましょう。

 

イグナイター

レッドルゼル

ウィルソンテソーロ

キングズソード

ミックファイア

シャンパンカラー

カラテ

タガノビューティー

ドンフランキー

ペプチドナイル

ドゥラエレーデ

スピーディキック

セキフウ

ガイアフォース

オメガギネス

 

上記8頭を対象に見ていきます。

 

 

まずは1つ目の

「年明け初戦」

 

キングズソード 初戦

ミックファイア 初戦

シャンパンカラー 初戦

カラテ 2戦目

ペプチドナイル 2戦目

スピーディキック 初戦

セキフウ 初戦

ガイアフォース 初戦

 

青く塗った年明け2戦目以上の馬ですが、過去20年でも2頭しか好走していない年内1戦以上消化かつ前走馬券外のパターンです。

この時点で期待値は低く人気馬も混じっていますから注意したいところ。

 

 

次は2つ目の

前年にダートG1で3着以内経験or前年に複数回重賞を好走

 

キングズソード JBCクラシック

ミックファイア JDダービー

シャンパンカラー なし

カラテ なし

ペプチドナイル なし

スピーディキック なし

セキフウ なし

ガイアフォース なし

 

 

それでは1つ目の項目と2つ目の項目を合成してみましょう。

 

キングズソード ◯◯

ミックファイア ◯◯

シャンパンカラー ◯×

カラテ ××

ペプチドナイル ××

スピーディキック ◯×

セキフウ ◯×

ガイアフォース ◯×

 

ここまで2つのボーダーをクリアした馬は下記

 

キングズソード

ミックファイア

 

この2頭は前走馬券外だったとしても評価を落とす必要はそこまで無さそうです。

クリアできなかった他の馬を最終の例外候補として可能性があるのか見ていきます。

 

シャンパンカラー ダート実績なし

カラテ ダート実績なし

ペプチドナイル 条件未達

スピーディキック 条件未達

セキフウ 条件未達

ガイアフォース ダート実績なし

 

過去の4頭と比較して大前提に前走3番人気以内、そしてG3以上で複数の好走かG1での連対が欲しいところ。

ここまで全馬未達で厳しいとは思いますが、正直芝からの参戦馬が走られては事故としか言いようがないので、ばっさり切りたいと思います。

 

・前走馬券外から買える馬

 

ここまでの考察で今回の結論を出したいと思います。

前走馬券外からフェブラリーSを好走できそうな馬は…

 

 

キングズソード

ミックファイア

 

 

上記2頭のみ。

以上になります。

 

 

・火曜日限定公開

 

前走馬券外から巻き返す可能性がある馬は2頭まで絞りましたが、更に1頭まで絞りたいと思います。

基本的に最初に書いた通り、馬券内の73%は前走好走馬で構成されています。

馬券外から巻き返しを狙う馬に希望を持つことは少し非効率であるので、基本は軽視したい存在です。

個人的には広げるのでは無く効率重視なので究極の1頭に絞りたいと思います。

 

過去10年

【0-0-0-16】好走率0%

 

上記はデータが取れる直近の10年を1頭1頭調べると、やはりな…という感じでした。

残った2頭はどちらも前走地方ですが、ここから参戦してくる馬は一定の数字を叩いていた馬で力が通用せず馬券外に飛んだ馬には共通点がありました。

 

 

■7歳以上の好走馬一覧

 

2023年 レッドルゼル
2021年 エアスピネル

2021年 ワンダーリーデル
2020年 ケイティブレイブ
2018年 インカンテーション
2017年 ベストウォーリア
2013年 エスポワールシチー
2013年 ワンダーアキュート
2011年 フリオーソ
2009年 カネヒキリ
2008年 ブルーコンコルド
2007年 ブルーコンコルド
2004年 スターリングローズ

 

過去20年で上記13頭

ダート重賞は芝に比べて高齢馬が活躍傾向でフェブラリーSも比較的好走傾向です。

毎年7歳以上の高齢馬が出走してくるG1で、一昨年は出走馬16頭中9頭が7歳以上とかなり多く

今年も多くの登録馬がいますので、しっかりと考察していきたいと思います。

 

