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好走馬の前走馬体重
ジャスティンミラノ 2
コスモキュランダ 6
ジャンタルマンタル 2
ソールオリエンス 2
タスティエーラ -2
ファントムシーフ 0
ジオグリフ 2
イクイノックス 8
ドウデュース 8
エフフォーリア 4
タイトルホルダー -4
ステラヴェローチェ -2
コントレイル 6
サリオス -2
ガロアクリーク -10
サートゥルナーリア 12
ヴェロックス -8
ダノンキングリー 4
エポカドーロ -4
サンリヴァル 10
ジェネラーレウーノ -2
アルアイン 6
ペルシアンナイト 4
ダンビュライト -2
ディーマジェスティ 6
マカヒキ 0
サトノダイヤモンド -2
ドゥラメンテ 0
リアルスティール 6
キタサンブラック 0
イスラボニータ 2
トゥザワールド -2
ウインフルブルーム -4
ロゴタイプ 4
エピファネイア 8
コディーノ 8
ゴールドシップ 4
ワールドエース -8
ディープブリランテ -8
オルフェーヴル -6
サダムパテック 10
ダノンバラード 0
ヴィクトワールピサ -8
ヒルノダムール 6
エイシンフラッシュ 0
アンライバルド 2
トライアンフマーチ -2
セイウンワンダー 12
キャプテントゥーレ 6
タケミカヅチ 0
マイネルチャールズ -4
ヴィクトリー -4
サンツェッペリン 4
フサイチホウオー 10
メイショウサムソン 0
ドリームパスポート 4
フサイチジャンク -4
ディープインパクト -4
シックスセンス 2
アドマイヤジャパン -6
赤く塗ったのは前走増減なしか増の馬
青く塗ったのは前走馬体重減の馬
過去20年好走馬60頭のうち、20頭が前走馬体減で好走
それ以外の3分の2は増減なしか馬体増だったことがわかります。
この比率は長らく変わっていません。
なぜ前走馬体重が減っている馬の好走率が低いか?
それは3歳馬と言う成長期にあると思っています。
優先出走権を獲得するためにメイチと言われる仕上げ、または飼葉の食いなど様々な要因があるとは思いますが
総じて一言で言うならばシンプルに
「順調度」
だと思います。
この皐月賞に照準を合わせて強い調教を消化できるというのは非常に重要な要素だと思います。
前走成績
こちらをご覧ください。
ジャスティンミラノ 共同通信G3 4人 1着
コスモキュランダ 弥生賞G2 6人 1着
ジャンタルマンタル 共同通信G3 1人 2着
ソールオリエンス 京成杯G3 2人 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 3人 1着
ジオグリフ 共同通信G3 1人 2着
イクイノックス 東京スポG2 1人 1着
ドウデュース 弥生賞G2 1人 2着
エフフォーリア 共同通信G3 4人 1着
コントレイル ホープフG1 1人 1着
サートゥルナーリア ホープフG1 1人 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 3人 1着
サンリヴァル 弥生賞G2 5人 4着
アルアイン 毎日杯G3 2人 1着
ペルシアンナイト アーリンG3 1人 1着
ディーマジェスティ 共同通信G3 6人 1着
マカヒキ 弥生賞G2 2人 1着
ドゥラメンテ 共同通信G3 1人 2着
リアルスティール スプリンG2 1人 2着
キタサンブラック スプリンG2 5人 1着
イスラボニータ 共同通信G3 1人 1着
ロゴタイプ スプリンG2 1人 1着
エピファネイア 弥生賞G2 1人 4着
コディーノ 弥生賞G2 2人 3着
ゴールドシップ 共同通信G3 2人 1着
ワールドエース 若葉S 1人 1着
オルフェーヴル スプリンG2 1人 1着
サダムパテック 弥生賞G2 1人 1着
ダノンバラード 共同通信G3 1人 9着
ヒルノダムール 若葉S 1人 2着
エイシンフラッシュ 京成杯G3 1人 1着
アンライバルド スプリンG2 1人 1着
セイウンワンダー 弥生賞G2 2人 8着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 5人 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 7人 3着
サンツェッペリン スプリンG2 4人 8着
フサイチホウオー 共同通信G3 1人 1着
メイショウサムソン スプリンG2 4人 1着
ドリームパスポート スプリンG2 2人 3着
シックスセンス 若葉S 2人 4着
これは前走増減なしかプラス体重だった馬の前走成績になります。
前走マイナス体重だった馬と比較してみましょう。
タスティエーラ 弥生賞G2 3人 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 4人 1着
ステラヴェローチェ 共同通信G3 1人 5着
サリオス フューチG1 1人 1着
ガロアクリーク スプリンG2 6人 1着
ヴェロックス 若葉S(L) 1人 1着
エポカドーロ スプリンG2 3人 2着
ジェネラーレウーノ 京成杯G3 1人 1着
ダンビュライト 弥生賞G2 5人 3着
サトノダイヤモンド きさらぎG3 1人 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1人 1着
ウインフルブルーム 若葉S 1人 2着
ディープブリランテ スプリンG2 1人 2着
ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1人 1着
トライアンフマーチ 若葉S 4人 2着
マイネルチャールズ 弥生賞G2 2人 1着
ヴィクトリー 若葉S 1人 1着
フサイチジャンク 若葉S 1人 1着
ディープインパクト 弥生賞G2 1人 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 3人 2着
何か気づきませんか?
