スプリンターズS枠順確定
1枠1番 ピューロマジック
1枠2番 ヨシノイースター
2枠3番 ダノンマッキンリー
2枠4番 ママコチャ
3枠5番 カンチェンジュンガ
3枠6番 ナムラクレア
4枠7番 サトノレーヴ
4枠8番 ペアポルックス
5枠9番 ドロップオブライト
5枠10番 ラッキースワイネス
6枠11番 トウシンマカオ
6枠12番 ヤマニンアルリフラ
7枠13番 ジューンブレア
7枠14番 カピリナ
8枠15番 ルガル
8枠16番 ウインカーネリアン
出走16頭の枠順が決まりました。
皆さんの第一印象はどうでしょうか?
個人的には買いたいと思っていた馬が揃って外に行ってしまって残念でした…
本日は枠順に特化したデータ考察をして行きたいと思います。
2014年馬場改修工事後の変化
※スマホの方は横スクロール← →
年 | 着 | 馬名 | 人気 | 馬番 |
2023年 | 1着 | ルガル | 9人気 | 13番 |
2着 | トウシンマカオ | 5人気 | 2番 | |
3着 | ナムラクレア | 4人気 | 5番 | |
2023年 | 1着 | ママコチャ | 3人気 | 6番 |
2着 | マッドクール | 6人気 | 10番 | |
3着 | ナムラクレア | 1人気 | 1番 | |
2022年 | 1着 | ジャンダルム | 8人気 | 2番 |
2着 | ウインマーベル | 7人気 | 7番 | |
3着 | ナランフレグ | 5人気 | 6番 | |
2021年 | 1着 | ピクシーナイト | 3人気 | 4番 |
2着 | レシステンシア | 2人気 | 12番 | |
3着 | シヴァージ | 10人気 | 1番 | |
2020年 | 1着 | グランアレグリア | 1人気 | 10番 |
2着 | ダノンスマッシュ | 3人気 | 3番 | |
3着 | アウィルアウェイ | 10人気 | 16番 | |
2019年 | 1着 | タワーオブロンドン | 2人気 | 8番 |
2着 | モズスーパーフレア | 3人気 | 7番 | |
3着 | ダノンスマッシュ | 1人気 | 2番 | |
2018年 | 1着 | ファインニードル | 1人気 | 8番 |
2着 | ラブカンプー | 11人気 | 9番 | |
3着 | ラインスピリット | 13人気 | 1番 | |
2017年 | 1着 | レッドファルクス | 7人気 | 8番 |
2着 | レッツゴードンキ | 4人気 | 2番 | |
3着 | ワンスインナムーン | 12人気 | 6番 | |
2016年 | 1着 | レッドファルクス | 1人気 | 13番 |
2着 | ミッキーアイル | 5人気 | 15番 | |
3着 | ソルヴェイグ | 7人気 | 4番 | |
2015年 | 1着 | ストレイトガール | 3人気 | 2番 |
2着 | サクラゴスペル | 2人気 | 4番 | |
3着 | ウキヨノカゼ | 9人気 | 6番 | |
2014年(新潟) | 1着 | スノードラゴン | 13人気 | 18番 |
2着 | ストレイトガール | 2人気 | 9番 | |
3着 | レッドオーヴァル | 5人気 | 13番 | |
2013年 | 1着 | ロードカナロア | 1人気 | 10番 |
2着 | ハクサンムーン | 2人気 | 7番 | |
3着 | マヤノリュウジン | 15人気 | 5番 | |
2012年 | 1着 | ロードカナロア | 2人気 | 16番 |
2着 | カレンチャン | 1人気 | 14番 | |