 

・好走馬の詳細

 

レッドルゼル
エアスピネル

ワンダーリーデル
ケイティブレイブ
インカンテーション
ベストウォーリア
エスポワールシチー
ワンダーアキュート
フリオーソ
カネヒキリ
ブルーコンコルド
ブルーコンコルド
スターリングローズ

 

ブルーコンコルドが2007年と2008年と連続好走しているのでややこしいですがご了承ください。

この13頭の前走成績に注目しても特に突起したものはなく、ここまで年齢(キャリア)があると実績を重視したいです。

 

レッドルゼル JBCスプリント優勝
エアスピネル なし

ワンダーリーデル なし
ケイティブレイブ JBCクラシック優勝
インカンテーション なし
ベストウォーリア 南部杯優勝
エスポワールシチー 南部杯優勝
ワンダーアキュート JBCクラシック優勝
フリオーソ 川崎記念優勝
カネヒキリ 川崎記念優勝
ブルーコンコルド 南部杯優勝
ブルーコンコルド 東京大賞典優勝
スターリングローズ JBCスプリント優勝

 

上記は地方G1の優勝経験の有無を調べたものになります。

13頭中10頭が優勝経験あり、残りの3頭に注目すると

 

エアスピネル 2走前 武蔵野S3着

ワンダーリーデル 前走 根岸S2着

インカンテーション 2走前 武蔵野S1着

 

面白いことに2走以内で東京ダート重賞を好走していました。

 

更にこのG1実績を掘り下げて行くと

 

レッドルゼル あり
エアスピネル なし

ワンダーリーデル なし
ケイティブレイブ あり
インカンテーション あり
ベストウォーリア あり
エスポワールシチー あり
ワンダーアキュート あり
フリオーソ あり
カネヒキリ あり
ブルーコンコルド あり
ブルーコンコルド あり
スターリングローズ あり

 

これは前年のダートG1での好走歴を調べてものになりますが、

こちらも例外は直近の東京ダート重賞好走馬の2頭

特にエアスピネルはダート転向後まだ4戦しか戦歴がなく、特例だとは思います。

残り1頭のワンダーリーデルは前走の根岸Sを上がり最速で2着(タイム差0.0)ですから、この辺りは例外候補の大事なポイントになりそう。

 

最後に距離実績を見てみると

 

レッドルゼル なし
エアスピネル なし

ワンダーリーデル あり
ケイティブレイブ なし
インカンテーション あり
ベストウォーリア あり
エスポワールシチー あり
ワンダーアキュート あり
フリオーソ あり
カネヒキリ あり
ブルーコンコルド あり
ブルーコンコルド あり
スターリングローズ あり

 

これはダートマイル重賞の優勝経験の有無

エアスピネルはダートマイル挑戦は武蔵野S1回のみ、3着に好走していますし戦歴が非常に浅く例外

ケイティブレイブもダートマイルは2回のみ出走で共にG1、基本的には1800~2000mを主体に使われていた馬

ダートG1はこれまで9回馬券に、3勝をしている馬でG1での実績は飛び抜けていた馬でした。

レッドルゼルに関してはデビューからこのフェブラリーステークスしかマイル以上を走っておらず、その成績は4着、6着と大きく崩れていませんでした。

 

 

・今年の該当馬

 

さて、本題はここから

今年出走馬の7歳以上馬が上記と比較したときにどうなるのか

 

レッドルゼル

カラテ

タガノビューティー

 

今年の7歳以上馬は上記3頭

 

A 地方G1優勝の有無
B 前年ダートG1好走の有無
C ダートマイル重賞勝ちの有無

 

順番に見ていきましょう。

まずはAの地方G1優勝経験の有無

 

レッドルゼル JBCスプリント

カラテ なし

タガノビューティー なし

 

今年は例年と比較して6歳以下が非常に集まった印象です。

一応この実績がない2頭はかなり厳しそうです。

 