3着馬ステラヴェローチェを除いてほぼ全馬が前走好走馬なんです。
馬体重に余裕のあった馬は前走馬券外でも巻き返している点に気づくと思います。
前哨戦で余裕力のある敗戦→本番でしっかり絞って好走
最初に書いた「順調度」とはまさにこの事です。
逆に前走で皐月賞出走権を得るためにある程度仕上げていた馬は前走でも好走していることが大前提となります。
唯一この20年で前走マイナス体重かつ馬券外から本番3着に食い込んだステラヴェローチェを見ると
前走1番人気に支持されていたように出走時点で2歳重賞を優勝、G1を連対と有り余るほどの重賞実績の持ち主です。
それでも3着が精一杯のここまで連対ゼロデータとなります。
馬格のある馬が有利
そしてこの馬体重に一つ注目して欲しいのですが、
過去の好走馬の前走馬体重を見てください。
ジャスティンミラノ 502
コスモキュランダ 504
ジャンタルマンタル 492
ソールオリエンス 462
タスティエーラ 484
ファントムシーフ 502
ジオグリフ 498キロ
イクイノックス 482キロ
ドウデュース 504キロ
エフフォーリア 514キロ
タイトルホルダー 466キロ
ステラヴェローチェ 500キロ
コントレイル 462キロ
サリオス 538キロ
ガロアクリーク 496
サートゥルナーリア 500キロ
ヴェロックス 482キロ
ダノンキングリー 454キロ
エポカドーロ 492キロ
サンリヴァル 500キロ
ジェネラーレウーノ 496キロ
アルアイン 520キロ
ペルシアンナイト 482キロ
ダンビュライト 470キロ
ディーマジェスティ 476キロ
マカヒキ 496キロ
サトノダイヤモンド 498キロ
ドゥラメンテ 488キロ
リアルスティール 506キロ
キタサンブラック 504キロ
イスラボニータ 462キロ
トゥザワールド 518キロ
ウインフルブルーム 490キロ
ロゴタイプ 486キロ
エピファネイア 494キロ
コディーノ 484キロ
ゴールドシップ 506キロ
ワールドエース 446キロ
ディープブリランテ 502キロ
オルフェーヴル 444キロ
サダムパテック 508キロ
ダノンバラード 460キロ
ヴィクトワールピサ 510キロ
ヒルノダムール 466キロ
エイシンフラッシュ 492キロ
アンライバルド 478キロ
トライアンフマーチ 478キロ
セイウンワンダー 526キロ
キャプテントゥーレ 464キロ
タケミカヅチ 504キロ
マイネルチャールズ 452キロ
ヴィクトリー 476キロ
サンツェッペリン 474キロ
フサイチホウオー 516キロ
メイショウサムソン 508キロ
ドリームパスポート 464キロ
フサイチジャンク 482キロ
ディープインパクト 446キロ
シックスセンス 452キロ
アドマイヤジャパン 480キロ
赤く塗った馬は480キロ以上の馬で青く塗ったのは480キロ未満の馬
クラシックとは言え3歳で480キロ超えの馬格のある馬が非常に目立ちます。
好走馬60頭のうち40頭は前走時点で480キロ以上の馬でした。
今年この前走480キロ未満の馬が、
カラマティアノス
ドラゴンブースト
ニシノエージェント
ファウストラーゼン
フクノブルーレイク
マスカレードボール
マテンロウバローズ
ちなみに過去20年でみても前走480キロ未満だった馬のワンツー決着は2009年の1度だけ
14年前の話なので当然ながら過去10年では1度もこの決着はありませんでした。
いかに馬格のある馬が有利かよくわかります。
ちなみに過去20年で前走480未満以下だった馬20頭中12頭は、前走プラス体重もしくは増減なしから本番好走
前走480キロ未満かつ前走マイナス体重で本番好走できたのは
2021年 タイトルホルダー
2017年 ダンビュライト
2012年 ワールドエース
2011年 オルフェーヴル
2009年 トライアンフマーチ
2008年 マイネルチャールズ
2007年 ヴィクトリー
2005年 ディープインパクト
上記の8頭のみ
改めて狭き門なのが伝わると思います。
1年で2頭以上走ったことはありません。
今年これに該当するのが、
ドラゴンブースト
マスカレードボール
ちなみに昨年は1番人気のレガレイラが該当して馬券外に敗れました。
第一弾のまとめ
本日は馬格(馬体重)について考察してきましたが、今回は消去データでは無いので買い消しの判定はありませんが、これまでの考察から注目したい馬は…
ヴィンセンシオ 前走516(プラス体重で前走重賞連対)
エリキング 前走498(増減なしで前走重賞勝ち)
サトノシャイニング 前走492(増減なしで前走重賞勝ち)
この3頭はかなり有力かなと思います。
前走着順に注目
過去20年の好走馬60頭中49頭が、
「前走連対馬だった」
まずは過去好走馬の前走をみてみましょう。
ジャスティンミラノ 共同通信G3 1着
コスモキュランダ 弥生賞G2 1着
ジャンタルマンタル 共同通信G3 2着
ソールオリエンス 京成杯G3 1着
タスティエーラ 弥生賞G2 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 1着
ジオグリフ 共同通信G3 2着
イクイノックス 東京スポG2 1着
ドウデュース 弥生賞G2 2着
エフフォーリア 共同通信G3 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 1着
