好走した関東馬
2023年 1着 アスコリピチェーノ 3人気
2023年 2着 ステレンボッシュ 5人気
2023年 3着 コラソンビート 2人気
2022年 2着 シンリョクカ 12人気
2021年 1着 サークルオブライフ 3人気
2021年 2着 ラブリイユアアイズ 8人気
2020年 2着 サトノレイナス 2人気
2020年 3着 ユーバーレーベン 6人気
2019年 2着 マルターズディオサ 6人気
2017年 3着 マウレア 4人気
2016年 1着 ソウルスターリング 1人気
2015年 1着 メジャーエンブレム 1人気
2015年 2着 ウインファビラス 10人気
2014年 1着 ショウナンアデラ 5人気
2014年 3着 ココロノアイ 4人気
2013年 3着 フォーエバーモア 8人気
2012年 3着 レッドセシリア 10人気
2011年 2着 アイムユアーズ 8人気
2011年 3着 サウンドオブハート 1人気
2010年 2着 ホエールキャプチャ 4人気
2010年 3着 ライステラス 8人気
2009年 1着 アパパネ 2人気
2009年 2着 アニメイトバイオ 5人気
2008年 2着 ダノンベルベール 3人気
全体の数字をみてみると、
過去20年
関西馬 14-10-12-222 13.9%
関東馬 6-10-8-91 好走率20.9%
関西馬の方が圧倒的な占有率を誇りますが、出走してくれば熱いのは関東馬
特に近年はその傾向がより強く過去10年ベースで見ると
2023年 1着 アスコリピチェーノ 3人気
2023年 2着 ステレンボッシュ 5人気
2023年 3着 コラソンビート 2人気
2022年 2着 シンリョクカ 12人気
2021年 1着 サークルオブライフ 3人気
2021年 2着 ラブリイユアアイズ 8人気
2020年 2着 サトノレイナス 2人気
2020年 3着 ユーバーレーベン 6人気
2019年 2着 マルターズディオサ 6人気
2017年 3着 マウレア 4人気
2016年 1着 ソウルスターリング 1人気
2015年 1着 メジャーエンブレム 1人気
2015年 2着 ウインファビラス 10人気
2014年 1着 ショウナンアデラ 5人気
2014年 3着 ココロノアイ 4人気
2018年以外全て好走、さらに人気薄も好走しており回収率は関西馬を圧倒しています。
昨年は関東馬のワンツースリー、事前にこうなると昨年の予想記事では記載した通りの結果になりました。
本日はこれらの共通点を探していきたいと思います。
好走馬の前走
アスコリピチェーノ 新潟2歳S 1人気 1着 -0.2
ステレンボッシュ 赤松賞500* 1人気 1着 -0.1
コラソンビート 京王杯2G2 1人気 1着 -0.1
シンリョクカ 新馬 4人気 1着 -0.6
サークルオブライフ アルテミG3 7人気 1着 0
ラブリイユアアイズ 京王杯2G2 3人気 3着 0.3
サトノレイナス サフラン・1勝 1人気 1着 -0.2
ユーバーレーベン アルテミG3 4人気 9着 0.8
マルターズディオサ サフラン・1勝 4人気 1着 0
マウレア 赤松賞500* 1人気 1着 0
ソウルスターリング アイビー 2人気 1着 -0.3
メジャーエンブレム アルテミG3 1人気 2着 0
ウインファビラス アルテミG3 5人気 5着 0.5
ショウナンアデラ からまつ500* 1人気 1着 -0.1
ココロノアイ アルテミG3 9人気 1着 0
フォーエバーモア サフラン500* 4人気 1着 -0.2
レッドセシリア 新馬・牝 1人気 1着 -0.3
アイムユアーズ ファンタG3 8人気 1着 -0.2
サウンドオブハート 芙蓉S 1人気 1着 -0.2
ホエールキャプチャ ファンタG3 5人気 3着 0
ライステラス 京王杯2G2 4人気 4着 0.5
アパパネ 赤松賞500* 3人気 1着 -0.4
アニメイトバイオ 京王杯2G2 4人気 2着 0.2
ダノンベルベール 赤松賞500* 1人気 1着 -0.2
半数以上が前走着差を付けて勝ち上がっていた馬、
前走敗退した馬や着差ゼロだった馬を見てみると
サークルオブライフ 好走率100% アルテミス優勝
ラブリイユアアイズ 好走率100% 京王杯連対
サトノレイナス 連対率100%
ユーバーレーベン 着外1回札幌2歳S連対
マルターズディオサ 連対率100%
マウレア 連対率100%
メジャーエンブレム 連対率100%
ウインファビラス 着外1回新潟2歳S連対
ココロノアイ 連対率100%
ホエールキャプチャ 前走タイム差無し重賞3着
ライステラス 着外1回
アニメイトバイオ 着外1回前走京王杯連対
基本的には連対率100%か好走率100%+重賞連対馬
着外のあった馬でも基本的に重賞連対馬です。
唯一なにも救いがなかったのはデムーロ騎手のテン乗りで激走した2010年3着のライステラスのみ
今年の該当馬
ここから今年の出走予定の関東馬を見ていきます。
ブラウンラチェット
テリオスララ
コートアリシアン
ミーントゥビー
優先出走できるのは上記4頭だけ
今年は少ないですが抽選組にも期待したいと思います。
ブラウンラチェット アルテミスS 3人気 1着 -0.2
テリオスララ 萩S 2人気 1着 -0.3
コートアリシアン 新潟2歳S 1人気 2着 0.1
ミーントゥビー 1勝クラス 3人気 1着 -0.3
さすがですね、少数精鋭と言いますかコートアリシアンも牡馬混合重賞連対馬で全く問題ないと思います。
他は当然前走着差を付けての勝利なので、過去好走馬と遜色ないでしょう。
何故関東馬の成績が良いか?