 

次にBの前年ダートG1好走の有無

 

レッドルゼル フェブラリーステークス

カラテ なし

タガノビューティー かしわ記念

 

 

最後にCのダートマイル重賞勝ちの有無

 

レッドルゼル なし

カラテ なし

タガノビューティー なし

 

 

さて3つ全ての結果を照らし合わせて見ましょう。

 

レッドルゼル AB-

カラテ —

タガノビューティー -B-

 

 

例外なしの完全クリアは…

 

 

なし

 

 

今年の7歳以上はかなり絶望的とも言えるでしょう。

過去の例外を考慮してボーダーをかなり甘くしても

 

 

レッドルゼル

 

 

前年フェブラリーステークスを好走しているこの馬くらいが可能性ありそうかなと。

特にタガノビューティーは穴人気するかも分かりませんが巻き返しを狙うには効率が悪そうです。

 

ここまで長いこと個人的に気になったデータを書いてきましたが最終的な判断はご自身に任せます。

誰も調べないであろう実績を今見ているあなたに変わって私がやっているだけです。

主観があまり入らないよう客観的(誰が計算してもそうなる)データをなるべく書くので参考にできそうな部分は吸収していただき、大前提である自分の予想もしっかり大切にしてください。

 

 

■フェブラリーS過去20年の好走馬

 

レモンポップ
レッドルゼル
メイショウハリオ
カフェファラオ
テイエムサウスダン
ソダシ
カフェファラオ
エアスピネル
ワンダーリーデル
モズアスコット

ケイティブレイブ
サンライズノヴァ
インティ
ゴールドドリーム
ユラノト
ノンコノユメ
ゴールドドリーム
インカンテーション
ゴールドドリーム
ベストウォーリア
カフジテイク
モーニン
ノンコノユメ
アスカノロマン
コパノリッキー
インカンテーション
ベストウォーリア
コパノリッキー
ホッコータルマエ
ベルシャザール
グレープブランデー
エスポワールシチー
ワンダーアキュート
テスタマッタ
シルクフォーチュン
ワンダーアキュート
トランセンド
フリオーソ
バーディバーディ
エスポワールシチー
テスタマッタ
サクセスブロッケン
サクセスブロッケン
カジノドライヴ
カネヒキリ
ヴァーミリアン
ブルーコンコルド
ワイルドワンダー
サンライズバッカス
ブルーコンコルド
ビッググラス
カネヒキリ
シーキングザダイヤ
ユートピア
メイショウボーラー
シーキングザダイヤ
ヒシアトラス
アドマイヤドン
サイレントディール
スターリングローズ

 

60頭いますが、赤く塗った馬に共通しているのは何かわかりますか?

物凄く単純な条件です。

それは、

 

「前走5番人気以内だった馬」

 

逆を返すと前走6番人気以上だった馬は20年で8頭しか好走できていないのです。

この例外的に走った8頭について本日は考察していきたいと思います。

 

 

・例外馬の共通点

 

テイエムサウスダン
カフェファラオ
エアスピネル
ノンコノユメ

ゴールドドリーム
ベストウォーリア
ビッググラス
ユートピア

 

先に答えを書きます。

 

A 前走中央ダート重賞を上がり3位以内で1着or0.0秒差

B 前走中央ダートG1で上がり3位以内or前年のダートG1優勝

 

上記8頭はこのどちらかに必ず当てはまります。

非常にシンプルな条件なので紛れも少ないと思います。

上記条件は意外とシビアで毎年条件を満たす馬はほとんど出てきません。

まさに選ばれた例外馬だと感じます。

 

 

・今年の該当馬

 

出走馬をみてみると、今年この前走6番人気以下の馬は下記4頭

 

ウィルソンテソーロ 6人気

カラテ 6人気

シャンパンカラー 11人気

スピーディキック 7人気

 

ここから条件に当てはまるか2項目を調査していきます。

 

ウィルソンテソーロ –

カラテ –

シャンパンカラー –

スピーディキック –

 