ステラヴェローチェ 共同通信G3 5着
コントレイル ホープフG1 1着
サリオス フューチG1 1着
ガロアクリーク スプリンG2 1着
サートゥルナーリア ホープフG1 1着
ヴェロックス 若葉S(L) 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 1着
エポカドーロ スプリンG2 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 4着
ジェネラーレウーノ 京成杯G3 1着
アルアイン 毎日杯G3 1着
ペルシアンナイト アーリンG3 1着
ダンビュライト 弥生賞G2 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 1着
マカヒキ 弥生賞G2 1着
サトノダイヤモンド きさらぎG3 1着
ドゥラメンテ 共同通信G3 2着
リアルスティール スプリンG2 2着
キタサンブラック スプリンG2 1着
イスラボニータ 共同通信G3 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1着
ウインフルブルーム 若葉S 2着
ロゴタイプ スプリンG2 1着
エピファネイア 弥生賞G2 4着
コディーノ 弥生賞G2 3着
ゴールドシップ 共同通信G3 1着
ワールドエース 若葉S 1着
ディープブリランテ スプリンG2 2着
オルフェーヴル スプリンG2 1着
サダムパテック 弥生賞G2 1着
ダノンバラード 共同通信G3 9着
ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1着
ヒルノダムール 若葉S 2着
エイシンフラッシュ 京成杯G3 1着
アンライバルド スプリンG2 1着
トライアンフマーチ 若葉S 2着
セイウンワンダー 弥生賞G2 8着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 3着
マイネルチャールズ 弥生賞G2 1着
ヴィクトリー 若葉S 1着
サンツェッペリン スプリンG2 8着
フサイチホウオー 共同通信G3 1着
メイショウサムソン スプリンG2 1着
ドリームパスポート スプリンG2 3着
フサイチジャンク 若葉S 1着
ディープインパクト 弥生賞G2 1着
シックスセンス 若葉S 4着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 2着
赤く塗った馬は前走連対馬、それ以外は青く塗っています。
非常に高いレベルなのが見てわかります。
過去の好走馬で前走連対できていなかったのは以下の11頭
ステラヴェローチェ
サンリヴァル
ダンビュライト
エピファネイア
コディーノ
ダノンバラード
セイウンワンダー
タケミカヅチ
サンツェッペリン
ドリームパスポート
シックスセンス
これらの過去実績には明確な共通点がありました。
前走で連対できていなかったこの11頭の過去実績を見ていきましょう。
ステラヴェローチェ 重賞勝ち+G1連対
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+2000m重賞3着
エピファネイア 2000m重賞優勝
コディーノ 重賞勝ち+2000m重賞3着
ダノンバラード 2000m重賞優勝
セイウンワンダー G1勝ち
タケミカヅチ G1好走
サンツェッペリン 2000m重賞優勝
ドリームパスポート OP戦4度好走(重賞勝ち含む)
シックスセンス 2000m重賞連対(中山)
やはり巻き返しには明確な理由がありますね、
一番実績面で不足していたサンリヴァルですが、キャリアは4戦の身で勝率50%
デビューから一度も掲示板を外していませんでした。
基本的には2000m重賞実績orG1好走実績が必須となります。
今年の該当馬
アスクシュタイン
アロヒアリイ
キングスコール
ジュタ
マジックサンズ
マテンロウバローズ
ミュージアムマイル
今年は7頭が該当
過去の実績を見ていきたいと思います。
アスクシュタイン
2000m重賞 なし
G1実績 なし
アロヒアリイ
2000m重賞 弥生賞3着
G1実績 なし
キングスコール
2000m重賞 なし
G1実績 なし
ジュタ
2000m重賞 なし
G1実績 なし
マジックサンズ
2000m重賞 なし
G1実績 なし
マテンロウバローズ
2000m重賞 なし
G1実績 なし
ミュージアムマイル
2000m重賞 なし
G1実績 朝日杯FS2着
この時点で完全クリアは2頭しか残っていません。
前走人気も重要
ここまで前走着順について書きましたが、
同時に前走の人気にも注目したいと思います。
「好走馬の約7割が前走2番人気以内」
前走60頭中41頭が前走2番人気以内です。
過去の好走馬を見て見ましょう。
前走3番人気以下から好走した19頭です。
ジャスティンミラノ 共同通信G3 4人気 1着
コスモキュランダ 弥生賞G2 6人気 1着
タスティエーラ 弥生賞G2 3人気 1着
ファントムシーフ 共同通信G3 3人気 1着
エフフォーリア 共同通信G3 4人気 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 4人気 1着