3着 | ドリームバレンチノ | 9人気 | 3番 | |
2011年 | 1着 | カレンチャン | 3人気 | 10番 |
2着 | パドトロワ | 9人気 | 3番 | |
3着 | エーシンヴァーゴウ | 7人気 | 14番 | |
2010年 | 1着 | ウルトラファンタジ | 10人気 | 7番 |
2着 | キンシャサノキセキ | 3人気 | 14番 | |
3着 | サンカルロ | 7人気 | 3番 | |
2009年 | 1着 | ローレルゲレイロ | 6人気 | 13番 |
2着 | ビービーガルダン | 2人気 | 9番 | |
3着 | カノヤザクラ | 8人気 | 12番 | |
2008年 | 1着 | スリープレスナイト | 1人気 | 14番 |
2着 | キンシャサノキセキ | 2人気 | 15番 | |
3着 | ビービーガルダン | 6人気 | 13番 | |
2007年 | 1着 | アストンマーチャン | 3人気 | 7番 |
2着 | サンアディユ | 1人気 | 6番 | |
3着 | アイルラヴァゲイン | 5人気 | 1番 | |
2006年 | 1着 | テイクオーバーター | 1人気 | 13番 |
2着 | メイショウボーラー | 10人気 | 4番 | |
3着 | タガノバスティーユ | 16人気 | 2番 | |
2005年 | 1着 | サイレントウィットネス | 1人気 | 13番 |
2着 | デュランダル | 2人気 | 4番 | |
3着 | アドマイヤマックス | 3人気 | 12番 | |
2004年 | 1着 | カルストンライトオ | 5人気 | 5番 |
2着 | デュランダル | 2人気 | 1番 | |
3着 | ケープオブグッドホープ | 8人気 | 12番 |
2014年は改修工事で新潟開催だったので省きます。
上記はその新潟開催を起点とした改修後の10年、改修前の10年で比較した表になっています。
赤く塗ったのは馬番6番以内で好走した馬で、枠だと1~3枠が目安になります。
1~3枠の成績
改修前好走数 10回
改修後好走数 17回(毎年必ず好走)
1~3枠の成績
改修前好走率【1-5-4-44】
単勝1.9% 連対率11.1% 複勝18.5%
改修後好走率 【4-4-9-43】
単勝6.7% 連対率13.3% 複勝28.3%
馬場改修後は明らかに走っています。
さらに2014年の改修後は毎年かならず1枠か2枠に入った馬が好走しており、
枠の恩恵を受けていることが好走率を見てもよくわかります。
データは表裏一体でなければ不自然です。
例えば1枠が有利なら8枠は不利でなければ偶然の要素が大きいと言えます。
外枠(6~8枠)の馬の成績も調べてみましょう。
6~8枠の成績
改修前好走数 13回
改修後好走数 5回
6~8枠の成績
改修前好走率【5-3-5-40】
単勝9.4% 連対率15.1% 複勝24.5%
改修後好走率 【2-2-1-55】
単勝3.3% 連対率6.7% 複勝8.3%
狙った通りですね、工事前は外枠は使えていましたが改修工事後は明らかに外枠不利です。
これで内有利の裏取りができました。
「スプリンターズSは内有利で当たり前じゃないか?」
多くの方がそう思うかもしれませんが、外枠と比較して内枠はこれだけ有利だと数字で客観的に説明し、偶然の要素を減らす裏取りまで完璧に揃えて初めて内枠有利だと言えるのです。
それができていないのであればただの妄想かイメージの世界でしかありません。
スプリンターズSはコース形状から内有利なのでしょうか?
この距離で開催が決まってからずっと内有利なのでしょうか?