なんとA項目、B項目どちらも該当馬なし。

上記4頭がそもそも前走中央ダートに出走していた馬がいません。

そうなると前年のダートG1優勝経験が欲しいですが、こちらも全馬未達

ウィルソンテソーロは正直前走で東京大賞典を使ったことで条件NG馬になってしまったので直行ローテならデータ上問題ありませんでした。

本命候補のウィルソンテソーロがここで脱落なのは少し残念ですが、実は本命予定ではなかったので人気するなら軽視も考えたいと思います。

短縮ローテでここ意外のデータプッシュが大きい馬なので明日の枠順発表で決めたいと思います。

一応、ここ本日の考察をまとめると

前走6番人気以下の馬で今年買える馬は…

 

 

なし

 

 

以上になります。

 

 

・木曜日限定記事

 

本日は最後に過去20年で一度も好走馬が出ていない地獄データを紹介

好走馬の近走成績を1つ1つ調べていくと、ほとんどの好走馬が満たしている条件が見えてきます。

実に好走馬60頭中58頭がクリアしていた条件で、最低ラインのボーダーになります。

例外だった2頭はどちらも「前年ダートG1優勝馬」でした。

今年条件未達の馬で前年ダートG1を優勝している馬は1頭もいませんので自動的に消し対象となります。

今年は3頭該当馬がいます。

 

 

■フェブラリーS枠順確定

 

1枠1番  イグナイター 
1枠2番  シャンパンカラー
2枠3番  ミックファイア
2枠4番  ドゥラエレーデ
3枠5番  オメガギネス
3枠6番  カラテ
4枠7番  ガイアフォース
4枠8番  セキフウ
5枠9番  ペプチドナイル
5枠10番 タガノビューティー
6枠11番 キングズソード
6枠12番 スピーディキック
7枠13番 レッドルゼル
7枠14番 ウィルソンテソーロ
8枠15番 ドンフランキー
8枠16番 アルファマム

 

本日の朝に枠順が確定して、今年は上記の並びで開催されます。

個人的な印象としましてはイグナイターが1枠を引いたことで行くしかない状況、そこに前目に付けたいドゥラエレーデ、ミックファイア、オメガギネスなどが並びますが、テンの違いと最高枠を活かしてドンフランキーがハナを主張すれば根岸ステークスのような事はほぼ無いかなと思います。

ハイペースまでは行かずともある程度流れるのは間違い無さそうで、アルファマムがここからどんな競馬をするのか気になるところです。

 

 

・1枠はやはり鬼門

 

東京ダートマイル戦のコース形状から、スタートから芝のコーナー芝の切れ目を通るのもあり長く走れる外枠は有利で、真っ先に砂に突入する1枠はフェブラリーステークスに限らずとも通年で内枠の成績が悪いです。

このフェブラリーステークスを切り取って過去30年(過去20年でも母数が少なく更に10年遡りました)調べてみると、1枠から好走した馬は下記の6頭のみ。

 

グレープブランデー

カネヒキリ

サイレントディール

ノボトゥルー

ファストフレンド

メイショウモトナリ

 

6頭中4頭が当日1~3番人気以内、不利な内枠に入っても当日支持されていたほどの実力馬です。

この6頭の近走4角ポジションを見ると…

 

グレープブランデー JCD4角3番手

カネヒキリ 川崎記念4角2番手

サイレントディール 武蔵野S4角3番手

ノボトゥルー JCD4角3番手

ファストフレンド ※データなし

メイショウモトナリ ※データなし

 

3走内にG1戦を4角3番手以内で掲示板内、もしくは中央重賞を4角3番手以内で好走した馬でした。

ファストフレンドとメイショウモトナリは24年以上前の好走馬で、TARGETで見る限り地方のコーナー順位の記載がまだ存在しない程前の馬で評価が難しいので除外してカウントしています。

要するに1枠に差し、追い込み馬が入ったら相当厳しいという事です。

今年の1枠にはイグナイターとシャンパンカラーが入りましたが、イグナイターは先行での実績が多数、シャンパンカラーは芝でも追い込み馬ですし、初ダートで1枠では買い難いですね。