ガロアクリーク スプリンG2 6人気 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 3人気 1着
エポカドーロ スプリンG2 3人気 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 5人気 4着
ダンビュライト 弥生賞G2 5人気 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 6人気 1着
キタサンブラック スプリンG2 5人気 1着
トライアンフマーチ 若葉S 4人気 2着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 5人気 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 7人気 3着
サンツェッペリン スプリンG2 4人気 8着
メイショウサムソン スプリンG2 4人気 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 3人気 2着
先に書いた前走で連対を外していた馬の共通点とほとんど同じで
重賞実績が非常にポイントになります。
ジャスティンミラノ 前走重賞勝ち
コスモキュランダ 前走TR勝ち
タスティエーラ 前走TR勝ち
ファントムシーフ 前走重賞勝ち
エフフォーリア 3戦3勝前走重賞勝ち
タイトルホルダー 前走中山重賞勝ち
ガロアクリーク 前走中山重賞勝ち
ダノンキングリー 3戦3勝前走重賞勝ち
エポカドーロ 複勝率100%+前走TR好走
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+前走TR好走
ディーマジェスティ 連対率100%前走重賞勝ち
キタサンブラック 3戦3勝前走重賞勝ち
トライアンフマーチ 連対率75%+前走TR連対
キャプテントゥーレ 重賞勝ち+G1好走
タケミカヅチ 重賞3度好走+前走TR好走
サンツェッペリン 中山2000m重賞勝ち+中山OP2連対
メイショウサムソン 重賞5度好走+前走TR勝ち
アドマイヤジャパン 複勝率100%+前走TR連対
ここでもサンリヴァルが異質な感じにはなりますが、
基本的には重賞連対の実績か100%系or前走TR好走がボーダーとなっています。
今年の該当馬
こちらも今年の登録メンバーを見ていきましょう。
アスクシュタイン
アロヒアリイ
カラマティアノス
ジュタ
ジーティーアダマン
ドラゴンブースト
ニシノエージェント
ファウストラーゼン
フクノブルーレイク
マテンロウバローズ
ローランドバローズ
過去実績と前走を見ていきます。
アスクシュタイン 該当なし
アロヒアリイ 前走TR好走
カラマティアノス 前走重賞連対
ジュタ 該当なし
ジーティーアダマン 勝率100%
ドラゴンブースト 前走TR勝利
ニシノエージェント 前走TR勝利
ファウストラーゼン 前走TR勝利
フクノブルーレイク 前走重賞連対
マテンロウバローズ 該当なし
ローランドバローズ 該当なし
青く塗った4頭はこの時点で脱落となります。
第二弾まとめ
ここまで前走着順と前走人気について考察してきましたが、この時点で脱落してしまう馬は…
アスクシュタイン
キングスコール
ジュタ
マジックサンズ
マテンロウバローズ
ローランドバローズ
上記6頭の好走はかなり厳しいと判断します。
好走した関東馬
2024年 コスモキュランダ
2023年 ソールオリエンス
2023年 タスティエーラ
2022年 ジオグリフ
2022年 イクイノックス
2021年 エフフォーリア
2021年 タイトルホルダー
2020年 サリオス
2020年 ガロアクリーク
2019年 ダノンキングリー
2018年 ジェネラーレウーノ
2016年 ディーマジェスティ
2015年 ドゥラメンテ
2014年 イスラボニータ
2013年 ロゴタイプ
2013年 コディーノ
2008年 タケミカヅチ
2008年 マイネルチャールズ
2007年 サンツェッペリン
過去20年で19頭います。
逆を返すと、過去20年で60頭好走馬がいますが、
そのうちの41頭は関西馬だったと言うこと。
見ての通り関東馬にとっては狭き門なのです。
この19頭の関東馬には面白いほど共通点があったので、
本日はそれを書いて行こうと思います。
中山コース実績
同じ関東圏と言うことで関東馬なら中山コースへの出走歴が非常に多く目立ちます。
1頭1頭見ていきましょう。
コスモキュランダ 弥生賞優勝
ソールオリエンス 京成杯優勝
タスティエーラ 弥生賞優勝
ジオグリフ 中山重賞出走なし
イクイノックス 中山重賞出走なし
エフフォーリア 中山重賞出走なし
タイトルホルダー 弥生賞優勝
サリオス 朝日杯FS優勝
ガロアクリーク スプリングS優勝
ダノンキングリー 中山重賞出走なし
ジェネラーレウーノ 京成杯優勝
ディーマジェスティ 中山重賞出走なし
ドゥラメンテ 中山重賞出走なし
イスラボニータ 中山重賞出走なし
ロゴタイプ スプリングS優勝
コディーノ 朝日杯FS連対
タケミカヅチ 弥生賞3着
マイネルチャールズ 弥生賞優勝
サンツェッペリン 京成杯優勝
中山の重賞に出走があった場合は全馬に好走歴がありました。
馬名を青く塗った中山重賞に出走がなかった馬も非常に面白いことになっています。
ジオグリフ 東京重賞勝ち(3着以下はG1のみ)
イクイノックス 連対率100%東京重賞勝ち