1~3枠の成績
改修後好走率 【4-4-9-43】
単勝6.7% 連対率13.3% 複勝28.3%
6~8枠の成績
改修前好走率【5-3-5-40】
単勝9.4% 連対率15.1% 複勝24.5%
この記事を読んだ人は今日から完璧に説明できますね。
「スプリンターズSは2014年の馬場改修工事後から内有利です」
上記を見れば分かりますが改修工事前は「内枠よりも外枠の方が勝率、連対率は上です」
スプリンターズSがずっと内有利だった訳では無いのです。
馬場改修後の好走馬共通点
2024年 トウシンマカオ 5人気2着
2024年 ナムラクレア 4人気3着
2023年 ママコチャ 3人気1着
2023年 ナムラクレア 1人気3着
2022年 ジャンダルム 8人気1着
2022年 ナランフレグ 5人気3着
2021年 ピクシーナイト 3人気 1着
2021年 シヴァージ 10人気 3着
2020年 ダノンスマッシュ 3人気 2着
2019年 ダノンスマッシュ 1人気 3着
2018年 ラインスピリット 13人気 3着
2017年 レッツゴードンキ 5人気 2着
2017年 ワンスインナムーン 7人気 3着
2016年 ソルヴェイグ 9人気 3着
2015年 ストレイトガール 1人気 1着
2015年 サクラゴスペル 11人気 2着
2015年 ウキヨノカゼ 9人気3着
馬場改修後、1枠~3枠で好走した馬は上記17頭
早速1頭1頭見ていきましょう。
トウシンマカオ
同年の1200m重賞優勝馬
ナムラクレア
同年の高松宮記念連対馬
ママコチャ
前走1200重賞連対、2走連続連対
ナムラクレア
同年の1200m重賞優勝馬
ジャンダルム
同年の1200m重賞優勝馬
ナランフレグ
同年の高松宮記念連対馬
ピクシーナイト
前走1200m重賞連対、2走連続連対
シヴァージ
同年の1200m重賞優勝馬
ダノンスマッシュ(20年)
同年の1200m重賞優勝馬
ダノンスマッシュ(19年)
同年の1200m重賞優勝馬
ラインスピリット
同年の1200mOP優勝馬
レッツゴードンキ
同年の高松宮記念連対馬
ワンスインナムーン
2走連続1着
ソルヴェイグ
同年の1200m重賞優勝馬
ストレイトガール
同年のG1優勝馬
サクラゴスペル
同年の1200m重賞優勝馬
ウキヨノカゼ
同年の1200m重賞優勝馬
・同年の1200mOP以上優勝
・同年のG1連対
基本的には2択で内枠の馬は判断できます。
例外っぽいところだと緑に塗ったママコチャ、ピクシーナイト、ワンスインナムーンの3頭
この3頭の共通点は最低ライン2連続で連対しており、重賞好走が含まれていない場合は全て勝利が絶対条件になります。
近走で崩れずに連続で連対している馬が内に入ったら少し注意が必要ですが、一番は2択をクリアしている馬が狙い目です。
試しに馬場改修後の該当馬全てを見ていきます。
2024年
トウシンマカオ 5番人気2着
ナムラクレア 4番人気3着
2023年
ママコチャ 3番人気1着
ナムラクレア 1番人気3着
テイエムスパーダ 10番人気14着
2022年
ジャンダルム 8番人気1着
ナランフレグ 5番人気3着
テイエムスパーダ 4番人気15着
2021年
ピクシーナイト 3番人気1着
シヴァージ 10番人気3着
ラヴィングアンサー 15番人気10着
ファストフォース 8番人気15着
2020年
ダノンスマッシュ 3番人気2着
ライトオンキュー 6番人気9着
モズスーパーフレア 2番人気10着
2019年
ダノンスマッシュ 1番人気3着
リナーテ 5番人気9着
セイウンコウセイ 8番人気12着
2018年
ラインスピリット 13番人気3着
ダイメイプリンセス 10番人気4着
アレスバローズ 6番人気14着
2017年
レッツゴードンキ 5番人気2着
ワンスインナムーン 7番人気3着
フィドゥーシア 13番人気9着
セイウンコウセイ 3番人気11着
ラインミーティア 10番人気13着
2016年
ソルヴェイグ 9番人気3着
シュウジ 5番人気4着
ベルカント 11番人気11着
ビッグアーサー 1番人気12着
2015年
ストレイトガール 1番人気1着
サクラゴスペル 11番人気2着
ウキヨノカゼ 9番人気3着
該当馬あり=必ず好走している
昨年は穴馬考察で残ったのはルガルとトウシンマカオの2頭のみ。
更に枠順データ考察からの該当馬はトウシンマカオとナムラクレアの2頭のみ。
結果は9人気ルガル→5人気トウシンマカオ→4人気ナムラクレア2つのデータだけで完璧な決着でした。
ちなみに上記の該当馬をベタ買いしても単複共に回収率100%オーバー
特に複勝回収率は200%を超えます。
馬場改修工事後から全てのスプリンターズSを的中し、更に回収率200%は素晴らしいですよね。
今年の該当馬
早速今年の該当馬をみていきましょう。
1枠1番 ピューロマジック
1枠2番 ヨシノイースター
2枠3番 ダノンマッキンリー
2枠4番 ママコチャ
3枠5番 カンチェンジュンガ
3枠6番 ナムラクレア
上記6頭に条件を当てはめて行きましょう。
ピューロマジック 該当なし
ヨシノイースター 該当なし
ダノンマッキンリー 該当なし
ママコチャ 2戦連続好走
カンチェンジュンガ 同年1200m重賞勝ち
ナムラクレア 同年高松宮記念連対
上記から今年狙い目となるのは…
ママコチャ
カンチェンジュンガ
ナムラクレア
上記3頭です。
外枠の馬はどうするか
まだ終わらないですよ、無料記事とは言え久々のG1なので手を抜くことなく更に深堀りして行きましょう。
ここまで内枠有利かつ、どの馬を狙えば良いかは伝わったと思います。
データの基本である表を調べたら、裏も有効活用しない手はありません。
内枠の恩恵を受け人気薄でも複勝圏内に走れるのであれば、枠でハンデのある6~8枠と言った外枠の馬は更に高いボーダーが求められる、これが自然な流れだと思いませんか?