 

 

・外枠の買い時とは

 

内枠が不利なら当然の事ですが、外はやはり好走傾向です。

8枠に限って好走条件を叩いても良いのですが、やはりMAXで1年2頭しか該当馬がいないので母数不足で安定感がありません。

東京ダートマイル戦で全体の成績を見ると枠順の断層は6~8枠辺りがちょうど成績が良くなる境目です。

馬番でいうとちょうど2桁馬番に切り替わる辺りなので、そこにボーダーを引きたいと思います。

これまでの月曜日から毎日考察してきた記事を思い出してください。

 

・前走から距離短縮

・前走G1で3番人気以内

 

結局は直近の戦績が優秀な馬がそのまま好走傾向と書いた通りで、直近の戦績が優秀=前走で人気の馬が多く、馬券外や惨敗を記録していた馬は人気になりません。

そして代表的な好走パターンである「距離短縮」

1発目の記事から最大のポイントと書いたように重要な要素です。

この代表的な2つの要素をシンプルに2桁馬番を引いた馬に当てはめて見ましょう。

 

ソダシ

ミューチャリー

ケイティブレイブ(20年)

デルマルーヴル

オメガパフューム

ケイティブレイブ(17年)

ワンダーアキュート(15年)

ホッコータルマエ

ベルシャザール

ワンダーアキュート(13年)

ワンダーアキュート(12年)

トランセンド(12年)

トランセンド(11年)

フリオーソ

シルクメビウス

メイショウタメトモ

サクセスブロッケン

ヴァーミリアン

ブルーコンコルド

カネヒキリ

タイムパラドックス

アドマイヤドン

 

強烈な縛りではなく母数を確保するのに条件をシンプルにした分、結構な該当馬になりましたが上記22頭が2項目該当の2桁馬番です。

試しにベタで買ったときの成績を調べて見ましょう。

 

過去20年

【5-4-4-9】

単勝率22.7%
連対率40.9%
複勝率59.1%

単勝回収率138.6%
複勝回収率226.3%

 

完全に機能していますね。

これだけ母数確保した中でベタ買いでも過去20年でプラス収支、毎年平均で1~2頭しか該当馬がおらず狙いも決めやすい中で約6割が好走しているので完全に買い時はここで間違い無さそうです。

 

 

・今年の該当馬

 

早速今年の該当馬を探していきましょう。

まずは有利な2桁馬番を見事に引いた7頭は以下

 

5枠10番 タガノビューティー
6枠11番 キングズソード
6枠12番 スピーディキック
7枠13番 レッドルゼル
7枠14番 ウィルソンテソーロ
8枠15番 ドンフランキー
8枠16番 アルファマム

 

この中で前走G1に出走していた馬は2頭のみ。

 

ウィルソンテソーロ

キングズソード

 

どちらも距離短縮で狙い目ですが、前走3番人気以内を満たす馬は…

 

 

キングズソード
(東京大賞典3番人気)

 

 

今年は上記1頭が狙い目です。

 

 

・金曜日限定記事

 

さて本日は週末ということもあり、結局どの馬が勝つんだという事で「優勝馬」に限定したデータを最後に紹介して終わりにしたいと思います。

過去20年60頭を1つ1つチェックして来ましたが、2着馬3着馬はマイル実績がない馬や、芝で活躍しておりダート実績の少ない馬でも馬券内なら結構走っているなという印象でした。

しかし、やっぱり優勝馬というのは別格で圧倒的に「東京ダート実績」のある馬ばかりでした。

 

レモンポップ
カフェファラオ(22年)
カフェファラオ(21年)
モズアスコット
インティ
ノンコノユメ
ゴールドドリーム
モーニン
コパノリッキー(15年)
コパノリッキー(14年)
グレープブランデー
テスタマッタ
トランセンド
エスポワールシチー
サクセスブロッケン
ヴァーミリアン
サンライズバッカス
カネヒキリ
メイショウボーラー
アドマイヤドン