エフフォーリア 連対率100%東京重賞勝ち
ダノンキングリー 連対率100%東京重賞勝ち
ディーマジェスティ 連対率100%東京重賞勝ち
ドゥラメンテ 連対率100%東京重賞連対
イスラボニータ 連対率100%東京重賞勝ち
なんと中山重賞に出走していなかった馬はほぼ東京重賞勝ち馬
ドゥラメンテだけ2着でしたが上がり最速0.1秒差でした。
ジオグリフはG1の5着を除けば連対率100%、更に重賞2連対の実績でした。
今年の該当馬
今年の関東馬を査定していきます。
アロヒアリイ
ヴィンセンシオ
カラマティアノス
ニシノエージェント
ピコチャンブラック
フクノブルーレイク
マスカレードボール
現在の登録段階では上記7頭
過去の中山重賞実績を見ていきたいと思います。
アロヒアリイ 弥生賞3着
ヴィンセンシオ 弥生賞2着
カラマティアノス なし
ニシノエージェント 京成杯1着
ピコチャンブラック スプリングS1着
フクノブルーレイク スプリングS2着
マスカレードボール なし
次に該当しなかった馬の東京実績を見ていきましょう。
カラマティアノス 共同通信杯連対(好走率100%)
マスカレードボール 共同通信杯優勝
ドゥラメンテが好走している以上、前走2着だったカラマティアノスも好走する余地は十分あります。
毎年この時点で半数近く削れるのですが、今年の関東馬は何と全頭がクリアと言う珍しい感じになりました。
全く絞れずに申し訳ないので最後にもう1つだけフィルターを掛けたいと思います。
共通3ポイント
コスモキュランダ
ソールオリエンス
タスティエーラ
ジオグリフ
イクイノックス
エフフォーリア
タイトルホルダー
サリオス
ガロアクリーク
ダノンキングリー
ジェネラーレウーノ
ディーマジェスティ
ドゥラメンテ
イスラボニータ
ロゴタイプ
コディーノ
タケミカヅチ
マイネルチャールズ
サンツェッペリン
過去に関東馬で皐月賞を好走した上記19頭は
・2走内に2桁人気なし
・2走内に2桁着順なし
・3走内に未勝利戦使用の場合は過去馬券外なし
上記3ポイントに該当する馬は1頭もいませんでした。
今年これを加味すると一気に関東馬が削れます。
ニシノエージェント 前走11番人気
ピコチャンブラック 2走前2桁着順
フクノブルーレイク 3走前未勝利戦かつ馬券外あり
マスカレードボール 2走前2桁着順
上記4頭中1頭でも今年走れば過去20年では初の出来事となります。
ピコチャンブラックとマスカレードボールの2桁着順がホープフルS(G1)である事は甘く見れば例外条件でも良さそうですが、一応過去の好走馬が同パターンで1頭もいないので完全クリアとしない事にします。
第三弾まとめ
本日は狭き門である関東馬の考察をしてきましたが、今年条件クリアで買える関東馬は…
アロヒアリイ
ヴィンセンシオ
カラマティアノス
上記3頭
穴で期待していたアロヒアリイとカラマティアノスが残っているのは朗報です。
マスカレードボールは馬体重の面でもマイナス条件があり少し心配ですね…
水曜日限定記事
本日最後に近年は関東馬の活躍が目立つ皐月賞ですが単純に出走する馬のレベルが段違いなんですよね、イクイノックス、エフフォーリア、タイトルホルダー、サリオス、ドゥラメンテ、イスラボニータ…
かなり限られた馬(古馬になってもG1常連の素質馬)しか馬券になっていません。
過去10年ベースで見ると皐月賞で連対した関東馬は
2024年2着 コスモキュランダ
2023年1着 ソールオリエンス
2023年2着 タスティエーラ
2022年1着 ジオグリフ
2022年2着 イクイノックス
2021年1着 エフフォーリア
2021年2着 タイトルホルダー
2020年2着 サリオス
2016年1着 ディーマジェスティ
2015年1着 ドゥラメンテ
2014年1着 イスラボニータ
上記好走馬はパット見でも分かるくらいの共通点がありました。
11頭中9頭が◯◯
残り2頭を見ても納得レベルの共通点あり。
皐月賞枠順確定
1枠1番 ニシノエージェント
1枠2番 エリキング
2枠3番 キングスコール
2枠4番 ジュタ
3枠5番 ジョバンニ
3枠6番 マスカレードボール
4枠7番 フクノブルーレイク
4枠8番 ジーティーアダマン
5枠9番 ピコチャンブラック
5枠10番 クロワデュノール
6枠11番 ミュージアムマイル
6枠12番 ドラゴンブースト
7枠13番 アロヒアリイ
7枠14番 カラマティアノス
7枠15番 ヴィンセンシオ
8枠16番 サトノシャイニング
8枠17番 ファウストラーゼン
8枠18番 マジックサンズ
今年の皐月賞の出走メンバー&枠順が確定しました。
注目のクロワデュノールは偶数馬番で真ん中と最高の枠に入ったかなと言う印象
当日も良馬場で開催できそうなので、これで1倍台は確定したかなと思います。
枠順別成績
過去20年
1枠 3-2-2-32 7.7%/12.8%/17.9%
2枠 1-3-2-34 2.5%/10.0%/15.0%
3枠 2-1-2-35 5.0%/7.5%/12.5%
4枠 3-3-3-31 7.5%/15.0%/22.5%
5枠 0-3-3-34 0.0%/7.5%/15.0%
6枠 3-1-4-32 7.5%/10.0%/20.0%
7枠 5-4-1-47 8.8%/15.8%/17.5%
8枠 3-3-3-47 5.4%/10.7%/16.1%
皆さんは皐月賞に対してどんなイメージがありますでしょうか?