試しに6~8枠で好走した馬に「内枠で好走した馬の条件」を当てはめてみましょうか。
馬場改修工事後6枠~8枠から好走した馬
2024年 1着ルガル
2020年 2着レシステンシア
2020年 3着アウィルアウェイ
2016年 1着レッドファルクス
2016年 2着ミッキーアイル
特に条件は入れてませんが、シンプルに2014年~のスプリンターズSで6~8枠から馬券になった馬がこれだけしかいません。
短い期間ではありますが、これだけの人気馬が外枠から飛んでいます。
サトノレーヴ 1人気7着
ジャスパークローネ 4人気4着
シュネルマイスター 3人気9着
メイケイエール 1人気14着
モズスーパーフレア 5人気5着
ダノンスマッシュ 1人気6着
ジャンダルム 4人気11着
レッドアンシェル 4人気6着
ナックビーナス 2人気7着
レッドファルクス 5人気10着
ダンスディレクター 4人気15着
ミッキーアイル 4人気4着
ウリウリ 3人気5着
話を戻して好走した5頭に好走条件を当てはめます。
ルガル 条件クリア
レシステンシア 条件クリア
アウィルアウェイ 条件クリア
レッドファルクス 条件クリア
ミッキーアイル 条件クリア
はい、ビンゴです。
同じ条件ならまだしも、外枠なら更に厳しいです。
下記を追加してみましょう。
ルガル 条件クリア+前走G1で1人気
レシステンシア 条件クリア+前走重賞好走馬
アウィルアウェイ 条件クリア+前走重賞好走馬
レッドファルクス 条件クリア+前走重賞好走馬
ミッキーアイル 条件クリア+前走G1連対馬
シンプルに前走で馬券内に走っていた馬が中心です。
昨年のルガルだけが半年の休み明けでしたが、休みが長くそもそも同年の出走が極端に少なかったので例外候補かなと。
そしてYouTubeのレース回顧でも触れた通り、昨年は32秒の超ハイペースで最初の1ハロンで馬群は一瞬で縦長に、ルガルは1枠と同じ位置(内ラチから2頭以内)でレースを進めています。
参考程度に今年の外枠の馬を見ていきます。
6枠11番 トウシンマカオ
6枠12番 ヤマニンアルリフラ
7枠13番 ジューンブレア
7枠14番 カピリナ
8枠15番 ルガル
8枠16番 ウインカーネリアン
そもそも前走好走馬がかなり少ないですが…
トウシンマカオ 条件× 前走◯
ヤマニンアルリフラ 条件◯ 前走×(重賞2人気で例外の可能性あり)
ジューンブレア 条件◯ 前走◯
カピリナ 条件◯ 前走◯
ルガル 条件× 前走×
ウインカーネリアン 条件× 前走×
外枠からはカピリナとジューンブレアのみクリア
しかし何度も言いますが母数が少ない上にあくまでもデータなので必ず条件未クリアの馬が飛ぶとは限りません。
トウシンマカオは昨年の好走馬、ヤマニンアルリフラはダート含む同年1200m戦3勝馬、ルガルは前年優勝馬といくらでも例外になりそうな馬はいますので参考程度にお願いします。
本日は全て書ききったのでメルマガ限定記事はありません。
YouTubeの馬キャラ診断と明日の中山芝がどれくらいの時計が出るかをしっかりとチェックして次の最終結論でまた会いましょう~
前編
後編