阪神ジュベナイルフィリーズは文字とおり関西圏のレースなので輸送のない関西馬が有利になることが普通で、
古馬戦などは特に関西馬が関東馬を圧倒しています。
しかしこの阪神ジュベナイルフィリーズに関しては真逆、それは何故なのか考えてみました。
過去20年
関西馬 14-10-12-222 13.9%
関東馬 6-10-8-91 好走率20.9%
関西圏の前走ステップは阪神のファンタジーS(1400m)他には小倉で短いスプリント戦で勝ち上がってきた馬などが多く
関東圏の前走ステップは東京のアルテミスS(1600m)他には遠征して札幌の1800m戦などマイル以上のレースが目立ちます。
前走マイル以上の出走馬を見てみると
関西馬前走マイル以上
10-7-5-93 8.6%/14.7%/19.1%
関東馬前走マイル以上
5-6-5-43 8.4%/18.6%/27.1%
関東馬は母数が少ない分、1頭辺りの数値が跳ねるので複勝率は高めだが全体で2倍近くあった連対率の差は縮まり誤差の範囲内
関西馬は前走マイル未満が大幅に好走率を下げていることが分かります。
その反対にマイル以上の番組が豊富で早いうちから距離経験を積みやすい関東馬が優勢になりやすい。
試しに過去に好走した関東馬の勝鞍に注目してみると。
2023年 1着 アスコリピチェーノ あり
2023年 2着 ステレンボッシュ あり
2022年 2着 シンリョクカ あり
2021年 1着 サークルオブライフ あり
2021年 2着 ラブリイユアアイズ あり
2020年 2着 サトノレイナス あり
2020年 3着 ユーバーレーベン あり
2019年 2着 マルターズディオサ あり
2017年 3着 マウレア あり
2016年 1着 ソウルスターリング あり
2015年 1着 メジャーエンブレム あり
2015年 2着 ウインファビラス あり
2014年 1着 ショウナンアデラ あり
2014年 3着 ココロノアイ あり
2013年 3着 フォーエバーモア あり
2012年 3着 レッドセシリア あり
2011年 2着 アイムユアーズ なし
2011年 3着 サウンドオブハート あり
2010年 2着 ホエールキャプチャ あり
2010年 3着 ライステラス なし
2009年 1着 アパパネ あり
2009年 2着 アニメイトバイオ あり
2008年 2着 ダノンベルベール あり
上記はマイル以上に勝鞍があったかの判定です。
マイル以上に勝鞍が無かったのは僅か2頭、ここから優勝馬は1頭も出ていません。
更に全て10年以上昔の話で、直近10年で好走している関東馬は全てマイル以上に勝鞍あり。
青く塗った2頭はそもそもマイル以上に出走経験が無かった馬でした。
今年の出走馬を見てみると、
ブラウンラチェット あり
テリオスララ あり
コートアリシアン あり
ミーントゥビー なし
ようやく1頭消すことができました。
年々関東馬のレベルが上がって来ていますが、今年もかなりハイレベルだと思います。
まとめ
本日は関東馬について考察してきましたが、条件完全クリアで賞金獲得順的に出走可能な馬は…
ブラウンラチェット
テリオスララ
コートアリシアン
上記3頭
また明日以降の考察で更に削れたらと思います。
火曜日限定記事
昨日時間のある内に全馬の全レース回顧を終わらせたのですが、現時点の人気とは真逆の印象を受けたので先に本命候補を発表しておこうかなと思います。
ザッと見た感じ、このままの想定オッズ通り開催されるのであれば今年は間違いなく「荒れます」
それくらい上位人気よりも下の方が楽しみな馬が多い印象を受けました。
特に注目している1頭に関しては、前走のラスト4ハロン12.5-11.5-11.1-11.0が示す通り完全に前が楽をしていたレースで、後方から外を回した馬や直線追い出しが遅れた馬にとってはかなり厳しいレースになりました。
当然逃げて前が33秒の3ハロンを刻めば、この展開を差しきれるのはドウデュースでもない限り難しいでしょう。
今年京都開催は例年以上に外差し馬場になるでしょうし、荒れて33秒台とは行かず多少タフにもなるでしょうから前走の着順は簡単に入れ替わると思います。
それでいてこのオッズ差となれば普通に本命でしょう、本命ではなくとも印を打たない人は何を考えているんだろうと問いたくなるレベルですので、その馬を次回更新までブログランキングへ公開したいと思います。