やはり中山2000mと言う事で短い直線、内枠が有利な雰囲気は感じているかなと思います。
どうでしょうか、極端に凹んでいる枠もなく複勝率で見れば全枠10%以上あり割とフラットかなという結果です。
桜花賞の時も触れましたが、枠順を考える上で私が一番重要視していることは「人気のない馬の枠順成績」です。
内枠有利と言われるなら下位人気(ここでは1~3番人気を除いた馬とします)と言われる上位と力差のある馬が、枠の恩恵を受けて上位に食い込む必要があります。
当たり前に当日人気馬が集中して同じ枠に連続して入った場合、その枠の成績が上がって当然だからです。
過去20年(1~3人気除く)
1枠 0-2-1-25 0.0%/7.1%/10.7%
2枠 0-1-1-32 0.0%/2.9%/5.9%
3枠 2-0-0-30 6.3%/6.3%/6.3%
4枠 1-2-1-28 3.1%/9.4%/12.5%
5枠 0-2-2-31 0.0%/5.7%/11.4%
6枠 2-1-1-32 5.7%/8.6%/11.4%
7枠 2-3-1-44 4.0%/10.0%/12.0%
8枠 2-1-2-41 4.3%/6.5%/10.9%
全体の成績と比較すると1~3枠の成績が格段に落ちているなと言う印象
好走率が全ての枠で10%以上あった事を考えると逆に7~8枠はそこまで影響なく、
むしろ外が有利なんじゃないかと思えるほどです。
当日4番人気以下かつ1~2枠に入った馬は過去20年で1頭も勝てていないあたりを見ると枠の恩恵があって好走している理由とは少し違うかなと。
なんなら当日4番人気以下の8枠の馬を全馬買い続けても過去20年で回収率104%あるので、ここまでの考察としては
「確実に外枠有利」
イメージとは主観的で具体性のないものですが、客観的に数字として比較した場合
外枠有利で断言して良い結果となりました。
がしかし…
それは昨年までの話
今年この枠順考察を悩ませる1つの要因といして「今週からCコース替わり」なのです。
イメージとは真逆で外枠の成績が良かった要因として、毎年Bコース最終週で開催されている事が1つのポイントだったりします。
しかし今年は何とCコース開幕週で内側の傷んだ部分が綺麗に隠れるような形で開催されます。
これまでの枠順考察で話を進めると当日痛い目に合いそうですが、未来を予測して書いていくことはなかなか難しいので今年の枠順考察はあくまで参考程度に
幸い土曜日と日曜日での天候の変化は無さそうで、恐らく土曜日が高速馬場でイン前有利なら日曜日も継続だと思います。
その辺りは木曜日での考察よりも実際にレースが見れる土曜日のバイアスを是非参考にしてください。
外枠から好走した馬
7~8枠から好走した馬一覧
1着 ジャスティンミラノ
2着 タスティエーラ
1着 ジオグリフ
2着 イクイノックス
2着 タイトルホルダー
3着 ガロアクリーク
2着 サンリヴァル
1着 ディーマジェスティ
2着 トゥザワールド
3着 ウインフルブルーム
2着 エピファネイア
1着 ゴールドシップ
1着 ヴィクトワールピサ
2着 ヒルノダムール
1着 アンライバルド
3着 セイウンワンダー
1着 ヴィクトリー
1着 ディープインパクト
3着 アドマイヤジャパン
2桁人気を含む上記19頭になります。
平均して1年に約1頭走っていると考えるとやはり外優勢かなと個人的には思います。
上記20頭のボーダーを探していきます。
・前走着差0.2秒差以内(18/19)
・前走上がり3位以内or4角3番手以内(19/19)
基本的に上記2ポイントどちらも該当していますが、
唯一の例外馬がセイウンワンダーで、この馬は3勝かつ重賞2勝(朝日杯FS優勝)など
皐月賞出走まで全てのレースで1~2番人気に支持されるほどの実力馬で当日人気馬でもありました。
更に7~8枠から好走した馬の前走4角位置を見ると…
ジャスティンミラノ 5,2,2
タスティエーラ 4,3,2
ジオグリフ 2,4,5
イクイノックス 9,10,8
タイトルホルダー 1,1,1
ガロアクリーク 6,7,4
サンリヴァル 1,1,1
ディーマジェスティ 7,8,7
トゥザワールド 7,6,4
ウインフルブルーム 3,3,3
エピファネイア 3,2,2
ゴールドシップ 4,3,4
ヴィクトワールピサ 5,7,9
ヒルノダムール 5,5,4
アンライバルド 8,8,7
セイウンワンダー 5,5,3
ヴィクトリー 2,2,1
ディープインパクト 7,7,3
アドマイヤジャパン 3,3,3
ダイワメジャー 2,2,2
コスモバルク 2,2,2
ほとんどの馬が4角1~5番手以内で極端な追い込み馬はいません。
この4頭を見てみると…
イクイノックス 上がり3位以内率100%
ディーマジェステ 上がり3位以内率100%
ヴィクトワールピサ 上がり3位以内率100%
アンライバルド 上がり3位以内率100%
4頭全てが過去の出走レースで全て上がり3位以内を記録
外枠から差し脚を使うには安定した上がりを過去に記録している必要があります。
今年の該当馬
7枠13番 アロヒアリイ
7枠14番 カラマティアノス
7枠15番 ヴィンセンシオ
8枠16番 サトノシャイニング
8枠17番 ファウストラーゼン
8枠18番 マジックサンズ
上記6頭を見ていきましょう。
アロヒアリイ 前走着差0.1 上がり1位
カラマティアノス 前走着差0.1 上がり2位
ヴィンセンシオ 前走着差0.0 4角2番手
サトノシャイニング 前走着差-0.5 上がり1位
ファウストラーゼン 前走着差0.0 4角1番手
マジックサンズ 前走着差2.1 該当なし
更に前走4角6番手以下を見ていきます。
アロヒアリイ
前走4角8番手 上がり3位以内率100%
サトノシャイニング
前走4角6番手 上がり3位以内率100%
今年は凄いですね…
クロワデュノールが1頭抜けた存在かなと思っていますが、しっかりと周りの馬も強いです。