 

上記20頭のうち13頭が「OP以上の東京ダートマイル戦で好走経験馬」でした。

残り7頭ですが、シンプルに前走成績の良い馬で

 

・前走マイル以上のG1勝ち(or着差0.0秒差以内)
・前走◯◯勝ち

上記の2択

そこまで厳しい条件ではありませんが、今年はやはり有力馬がほとんど出走回避で海外に流れた影響もあって該当馬が「2頭」しかいません。

 

 

■一週間を振り返って

 

ここまで月曜日から毎日フェブラリーステークス過去20年データ考察について記事をアップしてきました。

毎回言う事ですが、私の記事は予想のようで予想ではありません。

過去の記録を切り取って並べているだけなので予想ではなく、今まで起きた事実であります。

それをどう噛み砕いて今年まだ決まっていない1着2着3着馬を当てるのかが予想です。

たくさんの食材は用意しますので、あとはどのように調理して完成させるのかはご自身で味付けしながら結論を出してください。

さて、実はもう水曜日時点で本命馬は決まっており枠順だけ祈っているような状態でした。

その枠順は見事にクリア、あとは東京ダートがどれほどの時計が出るのか調べるだけです。

本日東京ダートは7鞍ありました。

 

3歳未勝利戦 ダ1400m

3歳1勝クラス ダ1400m

3歳未勝利戦 ダ1600m

3歳新馬戦 ダ1600m

4歳1勝クラス ダ1400m

4歳3勝クラス ダ2100m

4歳1勝クラス ダ1600m

 

上記で昨年のフェブラリーステークス開催週に行われた同条件のレースを比較してみます。

 

3歳未勝利戦 ダ1400m
1.26.2→1.27.0
1.25.2

3歳1勝クラス ダ1400m
1.24.4→1.25.5

3歳未勝利戦 ダ1600m
1.37.9→1.38.0

3歳新馬戦 ダ1600m
1.38.5→1.40.5

4歳1勝クラス ダ1400m
1.25.7→1.26.0

4歳3勝クラス ダ2100m
2.09.1→2.11.1

4歳1勝クラス ダ1600m
1.37.7→1.37.7

 

赤字が本日の走破タイムになります。

若干注意が必要なのは昨年は稍重表記でした、しかし前日から超快晴が続いて当日は砂煙が舞うほどの馬場で昼過ぎには変更され良馬場発表、脚抜きが良い馬場とは程遠く時計は決して速いものではありませんでした。

今年は先週まで凍結防止剤を使っていたので、今回はなにもしていないので流石に超タフとは言えませんが昨年と同等もしくはそれ以上に時計の掛かる馬場だと思います。

この馬場から今年の枠の並びなどを加味して本命馬を発表したいと思います。

 

 

■フェブラリーSの推薦馬

 

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前走は道中かなり行きたがっており、序盤の消耗が激しい中でラストの直線はこの馬らしく伸びてきました。

今回出走するメンバーに負けてしまいましたが、斤量差や夏負けの影響もあって状態面で万全じゃない状況でむしろ良く走った方かなと思います。

過去の競争に注目すると昨年の東京ダート戦のタイムに拘った理由が少し分かると思いますが、年齢を重ねるにつれてスピードよりも持続力寄りになってきておりタフな馬場でないと持ち味が生きません。

更に砂かぶりが苦手で内枠に入ったときは凡走傾向、逆に2桁馬番だと1度しか馬券外に飛んだことがありません。

今回はこれまで走ってきたメンバーレベルを考えると確実に落ちるのと、砂を被らない外枠にタフな東京ダート、更には前に行きたい馬が揃った今回は展開も向くと思います。

状態面での上積みも期待できますし同条件の休み明けは3-2-2-0と超安定しており今が買い時です。

正直買いのデータは他の週中に取り上げてきた馬の方がたくさんあるのですが、大前提に単体でも十分リターンが期待できるオッズなのと、今年の手薄なメンバーに展開や馬場などがマッチするのではないかと考え本命にしたいと思います。

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