【激走ZONE】先週のレース回顧・次走注目馬一覧 2021年6月12-13日

2021年6月12日

 

東京10R

フジノタカネ

最近ではスタートを出るようになり、ある程度の位置で競馬ができるようになった。

砂が舞う良馬場、道中じっくりと中段の後方で待機し、3コーナー入り口から大外を周ってロングスパート

出走16頭で最も外を周ったのがこの馬で、ロスとしてはかなり大きいものだった。

結果的に5着だったが、1~4着の馬はコーナーで最内付近にいた馬で独占、後方組はこの馬だけだった。

展開負けは確実だが、もう一つ注目するとしたら馬場が渋ったときの成績は好走率が50%を超えるのに対し、

パサパサの良馬場だとパフォーマンスが落ちるので次回の馬場状態も注目したい。

 

東京12R

イサチルプリンス

飛び上がるようなスタートで大きく出遅れ、3コーナー入り口までで前から相当離されてしまった。

コーナーの出口でようやく追い出し体制も、出走メンバーで1番外を周ってロスだらけのコーナーワーク

ラスト200m付近までで画面外から追い込むパフォーマンスも、さすがに最後はスタミナ切れ

それでもジリジリとしぶとく脚を使った。

上位入選はロスなく立ち回った馬が独占しているので次回まともな競馬で巻き返したい。

 

中京3R

シゲルバクハツ

スタートから直線出口までストレスなく福永騎手がうまく立ち回った。

直線に向くと勝ち馬はグングン加速し、かなり強い競馬で追い込む同馬を突き放す。

最後までしぶとく追い詰めたが、後方だった分届かなかった。この2頭を除けば3着は7馬身も離していてレベルが高い1戦

今回のようにパワーが必要な良馬場は得意なので、次回も馬場とメンバー次第では確勝級だと思う。

 

 

2021年6月13日

 

東京9R

トラモント

砂が舞う良馬場で道中被らないように川田騎手が工夫して騎乗していた。

しかし直線で外に進路を切り替えるか内に入るかで横移動が大きく、馬も戸惑っていた。

結局進路がなく砂を被る内から切り込むも脚の余力はあるのになかなか弾けない消化不良でゴール

前が止まらなかったのもあるが、速い脚を持っているので少し湿った馬場の方が弾ける。

次回の馬場には注目したい。

 

東京11R

アトミックフォース

大外枠から普段と違う競馬でも馬が戸惑うこともなく落ち着いていた。

直線も早めに先頭に立ち粘り込みを図るが、同じく前目で競馬していた馬は脱落

それでも長く良い脚で頑張った。

掲示板に載った馬で4角2番手はこの馬だけで、8着までみても4角7番手以下の後方組が独占

地力はあるので次回も注目したい1頭

 

中京8R

ミステリーウェイ

スタートで落馬寸前の大きな躓き、それでも体制を立て直して押し上げる。

逃げたいが、後手を踏んだ分遅れてしまい最初のコーナーで大外に振られてしまう。

それ以降はずっと外で息が入る場面もなく、辛い競馬になってしまった。

ハナを切れれば簡単に止まらない馬なので、次回は出走メンバーをみて楽に行けそうなときが狙い目

馬場不問で次回に注目したい1頭

 

札幌6R

フェイトリッパー

スタートで出遅れ、コーナー入り口までで後方から2番手までズルズル下がる。

4角では大外に出すロスがありながらも最後の直線はすごい脚をつかって追い込んできた。

今回の走りを見ると、やはり小回りコースは合っている。

本来は先行馬なので今回のように出遅れがなければ次回も期待できる1頭

2走以内で好走していたのが出走メンバー中2頭しかいない超低レベルなメンバー構成だったので、

次回もメンバーが手薄なときに狙いたい。