これだけ条件クリア馬が出てくるのは久しぶりで7~8枠に入ったことでオッズ妙味が上がるなら今年は結構面白いと思います。
第四弾まとめ
本日は枠順別データを見てきましたが、今年注目したい外枠の馬は…
アロヒアリイ
カラマティアノス
ヴィンセンシオ
サトノシャイニング
ファウストラーゼン
上記5頭
正直全く絞れません。
今年はそれだけ例年と比較しても魅力的な馬が多い(レベルが高い)と言えます。
クロワデュノールは抜けていると思いますが、外枠に入った上記馬達は外枠だからと言って評価を下げる必要は全くないので注目したいと思います。
※あくまで木曜日での考察、土曜日のバイアスは確実に見たほうが良いです。
木曜日限定記事
さて、本日最後になりますが枠順も確定したことで出走頭数に関するデータを紹介
過去10年、皐月賞は全てフルゲート18頭立てで開催されてきましたが
・前走OP戦1番人気or0.3秒差以内
・過去に○○に出走
上記2項目を満たさずに好走した馬は7頭しかいません。
2023年ソールオリエンス
2021年エフフォーリア
2020年コントレイル
2019年サートゥルナーリア
2016年マカヒキ
2016年サトノダイヤモンド
2015年リアルスティール
超豪華メンバーですね…
それもそのはず、上記例外8頭は全て「当日1~3番人気以内だった馬」です。
更に細かく見れば2015年のリアルスティール以外は出走時点で勝率100%の無敗馬でした。
リアルスティールも前走スプリングSで2着でしたが勝ち馬のキタサンブラックとの着差は0.0秒
それまで2勝の勝率100%でしたので「着差を付けて負けたことの無い馬」でした。
前走ステップについて
ジャスティンミラノ 共同通信G3
コスモキュランダ 弥生賞G2
ジャンタルマンタル 共同通信G3
ソールオリエンス 京成杯G3
タスティエーラ 弥生賞G2
ファントムシーフ 共同通信G3
ジオグリフ 共同通信G3
イクイノックス 東京スポG2
ドウデュース 弥生賞G2
エフフォーリア 共同通信G3
タイトルホルダー 弥生賞G2
ステラヴェローチェ 共同通信G3
コントレイル ホープフG1
サリオス フューチG1
ガロアクリーク スプリンG2
サートゥルナーリア ホープフG1
ヴェロックス 若葉S(L)
ダノンキングリー 共同通信G3
エポカドーロ スプリンG2
サンリヴァル 弥生賞G2
ジェネラーレウーノ 京成杯G3
アルアイン 毎日杯G3
ペルシアンナイト アーリンG3
ダンビュライト 弥生賞G2
ディーマジェスティ 共同通信G3
マカヒキ 弥生賞G2
サトノダイヤモンド きさらぎG3
ドゥラメンテ 共同通信G3
リアルスティール スプリンG2
キタサンブラック スプリンG2
上記は過去10年の好走馬30頭の前走になります。
青く塗った2頭は前走マイル戦からの好走でした。
残りの28頭は芝1800m戦or2000m戦で馬券内占有率は93.3%になっています。
本日はこの1800m組と2000m組にフォーカスして考察していきたいと思います。
前走の決着タイム
走破タイムを中心に見ていくので、いつものように過去20年だと現在の中山コース(2014年に改修工事)や時計の出やすい近年と少しズレが生じるので、フレッシュな過去10年で見ていきたいと思います。
まずは前走1800m組について過去の好走馬が前走どれくらいの走破タイムだったのか見ていきましょう。
1着 ジャスティンミラノ 共同通信G3 1.48.0
3着 ジャンタルマンタル 共同通信G3 1.48.2
3着ファントムシーフ 共同通信G3 1.47.0
1着ジオグリフ 共同通信G3 1.47.9
2着イクイノックス 東京スポG2 1.46.2
1着エフフォーリア 共同通信G3 1.47.6
3着ステラヴェローチェ 共同通信G3 1.48.1
3着ガロアクリーク スプリンG2 1.49.8
3着ダノンキングリー 共同通信G3 1.46.8
1着エポカドーロ スプリンG2 1.48.1
1着アルアイン 毎日杯G3 1.46.5
1着ディーマジェスティ 共同通信G3 1.47.4
3着サトノダイヤモンド きさらぎG3 1.46.9
1着ドゥラメンテ 共同通信G3 1.47.2
2着リアルスティール スプリンG2 1.49.1
3着キタサンブラック スプリンG2 1.49.1
1着イスラボニータ 共同通信G3 1.48.1
基準となるのは「1.48.2」という走破タイム
これを超えていた場合、過去10年で優勝馬は出ていません。
好走馬に限らず皐月賞出走の全馬を計算してみると…
走破タイム1.48.2以内 8-0-5-22
走破タイム1.48.3以上 0-1-2-39
走破タイム1.48.2以内
勝率22.9%/連対率22.9%/複勝率37.1%
走破タイム1.48.3以上
勝率0.0%/連対率2.3%/複勝率7.1%
当たり前ですが、速いタイムを出していた馬の方が優秀です。
前走重馬場など馬場の違いは勿論ありますが、今回のボーダーはかなり甘く線引きしていて過去の良馬場以外だった馬も全て基準をクリアして好走していました。
次に前走2000m組を見ていきます。
2着 コスモキュランダ 1.59.8
1着 ソールオリエンス 2.02.2
2着 タスティエーラ 2.00.4
3着 ドウデュース 2.00.5
2着 タイトルホルダー 2.02.0
1着 コントレイル 2.01.4
1着 サートゥルナーリア 2.01.6
2着 ヴェロックス 2.02.1
2着 サンリヴァル 2.01.3
3着 ジェネラーレウーノ 2.01.2
3着 ダンビュライト 2.03.5
2着 マカヒキ 1.59.9
基準となるのは「2.02.2」という走破タイム
1800m戦と同じく仕切りで見ていくと…
走破タイム2.02.2以内 3-6-2-41
走破タイム2.02.3以上 0-0-1-23
走破タイム2.02.2以内
勝率5.8%/連対率17.3%/複勝率21.2%
走破タイム2.02.3以上
勝率0.0%/連対率0.0%%/複勝率4.2%
2000m戦は1800m戦と違ってスローペースになりやすく、そこまでタイムを気にする必要はないかもしれません。
あまりに遅いのも良くないですが、かなり甘いボーダーなので最低限クリアしたいところ。
今年の該当馬
前走芝1800m組
キングスコール 1.51.8
マスカレードボール 1.46.0
フクノブルーレイク 1.51.5
ピコチャンブラック 1.51.5
カラマティアノス 1.46.1
サトノシャイニング 1.47.0
流石にレースレコードだった共同通信杯組は優秀ですね。
サトノシャイニングの前走時計もなかなか魅力的です。
走破タイム1.48.3以上 0-1-2-39なのでここまでの最高着順は2着が1回のみ。
スプリングSが重馬場だったとは言え基準よりも3秒以上遅い時計はやはり評価できません。
ちなみに皐月賞では前走良馬場以外だった馬の成績が極端に悪いです。
過去10年前走良馬場以外
【2-1-0-44】 好走率6.3%
時期的なものも重なって皐月賞の前哨戦が稍重~不良で開催されるのは珍しい事ではなく、毎年平均4.7頭と多くの馬が出走してきます。
良馬場以外だったとしても時計面で不安のある馬は見送りたいと思います。
前走芝2000m組
ニシノエージェント 1.59.9
エリキング 2.00.9
ジュタ 2.02.5
ジョバンニ 1.59.0
クロワデュノール 2.00.5
ミュージアムマイル 2.01.5
ドラゴンブースト 2.00.0
アロヒアリイ 2.01.4
ヴィンセンシオ 2.01.3
ファウストラーゼン 2.01.3
マジックサンズ 2.02.6
流石に激甘ボーダーなので基本的に全馬クリアですが、ジュタとマジックサンズは厳しそう。
しかし今年の弥生賞は良馬場以外なので、先程書いた通り過去10年ベースなら好走率6.3%になります。
数が多いので好走馬の多くが該当していたボーダーを追加要素として、着順と人気と上がりを付け加えてみます。
上記の走破タイムに下記3ポイントを追加
・前走5番人気以内
・前走連対かつ着差0.3秒差以内
・上がり最速or35秒未満
条件クリア 3-6-0-26
条件非該当 0-0-3-39
条件クリア
勝率8.6%/連対率25.7%/複勝率25.7%%
条件非該当
勝率0.0%/連対率0.0%%/複勝率7.1%
3着があるので絶対にダメと言う訳ではありませんが、非該当の馬は少し割り引きたいと思います。
ニシノエージェント 非該当
エリキング 該当
ジュタ 非該当
ジョバンニ 該当
クロワデュノール 該当
ミュージアムマイル 非該当
ドラゴンブースト 非該当
アロヒアリイ 非該当
ヴィンセンシオ 非該当
ファウストラーゼン 非該当
マジックサンズ 非該当
かなり攻めた感じになりましたが、結局は前走良い馬場で走っていた馬が残ったかなと言う印象です。
過去10年で前走良馬場以外の馬が2頭以上好走した年はまだ1度もないので、今年の弥生賞組、スプリングS組はどうなるのか個人的には少し興味があります。
第五弾まとめ
本日は馬券内占有率93%の前走芝1800m組、芝2000m組の走破タイムにフォーカスして考察してきました。
条件完全クリアで今年買える馬は…
マスカレードボール
カラマティアノス
サトノシャイニング
エリキング
ジョバンニ
クロワデュノール
上記6頭
競馬に絶対は無いですが素直にクロワデュノールから残りの5頭に馬連流しで当たりそうな気もします。
注目馬
月曜日にYouTubeの方で皐月賞の注目馬がアップされていますので、そちらも御覧ください。
推薦馬
◎クロワデュノール
この馬が負かしたジョバンニ、マスカレードボール、ピコチャンブラック、サトノシャイニング、ファウストラーゼンが全て前哨戦勝利
単純な計算で競馬が当たるとは言えませんが素直にどのルートから予想しても結局はこの馬にたどり着いてしまう。
前走で皐月賞と同じ中山2000m戦を経験しているのは非常にプラス材料で、完璧に立ち回ったジョバンニ相手にラストは流す余裕があるほどの完勝
直行ローテも最初から決まっている中で、ここでの1番人気は誰しもが納得できる支持率だと感じる。
デビュー戦の芝1800m1.46.7は6月に開催された同条件のレースでは新馬戦最速タイのレコード
東京スポ杯2歳Sではコントレイル、イクイノックスに次ぐ上がり33.3秒、これを7割のデキで叩き出してしまうのだから今の中山高速馬場がこなせないと言うことはまず無いと思います。
枠も偶数番の真ん中を引いて周りの出方を見ながらレースが出来ますし、よっぽど何かアクシデントが無い限り馬券内はもちろん、その先の一冠目はすぐ届く範囲だと思っています。
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新馬戦はスタンド方向が気になって真っ直ぐ前を見ずにゴール前は耳を立てて遊んでいた様子
それでも新馬戦で当時の開催中に4角10番手以下から差し切った馬はこの馬1頭のみとレベルの高さを証明していた。
2戦目も強敵相手に先行して上がり最速と堂々の快勝で、走破タイムもラスト4ハロンのLAPを見てもこのメンバー最速
前日もこの時の出走メンバーが次走で即勝ち上がりを決めており、この馬にとってはかなりの追い風となった。
前走は中間から厩舎の泣きが入っていたように調整の過程からかなり厳しい面があり、レースになっていない部分も多かった。
右回りが完全に駄目と言うよりは精神的に走れる状態では無かったとコメントがあり、Cコース替わりで多少コーナーが緩くなる事で巻き返せるチャンスは広がった。
前走の走破時計からも土曜日の高速決着は歓迎の身、このコースがダメと世間が言うならむしろ買いの今回だと思うので推薦したいと思います。